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〜雨降りの中にみる信心〜(31歳・男性・金光教教師)

皆様いかがお過ごしですか。

七月を迎え、雨の降り続く中、晴れの日を恋しく思う日々ではあります。

ですが、天候は待っておればいずれ回復することもあります。

同じようなことが問題難儀の中にもあるのではないでしょうか。

そのためには、時節を待ち、生き方を根本から改めていくことが大切であります。

そうしていけば、いつまでも問題難儀が続くことなく、おかげの道があることと存じます。

それぞれの時には、それぞれの生き方があるもので、晴れの日には通用したことでも、雨の時には通用しません。

雨の日に傘もささずに歩くのは、風邪を引いたり難儀を招くようなものです。

この例えでは判られても、実際の生活はどうですか?

難儀なことが起きてきても問題に直面していても普段と変わらず

「私はこう生きる」

「こうしかできない」

と決めたように無謀な生き方を続けてはいませんか?

それでは、難儀がより大きくなるものです。

問題が起きてきた時には、周りの状況をよく見て、傘の一つもさして、傘の下に入るようにと身を慎むことです。

傘を持っていても面倒に思ったり、形ばかりで振り回しておったりして、ささずにいたのでは意味がありません。

ここでの傘は信心であります。

信心は判っただけでは意味をなしません。

自分で信心を実行していると思っていても、それが形ばかりであれば意味がないのです。

信心を元にして身を改めてはじめて役に立ち、生きるものであります。

共々におかげを蒙らせて頂きましょう。


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