謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、神様のおかげを頂く中に、皆様のお祈り添えを頂かせて頂き、何とか御用にお使い頂くことができさせて頂きました。
厚く御礼申し上げます。
さて今年の祈りは
「祈りと共に話し合い育て合う生き方」
と目標を決めさせて頂きました。
信心の継承を願う中には、まず話を伝えていくということが大切でありますが、話すことは難しいものです。
聞いてくれなければ腹も立ち責める心がでてしまうが、それでは人は聞いてはくれません。
しかし、そこに相手に本気で助かってもらいたいという祈りを込めて実意を持って、まず聞かせて頂く、その上で相手の身になって語りかける。
理不尽なと思うても最後まで聞かせて頂く、そうすると人は話す中に自分で気づくこともある。
人が聞いてくれないというのは私が助けてやろうという心が見えた時に反発を覚えるものです。
祈りを持って聞かせて頂き、祈りを持って話させて頂く。
それが祈りの話し合いです。
信心は一朝一夕にはいかない。
共に影響し合い育て合うことが大切なのです。
共に今年もおかげを蒙らせて頂きましょう。