よきところを見て伸ばす、互いが共に褒めながら、足らぬところは足しあう生き方。
責める心では育たぬ心、無駄はなき知恵も知識も教えあう、あいよかけよの和賀心。
人によってよいこと悪いことの価値判断は違うのだけれども、他人を見た時によきところが見える人と悪いところが見える人がある。
得てして悪いところが見える人は責めたり愚痴や不足になり、時には人間関係まで決裂してしまうことがある。
逆によきことが見える人は褒めたり自分も取り入れたりしてプラスに働く時がある。
人間関係でも自分のよいところを発見されて褒められて嫌な人は少ないものだろう。
両方が見えても責めずにアドバイスを与えてくれる人は信頼もされるものである。
最近は人の悪いところばかり目がいきやすいのではないか。
またその人の働きが気がつかない人もある。
子育てでもそうではないのだろうか。
子供のよいところを褒めていくことをしているだろうか。
悪いことをした時に責めるのではなく悪いことだと教えたであろうか。
子供であっても大人であっても最初から全てを知っている訳でも自分と同じ知識を共有しているわけでもないのです。
まずは気長に教えていくことで始まるのではないだろうか。
そして出来た時には褒めていく。
大切なことは自分でして見せることも必要なのです。
言うこととすることが違っていては誰も見てくれません。
完璧を求めすぎるのも難しいのです。
何もなく困ることを考えれば、少しでもさせて頂けたことに感謝を申し、足らないと思えば自分で足せばいいのです。
よきところを見て伸ばしていき、悪いところは努力する。
誰でもよいところはあるのですから。
自分自身をよきことが見える心にさせて頂きましょう。