日々、私たちは、天地から知らず知らずに尽きることのないおかげを蒙っているのであります。
又、このおかげは、一人一人、信心をしていようがいまいが皆受けているのであります。信心させて頂いている者は、そのことを教えて頂き、そのことをありがたいことと受けることが出来る、何事も我が力、当たり前と思えば、出来ないことが不足に思えるが、人間一人ではその当たり前と思っていることも出来ない、それが人間なのです。
人間同志協力しあい。天地のお世話になってはじめて生きることが出来ておるのであります。そのことを思えば、起こり来ることに難儀ばかりではない、おかげを受けてあるところもあると気がつくと思います。
信心を当たり前とすると信心の大切なところに気がつかないことがあります。
信心させて頂けることそのものもありがたいことであることに気づかせて頂き、そして、生かされて生きてある自分であることに気づき、口や形にこだわらない心からの真心を神様に御霊神様にお礼申させて頂きましょう。
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