皆様いかがお過ごしでしょうか。
9月を迎えて、土佐高岡教会におきましては23日に布教60年を迎えさせて頂きます。
初代教会長が、戦後何もない中を、神様、御霊神様を
「金の杖をつけば曲がる。竹や木は折れる。神を杖につけば楽じゃ。」
とのみ教えのままに、神を杖に土佐市高岡町吹越の商家の2階を間借りして布教所のおかげを蒙られてより、60年を迎えさせて頂くことになりました。
その間、教会の認可を受け、今の地に移転をさせて頂き、養子を迎えて教会の御造営もおかげ蒙り、子孫繁盛家繁盛と言われるように、ただ一人から今日の私達に金光教の信心を伝えて下されたのであります。
その生きられ方は、まず神様、御霊神様、御本部金光様、高知親教会、御信者さんにと自らのものは何もなくなっても仕えて仕えて、いかれる中に、神様のおかげを頂いて、我が身の立ち行くおかげを蒙られてきたのであります。
そこには人の助かりを願う、その御心の女の一心岩をも通す神心があられたと存じます。
その思いを今の私達がどう受け止めさせて頂くのか、初代が布教を始めたときと、今私達が信心させて頂く中に、神様は変わられてはおりません。
本気で神様を求めていく心になれば、神様はいろいろな物事を通じて私共に教えて下さり、助かる道を示して下されると私は信じております。
まずは自らの心が、どこに向いているのか、うろうろと迷うているのではないか。
この記念の節年を機会に、今一度、心に問い直して初代の祈りに沿える私でありたいと願っております。