謹んで新年のお慶びを申し上げます。
新しい年を迎えると言うことは何か心が引き締まるような思いがいたします。
昨年は色々なことがありました。
良いことも悪いことも生きている間には起こってくるのが当たり前のことであります。
新年の初参拝をされても、その帰りに怪我をすることもある。
祈ったからといって後は何をしていても、もう大丈夫とはならないのが当然なのであります。
本来であれば、新年で改まりの心を持って、謹んで初参拝をさせて頂く。
祈るということは神様に今までの反省をして改まり、今後の自分の生き方を誓い、その上で無謀なこともせずに、ありがたい気持ちで油断をせずに取り組もうと努力する。
そう生きる中に大難は小難に、小難は無難におかげを頂けるのだと思うのです。
信心とは起こってきたことに対しては真摯(しんし)な態度で受け止め、後をどう生きるかということが信心の稽古なのであります。
共々に今年もおかげを蒙らせて頂きましょう。