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〜暑中お見舞い申し上げます〜(編集長)

 皆様いかがお過ごしですか。

 8月7日には立秋を迎える季節にはなりましたが、肌に感じる暑さは夏と変わらぬようにも思うものであります。

 しかし、季節はしっかりと夏から秋に変わっている。

 この日から秋に変わったと知っておれば、少しは心だけでも涼しさが感じられるのかも知れません。

 人生ということを考えてみた時も、ある意味、季節の移ろいと同じなのではないでしょうか。

 人生色々なことが起こる中にも、難儀ばかりが起こってきているのではなく、おかげと思われることも、本当は少なからず受けているのが道理であると思うのです。

 ただ気が付いていない、おかげに変わっていることを知らない人が多いのかも知れません。

 たしかに人間、難儀の真っ最中には、おかげを受けておっても、それどころではないと難儀に振り回されて気がつかぬものかも知れません。

 けれども考えてみると難儀の真っ最中だからこそ、その一つ一つのおかげを大切にしていくことが好転していくチャンスにつながるのではないでしょうか。

 一つ歯車が狂うとすべてがダメになるものですが、その一つを正しい場所に戻してやれば、また新たな時を刻むようなものです。

 壊れようによって戻すのには苦労も努力も必要ですし、どこに戻すのか正しい場所を知らなければなりません。

 無くなった物は別の物で補うことも必要なことなのです。

 あるべき時、あるべき場所で、あるべき人が、己のなすべきことを成した時に、おかげが生まれてくるのです。

 何がおかげにつながるのかは分からなくても、今おかげを受けておるのがわかれば助かりにつながります。

 何事も生かしていくことがおかげにつながるのです。

 共々におかげを蒙らせて頂きましょう。


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