皆様いかがお過ごしでしょうか。
四月を迎え、天地金乃神大祭月ともなりました。
天地のお世話になり命のおかげを頂いて今日を迎えさせて頂いているのであります。
すべてのものが天地を離れてあるものではなく、天地の中で生かされるものとしての、生き方があろうかと存じます。
すべてのものが万物の霊長といわれる人間のためにあるのではありません。
万物の霊長と申される中には、霊長の責任もあろうかと思うのです。
最近は異常気象の影響で日常の生活の中でも感じることでありますが、その原因を作っているのは神様ではなく人間の生き方に問題があろうかとも思うのです。
問題事が起きてきた時に、すぐに他のせいにしたくなる気持ちも分かりますが、まず自分の生き方を見つめ直すことも大切なことではないでしょうか。
物の扱い方ひとつでも自分の扱い方が間違っていることもあるのです。
物言わぬ物は正直に結果を現します。
他を生かす生き方が自分をも生かしてくれるものであり、生かされて他と共に生きる道を求めさせて頂きましょう。