私は朝の教会のお祈りを参拝者の人々と共にさせてもらい、教会で共に生活をしている犬のクッキーにせき立てられ、朝の散歩に走り出る。
クッキーは本当にうれしそうに尾を器用に振って走る。
私もその姿を見て、可愛いものだと、うれしい気持ちで「待って、待って、もう少しゆっくりね」とクッキーに言いながら、今日も犬と共に命を頂いて散歩の出来る事をうれしく、神様とクッキーに感謝しながら散歩する。
方々から犬を連れた人々、又、健康のために歩いておられる人々とすれ違う。
知らない人々でも「おはようございます」と朝の挨拶を交わし、人と人とが、何かうれしいふれあいが生まれる。
道ばたで犬がウンチをする。私は犬の元気のしるしで出してもらったものを、神様に心の中で御礼を申して、ビニールの袋に入れて持ち帰る。
道路を車がどんどん走っていく。犬はそれを立ち止まり、しばらく眺めている。私は「どの車の人々も皆、事故なく、それぞれの目的地に着き、今日の務めが出来ますように」と祈らせてもらう。
(ピーポー、ピーポー)と救急車が急ぎ走ってくる。「中に、どのような人が乗っておられるか、わかりませんが、神様、ご本人、家族の人々をお助け下さいませ」と祈らせてもらいながら通り過ぎる。
私が元気で生きさせてもらえるように、お務めが出来るようにと、野良犬であった犬を、ご縁で私に神様がプレゼントして下さったように思え、又、教会、神様の側で飼ってもらえ、皆に可愛がられ幸せになれたのではないかな、と思わせてもらいながら、うれしい気持ちで、朝夕の散歩を犬と共に楽しませてもらっています。
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