皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月を迎え、真夏日の便りも聞かれるようになりました。
今年はこれまで雨も少なく水不足が問題になり始めておりますが、植物にとっての水ということを考えてみたとき、雨が少ないと人間が水をかけてやることはあるのですが、なかなか元気にはなってくれないものです。
それでも一度、雨が降ると元気になる。
その違いがどこにあるだろうかと考えるとき、雨の降る時の湿度が関係あるのかなと感じる。
つまりは問題点だけに力を入れ過ぎても解決をしないこともある。
周りの環境ということも大切なことが多いものです。
植木鉢で育てたものと、大地で育てたものでは根の張り方も違うようなもので、大事にしすぎるのも、その生き抜く力を弱めてしまうことも多いものです。
しっかり大地に根を下ろして、天地の恵みを受けきる中に、自分の糧となり大きくなるものがあるのかも知れません。
「難はみかげ」とも教えられるように、難儀を経験してこそ分かることもあるのです。
その積み重ねた経験が生きる力になると思います。
共におかげを蒙りましょう。