〜 2003年 オフロード全日本選手権 関東二次予選 at 谷田部 〜

 一次予選こちら

6月8日に、谷田部アリーナで行われた全日本選手権の関東二次予選に挑戦してきました。

全日本選手権には、昨年初出場していますが、このときは、予選無しの九州代表。
一次予選、二次予選を勝ち抜かなければならない関東予選は、エボ3バギーの真価が問われる厳しい戦いです。

3月の一次予選後、2ヶ月間もRCに触れず、明らかに練習不足。果たして。。。

<2週間前>
埼玉のEYEオフロードサーキットのレースに参加し、期待以上の成績を収めることができ、ある程度手応えを得ることができました。
しかしアンダーステアがひどく、インフィールドではとても苦労しました。

<1週間前>
マシンメンテ&セッティング変更。
ステアリングの初期反応アップのため、Fダンパーを一段立てました。
そしてスプリングは、以前から使ってみたかったロッシのものを採用しました。
ロッシのバネはグリーンしか持っていなかったのですが、ちょっと固い。
一段柔らかいシルバーのバネを確保しなければ。。。
ロッシのバネを使う関係で、ダンパーエンドもロッシに。
このため、フロントのリバウンドストロークも大きくなりました。

さらに一層の軽量化を図るため、フルチタンビス化しました。
強度の要らない箇所は、樹脂のビスも使ってみました。
これで総重量1620g。
30g軽量化されました。

<当日>
6時半に谷田部に到着。
ちょうど開門したところでした。
pieさんにピットは確保していただいていたので、準備開始。
ロッシの銀バネをpieさんにお借りし、組み込んでみました。
とてもいい感じです。

朝の様子です。

コース。昨日、今日と水まきはしないで、固めたそうです。
スリックの出番なし!

あとはレースの開始を待つだけになりましたが、ここでトラブルが。
計測用プログラムの調子が悪いそうで、開始時刻が遅れるとのこと。
初めはすぐ直るだろうと思っていたのですが、どうも雲行きが怪しく、さらに遅れそう。
4ラウンドやるということですが、そうすると何時までかかるのか。
寝てる人、キレ気味の人、みんなそれぞれに時間を過ごしています。


開始を待つひとびと。

レースが始まったのは11時頃(だったかな)。
なんと4駆は午前中は走れませんでした。
2駆のレースを見ていると、グリップは良さそう。
タイヤは前後ノーカットのホールショットに決めました。


pieさんのXXX4。谷田部の走り込み万全です。

1ヒート目。
「アンダーだ」「グリップはいいだろう」という先入観のせいか、1周目に3回も巻いてしまいました。
2週間前と打って変わって、アンダーな感じは全くなし。。。むしろオーバー。
ストレートエンドの立ち上がりでややシビアな動きはするものの、インフィールドは嘘のようにスイスイ曲がる!
しかし結局この感じに慣れることができず、ミスも多発し、13周5分7秒くらい。
この時点で総合35位くらいには入っていたものの、不安でした。
ミスが多すぎる。それに引き替え、他の人々はほとんどミスをしていない。
pieさんは私よりちょうど1周多く周回していました。

インフィールドの感じはよかったため、フロントはいじらず、リアのキャンバーを1度増やし、スプリングを0.5mm固く
してみました。

そして第2ヒート。
もう3時を過ぎてました。
マシンはだいぶ良くなりました。
1ヒート目よりリアの安定感はまし、外周も安心して飛ばせるようになりました。
インフィールドも変わりなく、スイスイと。
しかしやはりミスは多く、何度かマーシャルのお世話になりました。
結果、14周には入ったものの、5分22秒。
14周の中で、一番下のタイムです。
タイムアップしたものの、順位は40位に後退。
ちょっと危険なゾーンです。

3ヒート目。
案の定、開始時刻が遅れたせいで、4ヒート目はなくなりました。
このヒートが最後になります。
セットは2ヒート目と変えず。
6時を過ぎ気温も下がり、グリップはさらに良くなっていそうです。
今回はマーシャルのお世話になることもなく、ほぼノーミスで走り切れました。
リバウンドストロークを大きくしたおかげか、ギャップに足を取られることもありませんでした。
結果は、14周5分14秒830。

順位は見なかったので、主催者から名前を呼ばれたときには感無量でした。
結局、33位で無事に2次予選通過!
今年はちゃんと戦って出場権を得ることができたのが何よりうれしいです。


 

2ヶ月後の本戦に向けて、さらにがんばっていきます!!