皆様あけましておめでとうございます。
昨年中は教会のこと、私共のこと、色々とお心にかけて頂き、大変お世話になりましてありがとうございました。
尚本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます。
今年は教祖様が御帰幽になられましてより百二十年の御年柄でございます。
改めて教祖様の御徳を偲び奉らせて頂き、教祖様が神様の御心のままに人が助かりさえすればよいとの御心で御教えを下さり、御一生を信心辛抱で御用下されたおかげで、今私共がこうして金光教の信心の中で御守り頂き、助けて頂いておりますことは、まことにありがたく勿体ないことと御礼より外に何もないと思わせて頂いている私でございます。
昨年十二月八日、御本部で御奉仕になられました布教功労者報徳祭に教会の車で、親、子、孫の六名で参拝のおかげを蒙らせて頂きました。
朝五時半の御祈念を信者様と共におかげを頂き、六時に信者様方のお見送りを頂き、教会を出発させて頂きました。
朝も早く、又、高岡から高速に入れるようになったおかげで、途中朝食を頂かせて頂くための一度の休憩で、八時半には早、御本部に着かせて頂きました。
御広前に御礼参拝をさせて頂き、教祖様を始め、歴代金光様ご夫妻の奥城へ御礼参拝をさせて頂き、十時から教主金光様御祭主の元、御奉仕になられました布教功労者報徳祭の御祭典を拝ませて頂きました。
御祭りになられました御霊神様は、教祖様を始め、歴代金光様、御功労のあられた先覚の諸先生方、又、御用のお役に立たれた御信者様、又、今年新たに御祭りになられた布教功労者の御霊神様方でございますが、私は御祭典中、只々人助けのため御用一筋に御一生をおかけ下さった御霊神様の御徳を偲ばせて頂き、又、今日の御祭りをお受けになっておられる土佐高岡教会初代親先生のご布教のご苦労を偲ばせて頂いて、只、感無量の中に涙して御礼申し上げさせて頂いたことでございました。
御祭典の中で「真心の道を迷わず失わず末の末まで教え伝えよ」との御歌を歌わせて頂いている中で、私は教祖様が、先覚の先生方が御信者様に信心の道を教え伝えられ、又、土佐高岡教会の先代親先生が私に教え伝えて下さった金光教の信心を今日共にお参りさせて頂いている子供や孫達に、どのように教え伝えさせて頂けばいいのであろうか、私が伝えると言って出来ることではない。神様、金光様、御霊神様にそのことを日々新たに一心にお願いさせて頂き、お願いさせて頂いたことを、私が実践に現し、稽古をさせて頂いて、生き方を見て頂くより外にないのであろうかと思わせて頂き、改めて心の中で、信心継承のお願いをさせて頂いたことでございました。
最後に一生懸命お稽古されてこられたであろう舞人さんが舞われる吉備舞を涙しながら見せて頂き、ああ今日のお祭りに、親、子、孫と共にお参りさせて頂く事ができ、ありがたいことであったと、御礼申しながら二時半頃、無事教会に帰り着かせて頂いたことでございました。
今年も皆様にもお元気で、教祖百二十年の御年柄を、心して信心の稽古を進めさせて頂き、共々に幸せに御用のお役に立たせて頂け御礼の申し上げられる御年でありますよう、お祈り申しております。
平成十五年一月一日
教会だよりトップページへ戻る
投稿の雑記帳へ行く
投稿いただいたお話一覧へ戻る
Copyright(C)2001-2023 Konkokyo Church of TosaTakaoka. All rights reserved.