ニッポンの税関職員は世界最低ランク!!

      今年の3月12日の新聞に「比女性に違法身体検査」の見出しの記事。
     朝刊にも夕刊にも出ていました。
      朝刊の記事を要約すると、
      関西空港支署の検査官が関西空港に到着したフィリピン人女性に対し薬物検査の
      ため全裸になるよう求め、裁判所の許可状なしに下半身を調べるなどしていたことが判明。
      この女性は全く無実で同署は「密輸の情報があったため調べたが行き過ぎだった」
      と同女性に謝罪したとのこと。
      夕刊では同じ日に同じ便に乗っていた別のフィリピン人女性5人に対しても同じ違法検査を
      していたとのこと。(被害者はもっとたくさんいたんとちゃうか?)
      税関の宮崎支署長は
      「密輸の情報に信憑性があったのでおこなったまで」
      とずうずうしくもコメントし
      「同意を得た上なので違法性はないと認識している」
      と強気。
      我々納税者の稼いだ金で生活しているくせに、空港利用者をバカにするなと言いたい。
      フィリピン人女性ではなく、カナダ人やスイス人なら同じようにしたのか?と現場で判断した
      責任者に問いたい。
       感情的なことはこれぐらいにして本当の問題点を視ていきたい。
      記事の中一番気になるのは、宮崎支署長の発言で
      「情報に信憑性があったので」
      という発言です。
      信憑性があったにもかかわらず手当たり次第のフィリピン人女性を全裸にしているのはなぜ
      何でしょうか?
      それはフィリピン人女性の**という情報ではなく、ただ単にフィリピン人女性とまでしか分かって
      いなかった、のではないでしょうか?
      はたしてその程度の情報で信憑性があった、と呼んでもいいのでしょうか?
       2点目は宮崎支署長が何度も繰り返す
      「同意を得た」
      という発言です。それならば皆なぜに訴えるのでしょう?全く理解に苦しみます。
      空港税関職員に問います。
      「あなた方はいつも私のカバンを開けるときに同意を求めますか?」
      私は同意をした覚えもないのですがいつも開けられてしまいますが・・・
      もっと突き詰めます。
      もし私が「NO」と言えばカバンは開けないのですか?
      あなた方は日本語の「同意」と言う言葉の意味を理解していますか?

       私は人権問題を扱う専門家でもないし、ジャーナリストでもありません、ましてやアナーキスト
      なんかではありません。「悪徳」とこそ名乗ってますがごくごく常識のある1社会人だと自覚して
      います。それでも世界的に見てニッポンの税関以上に私を腹立たせたはいないと断言します。
      
       ここから以下は余り気にしないで下さい。なぜなら私の主観だからです。
      私は税関審査料を払ってもいいのでスタッフの質の向上を求めます。
      東南アジアの弱い方々にそのような仕打ちをして成果が上がっているのですか?
      拳銃や覚醒剤は税関で発見できているのですか?
      やるべきは簡単なことです。一流ホテルのスタッフのように笑顔で
      「皆様に見せていただいてますので」
      と堂々とチェックすればいいのではないでしょうか?
       本当の申告は「人を信頼して」もちろん皆が法を尊重する大人の社会ができることが理想なのですが。
      
       最後に私のホームページにお越しいただく善良なツーリストの方々へ
      何もそんなに目くじらをたてなくてもと思われた方々がほとんどでしょう。
      不愉快な気分にさせたことをおわびいたします。
      しかし彼ら税関の役人は人を身なりで判断します。
      もしあなたが普通のツアー参加者なら何も問題なく帰国できるのですが、リュックサック一つで帰国して
      パスポートに色々な国の印があれば、どのような目に遭うのか!!
      多大なる不当な差別を受けるのです。
      その辺をご理解していただきたくあえて書き記しました。

       税関職員の方やその家族の方々がもしこのホームページを見てまともな反論、ご意見が
      あるようでしたら。是非とも聞かせて下さい。たぶん論じなくとも命令できる職場ですので、
      「忙しいから」といいわけを言うぐらいのことしかできないと思いますが・・・    
               
          

香川県琴平の旅館の「仏の顔もなんとやら」

    4/25付の読売新聞の朝刊の記事。
   「しまなみ開通で第3の大橋ブーム」のはずが・・・観光効果なしの見出し。
   香川県琴平町の旅館のこと。昨年と比べてゴールデンウィーク中20%ダウン。
   大きなホテルでは30%近くダウンしたところもあるとか。
   その理由として
   「混雑度がつかめない」
   とか
   「こんぴらさんは時代遅れ」
   とか諸説紛々だそうです。
   一言も新聞記事には出ていませんがその本当の理由は私達旅行業界で働く人間ならみな知って
   います。
   それは琴平の旅館のお客様が増えたときの対応の悪さが原因なのです。

    まず10年以上も前の話なのですが、瀬戸大橋が出来たときのこと、琴平へ大勢の観光客
   が琴平に詰めかけブームにまでなりました。
   この時の琴平の旅館の対応の悪さは今でも語りぐさになっているほどです。
   ほっといても客が入るのでサービス対応面や料理内容などいくらクレームがついても改善のきざし
   さえも見られませんでした。
   それ以降、琴平へのお客さんの数は年々減る一方でした。

     そして昨年再び「明石海峡大橋」が完成され、ドッと琴平に観光客が押し寄せました。
    これが琴平地区の旅館に神様が与えた最後のチャンスだったかもしれません。
    しかし昨年もまた「前回の失敗の教訓」をいかすことなく、ただ来た客をこなすだけ、といった対応
    でした。
    私達はお客様にこう案内せざるえません。
    「橋の影響だけでごった返しtれいます。代金に見合ったサービスを受けられないかもしれません
    のでまた次回にされては」

     私達旅行業者がダメにしたようなものだ!
    と感じる方もおられるでしょうがよく考えてみて下さい。
    まず「こんぴらさん」という観光資源があってそのおかげで観光客が集まりました。
    その次は「瀬戸大橋」のおかげで、そして昨年は「明石海峡大橋」のおかげで・・・
    その間自分たちで何か努力をしたのでしょうか?

     それから私達の仕事はオススメしたお宿が良くなかったとクレームが出た場合、来年から
    その仕事が飛んでしまう可能性だってあるわけです。そういう意味でもお客様を守っていかないと
    つきあいは長く続きません。

     そういう理由で琴平での宿泊客が減っているのだと思います。
    やっぱり大切なのは「スタッフの教育」など儲かっているときにこそする投資ではないでしょうか?
    皆様はどう思われますか?


      

悪徳社員のつぶやき(新聞を読んで)

    本日(1月8日)の読売新聞の夕刊に「関空5路線相次ぎ撤退」の記事が載っていました。
   英国航空なんかは昨秋ぐらいからニュースになっていたいましたが、その他は南アフリカ航空・バスピブラジル航空
   ロイヤルブルネイ航空・タイ国際航空の5社です。
   5社中3社が関西空港のみに就航していた会社で「撤退」はほんと寂しく思います。
    
    特に24時間空港のシンボルとも言えた、ロサンゼルス、バンコクへのタイ国際航空の未明便。
   チケットの値段も安く、そのせいかいつも混んでいたのです。
   
    私のごくごく個人的な考えですが、滑走路を増やすより(もう決まってますが)
   夜間の時間帯への発着時間の誘導、(もちろん優遇措置を打ち出す)
   と市内空港間のアクセスの24時間化の方が経済効果もあるのでは?と思いますがいかがですか?
   それにともない今まで考えもしなかった格安航空券が登場したりして面白いと思うのです
   今のところ便が少ないので「不便な深夜便」と思われますが、それに慣れると別のメリットをうたうこともできるのでは
   ないでしょうか?

    もう日本への路線は海外のキャリアから見て魅力がないのでしょうか。
   それとも関西空港自体がバブルの遺跡なのでしょうか?


    しかし大新聞が見出しに「関空」と表記するのはいかがなものでしょうか?
   確かに大阪のおっちゃんおばちゃんは好んで「カンクー」と呼びますが、大新聞が大阪のおっちゃんおばちゃんと同じ
   程度でいいのでしょうか。「関空」はあくまでも通称であり日本国内でしか通用しない呼び方です。
   これは新聞会社が自らの国際性を否定しているのか、としか思えませんが。



悪徳旅行代理店は今日も荒稼ぎ

     キャンセルは旅行に行っていただくより儲かるという矛盾を書きます。
    格安航空券が最も極端で、エイビーロード1月号を見たところ、キャンセル料がリーズナブルがうたい文句の
    ひとつのIトラベル。
        60日前〜31日前まで  3、000円
        30日前〜15日前まで  5、000円
        14日前〜 9日前まで 15、000円
         8日前〜 3日前まで 20、000円
         2日前〜  当日まで 40、000円
     と細かく分けてくれてますが、本当に旅行代理店が航空会社やホールセラーに取り消し料を払うのは
    ファイナル(最終確認・発券)後のみ。(このファイナルが通常1週間前)
    このファイナル以前の取り消し料は丸々旅行代理店の収益に。
    50、000円の航空券が売れた時の収益が平均5、000円。
    キャンセルの時の方が3倍も4倍も儲かる仕組みです。

     もちろんIトラベルが不当に儲けているというのではなく、この業界では良心的な方だと思います。

ところでこの業界で有名なH社はキャンセル料の収益が全体の約20%とか



マイレージサービスを考える

         皆さんはマイレージサービスをご存じですか?
        これだけ航空各社がPRしているのでご存じの方も多いと思います。
        アメリカの航空会社が始めた顧客サービスの一つで搭乗距離に応じて無料航空券などが
        もらえます。以外と旅行代理店に勤めている人は報償航空券や研修用航空券しか使わない
        ので詳しくわからない人が多いのです。
        でも強者はUAの紹介キャンペーンを全てお客様で埋め信じられないほどのボーナスマイルを
        手にしてる者もいたりします。
         しかし総じて言えばお客様の方が研究熱心です。それと最近動きが激しいでしょう?
        JALやANAの加算対象が半年毎に増えているのに今でも格安チケットはダメと思いこんでいる
        スタッフもいます!
        昨年は加算されなかったものが今は加算されるかも知れません、航空会社にご確認を。
         私の場合現在、ノースウエスト航空とタイ国際航空のマイルを持っていますが、
        タイ国際は3年間で2回乗っただけで、無料航空券まで相当なマイル数が必要なのでこれは
        ないに等しいと思っています。
        ノースウエスト航空は関西線が成田線ほど充実していないのですがJASとの提携で使い勝手が
        良くなりました。なかなか予約が取れないといった問題もJASに乗るのならほぼいつでも大丈夫です。
        それと有効期限が無期限になったのも大きなメリットですね。

         昨年1年で9回航空機を使って旅行に行きました、そのうちマイルにつながったのはたった
        2回だけです。なかなかたまりません。        

       しかしマイレージをためるために旅行の目的地を選ぶのは考え物です。
       それこそ航空会社の思うツボ!!

         中にはいますよね、ダブルマイレージを獲得するためだけに別に興味のないところへ
         わざわざ行く人が。それで自分は上手く使いこなしていると思いこんでいるので
         本人はお幸せなのでしょうが。(ホント航空会社の思うツボです)
         その逆に自分の行動範囲を全てカバーしてくれる航空会社があればそれは、
         ラッキーな事です。
          クレジットカードでためるのも以外と早くたまります。(私はこれでためてます。)
         国内線をよく使う人ならクレジット年会費の安い(年会費1、750円)のJASなんかが狙い目
         ではないでしょうか? 


          それとマイルをためるために一番大切なことは航空会社をしぼること。
         ビジネスで東京ー大阪をよく使う人はだいたいJALとANAを持っている人が多いのですが、
         この場合より少ないマイル数で無料航空券が手に入るJAL一社にするべきなのです。
         もっと欲を言えばJAS一社にするべきです。

          あと有効期限のあるマイルは早く使うこと!!
         その他いい方法ご存じの方ご意見を下さい。 


公務員天国ニッポン
あんまり大きな声では言えないけど私たちもその恩恵を少しだけ・・

          皆さんご存じですか?大阪の各市町村の職員互助会なるものがあることを。
         その会より職員(いわゆる公務員)が旅行に行く場合本人には1泊3、000円、
         家族には1泊2、000円の補助が出ていることを。(他府県では違うかもしれません、念のため)
         互助会とか補助とかいう言葉を使ってますが、収益をあげるはずのない市町村がいったい
         何財源に旅行の補助をしているのでしょうか?
         もちろん我々の尊い税金を使っているのでしょうね。
         公務員の特権はこんな所にもあるわけです。
         長引く不況の中、民間の会社にお勤めの方の収入は伸び悩んでいると思います。
         所得が増える一方の公務員の方は結構旅行にお金を使ってくれますので私は有り難くこの
         互助券を受けとらさせていただいています。まあ多少ボーッとした人が多いので多少高い
         ツアーを売らせていただいております。
          またこの互助券は使える旅行業社と使えない旅行業社がありこれも考えて見ればおかしな話。
         (実に政治的です。使えない業者に公務員は申し込みませんので)
         悪い言い方をすれば1部の旅行業社のみが甘い汁を吸えるシステムになっているわけです。
         
          公務員の方は何から何まで恵まれています。
         市長にお金を渡し我が子を公務員に・・親の気持ちも分かります。  


ツアーはボトムの出発日でこそ格安になる

          特にグアムならというわけではありません。いや全方面に同じ事が言えます。
         今手元にあるパンフレット大阪発の「LOOKJTBとくだねグアム・サイパン99年4〜6月」
         を見ています。
         全日空利用のグアムプラザホテル指定食事なし4日間で39、000円〜104、000円を
         うたってます。
         以前は39、000円よりだけの表示だけで良かったのですが現在は一番高い旅行代金も
         表示しなければならなくなりました。
         39、000円で小さなアメリカへ行けるなら安いと考えてもいいでしょう。
         ちなみに39、000円の設定日は
         4月4日、11日、18日、5月9日、16日、23日、30日、6月6日、13日、20日、27日
         とすべて日曜日の出発です。
         このパンフレットでグアムにお出かけなら日曜日に出発しましょう。
         逆に104、000円の出発日はゴールデンウィークの5月1日と5月2日の出発です。
         全く同じ飛行機とホテルを使い倍以上の旅行代金を出して行く人がいるのか?
         と思われるでしょうが、そんなピーク期の方が先に予約は埋まってしまうのです。
         まだまだ日本人の休暇はゴールデンウィークやお盆、正月に集中しすぎているのです。
         (本当に勤勉が美徳のこのお国、皆様ごくろうさまです。)
         私達サービス業に従事する人間は確かに人が休む時に仕事をしないといけないのですが、
         旅行に行くことを考えるとむしろそのほうが有り難いぐらいです。
         (所得の格差はこういう所で頭を使って埋めるのです。)

          あと安いツアーには必ず落とし穴があると物知り顔で言う人がいます。
         確かにそのとおり、これを説明して納得していただくのが我々の仕事です。
         (売りたいがために黙っておくと、後が続きません)
         落とし穴1、
           このツアーの場合全日空利用という事でしょうか?
          全日空と言えば日本の人気航空会社ですがこの大阪グアム線は例外。
          一番安いレートで取り引きされている会社なのです。
          機材を有効利用するため(たぶん昼間は中国あたりを往復している機材)
          発着時間が良くありません。私たちはこういう便を逆便と呼んでいます。
          関西空港発が22:00台の出発でグアム到着が2日目の早朝3:00頃。
          それから入国手続き後ホテルへ。
          帰国便は4日目の4:00台にグアム発、関西空港到着が朝7:00台。
          同じ4日間でも現地での滞在時間が短くなります。
          しかし考えようによっては仕事が終わってから空港に向かっても間に合うし、帰国後の
          仕事も可能。それと全日空利用のメリットは国内線の割引があること。
          ちなみに東京の人なら東京大阪間はタダ。

         落とし穴2、
           このツアー代金に現地の空港税が含まれていないこと。(別途1、800円程必要)
          今年の3月までLOOKJTBの全商品に現地の空港税が含まれていたのですが・・・
          この4月以降の商品は心機一転すべて現地税は別になっています。
          某小さなツアー会社の営業マンは「含む」の時の表示はすごく大きかったのに、
          「含まない」の表示はすごく小さいと嘆いてました。
          販売店でお仕事の方もお気をつけ下さい。

         落とし穴3、
           安いだけあって利用ホテルはJTBのカテゴリーの中では最低ランクのものです。
          ホテルなんかどうでもいいとおっしゃる女同士、男同士のお客様ならこれで十分ですが
          若いカップルには物足りないかもしれません。
          近頃全日空系のツアー会社などが使う「リージェンシーホテル」等よりは少しいいでしょうが。
          ロケーションはギリギリ歩いてビーチに行けるところ。
       
         お申し込みお問い合わせはあなたのお近くのJTBもしくは取扱代理店まで        
  

世間の冷たさを知っておばちゃんに感謝!

          旅行の営業ってまず企業をまわります。
         つてのあるところばかりではないですので、いわゆる飛び込みセールスになります。
         (別にいかがわしい教材を売るわけではないですので邪険にはされませんが)
         1日で用のない日は20件ぐらい飛び込みます。
         まあこの不景気の中、20件とも飛び込み自殺のようなものです。
         本当に世間の風は冷たい。
          しかし私の勤務する店はスーパーの中にある超大衆店。
         買い物ついでのおばちゃんがガーガーガーガー。
         私もカウンターで接客することがあるのですが忙しくなると、おばちゃんのバイタリティー
         あふれるお問い合わせにホトホトつかれるのです。
         高速バスやフェリーの切符など、手間の割に利益が薄い。
         ゴチャゴチャやって挙げ句の果てには変更や取り消し。
         でも思うのです。世間の冷たい風がみにしみると・・・
         ここまでわざわざ来てくれているお客様のありがたさが。
         中にはいるでしょう、忙しくなるとツンとしたカウンターのバカ女が。
         いやいや私はいつもそんな風にしないようにとこころがけようと・・・

メニューに戻る