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〜すべてが助からねば人も助からない〜(編集長)

 今の世はとかく自己中心的な人が多いのでありますが、自分だけ得をしても本来の助かりにはなりません。
 人間だけが得をする生き方になれば、他の生き物に損を与えることになる。
 そうなれば、他の生き物の中には絶滅したり、環境が変わるなどして、全体のバランスが崩れることになる。

 結局は、回り回って人間にも災いとして巡ってくるのであります。
 仕事もそうですね。
 みんなが楽な仕事をしたいと思っても、それは無理というもの。

 作る人、育てる人、流通させる人、買う人など、それぞれの役割を担う人があり世の中は成り立っているのです。
 買う人だけが得をするのでは、モノを作ることが出来なくなることに結局はなっていきます。
 逆に買う人のことを考えずに商売をすれば買う人はいなくなります。

 特別儲けもないが、かといって損や貧乏もしていない。
 モノ品が必要な時には、適切な値段で買うことも出来る。
 特に不足はないという状態が、本来、助かっているのではないでしょうか。

 その生活の出来る範囲の中で、いろいろなモノに興味を持ち、幸せを見つけていく。
 そのために必要なことは、「喜び生かす生き方」だと思うのです。
 何でも心の持ちようひとつで、楽しくもなるものです。

 今に満足は出来ないかも知れないけれども、その今を楽しむことは出来るのです。
 今の生活そのものを生かすという考え方もあります。
 また今の生活も、心の持ちよう、努力の仕方によって変えることも出来ます。

 今を変えることが出来るのは今を生かされて生きている人間です
 悪いところばかりではなく良いところもあるのが人間だと思います
 「人が助かりさえすれば、それで結構である」その本質を知ることが大切

 人間は万物との関わり合い響き合いの中で生きていることができるのです
 それならばこそ世話になっているすべての万物に御礼を申す心でありたい
 そうすれば出会いの中にでも見方や感じ方が変わるのではないでしょうか

 人間も万物も同じものはなく生き方や教えも変わってくるのが真実であります
 和賀心の持ち方一つで人間は変わることができ今も変わると私は思います
 良い今にするためには自らが願いを持って取り組むことが大切であります

 神様は「人が助かる」ことを御神願としてその働きを人間に求めておられます
 その祈り願いを受けて「人のお役に立つ」生き方を求めさせて頂くことが信心
 それが金光教という今を喜び生きる宗教の信心であると私は思います

(あいさつに追加)


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