台風で・・・

     貧困と金満(2003年10月7日更新)
 皆様、こんばんは。
今、中国では珠海市でのニッポンのある企業の慰安旅行での集団買春をしたことに対して、反日感情が高まっているとのことです。皆様もニュースで見聞きしておられることかと思います。
 私も身内より、
「こういうことするのはどこの旅行業者かね?」
と言われまして非常に肩身の狭い思いをしております。
 しかし胸を張って言うのもなんですが、こういうことはどこの業者だっていたします。お客様から聞かれましたら答えますし、もし自分で分からない場所でしたら詳しい人に聞いてから答えます。
 そしてお客様が希望されるのでしたら言われたとおりに手配するでしょう。

 ある時、そういう旅行専門の?お客様からあまりにもしつこくそのシステムの説明を求められた際に、少し突き放す言い方をいたしました。
 そのお客様は、他のある大手旅行業者に電話で問い合わせいたしまして、露骨に?
「女を買いに行きたいが、そういうツアーはありますか?」
と聞いてみたのだそうです。
 顧客でもなく、只の電話での問い合わせでしたら、勿論ですが、
「私どもにそういうツアーはありません」
と答えるでしょう。そして実際にそのように言われたそうです。
 がしかし、全ての会社とは申し上げませんが、ほとんどの旅行業者は間違いなくお客様がご希望されましたらお客様のご希望どうりに手配するでしょう。

 業者はそういうものです。要望にお応えしようと必死になるはずです。あとはモラルの問題でございます。
 私の友人の働いている企業は、景気のいい頃は何年かに一度海外へ慰安旅行に行っておりました。たぶん話はハワイの話だったと思うのですが、現地のストリートガールの話で盛り上がっていましたら、その会社の取締役が、
「こんなとこまで来て恥をさらすような真似はするなよ」
ときつく怒られたのだそうです。
 モラルってそういうものだと思いませんか?
その場で、買った人もいるでしょうし、思いとどまった人もいるでしょう。
 しかし今回のニッポン企業は、どうみましても企業ぐるみでお楽しみに行かれているようです。手持ちのお金を持たない社員に会社がお金を貸したとか・・・それでなくとも夕食事に6名のテーブルにコンパニオンとして6名の中国人女性が同席していたと言うのです。その会社ぐるみという報道は間違いないでしょう。

 さてこれもどうでもいいことですが、今回数百名の売春婦を手配した旅行業者はどこか?という話もされております。公表されておりませんが、昨日私達のところに来ました某海外ホールセラーの営業マンは、
「●●●●というもっぱらの噂です」
と言っておりました。
 私はそうかもしれないなあ、と思いましたが確信と申しますか裏が取れておりませんので、公表はいたしません。なんせ不名誉なことですので書くことはできません。
 
 この件につきまして皆様のご意見もお聞かせ下さいませ。掲示板への書き込みをお待ちしております。

 さてこのように金満の国ニッポンでございますが、誠に失礼なことかも知れませんが、
「これほどにまでも中国人の反日感情は根強いものなのか」
と私は意外な気がいたしました。その中には、
「市場経済に移行し、自由にお金儲けもできるし、思想より金儲けではないか(と中国人が思っているのではないか)」
などという愚かなことを思っていたのです。
 早速?台湾の大学院を出て現在中国系の企業と取り引きをしている人に同じことをいい訊ねてみました。
いわく、
「そうではないのです。中国へ行っている企業は、100万の集金があったとしたら必ずと言っていいほど約9割ほどしか回収できないのです。色々と何癖をつけます。それでも中国サイドでは以前ニッポンが働いた悪事のつぐないはできないと皆が腹に持っています。根は深いのです。」
とのことでした。
 いやいやこう言うことはあまりにも難しくて私のように軽率に意見を述べない方がいいのかもしれませんね。

 日本が不景気だと申しましても、まだまだ所得は世界的に見ますと非常に高いものです。昔のように贅沢が当たり前だと思わなければそれなりの楽しい生活だって誰にでもできます。
 果たして誰にでもでしょうか?私は最近手話を習い始めまして、聾唖の方のお話をお伺いする機会が増えました。福祉が変わりつつあるといわれております。(もちろん介護法により選べるようになっているのですが、お金の負担も当人がするようになっております)
 ニッポン人さえよければそれでいいとも思えないのですが、もっともっと障害者が稼げるようなシステムを作らなくてはいけません。施設が必要だそうです。そこらへんの廃業した観光旅館でも彼らにプレゼントしてあげられないのかしら?
 私も今子育て中ですが、聾唖の方の子育ては大変だそうです。夜中に子供が泣いても気付かないので、お父さんかお母さんが交代で起きていたりする夫婦もいるそうです。
 何か彼らが豊かに暮らせる名案がないでしょうかね?せっかく金満の国ニッポンなのですから。

 
     さてニッポンの国宝級、田中真紀子女史再登場か?(2003年10月5日更新)
 皆様、こんばんは。
いつもいつも人様や人様の会社に対して厭味や皮肉、挙句の果てには誹謗中傷しか言わないホームページの管理人だと思われてしまうのもいいことではないのですが、まあ個人の日記みたいなものですのでお気になさらないで下さいませ。
 賢き方々はこのような無益なホームページに訪れることなどないのでしょうから。私と戯れてくれますのはひとえに思いやりの精神に富んだ方々なのでしょう。
 さてと秘書の給与のピンハネ疑惑などで、先日自ら辞任いたしました新潟出身のある二世議員がまたしても、立候補しようかと世間にニュースを与えてくれております。(しかし並みの男性よりさらにがさつな方ですのでね)
 どういえばいいのでしょうか?一言で申しますと
「田舎の(もう少しわかりやすくいいますと過疎地の)人間って大変だなあ」
と思いますよね。
 他に選挙で投票するべき人はいないのでしょうかね?仕組みやしがらみが大変でしょうけど、県民も同じ日本人として同じ価値観を持ちまして選挙に挑んでいただきたいものです。

 さて不景気だ、代理店離れだと危機感ばかりをこの頃更新しております私ですが、いつもと同じだなあと感じますことは、この頃、お問い合わせの電話は、
「10月11日(土曜日)にどこかいいところないですか?」
この日ばかりなのですねえ。
 代理店に頼ってくれるのは非常にいいことなのですが、皆が皆同じ日なのですね。その上、
「安くて、料理がおいしくて、食べ放題、飲み放題、それで静かで、サービスのいいところ」
とまるでるるぶJAPANの宣伝のようなことをおっしゃいます。
 連休の一番いい日に、安くて料理がおいしくて、静かでサービスのいいところ?そんなところありますか?
 しかしるるぶJAPANのコマーシャル、
「これで探して下さい」(と旅行代理店のカウンター係がるるぶJAPANを差し出す)
客曰く、
「あんたより使えるやん」
うーん、奥が深いといえばいいのか、業界の将来を暗示していると言えばいいのか?
 るるぶJAPANやじゃらんに負けないように頑張りたいものです。


     山口瞳「草競馬流浪記」読破(2003年10月4日更新)
 皆様、こんばんは。
私はずっとずっと前には競馬関係の記者を志望していた時期がございまして、一時まさに寝ても醒めても競馬競馬とうなっておりました。
 その20才の頃、数度読み返した本に山口瞳の
「草競馬流浪記」
がございます。この作者の旅を真似まして同級生数名と九州の各公営競馬場を転々と旅をしたことがございます。もしかしましたら私がスポーツ新聞の記者になることもできずに旅行代理店で働くきっかけになりましたのもこの本のおかげなのかも知れませんね。
 しかし今はどうかと申しますと、本日テレビで武豊旗手にファンが尋ねまして
「今まで騎乗した馬の中でどの馬が一番強かったですか?」
との問いに武旗手は
「○●××」
と答えたのですが私の全く知らない馬でした。
 ちなみに私は妻に
「スーパークリークと言うのではないか?」
と言ってしまうほど、今では競馬音痴な訳です。まあある意味で健全でもあるわけです。

 さてその私に多大なる影響を与えたであろう
「草競馬流浪記」
なのですが、今読み返してみましても、
「アレ?こんなインパクトのない本だったっけ?」
とさほど何も感じないのです。
 中に当時、著者に同行している編集者の方が、あの「深夜特急」で有名な沢木耕太郎から馬券を頼まれておりまして、
「いわく1と3は王と長島の背番号だから」
と1-3の馬券を頼んだのだそうです。
 そうして・・・驚くことにその1−3の馬券は・・・ナント万馬券となりまして・・・的中したのです。いやー沢木耕太郎さんは素質十分、人生のツキも十分だったのですね。こんなラッキーな事例あまりないお話だと感心してしまいました。(やっぱりあの方普通の人間ではないのですね)


     沖縄宮古島観光感謝祭(2003年10月3日)
 皆様、こんばんは。
昨日なのですが、江坂東急インでおこなわれました、
「沖縄宮古島観光感謝祭」
に行ってまいりました。どうして江坂なのか?などとも思いましたが、まあしょうがないのでしょう。
 18:30開場でして、到着いたしましたら、さすがに沖縄式でしてもうテーブルにモルツやオリオンビールが置かれてあります。好きにはじめてくれと言わんばかりでして。しかしこれはいいシステムだと思いませんか?堅苦しい挨拶は抜きにしてまずは一杯飲んでいてくれという沖縄流のもてなしなのでしょう。最高ですね。(他の催しもこうであって欲しいものです)
(以前に沖縄の結婚式に行ったときも同様でした。)
 これが現地の沖縄での会でしたら開始時間も遅れてしまうのでしょうけどね。
 こういう感謝祭でしたら大歓迎です。
 オープニングはいきなり宮古民謡で始りました。主催者の挨拶はその次です。非常に簡単に済まされました。
 ものすごい心遣いですね。こういう場でちんたらちんたらと挨拶をされますと本当に野暮ですものね。

 旅行業界以外からもたくさんの人が来ておりました、トライアスロン関係者、航空関係者などなど盛大なものです。そうそう立食パーティなのですが近ツーの方々が隣におりまして、時間が経つにつれドンドンとこちらに押し寄せてきて、厚かましいの何のって、閉口してしまいました。是非ともご本業の方でもこれぐらいは頑張っていただきたいものでございます。

 簡単な挨拶が終わりましたらあとはワイワイと飲み食いするのみです。
 さてメインのイベント?が抽選会です。2名に宮古島への旅があたるというのです。読み上げる方が・・
「かぶしきがいしゃ・・・」
と読み上げますとまず私達ではないのですね。私達の会社は株式会社でも有限会社でもないですのでね。

 結局(あたりまえですが)宮古島への旅は当たりませんでしたが。(実はこの日は私の誕生日でございまして、もしかしたらと少しは期待もしておりましたが)

 しかし宮古島は今回の台風で甚大なる被害を得ましたので、何とか早くの復興をお祈りいたします。

 最近、私が自分で思うことですが本当にアルコールが弱くなってしまいました。この日も少し口にしただけで
「もう十分」
と感じてしまいました。体どこか悪いのでしょうかね?

 話は変わりますが、最近私がある旅行業者に対してのみ批判的な意見を述べるとご指摘をいただいておりますが・・・皆様はどう思われますか?私は評論家でもございませんし、一個人でございます。そのようにある一社に対して批判的な意見を述べたといたしましても私自身に一切のメリットはございません。(当たり前のことですが)
 そしてその無理に私のホームページに起こしいただき、お怒りになることはないと思うのです。特にこれといって有益な情報があるわけでもございません。不愉快になられるようでしたらお越しいただかない方がいいのではないでしょうか?
 私の考え方は間違っていますかね?


     インド旅行(2003年10月1日更新)
 皆様、こんばんは。
私のお客様に画家の方がおりまして、この方は辺鄙な土地に行き絵を書くものですので私も知らない場所への手配をすることになるのです。
 今回はインドのシッキム地域に取材に行かれるようでして、
「辺鄙な場所へ一人で行く」
このパターンは手間を考えますとほとんど採算の取れないお仕事になってしまいます。まあこれも勉強のひとつだと思い仕事に取り組むわけです。
 それはいいのですが、今回インドの業者をある方から紹介していただいたのですが、この業者がとても素晴らしくて非常にラッキーでした。
 何が素晴らしいかと申しますと、その会社の唯一の?日本人の女性社員がすばらしいのです。非常に丁寧、親切です。というより「訊ねやすい」のですね。おかげさまでいい手配ができました。
 
 最近、各旅行業者の新聞広告(メディア商品)を見ていて思うことがございます。今まで安いだけしか取り柄のない旅行商品をもっぱら売り出しておりました会社が次々に「高額商品」を売り出しているのです。会社名を出して申し訳ないのですが、例えば
「阪急交通社」

「読売旅行」
あたりがタイトルにロイヤル紀行、などとうたい高額商品を打ち出しているのです。ついに目覚めたか?きっとアンケートなどに、
「安い旅行もいいが、ゆっくりとした旅行も楽しみたい」
そんな声が多いのでしょう。
 そうそうメディア商品と言えば、勝手に
「憧れのロイヤルホテルに泊まる・・・」
なんて言うタイトルをつけておりますが、だーれもダイワロイヤルなんかに憧れてなんかいないですよね。知らない人が見ますと、
「そうか、皆が憧れるほどいいホテルに泊まれるのか」
などと思ってしまいますよね。こういう広告はホテルに取りましても、旅行参加者に取りましてもいいものではございません。そう思いませんか?


          
     ついに統合の波(2003年9月30日更新)
 皆様、こんばんは。
早くも本日で9月も終わりです。早いですね。私も悪徳旅行代理店のQ社を退社いたしまして、早半年が過ぎました。ぐずぐずしておりましても、仕事にのめりこみましても年月が足早に過ぎ去っていってしまいますので、どのようにして残りの時間を生きるか?こちらの方が難しい問題となります。
 楽しむことが一番大切だと思うのですが、それも時間が経つのが早すぎまして立ち止まって考える時間さえないのが現実でございます。
 燃え尽きることも大切ですが、余裕を持って生きたいなどと贅沢なことも考えてしまいます。そういう余裕のないお仕事の代表が旅行のお仕事ではないでしょうか?時間に追われまして、バタバタいたしまして、その上、金銭的にも決して恵まれてはおりません。その辺は大手代表の会社にお勤めの独立社員様におかれましては、どのようなものなのでしょうか?

 さて大手と申しますと、エールフランスとKLMオランダ航空の経営統合が決定したそうですね。(新聞記事)元々、ヨーロッパの航空業界は大きな会社、ブリテッシュエアウェイズ(英)とルフトハンザ航空(独)とエールフランス(仏)の3社しか生き残れないとささやかれていたほど、大手有利な傾向にあったのです。
 その中、KLMオランダ航空は各地の様々な航空会社との提携を検討?の結果、いや噂だけでしたら相当な紆余曲折の果て、やっぱり大きな樹によりかかる?戦法に出たのでしょう。
 まだまだ他の航空会社を巻き込む業界再編成は続くことかと思います。
 その同じ日にニッポンの航空業界でもなんせ飛行機は公共の交通機関という側面が強いですので
「日本航空システム・全日空に緊急融資」
の記事でございます。
 表向き、イラク戦争やSARSの影響で大幅な赤字、だと言うことですがいい隠れ蓑だったりして????他に赤字になる甘い体質がありながら、全ての悪は「戦争とSARS」にされてしまった感がございます。ちょうど良かったのではないでしょうか?(航空会社から見ますとね)
 その上に、事情が事情ということでドサクサにまぎれまして国内線の実質的な値上げもされております。更に申しますと社内的なリストラもドサクサにまぎれて相当進みました。
 悪い話ばかりではないはずです。

 航空会社はまあ守られていますからね。

 ダイエーが優勝いたしました。なんだか難産の優勝でしたので喜びも大きなものです。おめでとうございます。 


          妹の出産(2003年9月27日更新)
 皆様、こんばんは。
私はよく知らないのですが、私の妹いわく、
「韓国の産婦人科は技術的にも施設的にもニッポンに特に遜色がない」
のだそうです。
 まあそれでも、どういう訳かニッポンの病院で子供を産みたいということでニッポンに帰ってきておりました。そしてついに先日、女の子が無事産まれたのです。
 めでたし、めでたしと思いますのはやっぱり身内の出産だからでしょう?血のつながりのある子はどうしても可愛く見えてしまいますね。
 大変なのは彼女の夫です。何度もソウル大阪間を往復いたしまして、韓国の旧盆なんかの時でしたら航空券はノーマルしか取れなかったり、出産の時も仕事の最中に
「今から日本に行って来ますので、早退します。」
と電話だけして空港で空席のある便を待っていたのだそうです。それならやはり18:00頃発の便のビジネスクラスしかあいていなかったのだそうです。
 到着後私が空港まで迎えに行ったのですが、そのような話を聞いてりますと、
「大変だなあ」
と。思ってしまいます。
 そんな簡単に会社を引き上げちゃって大丈夫かな?と思いますよね。帰ったら会社に席がないんじゃないかって。それに空港でビジネスクラスの航空券なんか買うと高いんじゃないか?などとも心配してしまいます。
 それとあれほど叩き売り?(失礼)しているソウルへの航空券も当日にはちゃんと満席になってるんだ、ということが分かりますとホッとしたりもするものです。
 このように申しますと韓国の方が見ると気を悪くするかも知れませんが、韓国の経済成長の過程はその近隣国、ニッポンの成長の過程に似ていたのではないかなあ?などとも思うときがあるのです。そして文化的には異なると言いながらも、意外とその習慣や風習(もちろんいいところばかりではございません。)も日本ににているのではないか?この妹の夫と話しておりますとそのように感じられる時があるのです。
 韓国の会社員は・・・上司が帰宅するまでみんな待っているのだそうです。もちろんどこの会社もそうだと申しているわけではございませんよ。今でこそ、ニッポンではそんなことしませんが、まあみんなが残って仕事をしているのに自分だけ定時ではい、さようならとは帰りにくいですよね。
 あとあの北朝鮮の美女軍団?を追い掛け回していますよね?そこに幼さを感じませんか?そういうことも教えてくれるのですが、会社の同僚の男7人で映画を見て、食事をして、それでインターネットカフェでゲームをして帰宅するのだとか。意外とのんびりとしたサラリーマン生活なのかもしれません。
 でも彼は私より子供を可愛がりそうな感じがしまして好印象を持ちました。もう、喜んで抱っこして離さないのだそうです。そういうこと私はあまりしなかったですからね。

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              スーパー「O」(2003年9月26日更新)
 皆様、こんばんは。
先日の話で思い出したことがございます。普通の観光旅館の仲居さんにもピンからキリまでおります。教育と申しましてもなかなか行き届かないものなのです。
 私の働いておりました観光旅館にもよく気が付くシャンとした人もいれば、いつまでたってもちんたらと仕事をしている人もいました。
 私は大阪の営業所ではなくホテルの現地から営業にまわっておりました。もう現地の状況がほぼわかるのですね。大切なエージェントからのお客様でしたら、部屋割りを作るフロントの主任に
「上の階にして、誰々さんをつけて」
とこっそりとお願いするのです。(もちろんできるだけのことはしてくれます)
 私がどうしてそのような細かいことをしたのか?答えは簡単でございます。ほっておけば、どのような意外なところからクレームが起こるか分からないほど、自分の働いていた旅館に自信がなかったからです。せめてでも自分の担当エリアのお客様からクレームが出ないように努めていたのです。
 ここまで良くない旅館もないかとも思いますが、営業マンは
「自分の商品は良い」
という暗示を自分にかけながら、PRするくせがありますので、私はものすごく醒めた眼で自分の職場を見ていたということでしょう?
 しかし私の後任のセールスマンがどういう訳か、その細かいことをお願いしたフロント主任でしたので、
「どうして、あのような細かい希望を挙げていたのか分かった」
と言っておりました。
 やっぱり破たんするはずです。

 今、私が大切なお客様の場合にする旅館へのアピールの仕方はこれまた細かいのですが、
「お客様情報」
として前前日頃に旅館にファックスを入れることにしております。「大切なお客」だとか「VIP」だとか言うことは一切言いません。出来るだけ具体的な文章でどのようにして欲しいかを書くようにしております。例えば
「料理にうるさく、不満をもたれることが多いようです。しかし○○様なら大丈夫だと思い紹介させていただきました」
とも申しますし、好きな食材、嫌いな食材、解ることは全て書きます。
 以前勤めておりましたQ社の時もこのようなことをしても良かったのですが、当時と今とでは
「お客様を失う怖さ」
がやっぱりぜんぜん違いますよね。
 しかしこのファックス作戦は結構有効です。お試しあれ。

 さて先日、哀しいお話ですが私は駐車違反の憂き目をみました。その上レッカー移動でございますので、15,000円も国庫に上納してしまい、かつ自分の車を他人様に移動していただいたお礼(費用)といたしまして14,000円・・・合計29,000円も出費してしまいました。確かに悪いのは私でございます。おまわりさんだってそれが生業ですのでしょうがございません。
 以降、この反省に立ちまして旅情駐車はしないことに決めました。しかし駐車場がないケースだってあります。長引きそうでしたらスーパーに行き、
「1.5Lのペットボトルのジュース」
や、
「カレーのルー」
や、
「トイレットペーパー」
など200円ぐらいで、腐らずに、いつか将来必ず使うものを、駐車料がわりに買うことにしております。
 いきがかり上、よく使うのがスーパー「O」なのですが、このスーパー「O」が何の取り得もないしょうもないスーパーでしてね。モノが安いでなく、品がいいわけでなく、ただただ惰性でスーパーをされている。
 それでも私は駐車料として何か買うわけです。
 思いましたね。このスーパー「O」はスーパーを辞めて駐車場をした方が儲かるんじゃないの?かと。

 ここまで考えたところで、そう言えばパッケージツアーも同じだなあと思うのです。某社(これは思い当てられるので申し訳なくてイニシャルも出せません。)某社や某社の主催旅行(パッケージツアー)のパンフレットを見ましても、コースは他社とさして変わらず、ホテルも指定できないものが多く、さほど安くもなく。豪華でもなく。何の特色もなく・・・
 どこのツアーも売り切れの時しか、眼を向けられることもなく・・・

 私的にはこの頃ますます、資金力のない会社こそカラーを明らかにして勝負するべきだという思いが強くなりました。資金力のある会社と同じことを目指せば、負けてしまうのは明らかなことでしょう?

 そーそー、今日は話が飛びます。ジャイアンツの原監督辞任のニュースです。お気の毒ですが、あの人の采配には一切の工夫が感じられませんでした。レギュラー選手が故障していませんでしたら、必ず同じポジションです。もう少し工夫が欲しかったですね。
 しかし辞任とは・・・誰が悪の根源かは誰の目にもわかるのでしょうが?あのオーナー氏私が先日読破いたしました、「竜馬がゆく」に出てきました土佐藩の容堂とダブりますね。
 しかし原監督も無念でしょうね。


          高級旅館は難しい(2003年9月25日更新)
 皆様、こんばんは。
私達から見て(そんなたいした存在ではないのですが)絶対に間違いのない旅館・・・関西で申しますと、
「西村屋 本館」(城崎温泉)
「文殊荘 松露亭」(天橋立)
「花紫」(山中温泉)
などなどいわゆる高級旅館と言われているところがございます。
 高級志向のお客様にはオススメするようにしております。帰ってきてからのことも考えますと、安心できますよね。(それは皆様も同じでしょう)また大げさに言えば、混む日でどこも取れずに下手に空いている旅館をススメてしまうより、
「今空いている旅館なら無理に行かない方がいいですよ」
と逃げる(この言い方も変ですがね)こともありますものね。

 しかし、同じ高級志向でありましてもお客様にはそれぞれ好みもあるのですねえ。(今さら何をと言われそうですが)例えば大型旅館が好きな方とか、そういう程度のものでしたら理解できますし、何度も同じ間違いをしなくてすみのですが、似たタイプの旅館でありながら一方はすごく気に入り、もう一方は良くはなかった、というようなケースもあるようです。

 これも旅館の場合は難しく、料理ならさほどお客様の評価は変わらないのだとも考えますが、そのサービスの面ですね。一概に良い悪いと言えないのは。
 例えばお客様が旅館の前で写真を写そうとしていた場合・・・当然それをみた旅館のスタッフは
「お撮りいたしましょうか?」
と声をかけるべきか、それともお客様から声をかけた場合にのみ動くべきか?難しいところだと思うのです。
 また旅館に到着後の第一印象がものすごく大切だと思うのです。何か嫌だなあと思うようなことなどムカッときましたら次から次へとその旅館について、悪い所が目に付くようになると思いますし、更には悪い所を探そうとさえもするかもしれません。
 いや、そういう意味でも旅館側が難しいだろうなあ、と思えてやまないのです。例えば今回はどうしてこんなに混んでいるのか?と思うほど混んでいます、某高級旅館に泊まられましたお客様ですが、この日も混んでおりまして、満館だったそうです。
 そうしましたら、
「混みすぎて喧しかった」
というあまり良くない印象で帰ってこられることもありえるのです。混んでいるのは旅館のせいでもないのですがね。
 お金のことは何も言わずに多額な宿泊代金を出して泊まられるのは非常にいいお客様ですが、ですがその対応に対する視線も当然シビアになって当たり前だとも思うのです。

 それでも、例えば大晦日とか元旦の日とかゴールデンウィークなどは、普通の旅館でも
「普通の日の名旅館なみの代金」
になってしまうでしょう?これだけは止めておいた方がいいですよね。
 そういうことも考えた上で早期予約が必要なのです。(笑)ご予約はお早めに。取り消しは簡単に出来ますからね。


          JTBに批判的だというお怒りに対して(2003年9月24日更新)
 皆様、こんばんは。
毎度の事ながら軽率な私のホームページに対しましてお怒りのメッセージを掲示板などにいただきます。私の方はほとんど常時、晩酌をいたしましてちんたらちんたらと更新しております。ですので賢き諸兄より誤字や脱字が多いとの指摘を受けたりもいたします。
 その上に内容に無責任であるとお怒りのメッセージやそのデータを基にしていない適当な感情的な表現に、
「もっと勉強した方がいい」
という真心のこもったメッセージをいただきます。
 まあそういうことにつきまして、批判されるのはしょうがないとも思います。

  さてその今回のよくないと言われている私の記述ですが、

「今週末、またしても台風がきました。ツアー会社によって台風の時の対応が違うことがあるってご存知でしたか?例えば天下のJTB、今回の台風で
「20日出発の沖縄方面は、お客様から取り消しができます。(もちろんキャンセル料は不要で)」
といち早く決めます。
 しかし他のツアー会社はどうでしょう?
「飛行機が欠航しない限りツアーは催行します。」
こう言いますよね。ツアー代金も大事ですが、このようなアフターケアも大切なものではないでしょうか?」

 これって私が、
負け惜しみ・妬み・ひがみに近い表現で自らの出身中小企業を守ろうと表現しているように見えますか?違いますよね。間違いなくJTBのお客様本位の姿勢を誉めているとしか、私自身でも思えないのですが。皆様はどのように受け止められましたか?
 また私達のようなリテーラーがツアーを造成している会社に対して張り合う意味もないのです。

 あと独立社員様の表現で少しばかり気になることがございます。私は決してそのように表現しない(いやそうは思えない)のですが・・・
「我が社」
「自分の会社」
とおっしゃいます。
 英語に訳してみてください。どうなりますか?独立社員様はすなわち=JTBの経営者、だと自分でおっしゃっているように聞こえてしまうのです。
 すごいですねえ。世界一の旅行業者の経営者気分でお仕事をされているのです。私などかなうはずもございません。

 まあ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 
          竜馬がゆく 読破(2003年9月23日更新)
 皆様、こんばんは。
今日は国民の祝日でございまして、わたくしめも皆様と同じように休みをとらせていただきました。急に涼しくなりましたので、1才2ケ月の我が娘を連れて近くの長居公園へと遊びに行きました。
 景気が悪くなりまして・・・それは関係ないかもしれませんが、安上がりな長居公園やファミリーレストランはすごい混みようで、
「こういう休日の過ごし方も乙なものだなあ」
とまあ負け惜しみのような、負け犬の遠吠えのような気分で休日を過ごしております。
 しかし、長居公園のような大きな公園はたぶんどこの地域にもあるのでしょうけど・・なんとも商売っ気がないというか・・・中にある植物園には売店が一軒しかないにもかかわらず、ひからびそうなおにぎりといなり寿司、鶏のからあげしか売っておりません。あほな!!もし公園が儲けることが出来ないなら(その才能がないのであれば)マクドナルドでも吉野家でもスターバックスでも入れて、家賃でも稼げよな!!
 とその公共事業の金銭感覚の甘さに腹が立つのです。これはもしかしたら私が金銭に卑しい人間だからなのでしょうか?そーなのかなー?
 まあ、そういう話は抜きにいたしまして、娘は十分に楽しんでおりましたのでそれはそれでいいのですが。

 この頃本を読みながら寝るのが習慣になっておりました。時間がかかりましたが「竜馬がゆく」をついに読破いたしました。色々なことを感じることのできる名著でしたね。高校生のころにはじめて読みまして、たぶん3回目ぐらいに読んだのですが、そりゃ年を取って読みましたほうがその文章への理解力は断然にあると思うのです。

 その竜馬がゆくの次は
「草競馬流浪記」山口瞳
を読み始めました。この作者は非常に保守的な方でして、その見解にはうなずけないケースもあるのですが、大人の文章として楽しめますね。
 その2話が
「水沢競馬 北国の春はまだ」
という水沢競馬場に行く紀行文なのですが、文中に東北新幹線で
「くずさんじゅうさんぷん(9時33分)発、特急やまびこまもなく発車でございます。すていせき(指定席)は○号車から○号車まで。ずゆうせき(自由席)は○号車より前方。おまつがい(お間違い)のないようにお願いいたします。」
という訛りで車内放送を聞いたのだそうです。
 これを東京の人が聞きますと、
「訛りはいいなあ」
と思うのだそうですが、東北出身者が聞きますと非常にうっとうしいものに聞こえるのだそうです。
 自分のふるさとの訛りがうっとうしいのでしょうかね?
 うん、うん、この本もなかなか楽しめそうです。皆様も是非ともどうぞ。


          オーバーブッキング(2003年9月22日更新)
 皆様、こんばんは。
只今、普通の人は連休の真最中でして、本日(月曜日)も休めましたら軽く4連休となりまして、そこそこの場所に旅行に行けたりいたします。残念ながら私は普通以下の人ですので本日もセコセコと仕事をしてしまいました。
 しかし言い訳ではないですが、私が社会に出た頃は毎年必ず給料は増え、その上に年間休日数も増え、その上に時短がおこなわれるのが当然のことのようでした。今は給料が増えるかどうかも怪しくなり(むしろ下がらければ幸運で)、年間休日数も横ばいか、下手したら減ったりして、時短どころか働いた分しか賃金はもらえないご時世になってまいりました。
 私は常日頃から旅行業者で働く人々は薄給だと申しておりましたが、他のお仕事でさえも厳しいということを知るたびに何故かほっとすることもございました。
 
 しかしです。(いやしかしが多くて申し訳ないです)こういう連休に確実に休まれてご旅行に行かれてる方もまた大勢おられます。
 先日から沖縄が混んでいる、と騒いでおりましたが沖縄のほとんどのリゾートホテルがこの連休は満館になっているでしょう?
 私のお客様で、もしかしたら台風15号の影響で沖縄に行けないかも?と一時不安になられた方がおります。
「直撃だ、どーしよ」
などとおっしゃっておりましたが、便はまったく問題なく飛び、この方々の予約が
「残波岬ロイヤルホテル」
だったのです。お客様はもっといいホテルを希望されたのですが、あいにくいいホテルはどこも満室でしてもうここしか空いているところはなかったのです。(飛行機も相当混んでいましたね)
 本日、わざわざ沖縄から電話をいただきまして・・・
「残波岬ロイヤルホテルがオーバーブッキングしていて、ルネッサンスにまわされた」
とおっしゃるのです。
 こういう場合、お客様が喜んでいる場合は、
「それはそれはラッキーですね!」
と言えるのですが、予定のホテルを変えられたことに腹を立てられるケースもございますので、こちらから
「良かったですね」
ばかりを言うわけにもいきません。
 ダメもとで
「とりあえず文句でも言っておけば、何かしてくれるかも」
などと思われるお客様もいるでしょうしね。
 しかし通常の、
「いいホテルから埋まる法則」
から考えますと、残波岬がいっぱいでルネッサンスが空いていたというのもラッキーだと私は思うのですがね。
 しかし沖縄のホテルはオーバーブッキングの多い場所じゃないでしょうか?

 そもそもホテルのオーバーブッキングはどうして起こるのでしょうか?私もホテルで働いていたことがありますので、何となくは分かるのですが・・しかし私のいた場所は田舎版ですのでそりゃボーっとしている内に部屋が足りなくなってしまっていたのでしょう。
 全部で120ルームぐらい部屋はありました。事前提供と申しまして大手の旅行業者に部屋を提供するのです。120ルームのうち28ルームをJTBに提供していました。シェアで申しますと、約23%になります。力関係を考えますと妥当なところか?KNTには8ルーム提供しておりました。シェアでそれでも6%です。日本旅行も8ルーム、その他、地方ですのでJRにも頭が上がらず、
「JTB並みにという要望」
で25ルーム、これは約全体の20%です。
 つまり大手の旅行業者だけで、そのホテル全体の部屋数の半分以上は事前に提供してしまっているのです。
 その他、東急もございます。格安ツアーをつくる、GIO南海やJ−トリップなどにも事前に部屋は渡します。
 これだけの数の部屋を提供しましても、ほとんど売ってもらえないのです。ほとんど売れ残って戻ってきてしまうのです。それならばと、その他の中小の旅行業者の予約も直接ドンドン受けて、それでもなかなか満館にはならないのです。
 そうこうしている内に、アレ?と思ってしまうほど予約が集中してしまう日が何故かあるのです。提供部屋を返してもらわないと、どうしようもなくやり繰りができないと気付いて大慌ていたします。
 JTBに提供部屋を引き上げるようにお願いします。二つ返事で
「わかりました」
と言ってくれます。
 これは仕入れの場所によって(地区によって)違う可能性もありますが、KNTですね。素直に返してくれない日があります。いわゆる売れそうな日ですね。5部屋残っていたとしましたら3部屋はそのまま残しておいて欲しいなどと言われたりすることもありました。
 またこういう日に限り、中小の旅行業者でも影響力のある会社が、
「無理を聞いて欲しい」
とその日の部屋を持っていきます。
 だいたい一月ほど前にこういう日は、同じ地区のホテルに空室があるか否かを確認いたします。あれば、
「この日あふれそうだから10ルームほど押さえといて」
というやり取りがおこなわれます。
 かくしてダラダラとオーバーブッキングが成立?してしまうのです。
 今回のように混んでいる日にいいホテルへの移動はほとんどないですよ。悪い方へ流されて行くのです。先日も台風の時の対応は各ツアー会社によって違うと申しましたが、ホテルがオーバーさせてしまった時の対応もまた、どこの業者の客かを見定めて移動の依頼をするようです。ツアー代金も大事ですがね、まあそういうこともあるということです。 


     間際スペシャル!!台北3日間(2003年9月18日更新)
 皆様、こんばんは。
昨日申しました、
「間際スペシャル 台北3日間」
のご案内をさせていただきます。
 
 1日目 関西空港19:20発 ノースウエスト航空69便にて台北へ 台北着21:20
      到着後両替店経由でホテルへ

 2日目 市内観光(中正記念館・龍山寺・故宮博物院・忠烈祠など)とショッピング(3件)

 3日目 ホテルより両替店経由にて空港へ 台北9:55発 ノースウエスト航空70便 関西      13:30着

 以上のものすごく時間帯の悪い便のご利用で。
旅行代金たったの、20,000円(空港税・航空保険料別です)
 ご利用ホテル:スタンダードクラス(キリン・ゴールデンスターなど)2名1室
 食事:朝食2回 昼食1回

 ご出発日:9月26日 9月27日
 最小催行人員:2名様ヨリ

 詳しくはメール
akutoku@hotmail.com

 もう来週ですので行きにくいのは承知の上での告知でございます。

        
          宮古島がえらいことになった(2003年9月17日更新)
 皆様、こんばんは。
先週、本州にはほとんど影響を及ぼさなかった「台風14号」なのですが、(韓国の被害もすごかったようですが)宮古島を直撃いたしまして、まだシーズンの真っ盛りの宮古島ではえらいことになっているようですね。
 特にひどい被害を受けました「ブリーズベイマリーナ」などにつきましては、明日まで営業停止をしております。なんせエアコンやプールなどの施設が使えないほどに壊されてしまったのですからね。
 しかし旅行に行けなくなってしまったお客様も悲惨ですが、仕事が消えてしまった代理店はもっと悲惨なものですねえ。いやいや現地のホテルなんて未だに真夏の宮古島ですのでかきいれどきですからね。本当に台風なんて百害あって一利なしでございます。

 そーそ。そう言えばこの9月の後半に某社の代理店モニターツアーなんかどうなるのでしょうか?私も石垣か宮古に行きたいなあ、などと家族に相談しておりましたのでもう少しで申し込むところでした。

 9月は上期最期の月ですので、なんとか、そうもう一歩なんとかしようとモニターツアーや数字稼ぎの激安商品が出ますよね。非常に狙い目です。某ホールセラーなどノースウエストの台北、むちゃくちゃ安く出しておりました。
 こういう間際スペシャルみたいな、素材がきましたら皆様はどのようにセールスに活かしておられるのでしょうか?ビラを作って顧客にまくのも手ですが、というか従来の方法ですが、なかなか来週出発の激安ツアーになかなか乗ってもくれませんしね。
 こういうのこそ、サイトで「間際スペシャル」(これはどこかの会社のキャッチのパクリですが)とか「ラストミニッツ」とか出してみると面白いのかも知れません。
 さっそく私も明日にでも更新してみようかしらん。

 さて本日の夕刊にこのような記事が出ておりました。「成績不良の外国人留学生 奨学金打ち切り」なのだそうです。どうなのでしょうか?そもそも奨学金を手にするような学生さんでしたらその「学問の自由」もあるでしょう。そう思いませんか?
 セコイのね。お金ぐらい出してやれよ。
 また私はたいして賢くもない、浪速高等学校で43人中40番以上上の成績を取ったことがありませんでした。また今でも手話教室で見事に落ちこぼれています。どう言えばいいのか、成績なんてどーでもいいと思うのです。まあ何を学んで何をしたいかが一番重要ではないのでしょうか?まして金銭のことなんて、大目に見るのが大人の役割でしょ?
 さて学生はアマチュアです。そうですよね?プロ野球で「借金20」を超えたチーム(今年なら横浜とオリックス)に20以上の負けに対して(シーズンをぶち壊したバツとして)マイナス1ゲーム毎に1億円ペナルティを課すというのはいかがでしょうか?
 その健全なお金でもって諸外国からの留学生の学費にまわすとなりますとプロ野球も社会に貢献していると、一般市民の眼からでも理解できるというものです。いかがでしょうか?

          
     退職(2003年9月12日更新)
 皆様、こんばんは。
新聞によりますともうじきインドネシアは観光での入国に際しましてもVISAが必要になるのだとか。今月から中国がVISA不要になりましたので、それとは対照的に映るわけです。
 基本的にはVISAは相互免除が基本であるのに、日本やアメリカに行く際にはVISAが必要でそのVISAがなかなかおりない、というのがインドネシアの言い分のようです。
 どうなのでしょうかねえ、確かに相互免除が基本だというのは十分に理解できますがアセアン諸国の中でもフィリピンとインドネシアだけ経済的な成長のシナリオさえも見えないさなか、観光客がテロや戦争やSARSで動かないのに・・・
 今さら、時代の流れに逆行することをしなくともと思うのです。
 経済的なことを考えましたら、うんと観光客を呼びましてそして先進国のお金持ちにたくさんお金を落としてもらう方が得策だと思うのです。
 業界の皆様ご存知でしたか?インドネシアに行く添乗員は厳密に申しますとVISAが必要です。いや私も知らなかったのですが先日とある先輩に教えていただきました。

 先日またしてもQ社の私の後輩が退職すると言い出しました。
「旅行業者に向いてない」
というのが理由だそうです。
「もう旅行業者では仕事をしない」
のだそうです。
 そう言われましたら若いうちに足を洗っておいた方がいいのかも知れません。これからますますの先細りが予想されますからね。
 皆様はどうされますか?

 そうそうQ社と申しますと、私がQ社に在籍時に時々料金を問い合わせをするバス会社がございました。その時も残りのバスが少なくなると勝手に押さえておいて日が近づきましたら、「あの仕事どうなりました?」
などとバス会社から問い合わせがきたものです。
「いや、あれは料金を照会しただけですって」
と言い返さないといけません。
 先日も同じように
「いくらですか?」
とだけ聞きまして、その後問い合わせをしたことも忘れておりました。
 また同じように
「この仕事どうなりました?」
と電話がかかってきたのです。
「いや、あれは料金を照会しただけですって」
と同じことを言い返しました。
そうしましたら、
「いや、ちゃんと取ってと言われたよ」
と言い出すではありませんか?
私、
「そんなアホな!!」
当然怒りましたが、やっぱり大きな会社と小さな会社とでは対応が違うのですね。
「今ごろそんなことを言われても・・・ちゃんとキャンセル料をお支払いいただきます」
と逆切れされるではありませんか。
 しかし料金照会をしただけで、勝手に押さえてキャンセル料はなかろうと・・・久々に切れそうになってしまいました。
(しかし、この業界は言った、言わないのトラブルが多いですねえ)
 まあ、粘りに粘り
「今回だけは」
キャンセル料を免除していただきましたが、まったくひどいお話です。これも景気が悪いからなのでしょうかね?
 ここだけの話、もう二度とあのバス会社にだけは問い合わせはしないようにいたします。どこの世に団体名も担当者名も存在しない予約がありますか?久々に切れました。
 しかし相手に強く言われましたら、支払いそうになってしまいますよね。ですので
「今回だけは」
と言われたときには小心者の私は
「ホッと」
いたしました。
   
 
          お遍路さん(2003年9月5日更新)
 皆様、こんばんは。
先日、切らしているパンフレットを取りに近くのN社に取りに行きました。パンフレットも小さな会社にはちょこっとしか送ってきてくれません。
 そうしましたらN社でバッタリ私のお客様と鉢合わせてしまいました。(まさかこの人ここで旅行を申し込んでいないよな)と内心、複雑な心境になってしまいました。
 そういう私の内心をその方は読んでくれたのか、
「今日は家内の検診の日でここで待ち合わせをしていて、時間つぶしをしています。」
私は内心(本当にそうだろうな?)と少しばかり疑ってしまうのです。
 
 しかし私がQ社を退職しましてものすごい小さな規模で仕事をしているにも関わらず、同じように仕事をさせてくれるお客様がいることは非常にありがたいお話で、私といたしましても自然と頭が下がるというものです。

 大阪でロシアの旅行の手配をしようと思いますと、現地の手配や査証を手配いたしますとある会社にたどり着きます。たぶんできる会社は1社しかないと思います。
 こういう会社は強いですねえ。ロシア以外の手配はまったく出来ない(しない)のですが、ロシアのことに関してはどこにも負けないというような・・・必ず生き残りますよね。

 では自分で何かそのような特別なことを仕事とできるのかどうか?考えてしまいます。しかしそれも、難しさがありますよね。例えばこれは実名で言いますが「沖縄ツーリスト」なんかは沖縄以外の旅行もやっていますが、沖縄専門(失礼)というイメージがあるでしょう?しかしどうでしょう?沖縄へのツアーがずば抜けて安いわけでもないですよね?
 そう、その得意分野が狭ければ狭いほど強いのですが、そのコストも重要な要素ですからね。
 しかし本当に前置きが長くなりました。先日の新聞で見たのですが(3日付読売新聞夕刊)、「お遍路代行します〜朱印集め写真撮影も〜現代人の不安ここまで・・・」
のタイトルでインターネット上で遍路路を代行するビジネスが繁盛しているのだとか。
 あまり興味のない方に取りましてはどうでもいいことなのでしょうけど、四国八十八箇所めぐりのツアーは結構売れておりまして、四国にはお遍路専門に受けている業者もあり、確実の集客数は伸ばしているようです。ご存知でしたか?
 これどうでしょうか?もしかしますと大ブームを巻き起こすのかも知れません。
 しかし味気ない気もしますよね。評論家に言わせますと「信仰の世俗化」なのだそうです。
 どうですか?皆様、真剣に検討してみませんか?
 世俗化のついでに余談ではございますが、私が某Y社で添乗員のアルバイトをしていた頃の話ですが、Y社のアルバイト料は異様に少ないのですね。まあY社の名誉のために申しますと他の旅行業者だってそうそう変わりはしないのですが、そこのアルバイトで代々引き継がれていることがございまして・・・いい話ではないですよ。こういう巡礼の場合朱印帳を添乗員が預かりまして代わりにお寺の住職に書いてもらうのです。その時にせかしましてね。大勢の手を借りるようしまして、例えば自分の団体の人数が40人いたとしましても、「30人」と申告しまして、その差額10人分は自分のおこづかいにするという・・・まあ姑息な手です。まだ続いているのかしら?

 さて秋の行楽のシーズンがきました。皆様はどこへお出かけになるのですか?



          しかしそういう傾向を止めさせる権利があるわけではない(2003年9月3日更新)
 皆様、こんばんは。
今の事務所のコピー機なのですが、コピー機自体はほぼ只同然で買ったのだそうですが、後で高くつくのですねえ。ほぼ2ケ月に1回はトナーを取替えないと止まってしまうのです。・・・しかし私達をしのぐ悪徳商法ですねえ。コピー機は只にしてトナー代で稼ぐという・・・やられてしまいました。1回替えると約30,000円もかかりますのでね。
 
 さて先日から
「もう近い将来旅行代理店は必要なくなるのではないか」
という事例を取り上げてきました。
 ますます拍車がかかるのですが、これらの直売の姿勢を非難することはできたとしましても、止めさせる権利はどの旅行業者にもないですからね。

 いいモノがございましたのでご紹介したいと思います。ご存知ですか?滋賀県のロイヤルオークホテル(バブル期非常に高かったホテルですが:今はローソンのロッピーで確かルームチャージ10、000円とか11,000円とかで出しています。この料金で儲かっているのでしょうかねえ?
 まあ、それはいいとして今回新聞広告で出されていましたものは。
「1泊3食+(到着時)ケーキセット+おみやげ付き!!でお一人様12,800円」
なのだそうです。いわく到着時に自称1,200円相当のケーキセット+夕食はフレンチ・イタリアン・純和風懐石・中国料理の4種類から選べる特選料理(自称5,000円相当)+翌日の朝食(1,800円)+翌日のランチ(2,500円)+おみやげ(1,000円相当)でこのお値段だそうです。まともに計算いたしますと11,500円になりまして・・・ルームチャージは1,300円しかかかっていないのです。
 お得なプランでしょ?
お問合せ先は0120−033−123(ロイヤルオークホテル)9月の休前日以外の日の設定です。
 まあ、ホテルもハードはなかなかいいホテルですからね。(お部屋も広いですよ)

 こういう広告が新聞紙上でインターネット上で雑誌上でドンドン出てきましてね。特徴としましていずれも代理店を通さない直売の形式で売られていることですね。
 しかし難しいですね。例えば日本航空が直売を増やそうとしまして、インターネット決済するシステムのみ割引きするシステムを取り入れた時、JTBは不快だとコメントしました。
 皆様もご存知かと思いますがその時どう思われましたか?
「つまりJTBは今までどおりに持ちつ持たれつの関係でいたいのだなあ」
と私には見えました。
 ようは旅行業界は今までどおりでないと困るのです。
 まあ自民党の抵抗勢力のようなものですね。まあ、いずれにせよ、その流れを止める権利はないのですから。
 しかし今回の新聞広告の意図がわかりませんね。新聞の広告費は(悪徳推定価格)100万ぐらいかかったんじゃないのか?もっといい方法もあったと思いますがね。

またまた広告でございます。あの大手日本旅行の宿泊予約サイトです。特に
「ビジネス DE 泊まる」
 には激安ビジネスホテルが一杯です。(私が見てみましたらナント2,000円以下のホテルがありました。いったいどのようなホテルなのでしょうか?ちなみにエリアは大阪で見ました。)是非ともご利用くださいませ。ホテルならココ!その場で検索・予約!日本旅行の「宿ぷらざ」 冷やかしでもかまいませんので一度のぞいてやって下さいませ。


          じゃらん(2003年9月2日更新)
 皆様、こんばんは。
先日から最近は
「インターネット特別料金」
というのにやられることがあると申しました。
 旅行代理店の料金から代理店に払うコミッションを引いた料金ぐらいでインターネット上に料金が出ていたりしまして、従来の代理店への卸価格がくずれつつあると申しました。
 あと本日もメールでもいただいたのですが、雑誌
「じゃらん」
の料金ですね。
 神戸の某Kホテルの例ですがJ社のパッケージでは14,000円(1泊朝食)のところを10,000円で出ていますからね。1度こういうものを使いますと利用者も
「代理店に言うよりじゃらんの方がお得」
そういう先入観を持ちますのでますます、代理店離れが進んでいくと思うのです。
 確かに私が働いていた頃の旅館では
「神様、仏様、旅行代理店様」
と代理店に依存しすぎる体質は好きにはなれなかったのですが、今となりましては、今後もよりいっそう代理店離れが気にかかるようになりました。
 残された道はたくさんあるのですが、確実に減収につながりますよね。
話は変わりますが、広告です。あなたのお買い物、携帯電話代、プロバイダー料金、高速道路料、JR切符、定期券、関西電力のお支払い!!カードを使えば全部マイルになります。悪徳社員のオススメカード!!初年度年会費無料キャンペーン中(9月中)!!その上入会マイルもゲット!!マイルを貯めて「無料航空券」獲得!/ワールドパークス VISA カードをどうぞよろしく!!


          ベトナム雑貨(2003年8月29日更新)
 皆様、こんばんは。
どういう訳か、この私が今年の4月から
「手話教室」
に通い出しましてそして驚くことに未だに投げ出すことなく通いつづけているのです。我ながらよく続いているなあ、と自分でも感心しております。
 しかし手話は難しいですねえ。私達の使っているテキストのビデオ版がございまして、私も落ちこぼれそうですので購入して予習して手話教室に行きました。
 そしてビデオのとおりにしますと・・・
「それは手話の標準語です」
というのです。大阪ではこうしますと・・・
 大阪版の手話のテキストとビデオは売られていないのでしょうかね?

 さてそして思うのですが、例えば
「夏休みの自由研究で、飛行機を作りたいのだけど、難しいんだ。手伝って!」
という例文があったといたします。
 この文章の中で、
「作りたいけど(しかし)難しい」
という意味でしてここにいわゆる英語の
「BUT」
という表現がビデオではするのです。(手の平を裏返す表現です)
 これをビデオではいつもしますので私もしますと・・・
「その、しかしは不要です」
と先生に言われてしまうのです。
 テキストのビデオでちゃんと「しかし」と表現していますのに、どーして不用なのでしょうか?よく分かりません。
「なくても伝わる」
ということなのでしょうか?
どうなのでしょうか。私の個人的な思いでは
「それは表現者の自由やろ」
とも思うのです。
 言葉なんていうものは相手に正確に伝わればよし、とするものではないでしょう?自分がそこで「しかし」とひっくり返した表現をしたければ自由に使えばいいと思うのです。それを「ダメダメ」と言うのが学ぶものにとってマイナスだと思うのです。
 手話を学ばれている方がおられましたらその辺のことアドバイスしていただけましたら幸いです。
 別段に先生が嫌いなわけでもございませんが、どーもその辺に違和感を感じてしまうのです。

 さて話は全く変わりまして、ベトナム雑貨のお話です。最近私達の事務所の近くに
「アジアン雑貨」
の店がオープンいたしました。
 あまりにも宣伝をあちこちでやっていますので、近くを通った時に店の中を覗いてみました。確かに出来の良いものが売られているのですが、その価格がむちゃくちゃ高いのです。こんなに高くて売れるのかな?と心配してしまいます。
 また、近頃は某大手旅行業者から
「アジアン雑貨を買いに行くツアー」
なども売り出されております。
 どうなのでしょうか?「ベトナム雑貨などは」?10万円分の雑貨を買ってきましてフリーマーケットで出店してみるというのは??
 またしても賢き悪徳ウォッチャー様から
「そんな簡単に儲かるなら、もうとっくにどこかの商社がやってるよ」
とおっしゃるのかも知れませんがどうでしょうか?
 どうもそのようなアホなことに取り組んでみたいと思う今日この頃です。
 皆様のご意見もお聞かせ下さいませ。

 先日、沖縄が混んでいると申しましたが、今日偶然にも沖縄の専門業者の方と話をする機会を得ました。やっぱり相当に混んでいるようですね。ブセナテラスやカヌチャベイといった比較的グレードの上のホテルがこれから先、普通の平日でも相当込み合っているのだそうです。
 どうしてか、沖縄は混んでいるというニュースを聞きますと嬉しくなりますよね。

 
 
           喜怒哀楽(2003年8月27日更新)
 皆様、こんばんは。
さて人間はいかなる時であれ、常に問題を抱えて平和な心を持てないものですね。なんと言いましても常に上を見てしまうのでなかなか現状に満足はされないのでしょうか?
 もっとも私はさほど豊かでもございませんし、社会では底辺にいる人間であると自覚しております。しかし・・・
 心穏やかに過ごせないことが多いですねえ。
 先日私の以前に働いておりましたQ社とグループのあい見積もりになってしまったのです。そしてどうしてか、後輩に見積もりを負けてしまったのです。何故か?ショックが大きいですね。ゴツンといきなり殴られた感じです。
 まあ、Q社の社員もバカじゃないでしょうが、何よりもお客さんからそんなに信頼されてなかったのか?などとも考えてしまうのです。
 うーん、まあお堅い会社ですからね。少しでも大きな会社に頼んだ方が安心できるのかもしれませんね。
 まあ、今までに他社に負けた時以上にダメージがありました。
 そう言えば先日私は引越しをしたのです。その時に2社の引越屋さんの営業マンが来まして、1社はテレビでコマーシャルをバンバン出している
「某引越しのさか@」
という会社でして、私は
「大きな会社だからまあ、まかせて安心か」
と思っておりました。(実際はそうでもないかもね)
 もう1社は
「某ファース@引越センター」
とあまり多くの人に知られていない引越屋でした。
 まず大手の方が料金を提示してきまして、
「50,000円」
と言うのです。
 私は内心
「おお安いなあ」
と思いましたが、そのタウンページの広告から見てそのネームバリューのない小さい方の会社ならもっともっと安いに違いないと思いました。(固定費も宣伝広告費もぜんぜんかけてないですからね)
 そしてどうなったと思われますか?
結局大手も小さい会社も同額の
「50,000円」
の提示でした。
 まあ内心小さい方の会社には
「大手でもないんだから、いくらか安くてはじめてスタートラインに立てる」
「同条件なら当然大手を使うだろう」
と思ったのです。
 誰がこんな会社つかうかい!!
 しかし私はどうしたか?
「ファース@引越しセンター」
を使いました。
 何が決めてか申しましょう。ハッキリ申しまして営業マンの差です。大手「引越しのさか@」の営業マンが悪すぎたのです。
 どーです?まだまだ資本力のない会社だって人間の能力の介入する余地はいっぱいあるのです!!気分を着替えてまた明日からがんばりましょう。

 さて話は変わりまして沖縄です。9月混んでいますよね。どーしてこんなに混むのか???不思議な感じです。どうやらPTA関係の仕事で混んでいる週があるのは分かるのですが、しかしよく混んでいますね。
 ガラガラでいつでも取れて、安い時が一番いいのですがそういう時期はテロやSARSの時のようにお客さんが本当に動かない時期ですものね。

 先日、旅行に行きたい、旅行に行きたいとほざいておりました。どーですか?みんなで行きませんか?
 候補地は高知でいかがでしょうか? 

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           どこかに行きたいなあ。(2003年8月25日更新)
 皆様、こんばんは。
この頃?会社を移りまして思うことがあります。以前働いていましたQ社の時には
「研修旅行」

「モニターツアー」
のお知らせがけっこうFAXできてたよなあ、と。
 今Q社よりさらに弱小な業者で働いておりますので、こういう告知をほとんど見ることがなくなってしまいました。こういうのは仕事ではないかも知れませんがないと寂しいものですね。
 ホールセラーの皆様、どうか弱小リテーラーにも研修やモニターのFAXをお願いいたします。
 しかし、結婚して子供が出来ますと
「旅行」
にも行けなくなりますね。そういう層のお客様に
「旅行・旅行」
とお願いいたしましても、非常に無理があったのだと今になって初めてわかりました。
 しかし・・・どこかに行きたい気分です。
 ゴールデンウィークにソウルに行ったときですが我が娘が帰りの飛行機の中でもうどのようにしましても泣きやまないようになってしまいまして、それ以降妻は、
「もう、絶対に飛行機に乗せない」
と怒ってしまったのです。
 独身の時でしたら、小さい子供をわざわざ旅行に連れて行く人の気持ちがわからないなどと申していたのですが、それが色々なケースがございまして・・・私の場合は、娘が若干のアレルギーがございまして、母乳がないといけませんので連れていかないといけないのです。
 しかも妻も今となりましては、お金はちゃんとあるのですが、
「それ以上の(貯める分以上のという意味です)お金がないと行かない」
と言い出す始末です。
 たとえ私が
「年内で無効になるマイレージがあるので、絶対に行かないといけない」
と言いましてもダメなものはダメなのだそうです。トホホホ。
 あのJRの駅構内に
「青春18きっぷ」
のポスターがあるじゃないですか?見ると異様なぐらいに旅に出たくなるようなやつ。もうそのような(そのようなとは青春18きっぷを使ったようなお金のかからない旅行のことです)モノでもいいのでどこかに行きたいものです。
 旅行業者で働かれている皆様はいかがですか?最近、いい旅行をされていますか?

 私はいままでずっとJTBの時刻表を使っていたのですが、今月はちょうど売り切れておりまして初めてJRの時刻表を使いました。
「時刻表なんてどこのも同じ」
とも思ったのですが、見難いですね。それはJRの時刻表が悪いのではなく、私の慣れの問題なのですがね。来月からはまたJTBのものに戻します。

 最近、数日また夏が帰ってきたかのように暑い日が続きましたね。今年もさほど夏を感じることもなく、夏が過ぎて行きます。なんか寂しいですね。



     なせば成るという見本(2003年8月21日更新)
 皆様、こんばんは。
先日ですが、大阪の中小の旅行代理店の集いのような席に参加いたしました。しかしどうして業者のスタッフと言いますとこうも謙虚さに欠けるのでしょうかね?
 皆が皆大法螺吹きでございまして・・・もちろん全部が嘘ではないでしょうけど、その先の見通しに対する甘さばかりが目立つのです。
 情報化にたいしてどのような対応をとるのか?
「今のままで十分に稼げる」
このような感じです。いや本当に今十分に利益を出せているのであればこそ、体力のあるうちに変えていかないといけないことがたくさんあるのではないでしょうか?

 さて私の以前に住んでおりました、「小豆島」のお話です。
小豆島と申しますと、観光客で賑わうシーズンは真夏の海水浴のシーズンと秋の紅葉の時期(11月中旬)のみでして、その上アクセスの悪さから毎年観光客が減っている土地柄でもございます。
 船で渡らないといけませんので、そのフェリー代の高さなんかもお客様の眼をそむける原因ではないでしょうか?
 以前は高知県などから修学旅行(二十四の瞳など平和学習もできますからね)も来ていたのですが、瀬戸大橋なども出来まして、もっと遠くへ行くことができるようになりまして皆目修学旅行生もこなくなってしまいました。
 そのうえ相次ぐ大型観光旅館の廃業、来たらきたでその
「料理の悪さ」
でますます観光客が減りそうな要素は山積みされております。
(まあ温泉がないという点に関しましてはほとんどの旅館が投資いたしまして、温泉を利用しているようですが)
 そのような状況の小豆島におきまして唯一、毎日満館の旅館があります。よくよくテレビや雑誌に取り上げられておりますのでご存知の方も多いと思いますが、
「味わう、もろみの宿真里」
です。
 もう土曜日は来年の8月まで予約が取れない状況だそうです。どうして・・・このような大差がつくのでしょうか?こちら様は間違いなく勝ち組みです。
 その答えは様々な側面から見ることができるでしょう。何事もなせば成るなのです。日々日常に流されていましたら、何の進歩もいたしません。気が付きましたらもう手遅れになってしまうのです。
 もちろん私も偉そう言える立場ではないのですが・・・

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          中国の早さに驚きです。(2003年8月19日更新)
 皆様、こんばんは。
先日中国政府筋が
「査証の免除」
で大筋決定の報道がございました。
 私、判断が甘いですね。さてここから時間がかかり年内の実施はありえないなどとこのホームページで述べました。
 ところがもう全てトントン拍子で決まりましてなんとまあ、9月以降の観光も商用も全てノービサで入国可能になるそうです。
 そんな急に・・・
なんて思っている旅行業者もあるようです。今日、業界の情報ツウの方と話をしたところ、
「阪急トラピックスは中国ビサ代を15,000円取っている」
のだそうです。これ本当ですか?
 それなら極端な話ですが、ツアーは原価で販売しましてもビサの手数料収入だけで一人前儲かるじゃないですか?いや私は完全に信じきってはいないのですが、情報ツウ氏がおっしゃっておりますので、本当なのでしょう。
 その阪急が急にビサ不要になってしまいましたので、お客様から事前に収受している、
「ビサ手数料」
を返金しないといけないというのです。
 その金額500万円!!まあひとつのツアーで何千人と人を集めますので500万円なんかはした金かもしれませんがね。
 しかし本当にビサ手数料で稼いでいたツアーならビサ不要となりますとつらいところですよね。

 そう言えば先日ビサ取得の代行をもっぱらの仕事としている旅行業者があると申しました。しかし世界が表向き平和になりますと、相互に免除する取り決めを国同士でいたします。それに合わせまして元々薄利な商売です。他に飲食業の方でそこそこ利益が出るので廃業しようか?などという話もあるそうです。
 そうそう格安航空券で世間で有名な某社はそこへビサの代行を依頼していたようですよ。それほど巨大な旅行業者と取り引きのある会社でさえも、うどん屋さんの方が儲かるといって廃業を検討されているのです。
 しつこいように繰り返しますが、ますます業者不要というか、業者は不況から抜け出せないのではないでしょうか?
 
 そうそう先日、台風のところで
「もう数日待てばキャンセル料不要だったお客様」
のことを申しました。
 その直後にお問い合わせの電話をいただきましたので、ドシドシお客様をこのホームページに登場させましたら仕事も止むことなくくるのかなあ、などとアホなことを考えてしまいました。
 さてお盆休みも終わりまして、これから秋のグループの取り込みです。皆様、ライバル者に負けぬようがんばりましょう。
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     近鉄 VS ダイエー(2003年8月17日更新)
 皆様、こんばんは。
先日のニュースですが、関西空港で節約のため設定温度を1度あげ、苦情が殺到したのだそうです。
 空港の利用者は何度も行きませんので、空港で働いている方々が苦情を出したのでしょう。また空港側は
「赤字がかさむのでなんとか節約していますよ」
的な、セコイアピールも大きな狙いなのでしょう。
 相変わらず芸が細かいというか、セコイというか。
もっともっと本質的な改革をせずして持ちこたえられるのでしょうか?

 本日が帰省や帰国のラッシュなのでしょう。どこも込み合っているようです。空港でのコメントなどがテレビなどに出ております。皆様、いい顔をされてますよね。
「楽しんできましたー。」
という感じです。
 しかし、ニューヨークにいかれた方は大変だったようですね。後々にはいい思い出となるでしょう。

 さて私は昨日、地元大阪ドームで「近鉄 VS ダイエー」の試合を見てまいりました。何故か?入場料半額でして、外野席600円です。どうして何もしなくても埋まりそうな日にわざわざ半額セールをするのでしょうかね。よーわかりません。
 私はドーム球場での野球観戦ははじめてなのですが、どうも箱庭で野球をしているような。物足りなさを感じるのですね。
 また空調が完璧でして、あの灼熱の太陽の下まだ骨も固まらない高校生に連日連投させるのであれば、こういう快適な環境で野球をさせるべきではないかな、と思うのです。しかし灼熱の太陽の下でしないといけないのでしょう。そういうのを先祖代代に好むのが日本人なのです。
 しかし勝ち進めば連日連投、素質のある若い選手がプロになる前にその芽を摘まれてしまうのでしょう。大人がなんとかしてあげないと。
 ゲームは近鉄の先発投手が、感情を押し殺すためでしょうか?加藤投手でした。この選手は以前ダイエーにいた選手でしてね。ダイエーというより南海か。しかし息が長くてもう30代後半の年齢になるのではないでしょうか?
 ダイエーの選手からみますと、
「よーし、打ち崩してやろう」
という気も少しなえてしまうのではないでしょうか?(プロはそう甘くないでしょうかね)
 あと元タイガースの北川選手が今では「近鉄の4番指名打者」でした。古巣タイガースではレギュラーの座も取れませんでしたので・・・パリーグの程度は低いのか?それともタイガースの首脳陣に見る眼がなかったのか?まあこの答えも「単なる相性」ぐらいのものであって欲しいですね。
 ゲームは無難にダイエーが7対3で勝ちました。ダイエーは福岡に行く前は大阪の球団でしたので、ファンが多いです。盛り上がりましたね。

 エイビーロード誌を見ておりますと、このような広告が出ております。
「新規ヤフーBB加入のお客様、10,000円キャッシュバック!!」
「UFJカード申込者に3,000円キャッシュバック!!」
なるほど業界は不景気なのでしょうね。気軽にできる副収益を各業者は見込んでセールしているのでしょう。なるほどこういう手もあったか。と感心してしまいます。
 皆様の会社でもこの手のキャンペーンをしてみてはいかがですか?しかしできれば本業で稼ぎたいものですね。

  さてさてまたしても広告でございます。大阪市内で格安のアパートがございます。最寄駅・阪和線杉本町・徒歩6分
「大阪市大生」
にもってこい。昔ながらのアパートです。こんな部屋から世界を目指せ!!家賃はたったの20,000円。お問合せは。
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までよろしくお願いいたします。(ただし入居可能なのは学生のみです)


  
   
     天王寺動物園(2003年8月15日更新)
 皆様、こんばんは。
 いよいよお盆休みでございます。本日訳ありましてJTBのある支店に行ってまいりました。パンフレットを貰うこととオススメの旅館を教えて貰うためです。(申し込みをする気はまったくありませんでしたので申し訳ないです。)
 その某JTBの支店に行きましてまず驚きました。どうしてか!!私の少し前まで働いておりましたQ社の元スタッフが2名、その店で働いているのです。
 どうなのでしょう?Q社は伝統的に?
「愛情なきスパルタ教育」
をモットーとしておりまして、女性のカウンタースタッフなどある程度仕事を覚えて、自信をつけますと、その・・・もっと待遇のいい大きな会社へ行くべくして退職していくのです。
 しかし元々、社員に対しまして愛情のかけらも持ち合わせないQ社ですので、しょうがないとも言えますね。
 しかし年月が経ちますと人間変わるのですね。女性には失礼なお話ですので怒らないで欲しいのですが・・・
 今日見ました一人のスタッフは昔、私がQ社で働いている頃は。
「Q社のAVクイーン」
と言われるほどにセクシーで艶のある(我ながらオッサンの言い方だ)女性だったのですが、それが本日は・・・その変わり果てた体型に、別の意味でホッとしたりもいたしました。
 しかしやっぱりQ社も皆が忙しくてちゃんと指導教育ができないのかもしれませんが、辞めた人がこんな大きな店の第一線でバリバリ仕事をしているのですから、少しは方針を改めた方がいいのかもしれませんね。

 さて天王寺動物園のお話です。私も家族ができてから休日は近くに遊びに行ったりするわけですが、天王寺動物園の近くは少しばかりカルチャーショックを楽しめるのでご紹介いたします。
 大阪といえばコテコテのイメージがございまして、例えば地方の方にガード下の串かつ屋やに案内しようといたしますと、
「失礼な」
と思われてしまうかもしれません。
 いやそのように思われるでしょう。
案内する大阪人は気を使って
「こんな所地方にはないやろうなあ」
と思って連れていくわけですがね。どうも大阪人のサービス精神は伝わりにくいように思えるのです。

 まあその話は置いておきまして。
天王寺公園から動物園に行く道なのですが、道中テントを張り、その中で道に向かってマイクを持ってカラオケを歌わせる店が並んでいるのです。誰が真昼間からビールを飲んでテントの下で通行人に向かってカラオケを歌いますか?
 しかもそのカラオケは有料なのですよ。
 吉幾三の「雪国」を歌っている人がいたのですが、この暑いさなかどうして「雪国」を歌うのでしょうか?やめてくれよなあー。もっと暑苦しくなるじゃないか!!
 しかも貧乏くさい店なのに、何故か皆、アサヒスーパードライを飲まれているのです。やめとけよーもったいないじゃん。どうせビールと発泡酒の区別もつかないんだろう?などとよけいなお世話を考えてしまうのです。
 どうもこのエリアだけ、ニッポンじゃないような感じなのです。
 しかもね。その電源を引くのに私たちが学園祭の時に使ったような
「ヤンマー」
の発電機を使っているのですよ。気持ちよさそうに歌っているその横では発電機が
「ダッダッダッダッダッダッ」
と大きな音を出しているのです。その音を掻き消すかのごとく、大音量の雪国は暑いさなか
「追いかけて、追いかけて、おいかけて・・・」
いやー本当に喧しいのです。

 今回は台風ではございませんが、今ヨーロッパでは異常気象をとおり越すような猛暑だそうです。そう言えばお客様も帰国後、
「暑かった、暑かった」
を連発しておりました。そして昨日の地元紙の報道として
「猛暑!!フランスで死者3,000人!!」
と騒いでおります。どうですか、台風ではございませんが同じような自然現象です。人間様は大自然をナメテはいけませんよね。
 そういえば数年前にヨーロッパ中が洪水したこともございますものね。

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          台風は週末にやって来る!!(2003年8月14日更新)
 皆様、こんばんは。
 私は現在A市に住んでおります。朝から顧客のいるB市に行ってまいりました。A市とB市は約20キロも離れております。そして昼過ぎからB市でまた用事がございましてわざわざ戻ってまいりました。そして夜は・・・・B市で手話教室に参加いたしました。そして重い足取りでまたまたA市の自宅へと帰って行くのです。トホホホ・・1日で約100キロも車を運転してしまったのです。ナントまあ効率のわるい営業マンなのでしょう?
 簡単に100キロと申しますが、電車に乗りますと
「大阪〜近江今津」
の距離に当たるのです。
 会社員でなくなって効率なったと公言している私ですがまだまだ空回りの連続のようです。

 さて会社員時代は営業マンである限り皆ノルマを背負って営業いたします。台風が9月の週末なんかに来ますとちょうど団体客のいる週だったりいたします。
 営業マンは予算達成は絶対に不可能だと悟る場面が年に何回かあるのです。(皆様はないですか?)その理由が台風がきて団体が中止になって・・・なんかでしたら、自分の中では非常にスムーズに消化できたりいたします。
「この団体で巻き返すはずだったのに・・・」
などと言い訳もできるからです。
 しかし営業ノルマなんていうものは・・・例えばあの
「同時多発テロ」

「SARS」
などでガタガタになったといたしましても・・・
 みんなが悪ければ痛くも痒くもないのです。そう自分だけが不調になるのが最も恐いのです。やっぱり、サラリーマンはあくまでも気楽な稼業だと今になりますと思えるのです。

 あの大阪のタレント?上沼恵美子さんのこと皆様いかが思われますか?単なるおばちゃんなのですが・・・私は上沼とみのもんたが何よりも大嫌いでしてね。上沼がテレビに映りますと・・・もうそりゃプラトーン状態になってしまいまして、不愉快が爆発しまして、もう人間でいることさえできないほど発狂寸前状態になってしまうのです。
 誰が彼女を支持するのでしょうか?不思議でしょうがありません。

 さて話がへんな話になってしまいました。しかし台風と言うやつはどうして週末に現れるのでしょうか?これは私の気のせいでしょうか?そんな気しませんか?
 私は以前にもう相当傾いている観光旅館で働いておりました。その観光旅館が瀬戸内の孤島にございまして、台風が来ますと船が欠航しまして客人は来たくても来れなくなってしまうのです。
 もういつ潰れてもおかしくない旅館でしたので、オーナー氏など今の横浜ベイスターズの山下監督状態でして、誰もがもうこの人は近いうちにいなくなると知っていたのです。そうなりますと誰も自分の働いている旅館の将来のことなど真剣に考えていないのです。
 土曜日に船便が欠航してお客様が来れなくなりましたら・・みんな
「やったー」
と喜んでいましたからね。
 そんなこんなでベイスターズが弱いのだと思います。差別するつもりはございませんがパリーグの優勝チームがセリーグに来てベイスターズはパリーグに行ったらどうでしょう?
(冗談ですよ。怒らないでね!)

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     定番、台風でトラブル!(2003年8月13日更新)
 皆様、こんにちは。
いよいよ世間はお盆休みとなりました。皆様はどこかへお出かけですか?
 私が会社員であった頃は
「休みたい、休みたい」
とうなっておりまして、
「いーなー、世間は休みで、僕も休みたいなあ」
などと思っておりました。ようは休む間もなく働いているのがイヤ?だったのです。
 それが今はどうでしょう。歩合で働くとなりますと、お盆休みの連休より「仕事・仕事」仕事が欲しいのです。本来でしたら私も本日から休みを取る予定でしたが今日も明日も仕事が片付きません。どうしてか、ぜんぜん腹が立ちません。人間こうも変わるものなのですね。笑

  さて私のお客様にほぼ2ケ月に1回海外旅行にいかれる方がおられます。本日もお会いしてきたのですが、お客様いわく
「もう、だんだん行くところがなくなってきたわ」

「いえいえ、アジアはまったく行かれていないじゃないですか?」
お客様
「いやーアジアはどうも・・・」
そうなのです。この方は2ケ月に1回の割合で海外旅行に行かれるのですが、そのほとんどがヨーロッパ方面でして、時々カナダやオセアニアなどにも行かれます。にも関わらずアジア方面はほとんど行ったことがないのです。
 それで行くところがないとおっしゃるのもねえ。
 私といたしましては、遠くへ行っていただく分、単価の高い旅行になりますのでそれはそれで嬉しいのですが。

 さて話を戻しましょう。台風のお話です。こういうトラブルがありました。
 台風が沖縄方面にきているという状況です。あと数日後に沖縄に出発されるお客様から電話がきました。
お客様:「台風のニュースが出てるけど沖縄にいけるの?」
電話に出た人:「ツアーをおこなうか、否かはツアー会社が決めます」
(この電話に出た人は、このお客様の担当者ではありません)
電話に出た人:「行くか行かないかはお客さんが決めて下さい」
 どうもこのようなやりとりがあったのだそうです。

 そして実際にこのお客様が沖縄に行かれまして、滞在期間中ほとんど台風がうろうろとしておりまして沖縄にいながら何もできない状態だったのだそうです。

 このお客様、帰って来まして何も楽しめなかった旅行のクレームをつけにやって来ました。また何もできないだけではなく、帰る日の飛行機が欠航して更に1泊したのだそうです。

 このお客様の担当者は先のような電話のやり取りがあったことをまったく知りません。でも念のためにツアー会社(今はなき・・・なくはないか?ジャパンツアーシステムだったかと思います)に状況を聞いてみました。
 これが不思議でして
「その日の出発は、飛行機が飛んでも悪天候が予想されたのでキャンセル料は取っていませんでした」
というのです。
 どうもこの担当者は同じ店でいい加減な対応をした同僚は誰か?あぶり出しにしようと考えたようです。ちなみに私は公休で最初から蚊帳の外?でした。
 このようにバタバタしておりましたら更にお客様のお怒りを助長してしまいまして・・・
お客様:「その電話に出た奴、今でも話をしたら誰か特定できる」
ので全員と話がしたいと言い出したのだそうです。
 そしてこのお客様も性質の悪い客でしてね。しまいには
「自分の旅行、弁償してくれ」
と言い出す始末です。
 この時は本当に気まずかったですねえ。
「そんな電話を受けた人いない?」
と聞きますと全員が
「私ではありません」
と答えましたので。社員が
「いったい誰が犯人だろう?」
と疑いながら仕事をしているのですもの。

 またまた広告でございます。あの大手日本旅行の宿泊予約サイトです。特に
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 には激安ビジネスホテルが一杯です。(私が見てみましたらナント2,000円以下のホテルがありました。いったいどのようなホテルなのでしょうか?ちなみにエリアは大阪で見ました。)是非ともご利用くださいませ。ホテルならココ!その場で検索・予約!日本旅行の「宿ぷらざ」 冷やかしでもかまいませんので一度のぞいてやって下さいませ。


 
     あせってしまって・・(2003年8月12日更新)
 皆様こんばんは。
先日は台風がいかに無益なものであるのかを申しました。本当にそうなのです。しかしこのような話を聞きました。
 例外中の例外です。
 ある旅行代理店で沖縄旅行を頼んでいる人が私の知人にこう言いました。
「そういえば、君も旅行会社で働いているんやったな、今回の旅行は別の旅行会社に申し込んでしまったが、万が一台風でこの旅行が中止になったら君に頼むわ」
 なんと言う話でしょうか。私の知人は忘れられていたのです。しかし台風で中止になれば次の代わりの沖縄旅行は、頼んでくれると言うのだそうです。
 それが驚くべきことにドンピシャ、その日に台風がやってきました。午前中の便はほぼ全ての便が欠航しています。そしてその人の予約の午後の便も・・・見事に欠航いたしました。
 百害あって一利なしと申しましたがこのケースだけは例外でございます。この担当者喜んでいましたねえ。
 家族旅行というものは子供中心になってしまいます。その代わりの旅行は子供のために多少高くとも確実に予約を取らなくてはいけません。もう料金は二の次になってしまいます。
 
 また台風でお客様は気がついていませんが大損されたお客様もおります。
あれは一昨年でしょうか?お盆明けぐらいに九州地区を中心に大きな台風がきました。お客様はずいぶん早い時期に
「台風が来ると景色も良く見えないのでキャンセルしたい」
とおっしゃいました。
 通常でしたら私は
「今キャンセルしても、数日後にキャンセルしてもキャンセル料は同じですよ」
と案内するのですが(いや私じゃなくとも皆同じように言うでしょう。)このお客様は、
「キャンセル料はちゃんと払うのでもう今、キャンセルして欲しい」
とおっしゃるのです。
 まあそこまで行く気がないのであればキャンセルした方がいいか、と後に仕事を残さないためにも早々にキャンセルしました。そしたらその後すぐに?(いやそんなにすぐにでもなかったのかなあ?)
「台風のためツアーキャンセル」
の連絡がツアー会社からきました。もう少し辛抱していましたらキャンセル料は不要でしたのにね。
 難しい所です。(ツアー会社は飛行機が飛ぶ限りはツアーはやります。なんて言います。しかし強風の中、例えば沖縄なんかで過ごしても面白いはずがないですからね。ですので質のいいツアー会社でしたらそのツアー会社の判断で、無料でキャンセル出来ます。と案内するケースが多々あります。うんうんそういうツアー会社を選びたいものですね)

 竜馬がゆく(夏休みの定番です)ようやく四巻に突入いたしました。夏の退屈しのぎにベストの本ですね。さて竜馬はいずこに行くのでしょうか?でも幕末の浪人って自由な雰囲気でいいですよね。

 さて話はまたまた変わりまして恒例の広告でございます。「パッケージツアーはもう飽きたわ」とおっしゃる自由旅行の皆様、それでも1泊目は不安だからホテルの予約はしておきたいわ、なんて言う人もおられるでしょう。自宅のパソコンから世界のホテルが簡単に予約できます。
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     台風で・・・(2003年8月11日更新)
 皆様、こんばんは。
 先日、日本列島を台風10号が縦断しました。なんせ強い台風と騒がれまして台風ニュースの時間が長かったかと思います。約10人の死者を出し大暴れして消えて行きましたが、なんせ夏休み中でしかもお盆前ということで多大なる影響を与えてくれました。
 しかし台風という奴は何故か、週末に来ると常日頃思っているのは私だけでしょうか?
 旅行業者にとりまして台風は本当に
「百害あって一利なし」
なものでして、売上げは全額返金しなければならないですし、(損はしていない、とおっしゃるかもしれませんがそれまでの苦労が水の泡でございます。)下手なところで足止めなんかになりますと・・・色々なことでトラブルの原因にもなりかねません。
 本当に厄介モノです。(そうは言いましても台風の被害で亡くなられた方々に比べましたらまあその程度のものかもしれませんが)

 今までに様々な台風被害に遭っております。また多数の台風被害を見てまいりました。まあ笑って済ませるわけでもないのですが、多少ご紹介したいと思います。

 まず一番最初に台風被害を目の当たりにしましたのは・・・私が若干22才の時、入社1年目でございます。私の上司(この人が嵐を呼ぶ男と呼ばれておりまして)と同期入社の男が添乗について行く予定でした。
 この同期入社の男がえらい喜んでいましてね。
「ウワー、沖縄に行けるー」
と沖縄にまだ行ったことがないとかでものすごく張り切っていたのです。
 また上司の嵐を呼ぶ男はどうも天気の運が良くなくてですね、(私個人的には晴れ男とか晴れ女は存在しないと思っていますが、あんなもの単なる偶然です)その数日前に、京都発で瀬戸大橋を渡って淡路島に宿泊して・・翌日淡路島の観光をしてフェリーで帰ってくる日程だったと思うのですが・・・この辺はなんせ大昔の話でよく覚えていませんので、多少リアリティに欠けますが。どうも淡路島で台風が来てフェリーが欠航し、行きと同じ道で帰ってきてものすごく帰着が遅れたとか。
 そんな嵐を呼ぶ男氏と同期の初沖縄喜び男での沖縄出張でした。先日の台風10号の場合、不幸中の幸いと申しますと、沖縄便の欠航は大方前日の決定していましたよね?そうでない時が多いのです。当日空港に行ってみて・・・欠航。
 そんなことが多いのです。わざわざ旅行の準備をして空港で飛行機が飛ぶか飛ばないか決まるのを待たないといけないのです。(便が飛ばないと勝手に決めつけて便が飛んでしまいますと、お客様都合のキャンセルにされてしまうかもしれません)
 当時はまだまだ大きな団体がある時でした。沖縄120名、そして景気のいい時でしたので、機内食?そんなしけた飯じゃあ社員に申し訳ない、などと言うことでわざわざお弁当を120個飛行機に積み込んだりしていたのです。
 関係のない話ですが使うホテルは今でも忘れません。「残波岬ロイヤルホテル」でした。そして日が近づいてきまして
「もしかしたら台風で飛行機が飛ばないかも」
などという話になってきました。
 これも当日まで欠航が決まりませんでして、当日、添乗員がお弁当を120個準備して・・・
空港で欠航が決定いたしました。この弁当どうするねん!!
 もちろん空港に集合したお客様に持って帰っていただくのですが、
「そんなのいらん」
という人も多数おりまして、結局事務所に持って帰って皆で分けました。それでも大量に余ってしまうのです。今考えましたら本当にもったいないお話です。
 あのお弁当はどうして手配したのか?未だに謎でございます。
 それに「初めて沖縄男」の落ち込みよう・・・まったく哀れでございました。

 さて後日、その会社の慰安旅行はいったいどうなったかと思いますか?
「豪華沖縄3日間」
から
「新都ホテル立食パーティ」
になってしまいました。会社もずいぶん経費を浮かしたものです。そしてその会社は後日・・・倒産してしまいました。本当に運がなかったのですね。
 この場合旅行業者の収益は?たぶん10分の1ぐらいになってしまったのではないでしょうか?
 まったく悲惨なお話です。

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