ベトナム南北統一鉄道の旅(2010年6月26日更新)
 皆様、こんばんは。
冒頭からいきなりですが、私はそろそろ旅に出たくなってきました。もとい、旅は無理なのであくまでも「旅行」というぐらいのカテゴリーの旅行をしたいものです。
 しかも数年前からこぼしているように鉄道を使う旅行をしたいと思っているのです。どうですか?ご一緒に。
 超、大まかなスケジュールですがちょっと見てみて下さい。
 

 

月日

 

 

 

9/3

(金)

                        

関西空港  ⇒⇒⇒⇒ 成田空港   ⇒⇒⇒⇒ ハノイ 

8:40発(JL052)10:05/11:35(JL751) 15:15着           

 

到着後、ホテルへ

                      (ハノイ 泊)

 

 

9/4

(土)

 

列車出発まで自由行動

             ハノイ駅集合 ハノイ駅

 22:00頃発

1726キロのベトナム縦貫2泊3日の鉄道の旅(寝台席利用)

                                          (車中 泊) 

 

 

9/5

(日)

 

終日:ベトナム縦貫鉄道の旅〜ハノイ〜サイゴン間は べトナム争中何度も破壊されたが、戦争終結1年後の1976年に全線開通。以降「統一鉄道」と呼ばれ南北統一のシンボルとして親しまれている

  

                                  (車中 泊) 

 

 

9/6

(月)

 

 

 

早朝:サイゴン到着、徒歩にてホテルへ(ディユース)

 

夜:空港へ

 

ホーチミン ⇒⇒⇒ 

23:40発 

 

 

9/7

(火)

 

 

⇒⇒⇒⇒⇒ 成田空港 ===== 羽田空港 ⇒⇒⇒⇒⇒伊丹空港

(JL750)7:35着(地上移動)11:30発(JL115)12:35着



 
      広島・青木投手の心がけ(2010年5月1日更新)
 皆様、こんばんは。
先週から添乗に行ったり休日出勤をしたりで体調がおかしくなってしまいました。こういう時は断酒は続けておりますが、ダイエットにまで気が回らなくなりついつい素直に食べ物を口にしてしまいます。素直に食べ出すと最初は体重は増えないので安心して食べてしまうのですが今度は食べる習慣だけが残ってしまい気がつけばリバウンドしてしまうのです。
 私もリバウンド仲間になってしまいました。
 リバウンドしているのでまた元の食生活に戻そうとしたらそれが非常につらいんですよね。空腹に耐えられなくなってしまうのです。
 本当なら本日、今年2回目の血液検査をするつもりでしたが改善が少ないと精神的に面白くないだろうと見送りました。
 そういう訳で、病院の待合室に置いてある新聞を読んで薬が出来るのをまっておりました。その中で今期好投をしながらまだ勝ち星のついていない広島の青木投手が昨日、初完封を飾った記事を読んでおりました。彼のコメントがふるっており内容は、「なかなか勝てなかったので日常の生活も改めました。車が汚れていたら洗車をし、ロッカーが汚れていたら片づけることを習慣にした。」何でもないコメントなのですが、ものすごく私の心に響いてきましたね。やっぱり私は相当疲れてまいっているのだと思います。早速私も本日、洗車をしました。
 昨日なども時間に追われて仕事をしていますのでミスをしてしまうのですね。ダメです。そういう時にまたあまりありがたくないお客様から、
「ゴールデンウィークのホテルを予約して欲しい」
こんな電話がかかってくるのです。なんか全ての巡り合わせもよくないのですね。
 ただ明るい話題として、本日から始まった上海万博がテレビでバンバン露出しているのでもしかしたら相当日本発のお客さんの動員につながるのではないかという期待感を持ちました。いけるかも知れない。
 


      ある著名人の沖縄(2010年3月21日更新)
 皆様、こんばんは。
もうじきまたしても久しぶりの添乗で沖縄にまいります。非常に楽しみでワクワクしております。
その添乗の準備としてある著名人とお話をする機会がありました。沖縄のこと以外についてもお話をおうかがいしたのですが私の考えとは大きく違い違和感と不快感を感じました。
 ある地域についてある側面からだけ見て物事を決めつけたりはしたくないのですが人はそれぞれに考え方が違うのだなあと思います。ちなみにその著名人をけなしたりはしたくもないのですがその業界特有の「おねだり」だけはその方もされるようです。やっぱり違和感ありますね。
 彼曰く、
「北谷に住む多くの人は米軍基地で働いておりその基地の移設を望んでいる人は皆目いない」
こうおっしゃるのです。
 彼曰く、
「日本は無条件降伏をしたのだから国があるだけで幸せ」
 彼曰く、
「コザの住宅は米軍の兵隊に侵入されないように鉄格子がついている」
発言にある方向性はあるのか、それもつかめなかったのですがお客様にいちいち反論するのも時間と労力の無駄なので黙って聞き流しておりました。影響力のある人がこんなことを言うべきではないのですけどね。
 もう60年も前のできごと「無条件降伏」から一歩も前にすすめないのもどうなのでしょうか。(この方は教育者なのです。)
 沖縄の基地の話になると今回の民主党の決断も見ものですね。いやもう結論は出ているか、沖縄県内に移設が濃厚なのでしょう。
 話は変わりますが大手JTB,KNT,NTAのパッケージツアーの販売手数料率が下がるようですね。昨今の航空会社のゼロコミッション同様の流れがパンフレット商品にも出てきたということでしょう。もう各社余裕はないところまできているのですね。
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      ぎょうさん買う太郎的発想(2010年2月27日更新)
 皆様、こんばんは。
今大阪府で売られています地域の商品券「ぎょうさん買う太郎」が話題になっております。予定より売れていないなどとニュースに出ておりました。確かに事前のPRが少なかったと思います。私の家では1冊だけ買いました。(そもそもは1人1冊しか買えなかったと聞いています。)この商品券なかなかの優れもので10,000円で11,500円分の商品券が買えるのです。但し利用可能期限が3月中旬までと短く飛び付いて買うほどのメリットもないと言う人もいました。
 スーツとか靴とかある程度高いものを買う予定のあった人にとってはメリットありますね。でも11,500円分の商品券は10枚(1枚1,150円分)に分かれておりおつりが出ないため今必要でないものまで買ってしまうだろうと買い控えた人もけっこういたのではないでしょうか。
 この商品券のネーミングがひねってあって、さすが大阪はお笑いの粋な街だと受け止めてもらえたでしょうか?それならいいんです。私はこの商品券のネーミングに大阪の体質がにじみ出ているな、そう思いました。ぎょうさん買う太郎、「ぎょうさんこうたろ」これは「たくさん買ってやろう」の意味なのは今や全国区になりつつある大阪弁ですので皆様もご存じかと思います。
 この「買ってやる」という姿勢が大阪を象徴していると思うのです。普通は「欲しいもの」を「対価を支払い手に入れる」これが当たり前の商行為ですけども、大阪ではわざわざ買ってやると言わないと気が済まないみたいですね。まさに下請法に抵触するようないやらしさがこの地の商取引にはあると思うのです。
 やっぱり買うときも「買ってやる」ではなく「買わせていただく」この姿勢でいたいですよね。私はそういう人間になりたいです。
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   またしても想定外の敗北と添乗(2010年2月24日更新)
 皆様、こんばんは。
先日の敗北のショックからまだ立ち上がっていなかった本日、またしても想定外の敗北をきしてしまいました。今度も敗北のニュアンスが同じなのですね。これぐらいの料金差ならいつもの業者を使おう。こういう感じでした。
 お客様にチをつける気はないですけど、それならその業者に最初から頼めばいいやんか!そんなことを思ってしまいます。うまくいかないですね。実は私の母校の研修旅行なのでここも密かに期待していたのです。まあ仕方ないか・・・
 暗い話題ですみません。
 暗い話はそうそうに切り上げて少し明るい話題でございます。
来月、沖縄に添乗に行くことになりました。イェーイ。イェーイ。
 添乗でも行きたい場所のひとつですね。本島3日間。久々に沖縄に行けます。
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      毎日の楽しみと敗北(2010年2月22日更新)
 皆様、こんばんは。
 今日はとてもショックなことがありました。長い間あたためていた新規のお客様・・・某国際交流協会の仕事、ちゃんとした理由もなく実績のある業者で決定してしまいました。
 長い間通って何とか獲得につながるだろうと思っていただけにショックで寝込みそうです。
 でも地方ではこういうことがあるんですよね。
 「誰彼がこの業者を使うように言った」
とか、
 「有力者の懇意にしている業者を使わないといけない」
とか。
 まだ大都市の入札の方があっさりしていて駆け引きとしては楽ですね。
 しかも今回は事前にある方面からも、私の出した見積もりの料金に追いつけなくて相手は困っているという話を聞いていたのですが、しかしこれもよくよく考えたら他の業者が私の出した料金をあらかじめ知っていたことが不自然なんですよね。あーくやしい。
 これは尾を引きそうな悔しさです。
 さて話は変わりまして私が今毎日密かに楽しみにしていることのお話です。それは会社から帰って来た後お風呂に入る前に体重計に乗ることです。断酒後しばらくは断酒を優先させるために食事の制限はしておりませんでした。むしろ食べてしまえば飲めないの法則にに沿い大いに食べていました。それでも断酒が軌道に乗りだしましたのでじゃあついでにダイエットもと夕食をセーブし出したら面白いように毎日体重が落ちてくるのです。
 気がつけばあとジャスト3キロで私が就職した時と同じ体重になります。(しかしその時にもすでにメタボ傾向がありましたのでそれでダイエット完了だとは言えないですけどね。
 私のダイエットの方法は・・・何度も言いますけど
1,朝と昼はしっかり食べる
2,夕食は少なくする
他にも実行していることはありますけど大筋はこの2つがメインですね。
 タレントの友近さんがおこなった「プロティンダイエット」みたいな代用ダイエットも有効だと思います。毎食プロティンだと味気ないから朝昼と普通に食べて夕食をプロティンで代用とか、こんにゃくゼリーみたいな代用品でもいいと思いますよ。
 ちなみに私はバナナで代用しています。夕食の代わりにバナナを2本みたいな感じです。
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      「俺はいいかげん」が自慢のたね(2010年2月19日更新)
 皆様、こんばんは。
 今日は大事な見積もりを提出してまいりました。最近思うのですが利益を削ってでも獲得しようとするとけっこう獲れるものだなあと思うのです。今日のも鼻血が出るぐらい安く作りたかったのですがそうもいかないこともあります。それはジェットスターのオーストラリア。ローコストキャリアか何か良くわかりませんが・・・難儀な航空会社ですね。
 料金は仮ですよ。分かりやすくするための仮です。まずインターネットで個人が予約する料金が一番安いですね。激安なのでゴールドコースト往復40,000円で売られているとします。いやリアリティを出すため一度料金を見てみましょうか。4月の大阪からゴールドコーストまでの運賃が往復で26,000円で自社のWEB上で売られています。安いですよね。但しルールがあって荷物を預けることができません。そしてキャンセルした場合の返金はありません。これは注意するべきことですね。あとデメリットがあるのは予約即購入なのです。予約のキープや変更ができないのですね。
 この運賃なら推測するにパッケージ用レートはおそらくこの26,000円より高くておそらく40,000円〜50,000円ぐらいはするのではないでしょうか?いやもっとするかな。いかがですかご担当の方がいたら教えて下さい。そしてこれが団体の運賃になればたぶん50,000円〜70,000円になってしまうのではないでしょうか?いや70,000円は少し大げさかもしれないですね。
 ようは今までの料金の付け方とはまったく違う値付けなのです。そのくせこの26,000円ばかり強調したコマーシャルを流すものですから旅行業界がなんか儲けているようなイメージで見られてしまうかもしれませんね、
 その上さらに難儀なことに、ダイレクトフライト(大阪〜ゴールドコースト)までの運賃に次の国内線は料金を足していく方式なのでシドニーへはプラスいくらとかどんどん運賃は上がっていきます。また国内線の取れる予約クラスにより運賃がかわってしまうのです。
 ここで一番最初の意味が出てくるのです。鼻血が出るほど安く出したくてもどれぐらいの運賃で予約が取れるのか怪しいので鼻血を出せないのです。このこと以外にも本当にやりにくい航空会社なんです。きっと日本の旅行業界はあまりあてにしていないのかもしれないですね。
 また話は変わりますがあなたが旅行業界で働かれていたら心あたりはないでしょうか?こういう人。
「俺はコースを作ったりするのはいいかげんなんだ。」
このように自分のいかげんさを自慢する人。いますよね。実は昨日のコースの話の続きなのですけどキッチリと完璧なコースを一番早い段階で作ったとしましてもお客様からあーせーこーせーと変更は入りますし、道が混んだりお客様が体調を崩したりなかなか計画どうりにはことはすすみません。そこまで考えたらキッチリ派より「俺はいいかげん」の方が私としては親しみが持てるなあといわゆる自己弁護です。
 皆様はどちらですか?
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      コースを作れない(2010年2月18日更新)
 皆様、こんばんは。
 私が今の会社で仕事を始めて早何年だったっけ・・・
 5年か6年ぐらいだと思うのですが、そのほとんどの業務が海外旅行のお仕事でした。それは自分で望んでいたことでもありますし悪いことではないのです。
 海外旅行のコースアレンジなどは実はほとんど丸投げだったりもします。また細かいスケジュールまで求められないというか。多少のアクシデントに対しては、「諸事情により変更もありえる」などと逃げを打つことも可能ですからね。
 そうこうしている内に、久しぶりに団体の営業をすることになりました。ちなみにですが以前も団体の営業の仕事をしていた時にもコースなんかどちらかというと適当に作っていたのは確かです。
 その団体営業の仕事で国内の日程表(コース)を作るのですが、それが全くできないのです。もう老化が進んでいるのかも知れませんね。
 その苦心のコースは「東京発 川口湖」と「東京発 房総半島」。国内のコース作りは非常に難しいのです。
もうこれではプロとは言えないですね。本当に困った。困った。
 困ってばかりもいられないのですが出来なくなったからと言って仕事を辞める訳にもいきません。日々勉強、勉強あるのみです。
 今さらですがいいコースを作る秘訣でもあるのでしょうか?あったら教えていただきたいものです。
 さて話は変わりますが最近「海外旅行保険」にインターネットから加入すると割引きがあることに気付いている方も多いと思います。地球の歩き方にも広告が出ているアレです。安くなるからと言ってむやみに利用するのはあまりオススメできないことが起こっているようです。
 告知事項に一つでも「はい」があると加入できなくなっているのですが・・・安いからと言って告知事項で告知するべきことを告知していない場合・・・最悪の場合は保険金が出ないことも十分に考えられるからです。性質上保険会社はできるだけ保険金を支払いたくないと考えてしまいますからね。
 そしていつかも言いましたが、保険会社の自社のコンプライアンス姿勢には閉口しております。あくまでもアリバイ的な法令遵守は実務に折り合わないことが生まれてい ます。また保険にもいろいろな種類がありその重さがそれぞれ違うと思うのですね。旅行保険はレジャーの保険なのでやっぱり軽い気分?(変な言い方ですが)で気軽にかけることができるものであるべきだと思えて仕方がないのです。
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      不審者(2010年2月13日更新)  
 皆様、こんばんは。
 最近は私もどうやらある程度年を取ったサラリーマンがなるのと同じように健康マニア化してきております。毎日お酒を飲んでアルコール臭にまぎれて眠るのと一滴も飲まずに眠るのとではまったく翌日の体勢が違い充実した日々を送ることができることにようやく気付いた私です。
 こうなりますと休日も子供とスケートに行き3時間でも4時間でも一緒にすべってあげることも可能になります。
 先日スケートに行きました。スケート場なんかはたして儲かるのかどうかわかりませんが結構子供が大勢いてぐるぐると回っています。私は小さめのショルダーバッグをたすき掛けにしてすべっていました。決してあざやかにとは言えないですけどすべっておりました。
 そしたら子供が言うのです。
「そのカバン、不審者みたいなので隠して」
私、
「そうかな?」
子供、
「不審者みたいでへん」
まいりました。全国のショルダーバッグをご利用の皆様、どうやらショルダーバッグを持っている大人は不審者だと子供達に思われているようです。
 余裕があればカバンは買いかえた方がいいでしょう。
 
 話はぜんぜん変わりますが私の同僚で若い人の話です。彼は退職して別の会社に移ります。私がそうであったように20代の若者は、
「より高く自分を評価してくれる会社で働きたい。そしてより多くの収入を得たい」
 このように考えるようですね。今はものすごく景気が悪くて大学生が入学後まもなく就職の準備をはじめるとか、また景気に左右されない公務員になりたがる若者が多いとかそういうご時世でどんどん転職してキャリアをつけたいという彼の考え方は立派だと思います。安定より挑戦を望んだと頼もしく感じます。元気で頑張って欲しいものです。
 また会社に残る人も、こんなふうに退職した人の引き継ぎは嫌でも発生するので常にまじめにコツコツと仕事をしていればきっと積み重ねでお客様をたくさん持つことになるんですよね。残る人にも希望はあるのです。
 そんなこんなで皆様、頑張りましょう。
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      不景気で修学旅行の積立が払えない!(2010年2月1日更新)
 皆様、こんばんは。
今は手軽に更新できるからという理由でブログのページを更新しております。しかも今断酒をしておりますので昔のような「酔いどれ紀行」などといったタイトルの生活からも離れてしまっております。そこで「悪徳社員の脱・アルコール依存症」などと言うタイトルのブログになっている次第です。私のことを少しでも知っている人からみますと「私からお酒をとると私ではなくなる」と思われるでしょう。でも実際お酒は口にしていませんのでこれが今の私です、としか言いようがありません。
 最近学生のツアーに極力関わるようにしております。今の学生旅行の収入の相場とはどのようなものなのでしょうか。意外とこの分野は収入が残るというイメージを持っていましたが薄利な戦いになりつつあるのが現実なのかも知れません。
 修学旅行などは積立をしているのですが不景気のためかこの積立が滞ったりすることもあると聞いております。それでも 何とかみんなと同じように出発させたいという希望を受け、旅行に参加してその後、保護者が自己破産し旅行代金の請求ができなくなった。そういう話も聞きます。自己破産とはそういうものですけど旅行代金までもが支払わなくてよしとなってしまうのですからやっぱり旅行業の収益率の低さを考えますと入金なき場合はたとえ修学旅行であってもご参加を お断わりするしか道はないという結論です。
 不景気ですからね。何かのはずみで経済状況があっという間に変わってしまう家庭があっても不思議ではありません。
 実につらい話です。子供には罪はありません。
 そう言えば某国の大使館の話です。上のような(お金の問題)理由で1人の生徒の分だけVISAの申請がなされていないことがありました。そして出発間際にお金が入金されました。もう日がないので普通にVISAを申請すれば出発までにはどうしても受理することはできません。しかしこの某国の大使館スタッフは何とかギリギリ出発に間に合うタイミングでVISAをあげてくれました。
 大使館のようなお役所はなかなかゆうずうをきかせてくれないことが多いのですけどね。これは非常にいいお話です。
 私も保護者の方もその他の関係者もこの国の大使館スタッフには非常に感謝しております。ありがとうございました。
 学生旅行でこういう話もありました。旅行保険ですけど、
「子供に任意保険をかけたい」
とのことです。(注1)
 必要以上に保険のことを細々ときいてこられるのです。私は、おやどうしてかな?と思っていましたら、
「保険金の受取人を法廷相続人(夫婦)ではなく私のみ(母親)のみにしたい」
とのことでした。
 これって非常に奥の深い人間模様の縮図ですよね。少しおののきました。
 (注1)私が就職した頃。(1990年) そして私がQ社で働いていた頃。(1997年〜2002年)それは私の周りだけでおこなわれていたことかも知れませんが。この間はお客様から保険の内容をお伺いして旅行業者のスタッフが保険の申込書を代筆していたりしました。本当はそれは認められていなかったことだと思いますがそれは暗黙の了解でおこなわれていたことなのです。告知事項も署名も代筆は有りでした。
 しかしいつからか、告知事項と署名は必ず本人が書かないといけないことになりました。(まともに考えれば異常が正常になっただけの話です)
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                   本当に久しぶりの添乗(2009年8月24日更新)
 皆様、こんばんは。
先日、本当に久しぶりに添乗に行ってまいりました。正直に申しますと数日前よりものすごく緊張しまして、本当に大丈夫かしらと思っていました。実に約6年ぶりぐらいだと自分では思っております。
あわてて旅程管理の資格を取得しちゃいました。こんな資格がないと添乗にいけないなんて以前は認識しておりませんでした。無事一発で合格だ。(ここで同業者の方々は笑うでしょう。この資格を取れない人なんかいないですからね)そこで改めて思ってしまうのです。全ての人が受かる資格を改めて取得する必要性ってあるのでしょうか。(もちろんこの資格があるから転職に有利という話しは一切ありません。)
 そういう訳で久しぶりの添乗です。ドキドキするなあ。
 行き先は・・・上高地。
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       激安の世の中(2009年8月17日更新)
 皆様、こんばんは。
もうずいぶん前ですが7月はじめ頃かな。テレビで某大手旅行業者の女性社員がこう言っておりました。
「今が史上最安値で海外旅行に行くチャンスです。」
この人実に上手に言うなーと思いました。確かに今年の夏はとりあえず安く安くしてでも席を消化しようという各航空会社の思惑が見られました。とにかく今は安くしてやり過ごそうと・・・でも日本航空がそうであるように各社とも今後の調整が入りおそらく大幅な減便体制がひかれてしまうことは目に見えています。もう乗ってくれる数しか席は供給しなくなりもちろんある程度の単価を保つ方向へ移行して行くのでしょう。
 そして中には「どうせ乗ってくれないならもっと安くみせちゃえ的」なディスカウント運賃があちこちに転がっているような気がします。私も思わず旅行に行きたくなるほどなのですが、でも実際に旅行に出ることができるかと言えば先行きの不透明さが気になり旅行どころではないというのが実情です。
 またそういう運賃の特徴として「ゼロコミッション」の延長線上でほとんどが直接予約・直接購入が基本条件となっているようです。旅行業者に出すグループ用の運賃よりはるかに安く直売している訳です。これは本当に頭が痛いと言わざる得ません。またある特定の大手ツアー会社にはそれに準ずる好条件を出しているのかも知れません。(この辺がよくないのですが最近はパッケージツアーのパンフレットをながめる機会がなくその真実はよくわかりませんが)
 例ですがタイ国際航空(TG)の東南アジア行きの航空券が40,000円で自社のホームページで売られているのです。(行き先は、ヤンゴン・プノンペン・ビエンチャン・ホーチミン・ハノイ・シンガポールなど)条件は21日までにホームページで購入すること。安いですよね。但しこの運賃は旅行業者では売れないのです。本当に痛い話しです。毎度のことですが仕事にいきずまってしまいました。よろしければ同業者の皆様、情報交換をいたしましょう。よろしくお願いいたします。
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        香港のお粥(2009年8月13日更新)
 皆様、こんばんは。
旅行に行くと朝早く目がさめてしまいますね。夜あまり眠れなかったのですがものすごく早く起きてしまいました。まだ誰も歩いていませんでしたので相当早く起きすぎてしまったのでしょう。昨日から少しだけ気になっていた「お粥屋」があったので結局その店へ。ローカルのしかも安そうな店に入って困ることはメニューの注文の仕方。メニューに書かれている内容が分からなかったので焼きそばがついているセットメニューを注文してみる。
こんな感じのセットメニューでした。→紫魚花生猪骨粥+焼きそば+ホットコーヒー(22香港ドル)
このお粥など何が入っているのか分からず恐る恐る食べてみる。これが意外とキチンと味がある。変な言い方ですがキチンと塩味が付いているのです。そう言えば香港で安い店でも安心して食事を食べることができるのはこのキチンと塩味が付いているからなのかも知れません。やはり安心して口の中と胃袋をまかせることのできる味です。
 コーヒーはインスタントだと思うのですが甘くてトロみがあり濃厚な味わいです。ホットの飲み物が基本で冷たい飲み物の場合は追加料金が必要なのは香港のどこの安レストランでも共通したルールのようです。また芸が細かくて・・・私の友人の頼んだ「単品・お粥」の椀と私のセットメニューのお粥と遠目に見れば同じサイズに見えるのですが並べて見ると微妙にセットメニューのお椀の方が小さいんです。
 また店の入り口に揚げパンがあるのですが食べ方も分からず断念してしまいました。
 たまに今回のように仕事や家族を離れてリラックスできる旅行をしたいものです。次回の計画を立てたりするのですがそれは次回いつなのか分からず計画を立てることだけで終わってしまいます。今2009年の夏。夏休み中にも関わらずものすごく需要が弱い分航空券が安いですもんね。
 しかしその安い航空券に問題があるのです。明日はその実例をご紹介いたします。



       夢の通勤電車(2009年8月12日更新)
 皆様、こんばんは。
本日は少しだけ香港から離れた話を更新したいと思っております。東京から転勤してきた人達は口をそろえてこのように言います。
「大阪は食べ物がおいしく安いし(但しラーメンは東京の方がずいぶんレベルが上だとも言います)、物価も安いし、通勤が楽」
そうなんだ。大阪は通勤が楽なんだ。そう思っておりました。しかし私自身が京都に転勤となりまして通勤に約2時間もかけております。天王寺から京都まではるかで通勤するのが楽かと最初は思ったのですが京都駅からまた京都の地下鉄に乗ると結局時間がかかってしまいますので迷ったあげく結局は阪急電車で通勤しております。
 梅田から乗ればだいたい座れますしね。
 今日は阪急電車にこんな通勤特急があればいいのに・・・という話しです。まずは南海電車やはるかのように快適な指定席を設定して欲しいですね。まずパソコンが使えて、もちろん3列シートで。指定席料金は500円ぐらいが妥当でしょうか。それでビールなどの飲み物の販売なんかもおこなわれるとうれしいですね。 そうそう朝はモーニングセットの販売をおこなう。
 阪急はイマイチパンパンに満杯になっていないから数両は完全指定席にしてもキャパはあると思えてならないのですけどね。
 私のような下流サラリーマンでさえも疲れない通勤を希望しているんですから受けると思うけどなあ。どうでしょ?


       ハーバーグランド香港(2009年8月11日更新)
 皆様、こんばんは。
今回、香港で私たちが利用したのはハーバーグランドホテル香港というあまりなじみのない地味なホテルでした。香港島の地下鉄「砲台山」から徒歩5分ぐらいというロケーション。香港ビギナーの私にとってはいいロケーションに思いました。
 ホテルもいいですよ。ちょっとかわった感じもしますけど。まずロビーにはカフェもなければソファーもない。だだっ広いスペースがそのままで何も置かれていないのです。まるで体育館のようです。
 ホテルのスタッフはとてもフレンドリーで色々と声をかけてくれます。そう言えばホテルでもチェックインの際には体温を測るんですよ。新型インフルエンザの大量感染国から来たので仕方がないですが、ピッと一瞬で計られてしまいます。不快に感じる間もなく終わってしまうので文句をいう間もありません。
 部屋の広さはまあまあで新しくて気持ちいいですね。いずれにせよ日本人相手というより中国人のお客をあてこんだホテルのようです。でも悪くはないですよ。お勧めです。
 さて話は変わりますが、一時「リバウンドがきた」とホームページで更新いたしました。景気後退と新型インフルエンザでひかえた旅行のリバウンドでものすごく忙しくなりそうだ。そんなことを言いました。これがものすごい早とちりでしてこの夏は昨年にも増して厳しい夏になってしまいました。
 今朝のニュースですが近ツーが企業年金の利率を引き下げて立て直すのだと発表がありました。また少し再編の動きがありそうななさそうな。


       香港のタバコ事情(2009年8月10日更新)
 皆様、こんばんは。
先日も申しましたとうり香港はタバコに寛大な国?です。路上にあちこちと灰皿があるので歩きながらタバコを吸っている人だっています。レストランは安食堂も含めて全面禁煙のようなのですけどね。
 タバコの値段が高くてマルボロが1箱39香港ドルもします。おおよそ500円ですから高いのです。
 それも手ですよね。あまりガチャガチャ言わずに黙って値段(税金)だけ上げていく。喫煙者は煙を吐く代わりにしっかり納税させられるという訳です。ニッポンの場合は生産者やら関係者がまず値上げ反対のPRなんか出しちゃうから喫煙者も妙な反応を示したりするんだと思います。税金は取れるところからやんわりとかすめ取るのが一番いいのだと思います。
 さて話しは変わりますが私は本日で禁酒8日目に突入しております。仕事が終わって会社を出てからものすごく苦しいのですが今のところ何とかアルコールを口にせずやり過ごしております。俗に「甘い誘惑をかわして」アルコールをさけるなどという表現があるかも知れませんが私の場合は、「激しい欲望を何とか抑えている」というぐらいつらいものです。
 私がアルコールを1週間以上飲まなかったのは歴史上3度目のことでして、もうホントに依存症になっていますね。アルコールはイヤなことを忘れさせてくれるし、ハッピーな気分になれるのですけど、同時に身体や脳みそを老化させてしまいますからね。少し健康を取り戻すためにも禁酒とダイエットを始めようかと思っております。


       香港で福祉を考える(2009年8月9日更新)
 皆様、こんばんは。
私たちは今回香港でトラムを気に入りよく利用していました。香港って福祉という概念があまり発展していない国(?)そういう風にイメージしますよね。銭だけうんと稼げ的な感じがしますよね。
 そこが香港の魅力と言ってしまえばそれまでの話しですが。私たちがよく利用したトラムは1回乗る運賃がたったの2香港ドルなのですね。ちょっとした移動には便利ですが時間もかかるし観光客には良いかもしれないけどそこに日常がありトラムで通勤や通学をするならきつい感じもします。
 このトラムの運賃が65才以上のシニアだと半額の1香港ドルになってしまうのです。これは誠にいい仕組みだなあと。香港にはトラムもバスも地下鉄もタクシーもそれぞれ移動手段はたくさんあってその急ぎ具合と財布の中身の具合で手段をチョイスできるんですもの。また移動するという大きな目的はいずれでも果たすことができるのですからね。「金のない者は歩け」ではないところもいいのです。
 また先般の高速道路1,000円や無料化の話しを蒸し返すわけですが最も良くないのが、
「無償」
なんじゃないでしょうか?北朝鮮じゃないんですから。
私的には思うのですが高速道路は下の基準ぐらいで運営しても良いんじゃないかと思うのね。
無料もしくは1,000円にするのは学校の休みでない月のみの平日でなおかつ自家用車のみ。
営業車は現行どうり。
あと土日や連休などは渋滞ができない程度ギリギリまで値上げした方が利用者にとってもメリットがあるし、また行政だって楽に税収があげられて良いんじゃないでしょうか。ただこの渋滞ができない程度ギリギリって言うのが難しくてね。常にオーバーブックしておいて当日はちょうど満席にするみたいな・・・


       香港の大衆食堂(2009年8月8日更新)
 皆様、こんばんは。
香港に到着日の初めての昼食は36HKDの担々麺でした。値段は安いけどまあ安心して食べられるものだったことは昨日言いました。その後も同じレベルの食堂で食事をとり続けたのですがこんなまずいものよう食べんという極悪な味にはとうとうめぐりあいませんでした。どこもかしこもB級ならではの味わいがあるんです。
 そして最初は気付かなかったのですが香港の食堂で安食堂で出されている料理は中華料理だけではないのですね。例えば最初に担々麺を食べたお店にはサンドイッチがメニューにありましたし、洋食や日本やとアジアの料理をすんなり吸収して香港風に作られているようなのです。(それを漢字でメニューになると私には全て中華のメニューに見えてしまいますが。)
 例えば、「又焼炒蛋飯」と見ますと何か中華っぽいなと思いますよね。又焼(チャーシュー)も使うし。実際はチャーシュー入りオムレツとライスが出てきて中華料理そのままというよりちょっと違うなあという感じです。でもこれもとてもおいしかったのですが。料理なんかあまり考えずに食べた方が良いのかもしれませんね。またカレーライスもよく見かけましたね。マレー風・日本風など、辛さはエスニック慣れした日本人にはものたりないのではないかな。
 さて話しは全く違う話へ。高速道路1、000円のお話です。運悪く本日土曜日に高速道路に乗ってしまいました。うーん、うー、あのなー。理解に苦しむというか。他の方法もあるやろというか。
 今回の選挙ですね。まずほとんどの方の予想どおり民主党が大勝して過半数の議席数を確保するでしょう。それはいいのですがね。民主党は高速道路を数年後完全無料にすると言っているのでしょ。これだけは絶対的に賛成しかねます。あのさ。お金の集め方なんですよね。所得税、所得に応じて累進課税されているにもかかわらず今の若者にとって厳しいとしか思えないんですよね。私たちが20代の頃は誰もが海外旅行なんか簡単に行けるよー。と思っていたと思うのです。今の20代はその辺どうなのでしょう?
 一言で言えば「格差」なんですよね。
 どう?低所得者が増えている中、果たして高速道路を完全に無料化することがそれほど大切なことなのでしょうか?しかも誰もが利用するこんな夏休みのピークに1,000円ポッキリにしてあちこちに意味のない大渋滞を作って・・・それで経済の活性化とはいったいなんぞや?と言いたいわけですよ。それならこういう時こそ特別料金(高くね)設定して渋滞が起こらないようにしてやるのがコントロールでありサービスなのじゃないかしら。しかもどこにそのお金が行くのかは別にして今どこの国も地方も道路屋さんもお金に困っているんでしょう?こんなにお金を取りやすいシュチュエーションなんてないでしょう。
 問題はそれだけではないですよ。例え彼らに問題が多くとも、各鉄道会社も航空会社もフェリー会社だって人が動かない、物が動かないで困っているんでしょう。
 皆様のご意見をお待ちしております。


      トラムに乗ろう(2009年8月7日更新)
  皆様、こんばんは。
香港到着後、A11バスで香港島についたのですが思わず銀行街で降りてしまい食事をするところもないような場所でウロウロしていたところ、路面電車が走っている様子です。私の友人は写真を撮る姿勢になりました。ここから撮り終わるまでが長いので近くを見ていますと、けっこう「ここは禁煙、罰金5,000$」の看板があります。香港よ、お前もか。などと思いました。(後から香港の禁煙はものすごく寛大であると分かるのですが)
 この周辺には銀行ばかりで昼食をするような場所もファーストフードしかないような場所でした。着いてそうそうファーストフードもないだろうと思っていると、ひとまずトラムで移動しようということに。
 2駅ぐらい移動しますとなじみの雑雑とした香港らしい街並みの場所へ。トラムのいいところは何と言っても地下鉄と違い風景を見ながら乗ったり降りたりできること。あっ、ここなら食事もできそうと思えばその辺で降りちゃえばそれでOKですもんね。地下鉄ではそうはいかない。あまり目的のない私たちの旅にこんなピッタリな乗り物があったなんて。
(これも後から分かるのですがどこまで乗っても2HKDのため結構混み合うし、長い時間乗っているとそれ相応に体も疲れてしまいます。)
 何とか昼食をとれそうなお店を探してまずは日本でもポピュラーな、「四川担々麺」36HKD。おいしい。ある意味、中国本土で中華料理を食べると恐る恐る食べるというか、全開で口の中を料理に解放できない的な食べ方をする習慣がついてしまいますよね。(もちろん中国本土に限った話しではありませんが)しかし香港の料理は見た目はそれほど変わらない中華料理を安心して食べられるみたいな予感がしました。
 日本の担々麺より麺が多少たよりないのとピーナッツが多量に入っており慣れるまでは砂を噛んでいるようなジャリジャリ感が違和感としてあったのですが慣れれば大丈夫な感じです。



      香港に到着(2009年8月6日更新)
 皆様こんばんは。
香港に到着しました。空港から市内へのアクセスはたくさんあるようですが、私たちは空港バスA11で市内に向かうと決めておりました。バスのチケット売り場に並んでいたところ。
 香港人の女性がスーっと私の前に割り込んできたのね。思わず頭に血が登ってしまったのですがその割り込み女性の年齢が中途半端なため「何て呼びかけたらいいのか?」を考えていたらスーと今度は怒りが静まってしまいました。
 関空快速の中での泉州地区の若者の振る舞いに腹を立てたり、香港で割り込まれて腹を立てたりだんだん腹が立ちやすい年齢に達してきたのでしょうかね?(実は自分でもその変が良くわかっていないのです。)
 A11バスは快適でほぼ自分たちの降りたい場所まで連れて行ってくれました。ほぼというのは多少の誤差はありながらもという意味ですが・・・香港ってそういう旅行者に明確だという印象がありますよね。英語や中国語が良くわからなくともどこにでも容易く行けるみたいな。
 これって重要なことですよ。私は今京都で働いていますが京都で外国人が自分の行きたいところに行くのは相当難しいでしょう?あの市バスなんかは日本人の私でさえも慣れるのに時間がかかりましたからね。(実際は私が迷いやすい人間なだけで外国人旅行者は意外と自由に動けていたりして。その辺が実は良くわからないのですが。)それでも京都の市バス内で「どこでおりたらいいの?」と外国人旅行者に聞かれることが多いですね。
 さてそれはそうと香港。A11バスを降りた場所は香港島の銀行が建ち並ぶ場所でイメージしていたゴミゴミした場所がないので少しとまどっていました。郵便局があり友人が切手を購入。私はボールペンを忘れて来たので何故か郵便局で購入。HKD7−。(約100円)まあ郵便局という明らかにボールペンを売って生計を立てている場所ではないのであまりあてにはならないけど物価は思ったより高いのか?とか考えてしまいますね。
 この銀行が建ち並んでいるエリアで昼ご飯場所を探したのが不幸だった。どこにもイメージしていた食事処がありません。ファーストフードでも食べとくか・・・そんなに安易にファーストフードでいいのんか?と葛藤が多少あり・・・



      キャセイ機の機内(2009年8月5日更新)
 皆様、こんばんは。
6月に行った旅行が8月までほおっておかれている状態ですので自分の中でも色あせてしまうという感じがあります。しかし今回はまだ大丈夫。旅行中に日記をつけていましたから。旅行中に日記を付けるということは非常に良いことだと思いますね。物の値段だけとか、ぱっとひらめいたこととか、食べたものだけとかでも記しておくことは良いことだと思います。旅行などで感じたことなどはホントどうでもいいことばかりなので細かいことはすっかり忘れちゃうようになりましたからね。
 香港到着。香港は今日も雨だった。東南アジアの街はやっぱり強烈に蒸し暑いですね。今流行のへルシアウォーターを飲んでから散策したくなりますね。
 そう言えば今日はキャセイの機内のことを更新しようかと思っていましたがこの間ものすごい時間が流れちゃって・・・話しを換えちゃおうかなと。皆様の中で先般の皆既日食ツアーに参加された方はおられますか?ちゃんと皆既日食を見ることはできましたでしょうか?ずいぶん見ることのできなかった人もいたと聞いております。
 がっかりしないで下さいね。というより決してがっかりされないですよね?「安易に見ることのできないものを見に行く」=「わざわざ」という人ばっかりだから決してめげることはないと信じておりますけど。ああいうのって(中国で)簡単に見れちゃうより世界の果ての果てで見た方が感動は大きいものなのだそうですよ。
 そういうものでもないですか?でも日食のツアーの参加されるお客様って正直少し変わった方が多いのですよ・・・


     香港へ出発(2009年6月28日更新)
 皆様、こんばんは。
関西空港へ向かう電車の中で多少不愉快な思いはありましたが珍しく天気のいい土曜日。気持ちがいいほど晴れているのですが香港の蒸し暑さを想像すると少し先が思いやられる。
 友人との待ち合わせ時間にどちらもピッタリと到着。こうなると空港で時間が余るはずだけどブラブラしている内にちょうどの時間になる。空港で旅行保険に入る。傷害の死亡と後遺傷害にのみ3000万円かける。3日間で保険料は980円。万が一の飛行機事故ぐらいにしか対応できない入り方だがそれ以外に香港で保険を使う機会を考えることができない。
 旅慣れた方々はクレジットカードに保険がかかっているからなどと言って入らない人が多い。それはそれでいいのですが飛行機事故なんかに遭ってこの人はカードの保有者かどうかをカード会社が調査してくれる気がしない。元々あてにならないような気がして最近は少しだけ保険に入るようにしている。
 乗る飛行機はキャセイパシフィック航空。今回初めて乗るのだがビジネスマンには人気のある航空会社で「日本航空」よりいいと言う人も中にはいます。飛行機に乗る直前にもういちどパスポートのチェックがある。イメージとして子会社のキャセイ関西は名簿さえ出せばパスポートチェックをせずに搭乗券をドンドン出すと思っておった。がここで最終のチェックができるからか。それとも最近になってチェックを厳重にするように始めただけか。真相はわからないし追求したところで特にメリットはない。
 不景気と新型インフルエンザなどの影響でガラガラと予想していたけどその想像より客は乗っていた。(ガラガラには違いないけど)そして日本人客の少なさ。週末の旅行だったのでビジネス客が皆無で香港人と若干の日本人観光客の乗り合わせと言った感じ。
 新型インフルエンザ大量感染国からの(つまり日本からの)フライトとあって通常のEDカード以外に「健康アンケート」を配られる。その中には使ったシート番号を記入する欄まであった。ニッポンも機内に係員が乗り込んだりして水際対策に躍起になっていた時期があったけど、感染しても普通のインフルエンザと同じぐらいの病状だということでここまでムキになる必要もないと思うけどなあ。
 


     香港でブラブラ(2009年6月27日更新)
 皆様、こんばんは。
最近利用していた日記帳がサービス停止ということでこんな場所に更新を続けることにいたしました。最近香港に旅行をしたのですが行くまであまり乗り気になれなかったのですが、「行ったら行ったで楽しいよろう」という軽いノリで極めて軽装で行ってまいりました。
 通勤にも使えそうなカバンに、デジカメ、着替えのシャツ3枚、下着2セットとガイドブック1冊とノート1冊。帰国時のいつでも不快にさせるニッポンの税関申告で「お荷物はこれだけですか?」と言われちゃうぐらい軽装なのです。
 香港っていったい何を楽しむ場所なのでしょうか?快適なホテルライフ・・・これは言えてるでも残念ながら今回は男性の友人と一緒なのだ。ショッピング・・・これも楽しむほどのものではない。欲しい物もなければ見知らぬ土地に落とす余った大金もない。グルメ・・・これも数年前にもう卒業してしまった。
 強いて言うのであれば転勤して慣れない職場で働き、新型インフルエンザの対応に疲れ果て、そして最近合った社内テストなどもありささやかな息抜きといったところでしょうか。
 関西空港へと向かう関空快速の中。満席に混んでいるのに地元の若者がカップルで2名で4人掛けの椅子で寝そべっている。昨日は週末なのでお泊まりでもしたのだろうか?和泉府中で降りていったけどこの地区にしかいないタイプの若者と見た。普通の人なら人の目が気になってこんなマネできないもんな。
 さて気を取り直して香港へ出発!!

ホテルコレクション2006 

私は、以前観光ホテルで働いておりました。当時、月の半分以上がホテル暮らし。(自分のホテルでじゃないですよ)と言えばかっこいいのですが、各地のビジネスホテルを転々としておりました。
 例えば以前、四国の徳島市に
「ホテルサンルート徳島」
というホテルがありましたが、(今はもうないのだそうですね。)3度目の滞在ぐらいでもう私の名前を覚えてくれて電話で予約をした際に、
「あ**(私の名前)さんですね。いつもありがとうございます。」
と言ってくれました。地方のビジネスホテルだってバカにできたものではありません。ずっと出張しておりますと外に出かけるのが面倒になってビジネスホテルのレストランにもお世話になります。メニューは限られますが(予算的 な理由からも)落ち着ける場所がたくさんありました。
 テレビドラマの舞台になったり、多くの小説の題材として扱われるホテルなのですが、本当に様々なドラマがあるのでしょう。ここでは一般的なランク付けは一切無視いたしまして、実際に使ったホテルをご紹介いたします。
 但し、独身の時の私の考え方と、結婚後の私の考え方に大きな変化があります。その辺はあえてくどくどと申しませんのでご理解頂きたいと思います。
 また私のホームページから各ホテルの予約が可能になりました。徐々にリンクを増やしていきますのでよろしくお願いいたします。

          中島みゆきと昔の下宿(2007年10月25日更新)
 皆様、こんばんは。
私は今まで学校を卒業してからただひたすらに働いてました。最初の数年を除けば常に不安を抱きなんとか生きしのいでまいりました。そして最近自分でもちょっと数年前では考えられないぐらい大きな会社で働く機会を得てしまいました。
 そして最近思うのですが、ずっとそういう大きな会社で働いていて高額な所得を得ていた人達も同じように不安な気持ちでおられたのですね。ああ、よかった自分だけ神経をすり減らして営業成績に悩み、将来に不安を持ち、どうしようかと思っていたのではなくて。はは。しかも色々と失敗して苦汁をなめましたが私は試行錯誤を繰り返す機会も持てたのですから。
 ようは大きな旅行業者(いや旅行の仕事に限らず)で働く人はいかに自分の上司に好かれるか否かで住み心地が決まってしまうということですね。
 そういう私もついに40才になってしまいました。未だに若者代表という意識が抜けないのですがね。
 中島みゆきの歌で良いのをインターネットで聞きました。こんな内容です。
「おまえが消えて喜ぶやつにおまえのオールを任せるな!」
なんか中島みゆきなんて詩を上手に聞かせる歌手だと思っていたのですが、あの年になってものすごく激しい歌を歌うのだなと感心しちゃいました。
 40才になってしまった訳ですがものすごく(以前に増して)ノスタルジーを感じるようになってしまいました。昔住んでいた下宿のあたりとか、思い出の土地とかを訪ねてみたくなるのですね。それも無性に。
 18才の時に高校を卒業して初めて一人暮らしをした下宿なんてトイレもキッチンも協同で、もちろん風呂などなく、四畳半でしかも押し入れが部屋の中に浮いているようなところでした。しかもその1階はゲームセンターでしてね。場所は便利な京都の地下鉄の今出川の駅から徒歩2分ぐらいの場所にありました。そう言えば近くには「天下一品」や「居酒屋林」がありましたね。
 そのころはそれでもぜんぜん悲壮な気持ちはなかったですね。とにかく将来への期待しか持っておりませんでした。
 そういう私もあっという間に40才の「高血圧」「脂肪肝」「痛風」「副鼻腔炎」「肺気腫」「アルコール依存症」の早く老いた平凡な中年男になってしまいました。
 子供の鼻が詰まればマッサージをして、寝る前には絵本を読んでより平凡に生きて行くしか仕方ないのでしょうね。
 ますます時間が早く過ぎてしまうようになりそうで恐いのです。しょうもない話ですが私と知り合った愛おしかった女性方も同じように老いているのでしょうね。
 私はそろそろ挑戦することもできなくなりそうな感じです。



      南の島でまたクレーム(2007年9月29日更新)
 皆様、こんばんは。
もう今年もクールビズは終わりかと思っておりましたら本日急に寒くなりました。そろそろネクタイ・背広も悪くないかと思えるようになりました。
 私の中に鉄道マニアの気があったことをトップページで告白しているのですが、思わぬことで私の体質が変わってしまった可能性がございます。最近色々な薬を大量に飲むのが日課となっているので、体質が化学反応をおこしてしまったのかもしれません。この頃、海釣りがしたくてしょうが ありません。もしかしたらどこかの漁師の染色体を受け継いでいて多量に薬を飲むことで埋もれていた染色体が眼をさましたのかも知れませんね。
 防波堤で七輪に炭をおこして暖ををとりながら哀愁の電気浮きの動きを見つめるのはおつなものではないでしょうか?しかし私の本能が釣りに目覚めたところで現在の釣りに関する情報は釣り人への情報であって、釣り人になりたい人への情報は皆無なのですよね。悲しい話です。(いつものように世間が悪いと言っているのではありません)
 誰か共通の趣味の方おられませんでしょうか?
1,鉄道マニア
2,海釣り名人
 さて話は変わりましてタイトルのクレームの話です。以前から酒を飲み過ぎると悲しいかな朝まで仕事で悩まされる夢を必ず見てしまうのです。そして夜中に眼をさましたり、朝眼をさましたりしてその時にはまだどこまでが現実で要処理なのか、どこからが夢なので何もしなくて良いのか分からない私がいるのです。
 あまり細かいことにクヨクヨしていてはいけない仕事だと分かっているのですがしかし、嫌な仕事です。悩みは寝ている最中までついてくるのですよ。
 先日、私が指摘を受けたクレームは現地ガイドのそのサービスの質についてです。こいつは難しい話です。海外で働いている日本人ガイドや日本語ガイドは自分から謝ったり自分の非を容易には認めたりしません。そして悲しいかな日本人はほとんどどういう結果になったかも重要ですが、そのお客様を怒らせてしまった後の対応を重用視するのではないでしょうか?
 ミスはミスで素直に詫びることをよしとする人々だと思うのです。
 私は自分の国でもない場所で遊ばせていただいているので不愉快な思いもして当然だろう。そういう風にことごとく思ってしまう気がします。すなわち心が広いと言うより、実は自分の常識を押しつける勇気がないということもできますし、まためんどくさいという言い方もできると思います。
 しかし良い悪いは別として、どういうシュチエーションであれ悪いものは悪い。ささいなミスも見逃したくはないという人だっております。その舞台が南国のリゾートでしたらどうでしょう。許してあげても良いじゃないと思うことを絶対に許さないと思う人もいるはずです。そのお客様が悪気なく許さない場合は困りますね。
 普通、ツアーでは飛行機とホテルの予約さえできていればもうほとんどのことは免責ですからね。この場合に、
「ガイドの質が悪かった」
こういうクレームを帰ってから言われましてもどうしようもないのです。ただただ後味が悪いだけですね。
 どうしてガイドはもう少し辛抱できなかったのか、どうしてお客様はあと一歩許してやれないのか。せっかくの高級リゾートでの滞在が台無しです。
 まあだからと言ってもすべてのサービスをほとんど受けていただいていますので対処のしようがないのです。申し訳ございませんが。

      一期一会(2007年9月23日更新)
 皆様、こんばんは。
最近、私自身の肺気腫の調子がいいと浮かれておりました。何のことはありませんでした。それは一時的なものでまた息苦しさが戻ってしまいました。これって中途半端な病気なんですよね。完全には治らないですし、そういう訳でひとまず肺気腫に力を入れて治療を進めておりました。そうしたら思わず忘れていた高血圧の 影響で変な時にいやーな頭痛が起こるようになってしまいました。
 私もできればもう病院にかからず、薬に頼らず克服したいと思っていましたが無理みたいですね。今回は肥大心になっているので真剣に治療しないと心臓が長持ちしないと言われました。さてさて。
 ひとまず塩分を控えます。今までの10グラム以下から6グラム以下に抑えることにいたしました。またタバコをようやく完全に断ち切ったところなのですがアルコールも同様に断ちきるようにしないといけないとのことです。だんだん生きる喜びや楽しみ、また旅行に行くとかそういう希望が断たれてきました。
 考えようによっては今まで人様より早く十分に楽しみすぎたので体を痛めてしまったのかも知れません。
 でも毎月自分で好きに使えるお金が決まっています。人生で39才になり初めて貧困を苦にして生きる望みをなくす人の気持ちが分かりました。今までは気楽にいつでも楽しめてきたはずなのです。価値観までその肉体同様に老化してきてしまったのでしょうか?
 話は変わりますが、昨日の「飴屋の勝手」だけで終わりまとその本当にお伝えしたかったが誤解されて伝わるのではないかと思いました。
 その真意とは、商売は常に相手を信頼することを前提としておこなわれているということです。そういう中で相手側の期待に応えていても私の期待に応えてくれない場合は当然ですが私は飴屋になっちゃうぞ、そういう意味です。
 さて塩分の摂取を控えるという話に再び戻ります。1日6グラム以下にするという話ですが、みそ汁1杯で約2.0グラムの塩分を取ってしまいます。どーやって6グラム以下にできるのでしょうか。さあ楽しみだ。 
 
      飴屋の勝手(2007年9月22日更新)
 皆様、こんばんは。
今日から3連休です。ここ2週の3連休は(先週と今週)はこと海外線に関しましては早い時期から先物買い的な予約が入り満席になってしまいますが、あくまでも思惑のある先物ですので消えてなくなってしまうことが多いみたいです。
 その上、各ホールセールの期末にもあたるため、それこそ最後の「追込み」でダンピングが目立ったりもします。思い切り安い間際ツアーが売られるのは9月が一番多いと今年実感しました。
 必ず行かなくてもいいという方で、安い商品があれば行ってもいいかなというぐらいの姿勢でしたら9月の旅行を毎年チェックしてみたらいいと思いますね。
 今年はその傾向にあったと思います。
 定着したかに見える燃油サーチャージに対する嫌悪もありますね。やっぱり私なら目指すは沖縄か北海道でしょうね。10月以降は中国線で日系キャリアを利用すれば、燃油と保険料で10,000円もします。これって燃油の高騰は認めますけど実質ツアー代金が更に9,400円高いってことと同じ意味ですものね。逆に「値切られない聖域」を各キャリアが確保したってことじゃないでしょうか。
 さて話は変わりますが、タイトルの
「飴屋の勝手」
これは韓国のことわざです。飴を切り売りしていたころ、はさみで飴を切るので長さがまちまちになってしまいます。それをすべて等価で売るのは不公平だと思われるかも知れないがそれは飴屋の勝手だということです。
 すなわち売り手は好きなものを売っていい。買い手は好きな店で買えばいい。これは商いの重要な原則ですね。私たちの業界ではよくよく、
「ここでしか仕入れることができない素材」
があったりします。
 こういう場合、昨日の取消料の設定も卸価格も自由に設定できるものです。
「これでいらないならいいですよ」
そうは言わなくとも、思いのままにできるわけです。
 ただ私のしている仕事(方面や素材)でしたら他にも扱える業者が山ほどあるわけですね。それでもよく言われるのが、
「こうやってもらわないと困る」「いくらに下げてもらわないと困る」「席を取ってくれないと困る」
このように来れも下記の取消料と同じく私の中で自然と出来上がった理念と違うことをおっしゃる方がおられます。
 私も異様に手間がかかりそうな場合などに、不当な料金を提示してあきらめていただくこともあります。その際に上のように「困る」と言われましても私の方が困ってしまうのです。それこそ私が「飴屋の勝手」だと言いたいところです。
 マイルがどんどんたまる「JALカード」

       
      台湾・ユニットのキャンセルチャージ(2007年9月18日更新)
 皆様、こんばんは。
もう今年上期の商戦は完全にかれてしまいました。
良くはなかったですね。最後の追い込みでいつも差し返されてします。また今回はビラを刺されてしまって長い間社内でもレートの供給を止められてしまいました。
 しかし地方の旅行業者様と平常の取引きの解釈上のトラブルが起きたりいたします。お互いに悪意はないのです。あなたのご意見もお聞かせ下さい。
 例えば表題の台湾ですが今話題の「新幹線」を使う周遊プランが多いですね。自ずと飛行機で飛ぶ区間もあります。キャンセルすれば払い戻しの手数料がかかってしまいます。また台湾のホテルは慢性的に混んでおりますので習慣として約1ヶ月前ぐらいにデポジットを払います。それが周遊コースであれば 台北のホテル・高雄のホテル・カレンのホテルからデポジットを請求されます。その上今年の6月から国際線の航空券のVOIDができなくなってしまいました。
 ご存じでしたか?ユニットも募集型企画旅行と同等以上のキャンセル料を請求してはいけないと。こんな解釈はじめて聞きました。でもあるホールセールのセールスマンは、
「そのとうり」
と言っているのだそうです。
 そんな!
 私の頭の中で勝手に醸造されたルールは以下のようなものでした。
「請求する旅行費用は常に裸の状態、すなわち取消や変更に必要な費用もそのまま実費を請求できる。」
台湾のツアーで出発の前日にキャンセルが出たら大赤字になってしまいますもの。
 また最近はかなり取消料も柔軟に設定されていてツアー会社により出発日前日のキャンセル料の料率は違うのですよ。ご存じでしたか?ルックJTBは出発日の前日の取消しはチャージが30%ですが、スカイツアーのそれは50%なのです。
 それならユニットも都度、キャンセル料を提示していけば請求するのは何の問題もないということです。
 9/30に書き加えております。KNTも発券日以外にVOID不可になって同様に出発日前日のキャンセル料は50%になっておりました。KNTが他の大手より先に動くことは少ないので話題になったのだそうです。
 台北の人気絶頂ホテルの予約はこちらからどうぞ!
 

     北京(2007年9月17日更新)
 皆様、こんばんは。
お互い様なのですが、最近ある期間、中国とニッポンとが感情的にうまくいっていない時期がございました。小泉元首相が自分の信念で靖国へ参拝へ行く。それが当たり前のこと(心地よく思うこと)と思うニッポン人が意外と多いことを私はその時はじめて学習いたしました。下手な席でみんな自分と同じと思って意見を述べない方がいいと分かりました。
 また、中国人も音楽や映画を通してニッポンの文化になじみ古い「反日感情」が薄れつつあるという認識も甘かったのだと気付きました。
 しかし上のことを十分に理解しても、それでも観光の仕事、旅行の仕事はお互いの感情を捨ててでも商いを優先させるべきだと今でも心底思うのです。ボロを着て信念を通すのは自由でありますが、仕事は信念とは別のところにあるものなのです。それは中国サイドの観光の仕事をしている方々も同じ思いだと思います。
 それはどこの国でも同じことですが、同じ国なのにその都市によってかなり印象の差が出るっていうことはございませんか? 中国は特に国の面積が広いため同じ国内で気候や文化などかなり違うのです。
 私にとり最も嫌いな中国がこの北京になります。寒いですしね。政治の中心という首都はどこの国でもある種の面白みのなさがあるのですが、ここはその最たるものではないでしょうか?
 夏は暑いですしね。冬はもうものすごく寒いですし。ここは何?と言いたくもなります。
 ただ北京で観光に携わる中国人って損?だという印象がないですか?色々な意味で儲けにくい都市なのではないでしょうか?上海って洗練された都会というイメージがありますし、多くの日本人観光客がまず訪れるのは「北京」ではなく上海でしょう。そして上海で雑伎も足つぼも体験しちゃいます。今度運良く北京にそのが来たとしても、雑伎も足つぼももう経験済みなのでオプションは売れないでしょう。また気候的にも、夏暑く、冬は寒いという最悪なイメージを持っていると思いますし。事実、天安門広場〜紫禁城〜故宮まで吹きさらしの中、冬場歩けますか?その上万里の長城ですよ。
 少し北京の観光関係者が気の毒になったでしょう?
 そういえば、北京のある市の観光関係者に、
「子供を北京の普通の家にホームステイすることは可能でしょうか?」
そういう質問をした人がいました。
北京側の関係者いわく、
「何も問題はありません、たいじょうぷです。」
日本人が、
「どの家庭にお世話になるかは、お客様が選択することは可能ですか?」
まあもっともらしい質問です。
北京側いわく
「今はどこの家庭にも洗濯機があります。衛生状態もよくなっています」
と答えちゃいました。
 最初は何のこと?と思っておりましたが、いつの間にか通訳の中国人が、
「選択」と「洗濯」を勘違いしちゃったみたいで・・・こういう時相手の間違いを正すべきか・・・それとも、まっいいか、とそのままやり過ごしてしまうか。悩むのですが今回はほおっておきました。
 北京のホテルはこちらから検索できます。
 

 
    初めて感じました「仕事は楽しくない」(2006年5月27日更新)
皆様、こんばんは。
 私は、新入社員となり今まで色々な旅行業者で働いていた経験を(一応)いかして、今の会社で働くことになりました。しかしこれこそ一応ようやくたどり着いた大きな舞台、そんな言い方をすれば思い上がりなんでしょう か?ひとつも仕事が楽しくはなくなってしまったのです。
 どうしてなのでしょうか。
 そもそもチームという概念に基づき自分のセクションのことしか知らないわ!全員こんなバカな人なのです。
「接客はしない」
そんな人達の中で仕事をすることになります。
 そういう人って何?旅行業法に触れなければ一切自分のミスは認めないとんでもない人達なのです。
 笑わせないで欲しいものです。
あの最大手JTBでさえも、内規で
「取消料がかかる時期でも、旅行代金が上がる場合は一度の変更は免除される」
とうたっているのです。
 どういえばいいのでしょうか。問題の根本がありそれらのせいで発展しないと思うのです。力の差が歴然としている会社のルールの方がさらに売りやすいのであれば勝ち目はありませんよね?
 このような根付いた「悪」習慣って、いくらやかましく意見を言ってもしょせん言うだけ無駄で全て終わってしまうのです。非常にむなしいですね。
「あの年取った新入社員は業界のことを知ない・・」
で済まされちゃいます。
 いい加減、こちらが真剣に取り組もうとしている分だけ腹が立ってきてそろそろ仕事をボイコットしてやろうかと思っているところです。
 働く会社って大きければ良いってもんでもないですね。


     沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ
  皆様、こんばんは。
 先日から、
「JATA新入社員研修」
などに参加させていただいております。なにしろ私も38才の新入社員ですからね。
 どうせ学ぶべきことなどない。そう思って会場に行くのですが、これが意外と役に立ちます。何せ長い間自分の思いこみで仕事をしていたことに今頃気付きました。
 そういう実例を挙げますと。以前私は自分のホームページで、
「販売店の定休日にキャンセルを申し出ようとした場合、翌日の受けつけとなりキャンセル料は当然必要」
とあるお客様がごねていることを
「ひどい客」
とけなしたものです。
 旅行業の法令・約款にこのことを示す項目はないらしいのですが、他の商法などを参考に出た結論は、
「キャンセル料はかからない」
が正当だということだそうです。お客様・・ボロかすにけなして申し訳ございませんでした。
 ちなみに、
「営業日の営業時間外のキャンセルの申し出は?」
「翌日の受けつけとなり、キャンセル料はいる」
という結論らしいです。うーん、知りませんでした。皆様はご存じでしたか?
 今回は沖縄・恩納村のリゾートホテル
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ
に家族で行っまいりました。このホテルについても私はえらい誤解を持って案内しておりました。
「ビーチから国道をはさんでホテルがありますよ」
地図で見る限りはそうみえますもんね。それが実際に自分で行ってみると、道をはさんでいるだけなのですが、ずいぶん上(高いところにあるのですね)歩いてビーチに行く人はいないやろ!というぐらい離れているのです。誤った案内をしてしまった人=すみませんでした。
 こういうファミリー向け(失礼)のホテルは独身の時はまったく眼中になかった私ですが、販売時には、
「お子様のおられる家族にはちょうどいい」
と妙な決めつけがあり、よくオススメしていたものです。
 しかし、いざ自分が子連れで行くとなりますと、どうしても選んでしまうホテルなんですね。(笑)
 立地も致命的に悪いわけではないですし、いやむしろ良い場所にあるでしょう。部屋だって古いですが広いんですよ。要は若いカップルには物足りないかもしれないホテルが家族で行くとリーズナブルな良いホテルに変わるのです。
 そう言うと、女性の方は、
「ケチだから釣った魚にはエサを与えない」
と思われるのでしょうかね?
 私としましては他に、
沖縄残派岬ロイヤルホテル
なども非常にオススメです。こんな人工的なホテルのビーチがものすごくキレイなのですから。
 今ね。燃油サーチャージがドンドン上がって行くなか海外のリゾートなんて眼じゃないですね。どう考えても気軽に行ける、そしてハード・ソフト共に一流で海外にひけをとらない、沖縄がオススメですね。グアム・サイパン?海のキレイさが断然、沖縄の方が上なんですよー。
 さあ、今年も沖縄に行くぞー!!
【JTB】沖縄のおすすめ旅館・ホテル
 

        ホテル浦島
 近頃、私が口うるさく、このホームページや親しいお客様に言う一つのキーワードがございます。それは、
「団体向け大型旅館」
についてでございます。
 とにかく人気がございません。団体客を受け入れるように設計されておりまして大きな宴会場を持っております。今や企業の慰安旅行は激減しておりますので、団体客と言えば 新聞広告で集まったツアー客となります。ツアーの客と言えども個人の集まりですので本当の団体はもうないのです。
 以前に気まぐれで、
「いまだに和式のトイレしかない館が1部あるので絶対に評価できない」
とどこかで言った記憶がございます。そしてその大型旅館の代表格?(でもないか?)
ホテル浦島
(勝浦温泉)でございます。
 やっぱり良いとは決して言いたくないですね。
「あんなところ行くな」
といいたいですね。どうもバランスが良くないんですよね。どうして普通のファミリー層をあれだけ取り込んでいるにもかかわらず、
「酔い客」
中心に施設を直したりするのでしょうか?
また田舎だからか?酔い客に対してもある意味、不親切ですし。(理由?コンパニオンがいませんし、育てるつもりもないですからね。)
 健全な大衆旅館になれないのかなあ?と思うのです。普通の家族とか面白くないでしょ。大声で騒ぐ人たちばかりでしたら。
 しかし、大阪から高速道路も伸びまして行きやすくもなりました。冷静に考えますと宿泊代金も安い施設だと思います。
 そう言えば、この施設は船でチェックインしますよね。私が思いきり若かった20代の前半でまだ添乗経験がなかった頃に添乗で行きました。その朝食時に私のグループのお客様が持病の発作を起こして 倒れてしまいました。困るのですよね。なんせ船で患者さんを搬送しないといけないので。
 その他の勝浦温泉のお宿はこちらから  

     広島市内の某旅館(2002年10月26日更新)
 皆様こんにちは。
私は、 血と涙と汗の結晶の修学旅行から無事生還いたしました。いやいやお客様(生徒や先生)が悪いのでもないですしね。あまり嫌だ嫌だともいえません。
 今回は旅館名は控えさせていただきます。本当にひどい旅館でした。(しかし修学旅行では立地条件がいいので人気のある宿です)
 まず旅館に到着いたしました。お風呂に入る時間です。子供達はいきおいよくお風呂に突入いたしました。
 ⇒⇒⇒お風呂は水のまま、沸かし忘れておりました。
 修学旅行のお風呂の時間なんかアッというまで全員入ってしまわないといけません。そこから慌てて沸かしましても・・・間に合うはずがございません。
 またこの某旅館の言い訳がございまして・・・
 「昨日の先生のお風呂が遅くて、手動にしておりまして・・・スイッチを入れるのを忘れておりました」
さすが人気旅館、謝りもせずシャーシャーとおっしゃるのです。
 私はどちらかと言うとクレームが起こった時に受け入れ側にあまりガチャガチャ言うことはしないタイプの人間です。事後に相手のミスを責めてもしょうがないと思いますし、その後にベストのフォローをしてくれればいいと。(それでも救いようがない場合はもう二度とそこには行かないようにするしかないですもの)
 しかしこの旅館の難点は、非常に人気があるということです。
 お風呂以外にも難ぐせをつけられました。
 「先生の下見の宿泊代金が売掛けで残っています。」
今年の夏、8月の下見の代金を払わずに帰ったと言い出したのです。そんなはずはないとも思いながら先生に聞いて見ますと
 「間違えなく払って帰った」
と言うのです。
 それなら宿に抗議しないといけません。再び
 「ちゃんと払っているはずですよ!」
 宿いわく
 「こちらの経理処理も間違いありません。そのようにおっしゃるのでしたら領収書をお持ちのはずです。」
 アホか!8月の下見の宿泊代金の領収書を今持っているはずがないじゃないか。この旅館はいったい何を考えているのか!領収書がないのなら払って帰って下さいと言うのです。
 すったもんだと言い合いしたあげく、
 ⇒⇒⇒よーく調べましたら宿泊代金は頂いておりました。
 ふざけるな!!と言いたいところですが、言ってもしょうがない人に言うだけ気が悪いと思うのです。しかしいいかげんな旅館でしょ。
 またこれにも言い訳がちゃんとございまして。
 「チエックアウトの時間が10時をまわっていたため決済ができなかったので・・・申し訳ございません」
 あきれてモノも言えません。
 話は変わりますが相手がミスしたら長々と(まるで鬼の首でもとったかの如く)偉そうに言う人がいますよね。そうはなりたくはないものですね。
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      二人静
 信州は駒ヶ根高原にございます早太郎温泉にございます
「二人静」
でございます。駒ヶ根高原と申しましたら「駒ケ岳」でございます。ここのところインテリ層、庶民層(こんなアホな区別の仕方はないですね)問わずして山歩き人口は増加しているようです。
 都会の汚い空気にまみれ、コンクリートの反射熱にうなされますとやっぱり緑深い山に憧れるというのは現代人といたしましては必然性があるのかも知れません。
 また山に憧れるだけでなく
「ニッポンの素晴らしき道路族議員」
が汗を流して山の国ニッポンに無理やり道路をつなげてくれました。おかげを持ちまして山のすぐそばまで車でビュンと行けてしまうのです。お手軽に少し余裕がございましたら誰だって山歩きを楽しめるのです。そりゃ混みあうはずでしょう。
 私は無知の為から昨年はこの駒ケ岳のロープウェイにて3時間40分も待たないといけないという添乗員といたしましてはつらい経験がございます。しかし、この「二人静」に宿泊いたしますとその待ち時間の半分は自動的に解消されるはず、なぜならこの駒ケ岳のすぐ下に旅館はあるからでございます。
 いい旅館ですね。本当にいい。何がいいかと申しますとまず料理ですね。実に繊細な料理でしてこれならお酒を召し上がらない女性客だっておおよそ満足されるのではないかと思います。
 また演出(失礼)も効いております。先ほど申しましたとおり素晴らしき我が国の道路族議員の方々が道を切り開いてくれましたおかげで海のものだって山へ運ぶのはいとも簡単なご時世でございます。しかしほとんど山のモノで食卓は飾られるのです。山の魚はくさいから嫌いとおっしゃる方も大勢おられるでしょう。しかしそれが素材の味ですからね。こういうのが旅(旅行)の楽しみでもあるはずです。
 さて旅館名
「二人静」
の由来でございます。私はてっきり田舎の山のふもとの避暑地なので周りが静かなので二人でゆっくりとお過ごしください。という意味だと思っておりました。それが全然そのような由来ではないのです。
 あえてその答は申しませんが行けば必ず解ります。
 本当にいい旅館です。オススメです。一度試してみて下さいね。
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     ハウステンボスジェイアール全日空ホテル(2002年5月26日更新)
 ワールドカップでニッポンの国も賑わってまいりました。話題になりましたカメルーン代表チームが遅れに遅れて到着いたしました。しかしその遅れた過程がまた面白くて、このようなチームが勝ち進むようですとワールドカップはかなり面白くなると思うのです 。
 またキャンプの受け入れ地の大分県中津江村も一躍有名になりました。山の合間にある人口の少ない村なのですが、これから何も問題がなければいいのですが。
  宮崎のシーガイアが経営破たんに陥りましてホテルやゴルフ場はアメリカの企業に買収されてしまいました。誠に悔しいのですが宮崎県のお金は水の泡と消え二束三文のお金でアメリカの会社に買われてしまったのです。
 決して大もうけしているとは言えないハウステンボスだって同じようなものだと素人さんだってご存知のはずです。今回のお客様もおっしゃっておられました。
「もうここも長くないからなあ」
しかしこのような立派すぎるものを作ってしまって・・・大阪府にある某空港を思い出してしまいました。本当にどうするつもりだろう?
 そうは言いましても今回のハウステンボスジェイアール全日空ホテルは素晴らしい。いいホテルですねえ。これなら料金差を考えますと園内のホテルよりずっとずっといいですね。園内のホテルのソフトが悪いですからね。
 しかしホテルで何が腹が立つかと申しますと・・・ホテルのレストランではビールが小瓶で何度もたのまないといけないこと。めんどくさいですし高くつきますよね。
 今回の九州の添乗で共通しました食べ物を各地で食べさせていただきました。場所は
「旅館吟松」
「熊襲亭」
「ハウステンボスジェイアール全日空ホテルのレストラン」
の3か所で
「きびなごのお造り」

「豚肉の角煮」
なのですが・・両品とも断然に「熊襲亭」がおいしかったですねえ。
 各旅館ホテルが市内のレストランよりおいしくないってどういうことでしょ?
 さて皆様ワールドカップはカメルーンを応援いたしましょう。
 
ホテル角萬(2002年5月22日更新)
 このホテル角萬は決して評判のいい旅館ではございません。むしろここに泊まったお客さん100人中100人が
「いい旅館だった!!」
とは言わないでしょう。
 ぜんぜん良くはないのです。私が泊まった時もそうでした。
 しかしそれなりに需要があるのも事実でしょう。なぜなら宿泊料金が安いですからね。
 激安ツアーや予算のないお客様・・・しょうがございません。近頃あちこちで倒れている大型旅館なのです。古代に生きました恐竜が大きな体であるがゆえに絶えてしまったの如く大きすぎて転ぶと自分で起き上がれないような・・・
 そのように考えますとエレベーターも付いていないような小さいところですと簡単に改革できますからね。
 とそんなことを熊本県のバスドライバーと話しておりました。
 先日の鹿児島のバスのドライバーさんやガイドさんもそうでしたが本当に九州のバスは仕事がしやすいですよね。(但しバスは古いのですが)
 さて今回は少し珍しいところにもよりました。大分県のハーモニーランドと言うところでして、ここの営業担当者が非常に熱心な方でございまして、入園から2時間ずっと付きっきりで園内の案内をしてくれるのです。
 熱心なのはいいのですが、私はどうしたらいいのでしょうか?中年男ふたりが観覧車にのるなんて変な感じでしょう。
 しかし阿蘇の山々はいつ見ても(いやいつ見てもではなく晴れた日には)雄大で美しいのです。皆様も是非共九州へ。 
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旅館吟松 (2002年5月21日更新)
 今までかつて鹿児島に行ったことは1度きりでございましてそれは10数年前に修学旅行に行った記憶があるのみでございます。記憶と申しましてもほとんどなく、それは後からみましてあっその時私は桜島にいたのか・・・という頼りない記憶のみでございます。
 それと私の高校はニッポンでも珍しい神道の高校でしたので、知覧と言うところに行き特攻隊の生き残りの話を聞いた記憶がございます。私は幼心にも
「お国のためなんてマッピラさ」
と思ったものです。あれは単なる犠牲なのです。
 今でも知覧の特攻資料館に行きますと涙を流される御仁が大勢おられますが、その涙の方向が大切だなあと思うのです。
 そして話を戻しますとなぜ私が鹿児島方面に行ったことがないのかと申しますとそれは私のひとつ目の会社の特殊性がその理由でございまして、それ以来知らないところには近づかないの精神で今に至りました。
 しかしそのようなことばかりも言ってはおられず、今回は指宿温泉に行ってまいりました。この「いぶすき」(指宿)の読みは3流の旅行業者の入社試験によく出る傾向にございまして、以前入社試験を受けた会社でも出ましたし、今の会社の入社試験でも出ました。
 今回は関西空港から小さい小さいエアニッポンの飛行機で鹿児島へ行きました。もちろん「1機まるごとキャッシュバック」は当たりませんでした。どうも50便に1便と言われますと、身銭を切ってもいませんのに期待してしまうという・・・(誰だってそうじゃないですか?)
 指宿には今回の
「旅館吟松」
より明らかに(料金的にも)格上の旅館がございます。
「秀水園」
などがそれなのですが、いつでも希望どうりに予約が取れるとも限りません。私は最近
「旅館吟松」
に行った人に間違えないかを確認して、こちらにしようと決めました。
 鹿児島県出身の幹事様に
「いつの間に旅館を秀水苑から吟松にすりかえたんや!!どうせ安く仕入れられるからやろ!!」
といきなりお怒りの電話を携帯にいただきました。
 私はまままずい、気付かれた
と意味もなくうろたえてしまいましたが、
「最近行った者が大丈夫と言っています。」

「それでも吟松は3本の指に入ります」(確かに3番目だ)
すなわち「絶対に大丈夫です。保証します」
と言い切って逃げたのです。
 行くまではドキドキしましたねえ。(笑)
 確かにそのソフト面はお世辞にも良いとはいえない状態なのです。行きましてからこれはまずいと真剣に思いましたもんね。(土曜日の超満館の日にこの客はVIPだからと言いましても、何の慰めにもなりませんしね)
 しかし意外なことに料理はそこそこ良かったのです。失礼な言い方ですが意外なことにです。
 いいものを少しだけ出す、そのような料理ではないのです。どちらかと言いますとヴォリュームがあり品数も多いのです。それでも悪くはないのです。
(余談ですが最初にあった前菜が全部出来合いのモノでしたので(私にはそう見えたということです)、これはまずいことになると確信をした後でしたので本当に嬉しい誤算でした)
 秀水苑が真剣勝負のプロ野球の中継番組といたしましたら、確かに吟松はどうもバライティー系の旅館でしたが、しかしそのようなことはどうだっていいのです。
 お客様が全員満足してくれるのでしたらバライティーだってなんだっていいのです。本当に今回はうまくいきました。どうもありがとうございます。
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         ザ ウエスティン オオサカ(2002年5月5日更新)
 私の前職場でございました観光ホテルにはスゴイ方がおりました。どういう風にすごいのかと申しますと、そのお金の貯え方でございます。
 その方は支配人という立場を利用できる限り利用いたしましてありとあらゆる機会に私腹を肥やしてまいりました。しかもすごくお若い仕事はバリバリに出来る方でした。
 さてその手口?とは。観光客向けのクラブがホテルの中にございました。そこにはフィリピン人ホステスが常時5人ほどおりまして、当然ホテルが直接雇い入れますと相当面倒な手続きを踏まないといけないため、近くの同じようなフィリピンクラブから派遣してもらうような形を取っていたのです。
 この人件費がおおよそ一人一月35万円ほど。しかしこの35万円の中から一人につき5万円〜6万円のキックバックを彼は受け取っておりました。給料以外に毎月(常時5人いるとして)30万円ほど税金の対象にならない秘密のお金を受け取っていたのです。
 ちなみにこの35万円の内、直接フィリピン人ホステスの懐に入るお金は最も少なくて350US$、そして最も多い人でも1000US$ですのであちこちで中抜きされていたことになります。
 フィリピンサイドのプロモーターが手数料を取りますし、ニッポンのプロダクション、そしてクラブの経営者、そして支配人が。アジアにおける大国の搾取の構造がそのまま彼女達の賃金に反映されてもいたのです。
 それでも(これが一番の問題です)自国で職のない彼女達は異国で稼ぐ決意をいたしまして、ニッポンの地方都市にやってくるのです。
 私などはもしそのような立場でございましてもせいぜい1〜2万で十分だと考えてしまったでしょう。(ここが甘いところでしょうか)
 稼ぐときはドーンと稼がないといけない。
 その支配人とは私は仲が良かったと思っていますし、もうそのようなことは周知の事実であったこともございますので、このような暴露もお許しいただけると確信しております。
 その他に、イベント(どこのホテルもよくするでしょ、クリスマスディナーショウとか)でも同じようにイベント会社のオーナーと結託しまして多額の謝礼を受け取っていましたし、またコンパニオン派遣会社などからも謝礼を受け取っていたようです。
 しかし彼はムチャクチャ仕事が出来たのです。後の経営陣が彼の不正を知っていながら雇いつづけたのは(もちろん支配人として)彼がいないとホテルは正常に運営できないほどの影響力をもっていたから、だとしか言い様がございません。
 さて今までは前置きでございます。その金まみれ支配人が愛人とよく利用するホテルがここ、ザウエスティンオオサカでございました。ラウンジのコーヒーが1杯1000円ほどいたします。しかし彼にとりましてはそんなモノはした金だったのでしょう。
 やっぱり生まれて来て生きている以上はこれぐらいしないといけないのでしょうかねえ?
 当時まだ今ほど大阪の高級ホテルが完成していなかったのでしょうか?
 客室は広いのですがただそれだけでございます。客室のミニバーの冷蔵庫は隙間もないほど詰まっております。アメリカのホテルらしくもうワンサイズ大きな冷蔵庫を使えば?などと思ってしまいます。
 またエレベーターの位置が、秘めごとには向かないような、必ずフロントを通らないと客室に行けないようになっているような気がいたしました。(いや私の注意不足で本当は上がれるのかもしれません)
 朝食はタレントの神田正輝も食べに来ると言われているそうでして、明るい陽の当たるレストランでなかなかのものでございました。リッツより下、ハイアットより上といったところでしょうか?
 あまり安く出してはいないという印象がありますよね?私もそのように思います。インターネットで直接予約を取るのが一番安いのかなあ。
 
 
     自分の位置付けが分っていない?南海サウスタワーホテル大阪(2002年1月2日更新)
 元旦の朝皆様は何をされておりましたか?だんらんがありお雑煮でも食べてのんびりとお過ごしになられたことでしょう?
 それとも海外でお過ごしになられたり、まあそういうのがオーソドックスなお正月の過ごし方なのでしょう。
 今年は何故か全日空の3月の超割の売り出し日が元旦でございまして、取りたいがわざわざ会社まで行って予約を取るほどでもないよなあ、なんて思っておりました。
 しかし女満別から大阪に帰ってくる便の予約でしてこの区間が10500円で買えるならかなりリーズナブルでしょ?もしかしたら取れないかもと少しだけあせりながらパソコンの前で全日空のホームページを開きながら、フリーダイヤルに電話するといった人が見ましたらなんとも滑稽な元旦の朝の私でございました。
 それがなめておりますと、全然電話がつながらないのです。パソコンもアクセスが多いのでしょう。予約の画面が開かないのです。ううもしかしたら取れないのではないかとあせりましたねえ。超割の売り出しがこれほどにも込むとは知りませんでした。
 結局10分ほどいたしまして会社に電話いたしますとやっぱり同僚がいてくれました。エーブル(全日空の端末機)でやってもらいますとなんなく女満別ー大阪はとれました。
 全日空もここまでもったいつけずにもっとスマートに予約を受けられないのでしょうかねえ。まあ取れて何よりです。
 さて年末も押し迫りました大晦日の日に南海サウスタワーホテルに婚礼の話を聞きにお伺いさせていただきました。大晦日でもちゃんと係りの人がいるのですねえ。(ちなみにリッツカールトンは休んでおりました)
 地の利なんせ難波駅の上ですからねえ。のせいでしょうか?これが場違いと思えるほど高い見積もりを出してきたのです。(なんとリッツカールトンよりわずか10000円安いだけの103万円。)これはあまりにも無謀な金額ではないでしょうかねえ。(あくまでも私の主観でございます)確かにチャペルはリッツカールトンに比べて広くて自然の光がたくさん入る素敵なものですがしかし・・・
 また対応してくれた係りの方も年配の方でしてベテランに見えるのですが、どうもぶっきらぼうな感じがしまして、
「しっしっ お金がないなら無理だよ」
とはおっしゃいませんがそのように思っているのが分るのです。この係りの人がずいぶんお客を逃がしているよなあ、なんて思ってしまいました。
 私「飲み物はフリーですか?」
 係「いえフリーではないですが、含まれております」
 私「どれぐらい含まれているのですか?」
 係「はっきりとは言えません」
 私「それではだいたいで計算されているのですか?」
 係「・・・・」
 客をバカにしているのでしょうか?
どうも相手がそういう態度ですのでこちらも丁寧に質問ができません。私も人と接するお仕事をしておりますので、
「自分もこのような対応をしてはいないか」
自問自答してしまいました。
 鉄道会社が親会社ですのでお硬いのでしょうかね。まずここは候補から消えてしまいました。(何度も申しますがあくまで私の主観でございます)


     婚礼編・以前に私の働いておりました3流ホテルでは(2002年1月1日更新)
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
あれほどミレニアムだとか、新世紀だとか大騒ぎいたしましたがアッという間に1年が過ぎ去りました。あの騒ぎから1年なんて本当にすぐでございました。
 たとえ元旦でございましても私のような虫けらのような存在の人間にとりましてはしょせん1日は1日でございまして単なる365分の1日に過ぎません。
 自称有能な大臣様が色々な発言を繰り返しまして、牛を検査するより先に大臣の脳の中を先に調べろー!!という声で1年は幕を閉じました。
 以前私を解雇した(いや私が自分から辞めるように話を作った)ホテルのウエディング事情はすさまじいものでございました。(辞めまして、腹が立っておりましたがその後私は今の会社へ再就職いたしまして、その約2年後にホテルは立派に倒産いたしまして今は野ざらしになっております)(しかしまあ私の言うとうりにしておりましたら・・今ごろは野ざらしにはなっていないはずだと確信しておりますので、私もいい気なものです)
 しかしひどいホテルでした。すごいのです。婚礼(挙式会場)がリバーシブルでございましてチャペルにも神前にも出来たりするのです。(まあニッポン人にとりましてどちらも似たような存在かもしれませんが)
 そして婚礼の責任者が離婚経験者でございましてお客様には
「仕事優先で単身赴任しております」
なーんて都合のいい嘘を言っておりました。婚礼の責任者の次の人はフロントの女性スタッフと泥沼不倫を続けておりまして、まあみんな人間様ですので個々の事情は色々とあるのでしょう。
 学校のセンセイが未成年者と援助交際するようなものでございます。
 そんな方々が皆様の門出となります、挙式を仕切ったりするのです。
 そしてホテルはセクショナリズムがけっこうある職場でございます。大きく売上は「宿泊」と「宴会(料飲)」に分かれております。この両者が仲が悪くてねえ。
料飲いわく
「フロントは英語もしゃべれない」(そういう自分もそうだろ)
宿泊いわく
「ウエイターごときが偉そうに言うな」
これは私の働いておりました3流ホテルじゃなくてもありがちなことではないでしょうか?
 そして私達旅行業者と直接取引きいたしますのは「宿泊」の部門の方でございまして料飲のスタッフなんてエージェントなんて屁とも思っていない方が多いのです。
 そして一番罪深いのは
「もっともホテルで儲かるお仕事は婚礼」
なのです。
 値切られなし、クレームは付きません。酒代?もうムチャクチャです。
「今日はやかましかったし、時間も延びたのでこれぐらいつけとけ!!」
あああの幻の3流ホテルで挙式していただいた方々がお気の毒でしょうがございません。 
 
     婚礼編・ザ・リッツカールトン大阪(2001年12月31日更新)
 皆様こんばんは。
「もういくつ寝るとお正月・・・・」
本年もあと数時間で終わりましてまた新しい1年が始まろうとしております。本当に1年なんてアッという間に過ぎてしまいますので恐ろしいですよね。
 さて私にとりまして今年1番のビッグニュース?は結婚が決まりまして・・・それも赤ちゃんが出来てしまいましてある意味でジェットコースターに乗ったのか如く、何もかもが決まっていくようです。
 昔むかし、インドあたりか今のネパールあたりか「シャカ族」が治める由緒正しき小さな小さな国がございました。その国の王子様・・うう名前は「ゴーダマ・シッタルッタ」がおりました。現在でもインドというお国は早婚でございまして当時20才ぐらいで妻のお妃との間に子供が生まれたそうです。
 王子様は自分の子供を見まして
「おお ラーフラが生まれた」
とおっしゃったのだそうです。当時現地の言葉で
「ラーフラ=障害」
ですので、
「私にとり障害が生まれた」
とおっしゃったわけです。そして自分の息子にラーフラという名前をつけたのです。(そのようなことが許されるのですからすごいですよね)
 私のホームページの掲示板に
「できちゃった結婚」
を奨励される方がございました。人それぞれ考え方は自由でございましてそれを非難はするべきではないのです。そして結果としましてそれでよかったのだ・・めでたしまでたし。となるのかも知れません。
 がしかしその出来ちゃった結婚にも欠点はございます。それはどういう事かと申しますと
計画が狂うこと
でございます。元々何もなかったといたしましても、計画が立てられないというマイナス面が出てしまいます。
 いみじくも当時私が大慌てしています頃ちょうど、合衆国が無差別とは申しませんがアフガニスタンに空爆をおこなっておりまして小さな
な命が失われたのかも知れません。それと同時にアジアの片隅のある小さな国では不景気にあえぎ明るい話題がない時、そのとき満月の夜にあるお妃が赤ちゃんを産み落としました。
 まさか
王子は障害が生まれたとは申しません。小さな国の国民までもが大喜びでございます。
 しかし同じ生命に難民の子供とお妃様の子供と何か違いでもあるのでしょうか? 以前にそのようなことをホームページで申しますとかしこきお方から非難の書き込みを掲示板に頂きました。
 そうなのです。私は計画性などというとぼけたことを言っている場合ではなくなってしまったのです。
 長々と私の気色悪い結婚観?が出てしまうかもしれませんがその日以降の様々な問題は数知れません。その一部といたしまして式場選びがございます。残念ながらいまだにこの問題は解決しておりません。しかし話題といたしましては非常にコミカルな喜劇?でございますので面白いと勝手に思いまして更新いたします。
 そもそもそのような緊急な結婚ですので祝福されない方もまわりにいると思います。結婚式も様々な問題がございます。
 現在多様化した価値観に伴い、そんな無駄なことはしないカップルだってたくさんおります。実は私もそのようにしたかったひとりでございます。またここ数年海外ウエディングと称しましてキリスト教徒でもないですのに海外の商売上手な教会らしきもので式をあげられる方も多数おられます。
 何故か?話の流れで大阪のホテルを探すようになりました。そして何故か?流れでリッツカールトン大阪という大阪でも稀に見るお高くとまりましたホテルがその私達(計画性のない)の式場の候補に上がったのでございます。
 これから出てきます各ホテルの式場の感想、そして対応していただいたホテルのスタッフに対する感想、はたまた批判、意見は私のようにひねた人間の主観でございます。あまり影響を受けない方がいいに決まっております。そしてまた私達のような間際に飛び込んできて100万円以下の売上にしかならないケチな客はたいして重要でもないのでしょう。
 その辺を十分に差し引いた上で聞いて下さいませ。
 まずリッツカールトンなるホテルは素晴らしいホテルです。がJTBに中華料理のパーティーメニューを提供されております。それが結構リーズナブルでね。式+中華パーティー程度なら40−50万ぐらいあれば十分親族ぐらいは招待できるであろう。と私は考えておりました。
 そうは甘くないですよね。貸衣装・美容関係の持ち込みは一切不可!!なのだそうです。
「私どもは教会ではございませんので」
ときっぱり断られてしまいました。
 そして色々とキチンと見積もりを作っていただきますと22名招待で合計104万円!!さすが!!立派!!
 高いだけを強調いたしますと気の毒でもございます。ジュース!!話を聞きにお伺いいたしますとどこでも飲み物を出してくれます。中には何も聞かずしてコーヒーを持ってくるところも(南海サウスタワーホテル大阪・決しておいしいコーヒーではなかった)そして何も聞かずに日本茶(全日空ゲートタワーホテル・これが一番安上がりだ)のところもございました。
 しかしさすがリッツ!!
「お飲み物は何になさいますか?」
希望の飲み物を聞いてくれるのです。さすが太っ腹だ。
 そしてその飲み物もまたおいしい、のです。
 そして厚かましいのですが対応してくれました係りの方に聞いてみました。
「**さんはリッツで初めて婚礼のお仕事をされているのですか?」
答:「いいえ、以前は別のところで同じ仕事をしておりました」
「**さんからみてリッツの婚礼はどこがいいのだと思いますか?」
(私もよくまあせこい宴会でこんなこと良く聞くなあ)
答:「それはやっぱり、ハード面が充実しております」
うう、私はチャペルも宴会場も非常に(上品なのは認めますが)貧弱だと感じておりましたので、そのお答えは意外でした。まあ街中なのでしょうがないのかなあ。
 そうですよね。リッツに期待するならやっぱりそのソフト面(サービス対応・料理など)でしょうね。
 私もリッツの朝食はその値段も高いがホテルの朝食といたしましてはベストだと思っておりましたので、ハードだ、調度品がいいとおっしゃるその意図がわかりませんでした。
 あと気になりましたのが、私達に対応してくれました男性のスタッフは出すぎもせずいい感じだったのですが、となりの客に対応しておりました女性スタッフが妙にテンションが高くてどこかの契約社員のツアーコンダクターみたいな方でございまして、正直すごく気になりました。会社のブランドで仕事がうまくいっているのにまるで自分がエンターティーナーのように振舞われておられる。また口の利き方も馴れ馴れしくって、それでいいのかも知れませんが私の思う高級のイメージではないのです。
 まあ色々申しましたが私の主観でございますので気になさらないで下さいませ。

 
     あわらの宿 八木(2001年9月11日更新)
 昨年と今年で各地の旅館(特に老舗と言われているところ)がバタバタと廃業いたしました。旅館が倒産することより、名前も売れた老舗旅館が売りに出されましても誰も買い手がつかないことの方が深刻な問題でしょう。
 以前なら必ずと言っていいほど誰かが買い取り、旅館自身は残ったものです。使われなくなった建物はすぐに傷んでしまい、もう二度と旅館として使い物にならなくなってしまいます。ああもったいない。
 北海道の拓銀が倒れたときに新しい(バブル期の)リゾートホテルが共倒れいたしました。が今の老舗旅館の廃業はそれよりさらに深刻だと思います。これから団体向けの旅館はまだまだつぶれるでしょうね。元々計画に無理があったのではなく団体客がいなくなっているのです。固定費は高くつくね。
 しかし不景気は旅館にとって必ずしも悪いことばかりではありません。まず旅館の仕事はきついのか嫌がられなかなか優秀な人材が定着しなかったのですが、このように失業率が上がりますと、人材の確保が安易になります。あとは教育でしょうね。がんばって欲しいものです。
 さて今回のあわらの宿 八木も芦原温泉の老舗旅館でございます。この旅館の経営状態がどなのかは存じませんがひとまず先日行ってまいりました。
 芦原温泉を説明するときによく
「田んぼの中の温泉地です」
などと言いますが実際はそうでもないですよね。もちろんはずれにある旅館の横は田んぼですが、いちおう町?の中にあります。この旅館は特にいいでなく、悪い出なく普通の旅館といったところでしょうか。
 ただ驚きましたのが洋室利用の場合も夕食が
「部屋食」
なのです。ホテルなら違和感がないのでしょうが、温泉旅館で洋室で夕食は部屋食。なんだか何もかもバラバラという感じです。まだレストランで食べさせていただけたほうが良かったなあと思います。
 芦原温泉は関西から一番近い「北陸」です。ですのでよく行くのです、まだまだ寂れないでしょうね。
 帰り道には例のごとく敦賀の
「ヨーロッパ軒」
でカツ丼の昼食です。私ももう年なのでしょうかね。あのソースカツ丼が妙に脂っこく感じてしまいました。夏に敦賀に行きますと子供のころお盆には誰もいなくなる寂しい町を思い出しノスタルジーに包まれるのです。
 

     京都ブライトンホテル(2001年8月14日更新)
 先日のお話ですが、高知県のあるホテルから
「そちらからのお客様昨日ノーショウでした」
と連絡が入りました。
 このホテルはとりわけ有名なホテルでもございません。町中にあるビジネスホテルとシティホテルの合いの子のようなどこの地方都市にでもありそうなごくごく普通のホテルでございます。
 ここのところつまらないミスが続いていた私達といたしましては
「また日にちを間違えて取っていたか」
「キャンセルをし忘れたか」
としまった、と思ってしまいます。
 しかし間違えなく日にちはこの日でした、途中で事故でもされたのかなあ、と担当者はお客様の携帯電話に連絡を入れました。そうしますと、
「今、チェックアウトしたところでさっきまで朝御飯を食べていたよ」
とおっしゃるではありませんか。
 どういうこっちゃともう一度先ほどのホテルに問い合わせてみますと、ホテルの担当者は
「いいえ、どうみましても宿泊された形跡がございません!!」
と言い切るではございませんか。
「しかし今直接お客様と電話ではなして・・・」
とこちら言いますと、
「調べてみます」
なのだそうです。その後電話が入りまして、
「すみません、こちらの勘違いでした」
なのだそうです。まったく人騒がせなホテルです。
 フロントの対応と言うことでは非常にしっかりしていて評判のいい、京都ブライトンホテルでございます。(いつも前置きが長くてすみません)以前から京都では一番良いのだとクリスマスイブなど人気が集中するホテルでした。
 その後京都に数件新しくて良いホテルが出来てはいるのですが、トータルで見ますとそれでもやっぱりナンバーワンではないでしょうか?
 ただこれは私の好みの問題なのですが、リッツカールトン同様、係りがべたべたしすぎるきらいがあるのではないかと、もしかしたらそれが「ホスピタリティー」だとか「高級」だとか思っているのではないかと思うことがあるのです。
 レストランのスタッフの人の多さも気になりますねえ。声をかけて欲しいとは思いませんモノね。必要なことがあればこちらから声をかけるからの式で私はいいのです。
 でもまさか間違えて「ノーショウですよ」という電話はかけてはこないでしょう。


     由布両築(湯布院温泉・2001年7月27日更新)
 さて癒しの九州でございます。
 しかし観光産業に携わるモノ全ての目標がもしかしますと、
「湯布院」
にあるのかもしれません。どこもかしこも大型旅館がたったの一年で50件もが経営破綻するという非常に厳しい時の流れの中で、湯布院はいつも混んでおります。人気がございます。
 しかし私は初めて湯布院の街をしげしげと見渡しますと、人気が出過ぎるのは必ずしも良いことではないのかも?と感じてしまいました。あちらこちらにもう人がうようよとしているわけです。
 今回は私の得意先の友人が経営する施設「大賀ファーム」に寄らせていただいたのですが、そこのオーナー氏も
「湯布院は以前はもっと良かったのですが・・・」
と口ごもっておられました。昔から湯布院を好きだった人が離れていくような気がしたのです。
 今回のお宿、由布両築のとなりに朝からたくさんの人が行列をなして並んでおられるのです。私は何かと思いのぞいてみますと、
「パン屋」
だったのです。きっとおいしいお店だと、ガイドブックにでも載ったのでしょう。なんだか京都の漬け物屋みたいでした。
 が今回の由布両築という1910年代に建てられた旅館は非常に素晴らしかったのです。たったの8部屋しかないにもかかわらず、そのうち数部屋を改装中ということでもう民宿みたいなものです。
 銭湯の番台のような所でチェックインいたします。当然2階建ての木造建築ですので
「エレベーター」
という気の利いたモノはございません。(いや2階建ての建物にありましても誰も気が利いたとは思わないでしょう)ギシギシと音を立てて階段を上がるのです。
 部屋につきます。部屋にはトイレしかございません。バスや冷蔵庫、またビデオもなかったですねえ。そしてテーブルの上に少し大きめのグラスに水草と普通のめだかが泳いでいたのです。
 私は思わずうなりましたねえ。非常に良いところをついている・・・。
 雲仙温泉では
「従業員が通勤途上でお客様のために花を摘んでくる」
そしてその花が枕元におかれていることは有名なお話ですが、それに匹敵するアイデアですね。
 そして夕食も非常にいい。名物の地鶏のバーベキューも出てまいりました。珍しく私が
「こんなに食べられない・・・」
状態になってしまいました。
 湯布院温泉のお湯はどうなのでしょうか?私のイメージではこんこんとお湯がわき出て湯量が多いと思っておりました。さすがに我らが湯布両築は施設が小さいせいか・・・お湯は匂い、色、刺激等一切ございませんでした。逆に水道の水よりきれいな渓流の水と言った感じでした。(他の旅館と比較できておりませんので・・念の為)
 がお風呂も素晴らしいのです。8部屋に対しまして4つの浴場があるのです。どこもちょうど一家族用の大きさでして、内ふたつは露天風呂になっているのです。こんな所で数日間ごろごろしていたいなあ、と誰もが思うことでしょう。
 ほんとうに珍しく(?)掘り出し物に当たった気分になれました。宿泊料金?土曜日で15,000円でした。(安いでしょ)とにかくここはオススメ!!一度試してみて下さい。


     旅館御岳(濁河温泉・2001年6月29日更新)
 さて私は来週からいよいよ転勤でございます。
 今まで散々とスーパーの中の店舗は
「鶏小屋の如く」
と愚痴をこぼしましたが便利なことも多々ありましたねえ。外食に飽きますとスーパーで食材を買えること!!まあ便利と申しましてもその程度のことでございます。
 転勤先が襟裳岬だとか、五島列島だとか辺鄙なところですと、(そんな所に営業所があるわけないか?)
「転勤ごときで弱みは見せられない」
と強調する気分にもなるのですが、季節はずれに北海道の鮭が川を上ってきたような転勤ですので、なんとも言いようがございません。
 さて辺鄙な土地と申しますとこの濁河温泉もなかなかのものです。濁河と書きまして「にごりご」と読みます。この読みは皆様も聞かれたことがあるのかも知れません。先日私は行っててまいりまして、感動を分けてもらって来ましたので皆様にご報告させていただきます。
 旅館御岳のセールス文句を並べますと、
「標高1800メートルの日本一高いところにある温泉」
「渓谷沿いに野趣満点の混浴露天風呂」
「屋上に天文台があり、雄大な星空をご覧いただけます」
なのだそうです。
 すごい山の中にありましてねえ。下呂温泉から高山に向かう国道41号線を脇にそれること約40−50分、一回も民家を見ることなく山へ山へと入っていくのです。
 今回のバスのドライバーはレーサー並のテクニックの持ち主でして、その道をキヒヒヒヒーと音を立てながら進んで行くのです。(念の為申しますがバスで団体で行くような所ではございません)
 笑ってしまいますのが
「コンパニオン2時間 22,000円 車代込み」
すごいところでしょ。まさかここまで来てコンパニオンを欲しがる客もいないとは思いますが、北陸方面などに行きますと十分ピンクコンパを手配できるほど高いのです。
 料理ですか?
 このところ私は
「出来合いのモノを使わず、その土地の素材を使っていればそれが一番良い」
と思うようになってきているのです。素朴なモノでいいのです。
 そういう見方でみますと、料理も素晴らしいのでした。一切合切全部が山のものしか使われておりません。競馬評論家が人気馬同士でも印を2頭にしか付けなかったときのような潔さを感じました。(今日は変なたとえが冴えますねえ)
 ここまで来まして
「サービスが、料理が」
とケチをおつけになるお仁は野暮だといいたいのですが、野暮と言うよりはその方が哀れだと思いますねえ。
 一度だまされたと思っていかがですか?(車で上がっていくことにはうんざりされるかもしれませんが)


     悪夢のホテル玉泉なのだ(2001年4月3日更新)
 玉造温泉と申しますと先日の和倉温泉が閑古鳥なのに比べますと、にぎわっている温泉地でございます。
 勉強熱心な私は????添乗で行き早めにチェックイン出来ましたので、他の旅館を見学してまわりました。どこの旅館も混み合っていたにもかかわらず、親切に案内してくれるのです。さすが「JTB」の社章の効力はありますよね。もっとも私のは色の違うニセモノなのですが。
 玉造温泉にも一軒だけ、温泉地特有と言っていいのでしょうか、古ぼけたソープランドがございました。そこの色の黒い客引きのオッサン!!早い時間なのに私を勧誘するのです。おかしいですよね。スーツを着た観光客っています?(顔を見てものを言うのでしょうか?)
 一応マナーとして料金を聞きますと、
「50分 25,000円」
なのだ、そうです。
 男ばっかりのグループなのでお世話になったお客様もいたのかもしれません。
 川を挟んで道の両側に旅館が建ち並んでおりまして、温泉情緒のある街でございます。川の脇に足だけつける温泉場がございまして、プライベートで来たら、飽きるまでこんなところでぼっーとしていたいものです。
 さて我らがホテル玉泉は大衆的な使い勝手の良さそうな旅館です。
 以前に初めて来たときには、私の働いていた観光旅館と比べてしまいました。(一流でも高級でもないところが)コンセプトが似ているのです。しかし質の部分では少し負けているかなあ。私のいた所が悪いのでしょうかねえ。いや少しだけですよ。
 今回はコンパニオンを15名入れての大宴会でした。良い意味でも悪い意味でも非常に盛り上がりましたねえ。
 島根の人は少し変わっておりまして、コンパニオンの方々でさえ
「竹下登」

「青木某」
を郷土の誇りだと思っておられるようです。いいですねえ。世界が狭くて。それはそれでとても幸せなことです。
 そういえば他にもエイズの治療に当たるべき医者でおかしな人も島根出身でしたよね。


     湯けむりの宿 美湾荘(和倉温泉)(2001年3月16日更新)
 たいそうにいい旅館でございます。超オススメです。何をもとにそう申しますかと言いますと、やっぱり安いのです。平日(グループで)8,000円からですのでねえ。
 和倉温泉と申しますと超有名旅館(プロが選んだ100選で常にトップ)の
「加賀屋」
のあるところです。寂しいですねえ。先日平日に(イヤイヤ)添乗に行ったのですが、和倉温泉の旅館全部でバスはたったの5台ポッキリですのでねえ。
 国内・海外問わずにこれからは二極化が進むでしょうね。隣の旅館(温泉地)は大繁盛なのにダメなところはとことんダメ=倒産=廃業もどんどん出てくるでしょう。
「知恵」

「努力」
が必要になると思うのです。
 どうして
「湯布院」

「黒川温泉」
が平日でも満館になるのかを観光旅館の経営者は考えていただきたいのです。
 売りかたしだい、努力しだいですからねえ。
 和倉温泉は田舎にあるというイメージですよね。周りには何もないといった,そのとうりです。
 ところで皆様和倉温泉に
「ソープランド」
があることご存じですか?
 我らが「美湾荘」の真正面にあるのです。
 お客様は何故か旅先ですし、アルコールで気持ちよくなり
「出掛けたく」
なります。先ほど「何故か」と申しましたがその気持は十分にわかります。
 しかしこの「美湾荘」の正面にございます、「和倉風呂」へ行ってはダメなそうです。(ネーミングが旅情をそそりますよね)
 美湾荘のフロントいわく、
「若い娘はいなく」
「45分で24,000円と高く」
トラブルが起こる確率の方が高い!!のだそうです。
 何も二極化は観光産業だけではないようです。あなた様の会社は二極化に耐えられる会社ですか?

  
     ニューリゾートホテル清芳閣(下呂温泉)(2001年3月3日更新)
 よくバスガイドが言います。
「日本の3大名湯は?」
誰がどのように決めたのかはとくわかりませんがひとまず
「草津温泉」「有馬温泉」そして「下呂温泉」
となっているのです。
 不況のあおりでかなり不景気になっているようにみえる下呂温泉なのですが、前出の「黒川」や「湯布院」など売り方ひとつでなんとでもなることもございますので工夫が足りないというのもあるのでしょう。
 しかしさすがに名湯といわれるだけございまして個性的なお湯でございます。お湯の中にはいりますと、肌がヌルヌルに感じられます。
「石鹸をきれいに流せていなかったのかなあ?」
と感じるぐらいです。
 それがなぜかお湯から出まして肌が乾きますとヌルヌル感がサラサラ感へと変わるのです。へんな感じですが気持ち悪いものではございませんので一度お試しを。(そういえば少し近くの昼神温泉も似た感じのお湯でした。あの地域の温泉の特色かもしれません)
 しかし観光旅館の経営は難しいのでしょうね。この決して有名旅館とは言えない(まあ予算の都合で選ぶようなホテルですが)ホテルは10年位前はまだまだ今よりましだった気がいたしますが、
「客が経る」〜「単価が落ちる」〜「リストラによるサービスの低下」〜「ますます客が減る」
悪い方へ悪い方へと転がり落ちて行きますのでねえ。
 以前ならそこそこの旅館なら必ず売れたのですが、今時は買い手も見つからず野ざらしになり本当に哀れなものです。
 今回飛騨路で懐かしいものを発見いたしました。男性用のトイレ、今のなら自動で水が流れるようにセンサーが付いているでしょう?あれの旧式は手でボタンを押すものでした。この手押しの旧式のものに取り付けるだけで自動になる・・・「クリーンキーパー」という機械を以前勤めていた会社が関連会社から差し押さえたのです。それを旅行部門でドライブインに売り歩こう!という案が出ていたことを思い出しました。(もちろん旅行とはぜんぜん関係ないことなので反対いたしました)飛騨路のドライブインにその製品がありましたので・・・懐かしいやら情けないやら。

      

       何だかいい感じ。熊本県黒川温泉(2001年2月5日更新)
 ここのところテレビによく登場いたします、黒川温泉でございます。人気急上昇で湯布院に続け、追い越せという勢いで人気のある温泉地でございます。
 それぞれの宿泊施設が個性のある趣のある露天風呂を作りまして、山の中のひなびた温泉という感じで売り出されているのです。それらの露天風呂はお世辞ではなく(写真でみますと)非常にいい感じなのです。
 これだけ頻繁にテレビで映され、「人気ナンバーワン」などと言って煽るのですから、当然人々は
「私も行ってみたいわー」
と思われるのが普通でしょう。さらに人気が高まります。
 これは黒川温泉のピーアールがうまく決まった例でありまして、この不景気な世の中で希にみる成功例と言えるのではないでしょうか?(きっと言い出しっぺの方は非常にセンスがあり、リーダーシップも発揮されたのでしょう)
 そもそも黒川温泉など田舎の無名温泉にすぎず、温泉付別荘を売り出した際にも誰も買い手がつかなかったそうです。
 私の知人に今から数年前に大々的に黒川温泉へのツアーを売り出した方がおります。(一般的には今ほど話題になっていないころでした。)
 その方は本社愛媛県八幡浜市の(株)九四フェリーボートの旅行業担当者のTさんでした。八幡浜から自社のフェリーで大分の臼杵に渡り、黒川温泉に行くツアーでした。あの田舎で(失礼)何千人と動員したのですからたいしたモノでした。このTさんもそうとう先見の明があったのでしょう。
 しかしこの(株)九四フェリーボートが昨年、民事再生の手続きを取っておりますので、なにもかもうまくいくことはあまりないようですね。
 この黒川温泉の露天風呂「のぞき易いのか」???(知りませんが)
「男性同士のお客様お断り」
のお宿があるそうです。
 こんなところでのんびりできたらなあ。


       湯の峰温泉 湯の峯荘(2001年1月20日更新)
 先日ある技術系の会社のオーナーからこの様なことを言われました。
「温泉、温泉と言うが湯があふれまくっている温泉以外で濾過をしてお湯を再利用しているところは、その成分を分析してみるとだたのお湯と一緒だった」
とテレビで見たそうです。
 さすがにこの方のように技術系の方に言われますと真実味がございます。
 今回私は和歌山県湯の峰温泉に行ってまいりました。ここはコンコンとお湯があふれる温泉だったのです。
 いつも名刺を出して安くしていただくのが悪徳旅行代理店の悪徳社員の常なのですが、この日は特別です。なんせ土曜日なのですから。それでもこの日泊めていただくことになりまして、あまり悪いことは言いたくはないのです。
 たしかにお湯はコンコンとあふれておりました。このお湯は素人ながら使い回しはしていないぞと・・・(確信は持てませんがそのように思いました)
 この湯の峯荘の良いのは今流行の「家族風呂」がございましてカップルでお風呂を占有できそうな感じでして・・・ゆっくりするにはいい感じのところでした。しっぽりと濡れたいカップルには非常にいいでしょう。
 携帯電話もドコモなら圏外になりますので、現実の事を忘れてしまいまして・・・
 またまた秘境と言うには便利に行くことが出来ます。有名な南紀白浜から車でたったの1時間弱なのですから。
 まあ田舎の温泉ですのでサービス面やお料理の面はどうか目をつむってくださいませ。      

     牛滝温泉 いよやかの郷(2001年01月01日更新)
 大阪の岸和田市の山奥にございまして、
「まさか大阪にこんな辺鄙なところがあったのか?」
などと妙なことを感じます。
 車で上へ上へと上がってまいりますと、スッと線が引かれているかの如く、気温が下がっていくのです。その気温変更線?を3本ほど越えたところにこの
「いよやかの郷」
はあるのです。
 この施設もいわゆる公共の宿でして、私達は冬休みにもかかわらず(おひとり)1泊2食で9,800円の税別の宿泊代金。施設も非常に新しいですしねえ。料理もそのお値段を考えますと非常にいいモノなのですよ。
 しかし民間の施設が利子を払いながら(しかも貸し渋りにあい廃業する施設も多い中)「まっとうな営業」をしてますのに、このような採算度外視の施設の存在意義はあるのでしょうかねえ?
 到着してまず驚きますのがその駐車場係の多さ!!
「宿泊客」

「入浴客・食事の客」
との駐車場を分けておりまして(お役所的でしょ!!)その係員もう暗くなっているにかかわらず3名もいるんですよ。
 今回は高校のサークルの同窓会で利用したのですが、私達ぐらいの年の人達の同窓会になりますと、貧富の差がでますよねえ。まあそれでも多少の(私にとり大きいのですが)金銭的な豊かさでは、とても「幸福感」など実感できないようになっているようですが・・・


     ザリッツカールトンオオサカ(2000年11月11日更新)
 このホテルに泊まられた方おられますでしょうか?果たしてどのようなご印象をもたれたでしょうか?私は
「これがヨーロッパスタイルのサービスか????」
と疑問符がたくさんついてしまいました。
 阪神の監督がこのホテルのスィートルームをセカンドハウスにされているとか、まあケチな会社が経営しているからたいしたホテルじゃないだろうとも思っていました。ここに来て宿泊代金も下がることなく運営されているようですので少し見直していたところです。
 でもやっぱりおかしいのよ。係員がべたべたとしすぎ!!
 まずチックイン時フロントの女が
「今日たった一部屋ですがスイートルームにキャンセルが出まして特別に10,000円の追加料金でアップグレードをしていただけます」
といいだすのです。怪しいですね。たった一部屋キャンセルが出て−−キャンセルも何も最初から予約が入っていなかったと誰もが思いますし、あと一部屋だけの空室なら当然(何かのために)あけておくべきでしょう?
 少し迷いましたが私は断り部屋に行きました。ベルボーイが「灰皿」をあとでお持ちいたしますというのです。普通は逆でしょ。利用されない部屋のを下げてかえるのが・・そして驚いたことに「客室係?」かどうかはわかりませんが中年の女性がベットカバーを外しに部屋に入って来るのです。(その時に灰皿とアイスも持ってきました)これだって余計なお世話ではないでしょうか?
 部屋はまあ広さやインテリア類を含めて文句を付けるところがないのですが。あと朝食(3,200円別々)もかなり良いモノでした。
 そしてチェツクアウト時なのですがまず「ベル」の女性が
「ゆっくりおやすみになれましたか?」
と私に尋ねるのです。そしてフロントのキャッシャーの女性も同じように
「ゆっくりとおやすみになれましたか?」
と同じように言うのです。余計なお世話だ、と思いますよね。普通なら
「おはようございます」
の一言で十分だと思うのですが。
 しかし一度見てみる価値は十分にある?ホテルです。  
     

     今治国際ホテル(2000年10月1日更新)
 私が以前に四国を営業マンとしてまわっていた頃、愛媛県今治市にはよく滞在したモノでした。当時はなんと言いましても出張旅費でやりくりしないといけませんのであまり珍しいモノやおいしいモノを食べ歩いた記憶はございません。寂しい話なのですが文庫本を買って部屋で読んでおりました。
 私がよく利用しておりましたのが駅前の
「今治アーバンホテル」
でして、普通のビジネスホテルでした。
 当時でも今治国際ホテルは高嶺の花だったのですが、知人が働いていたこともあり時々は利用しておりました。当時はまだなんだかビジネスっぽいホテルでシングルの部屋がメインだった気がします。
 がしかし先日見ましてビックリです。きれいに改築されシティーホテルへと変貌を遂げていたのです。部屋もシングルの部屋なんかもうないのではないでしょうか?いいホテルになっております。
 今治は造船やタオルの街として有名な街です。景気はいかがなモノなのでしょうか?  
     

     世羅別館(2000年8月15日更新)
 世羅別館ってどこにあるのかご存じでしょうか?有名旅館でもなんでもないので誰もご存じないでしょう。広島市内にございます。先日修学旅行の下見に行ったのですが、ここは修学旅行で使う宿なのです。
 イメージを申しますと京都の駅の近くに古い旅館があるでしょ。お客さんが勝手に来るから何も努力をしていないところ。私はそのようなところだと思っていたのですが(下見だからか)意外ときめ細かいところがあり驚きました。
 夕食はもちろん当日と同じモノですので私の大好物のハンバーグにありつくことができました。
 広島と申しますと、中国地区、四国地区随一の歓楽街があるのですが、我らが世羅別館から歩いて数分のところにありまして、小学生をこんなところに泊めてもよいのでしょうか?
 この日の下見のメンバーがベテランのA先生(女性)と30代前半のB先生(男性)と20代のC先生(女性)と私の4人。旅館の若女将が打ち合わせ時に
「中四国随一の歓楽街」
説明したその時にB先生の視線がピクンと反応いたしました。
 夕食の前に私とB先生とで
「後で軽く外の様子を見に行きましょう」
と話ができあがり夕食へ。そろそろ夕食もお開きの段になり、B先生が
「A先生、C先生、少し外へ行きませんか?」
とお誘いするのです。B先生はなかなかの役者振りで自分で喜び勇んで歓楽街に行ったのではないというイメージを残したかったようなのです。しかしここにB先生の誤算がございまして。
「疲れたので行かない」
という返事が返ってくるはずだと思っていたのですが、ナントC先生が行くことになりまして。
 道には呼び込みのおねーさんがたくさんいたのですが、私達は女連れですので、声もかけられず、横目で眺めておりました。もうこうなりますと健全なバーで盛り上がるしかございません。気付きますと午前二時。
 後で考えますとちょっと様子を見に行きましてミイラにならずに済んだのだと・・・非常に助かりました。C先生ありがとうございました。
     

     きのさきの宿 緑風閣(2000年8月14日更新)
 城崎温泉と書きまして「きのさき」と読みます。関西では外湯のある温泉地として有名なのですが、全国的にはどうなのでしょうか?
 ここ城崎温泉には
「西村屋 本館」という有名な老舗旅館があります。そこの別館で「西村屋 ホテル招月庭」という近代設備の整った旅館があります。ここをお試しで一泊二食12,000円で泊まれると聞きましたのでエントリーいたしました。そうしましたらあいにく満館とのつれないお返事で代わりにこの
「きのさきの宿 緑風閣」
となりました。この施設だってJTBのCSアンケートではすべての項目が「優良」以上の評価ですし悪い施設じゃないはずなのですが。
 ハード面は改装後ですので申し分ないのです。エレベーターの中まで畳が敷かれておりまして、この様なのは初めて見ました。
 城崎温泉の特徴といたしましてどこの旅館も玄関で土足を脱いで上がるようになっているのです。もちろん近代的で多くの部屋を持つ「西村屋 ホテル翔月庭」だって例外じゃないのですよ。
 その「和風」のイメージを大切にした結果このような、エレベーターの中までが畳敷きになったのだと思います。
 ソフト面も接客サービスの面は非常に良かったのだと思います。
 しかし料理が・・・どうも私の口に合わないといいましょうか。凝った料理が出ては来るのですが、輪郭がぼけた味といいましょうか。そのパシッと決まらないのが「洋皿」でありましたり「焚き物」でありましたり。私の味覚がおかしいのでしょうかね???
 確かに料理以外は「優良」以上だと感じましたので非常に残念です。
 冒頭で城崎は外湯めぐりが有名と申しましたがその「外湯」は言うほどのモノではございませんでした。あれは単なる温泉を使った銭湯です。銭湯をはしごする人はいないでしょ。しかしその温泉街をそぞろ歩きすることがきっと楽しいのでしょうね。  
     

     全日空ゲートタワーホテル大阪(2000年8月13日更新)
 このホテルいわゆる関西空港の空港ホテルなのですが、関西空港は人工島にありましてその対岸りんくうタウンにあります。便利そうで今一つ。その上、客室の広さもやや狭め。こんな人里離れた所に作るのならもっと広い客室にすれば良かったのに・・・
 その中途半端さが原因なのでしょうか?あまり満館で困る、というようなお話も聞きません。全日空のスチュワーデスしか客はいないんじゃない?なんて思ってしまう時もございます。もちろん関西空港のすぐ隣にあります、「日航関西空港」だってぜんぜんダメだそうですので、原因は関西空港の不況でもあると思うのですが。
 しいて良いところを探しますとお昼のランチ2,300円(土日は300円アップ)の「あじパラ」というレストラン。内容は食べ放題飲み放題のバイキングなのですが、料理は値段並なのですが、その高層階からの見晴らしの良さが素晴らしいのです。
 この手の安めのホテルを情事(私も古い言葉を使うなあ)に使う客は多いでしょうね。年がら年中同一料金ですし、12:00チエックイン12:00チェックアウトですし、そして安いですもの。(ちなみにロッピーで全日ルームチャージ12,000円)そして電車の駅とつながっていますし、人目を盗んで別々に客室に入るには便利なのかも知れません。
 私はホテルの朝食を楽しみにします。極言すればそのホテルの格がでると言いましても言い過ぎではないでしょう。ここの朝食は1,700円の税サ別でした。それがえらく貧弱で、その上並ばせて待たせるのですから・・・宿泊状況をふまえた上で席を作るのが接客する側のマナーではないでしょうか?
 そういえば以前同じ全日空の系列で(もちろん独立採算をとられているでしょうから関係ないと思うのですが)「海の中道ホテル」でバイキングの朝食が貧弱だとおっしゃっていました某ラジオ局のアナウンサーがおられました。朝食でそのホテルを見る(それ以外に見るところがないよなあ)人もいますのでもっと力を入れるべきでしょうね。
 そしてね。こういう所にかぎって黒服もテキパキと動くのだけど妙に制服が汚れていたりするのです。まあ泉佐野という土地柄を考えますとしょうがないことでしょうか?
 客室にもひとつ初体験のものがありました。テレビの音声がバスルームでも楽しめるという・・・・どうでもいいことか。  
     

     行ったことがないのに必ず薦める温泉(2000年7月27日)
 皆様こんにちわ。ここは基本的には利用したホテルのみを更新しているのですが今回は例外です。
 カウンターには色々なお客様が来られます。
 「近場であまり高くなくて良いところ」
 などと全く主体性のない方も来られます。しかしよく考えますとこういうお客様のおかげを持ちまして私の働くような、インストアー型の旅行代理店は持っていると言いましても過言ではないのでしょう。皆が皆自分一人で予約をとれるロッピーに走ってしまいますと、カウンター嬢の商売はあがったりになりますものね。
 そのような「どこかいいところ」と言われるお客様に私が必ずオススメする温泉がございます。それはどこかと申しますと
「和歌山県 川湯温泉」
なのです。旅館の名前もついでに出しますと
「富士屋」
です。(皆が全部の旅館を見ているわけではございませんので、某J社のアンケート結果などを参考にして、私達は適当に話を進めるのです)
 川湯温泉は意外とテレビなどで紹介されることが多くて、旅館があり、道を挟んで、川が流れておりその河原を掘りますとお湯がわき出ると・・・あの川湯温泉です。
 道も便利になりマイカーでなら田辺から約1時間で着くようになりましたし。自然豊かな周辺ならゆっくりできると思うからなのです。
 和歌山県と言いますと海辺にある白浜温泉や勝浦温泉が有名なのですが、帰ってきたお客様から
「すごいよかった」
というお話はそうそう聞けないですし。やっぱ近くて便利な人気料も含まれているのでしょうね。衰退しないのが不思議です。
 それならばやっぱり山にある温泉でしょう。川湯温泉の近くには湯の峰温泉やわたらせ温泉などにた雰囲気の温泉がございます。そんない混んでいないし、高くもないですので・・・。
 などと言いまして・・・皆様も夏休み試しにいかがですか?
       

     Loppiでロイヤルオーク(2000年7月11日更新)
 コンビニで旅行が買えると言われて久しくなりました。いまいちポピュラーになれないのは宣伝不足のためでしょうか?それともやっぱり旅行代理店のスタッフに相談することが重要だからなのでしょうか?
「開いてますあなたのローソン」
では
「Loppi」
という機械が(端末機)置かれております。そして毎月旅行カタログが作られているようです。
 正直言いましてお客様にはこのカタログの存在を知られたくはないと、多少の危機感は抱いております。今月号でちょっとした目玉がございますので私のホームページの読者に限りお教えしたいと思います。(そんなもったい付けなくても・・)
 滋賀県のロイヤルオーク。どうしてわざわざ滋賀県と付けるのかと言いますと・・言うほどポピュラーなホテルでもないでしょ?これもバブルの遺産なのでしょうか?ハードは立派なホテルですのに、客室の稼働率は低いのでしょうか?休前日をのぞいてルームチャージで10,500円です。安いでしょ?(下手なラブホテル並?)
 これには少し仕掛けがありまして、当日空室があるときのみこの代金が適用、となっているのです。(ここがミソなのでしょう)でもそう簡単に埋まるホテルには見えませんが。
 客室などハード面はかなりの(良い)ホテルですのでお買い得です。皆様も是非とも一度お試しを。


    第一ホテルが倒産する時代になぜ?公共の宿が必要なのか?ロッジ舞洲(7月4日更新)
 先日高校のクラブの1泊同窓会を開きました。その時利用したのが
「ロッジ舞洲」
なる大阪府にある公共の宿でした。
 快適です。そして安くて。土曜日の宿泊で1泊2食、8、500円でした。このホテルがバタバタと倒産するご時世にどうしてこの様な施設が必要なのでしょうか?アメリカ合衆国の元軍人を癒す施設ではないのですから・・・結論を申しますと不要な施設を税金で作り、健全な業界を追いつめているとしか言いようがございません。
 非常に便利なところにあり施設もその宿泊料金を考えますと非常に良いのでしょう。そして採算制はあまり重視しない運営、お客が多くて当たり前とも言えます。私達が利用した日は満館でした。
 あえて弱い部分を探しますと、サービスの面でしょう。夕食はレストランでとるのですが、何時までと決められているところが多いですし、係員もお客が多くてうんざりしているのでしょう。対応はいまひとつです。
 こういう施設ばかりを利用して「得してる」と思っている利用者ももいかがなものかと思いますが・・
 私はこの同窓会の翌日の早朝から見送りの仕事がありまして、えらい二日酔いで苦しかったのが思い出です。


   ホテル川久は「ホテル」ではなく「旅館」だ!!(6/18更新)
 さて皆様。私達の「神の国」でも希にしか見ることのできない悪趣味なホテル「ホテル川久」の話は続きます。一様なのですが、JTBなどはこのホテルのことを「ホテル」と位置づけているようです。
 しかしどれだけ(たとえ1万円で泊めていただいたので)ひいき目に見ましても旅館だ、としか言いようがありません。もちろんホテルより旅館が劣っているという意味ではないのですよ。
 でもここまでいきますと
「悪趣味を教えて下さっている」
という反面教師的な、とても素晴らしい高尚な(なおかつ奥深い)コンセプトを持って設計されたのかも知れません。(というほど悪趣味なモノなのです)
 さてなぜホテルではなく旅館なのでしょうか?
 1、1泊2食の料金体系であること
 2、パブリックスペースがパブリックに機能していないこと(なんせ塀があるんだ)
 3、ゆかたのまま人がうろうろ出来ること
 4、日や曜日により宿泊代金が変わること
 5、大浴場があること
 6、チェックインの時間が遅く、チェックアウトの時間が早いこと
 7、外国人の客のいないこと
 8、ロケーションが悪いこと
 9、お茶菓子があること
10、係員がべたべたすること
 などなどです。どうだ!!まいったか?


   ホテル川久の客室はこんなんだ(6/15更新)
 皆様想像してみて下さい。90平米のスイートルームです。リビングにあるソファーは10名ほど座れるゴージャスなモノで、カーテンを開けますと海が見えます。これが美しかったらいいのですが、どうってことはありません。
 ミニバーは申告制で缶ビールの350の大きさのモノが650円のサービス料と税金が別です。
 トイレはバスと別にあり普通のウオッシュレットの3倍ほどのボタンがついておりました。バスルームは広く洗い場?にはすのこ?が引かれています。備え付けのバスタオルかけは温かくすぐに乾くように仕掛けられておりました。
 意外なことに寝室はシンプルで、でもこの寝室だけで普通のシティホテルの客室ぐらいの広さはあります。また客室の内装は非常に凝っておりまして文句のつけようがない・・・(たまには手放しに誉めてもあげないとね!!)
 スリッパが3つ備え付けられておりまして。一つは普通の温泉旅館風。もうひとつは町中のシティホテル風、そしてもうひとつは・・なんと銀色のビーチサンダルがあるのですよ。なんで???これまた悪趣味の極みじゃないですか?


    これぞ悪趣味の極み・ホテル川久(6/10更新)
 さて早速白浜温泉の悪趣味の極みホテル川久へ視察に行ってまいりました。非常に眼をひく外観は「おとぎの国」?と言いたいところですが、どのように好意を持って見ましても高級なラブホテルと言った感じです。塀があり中に入りますと日本が好景気に踊っていた頃の町中の黒服のようなベルボーイの登場です。ホント、タイムマシンに乗ってきたのじゃない?皆様に写真を見せられないのが誠に残念です。ホントまともな大人なら絶対に着れないような制服を身につけております。これだけでも一見の価値あり?じゃないでしょうか
 このホテルの客の車のまたすごいこと。ベンツあり、BMWあり、その中に果敢と突っ込んでいきました私の軽。ちょっとだけ恥ずかしい。
 そしてフロントのネーチャンのカッコがまたすごいのです。ネーチャンと呼んではいけないのですがそのように呼ぶのが一番ふさわしい気がします。(そして厳密に言いますとフロントはないのですが)なんと紫色のコスチュームなのですよ。まるで温泉旅館のコンパニオンでももう少しはセンスいいんじゃない。
 客室がまたすごくて。全室スイートなのですが、スタンダードで90平米もあり、凝りに凝ったインテリア。(このへんは後でもうすこし詳しく述べます)そして客室でチェックインをするのです。日頃から貧乏な私は正直言いましてものおじしてしまいました。
 まだまだ悪趣味は続きます。この「ホテル川久」を経営する会社。本当に訳が解りません。北海道に「シャングリラ」のつく旅館を経営してみたり、まさか本物のシャングリラと間違えたお客が欲しいのだとは思いませんが。
 ホテル川久視察見聞録はまだまだ続きます。乞うご期待でございます。 


    コガノイベイホテル・白浜温泉(6/4更新)
 皆様は南紀白浜温泉にどのようなイメージを持たれているでしょうか?昔こんなことを言っているのを聞きました。
「もうこうなったら白浜温泉でもいいからどこか行きたいわ!!」
そうなのです。白浜温泉は
「〜でもいいから」
行くところだそうです。
 しかしこの、どこでもいい・・は恐ろしくてそういう人達でも相当な人になります。
(このへん意味がわかりにくいですよね。)
ようはお手軽なので人気があるということでしょうか?まあ混んでいますので宿泊代金もそこそこですし、料理だって決していいモノではないと思います。
 そんな中ちょっと毛並みの違うのがこの
「コガノイベイホテル」
なのです。ほとんどの客室が広々とした洋室でうっとうしい仲居などおりません。まさにさかりのついたカップルにぴったり!!
 このホテルの客室からまさにその真正面に見えますのがバブルの遺産?元超高級会員制リゾートホテル
「ホテル川久」
でございます。さすがに元だけありまして、周りを圧倒するだけの豪華さがございます。女の娘から
「あっちの方がよかった!!」
などとバカげなことを言われる可能性は非常に高いですので気をつけましょう。まあこのコガノイベイだって十分にいいホテルですので皆様も一度どうぞ!!
 
h   ハイアットリージェンシーオーサカ(5/30更新)
 大阪南港はどちらかと言えばまだまだ未開の地。ロケーションが悪いのか?それとも大阪にホテルが多すぎるのか?このホテルも景気はどうなのでしょう?これらのことは利用者にとりとてもいいことなのでしょう。
 世界のスタンダードがホリディインチェーンだといたしますとそれよりワンランク上の快適な滞在が出来ます。どこにあるハイアットを利用しましても
「ガッカリ」
はない平均点ホテルだと思います。
 今年の1月〜3月は(決済前に現金を集めたかったのか)直接予約でルームチャージが70%オフなどの企画もありました。デラックスツインで11500円の税別。なんだかそこらのラブホテル並でしょ。当然客層も落ちるのでしょうが。
 現在は昨年から継続中の1泊2食、フィットネスやワインバーも含めて、おひとり13500円オール込みの企画です。これも相当お買い得だと思いませんか?
 関西空港から車で小一時間のところにあり欧米諸国の航空会社のクルーが泊まっております。いつも思うのですが彼らは(彼らの会社は)いったいいくらぐらいで泊まってるんでしょ。
 地元の人に人気なのはメインダイニングのイタリア料理のレストラン。カップルが多いせいか二人用の席がもうとなりのすぐ横にありまして。このへんはもう少しなんとかならないものでしょうか?
 まあスタッフも皆よくしつけられております。

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