なんともお粗末な自分のことを「マドンナ」とは・・(2月10日更新)
 ダイナランドのお話の続きでございます。朝早くからまるでマニアのようにスキーをいたしました。私が
「スキースキー」
と申しますとアフタースキーの方を強調される方がおられました。この人達のことを「スキ者」だと思っていたのですが、朝一番から時間を惜しんでスキーばかりも肩が張って疲れてしまいます。これもやっぱり異常ではないでしょうか?やっぱりリラックスして身体を気ままに動かすのが極上の休日なのでしょう。
 さて近郊ダイナランドで笑えますのはDJがおりましてやたらとうるさいのですが、何回も
「マドンナ・マドンナ」
と連呼いたしますので
「マドンナの曲でもかけるのかな」
などと思っておりますとどうやら違うようです。なんとこの女DJの名前が「マドンナ」のようなのです。なんともまあ、あつかましいお話でございましょうか?まあご本人が平気ならそれはそれでいいのかも知れませんが。
 皆様はスキー場でマドンナを名乗るDJを聞きましたらどう思われますか?まあ岐阜あたりじゃしょうがありませんか。
 私のスキーの腕の上達のことを申しますと・・・第一回目の北海道でスキーをまたやりたいと思えたのですが、今回は・・・
「もうたくさん」
とまでは言いませんが相当痛い目にあいました。なんせ雪はガリガリで転びたくなくても転んでしまいますし、顔を雪で擦って出血はするわ、背中は全部猫に引っ掻かれた状態になりますし、何と言いましても足や膝に負担がかかるでしょ。(という程うまくもないのですが)上の方に行きますと雪はそれなりに軽いのですがコースがやたら急になり・・・本当に踏んだり蹴ったりの第2回目のスキーでございました。
 家に帰り母親にその事を話すと(母親は雪国出身ですのでスキーは出きるそうです)
「そういえばお父さんもスキーは2〜3回だけして嫌になった」
という話をしてくれました。息子といたしましては父親を越えるのは宿命のようなものでございまして。さて第3回目の挑戦はどうしようかしら。

    お手軽近郊スキーダイナランドへ(2月2日更新)
 先日店の定休日になのですが、北海道で32才にして初めてスキーを体験いたしました私はなぜか
「スキースキー」
と言うようになり、北海道まで行く時間とお金がないということで近郊岐阜県ダイナランドへ職場の仲間と行ってまいりました。
 スキーのツアー会社に
「私達の職場のメンバーで行きたいのですが・・・」
としおらしくお願いするのがポイントでございます。そうそう「職場のメンバーで」と強調することも忘れてはいけません。1人や2人元社員でありましてもどうせわかりっこないのですから。
 普段の私達会社の輝かしい実績のおかげか、もしくは私のしおらしさが買われたのかめでたくも今回は4,000円ポッキリで「リフト券付き」バスツアーに潜り込むことに成功いたしました。こんなことしか私達の仕事の役得はないのです。まあお金に細かいことはお許しを。
 岐阜県のダイナランドは実は以前添乗で訳もなく行ったことがあったのです。もちろんその時はスキーなどしておりませんが。ゲレンデが広くて、強力なスノーマシーンがあり雪不足にはあまり関係ないゲレンデだ、と思っていました。
 私達は強行の夜行バスで行く日程でして、普段あまり気にはしていないのですがスキーバスの乗り場のバスの数の多いこと。あれじゃ間違えて他のバスに乗ってしまわない方が不思議なぐらいでございます。私達はめでたくも間違うことなくちゃんと私達のツアー会社のバスに乗り、ちゃんとダイナランドという昔のサラブレットのような名前のゲレンデに早朝4時ぐらいに到着いたしました。
 朝4時にゲレンデに着きましていったいどうすんねん?と思われませんか?そうなのです日程表には書かれていませんがそれからスキー場のロビーで勝手に仮眠を取らないといけないのです。想像しただけで寒そうでしょ。ホントに寒いのです。スキーをする人はもちろんスキーをすることが目的ですのでそんなことじゃ文句は言わないでしょうが、もうそもそも気合いの足りない私は・・
「スキーツアーは客をバカにしている!!」
などと客のようなことをほざき、もうすっかり4,000円で来させていただいているということを忘れてしまっているのです。タチ悪いですよね。
 北海道以来の私のスキーはどうなるのでしょうか?次回につづくでございます。


    ニセコから小樽へ(1月3日更新)
 ニセコ東山でスキーを半日したのですが特にホットな出会いもなくニセコを後にいたしました。(ホットな出会いに関しましてはスキーが上手な方が絶対に有利よ!!)今までの食べず嫌いを反省していたのですが、今回は北海道でしたので好きになれたのかも知れません。なんといいましても雪質が良い!!(どこと比べてでしょうか?)そして初滑りの時期でもありまして人が少なかったのもよかったのでしょう。初めての人こそ是非とも北海道へと思うのです。
 この日の日程はニセコ東山からキロロへ。スキー上級者から見ますとゲレンデは狭く、角度があまりないため面白くないという声も聞きました。しかし若いカップルからみますとキロロのホテルピアノが一番人気です。そのとうりのハードのしっかりしたホテルでございました。部屋だってかわいくまとめられスキー場の宿にしては充実度満点!!研修のメンバーの女性達もすごく現金なモノで昨日の東山プリンスホテルの時は名刺さえ出さなかったくせにここでは自分から進んで名刺を出しておりました。自分の手配が困ったときに泣きつこうという魂胆がミエミエで・・・
 今夜の宿泊はホテルピアノで、でも良かったのですがさらにバスに乗り小樽へ。「ヒルトン小樽」を見学しました。まだ新しいこともあり部屋も良いですし、ハーバービューのレストランなどロケーションもとても良いのです。そうここに宿泊でも何の文句もないのですが次へ、宿泊先の「オーセントホテル小樽」へ。
 この「オーセントホテル小樽」は多少縁がございまして。このホームページでも以前ご紹介しているのですが昨年7月にお客様の予約を1ヶ月間違えて取ってしまいまして。その日はもう小樽のホテルはどこも満館で・・・なんとか1ルーム確保できましたのがここ「オーセントホテル小樽」でした。その時電話口で相手の声が「おんせんとほてる小樽」と言ったような気がして、
「そんなホテルあったっけ???」
などと思った事を思い出しました。まあ便利な街中にありますのでそんなに広い部屋は期待できない・・そのとおりでした。
 夕食に街中で食べました「白子」のおいしかったこと。

    食べず嫌い(12月26日更新)
「今更スキーなんてやってられない!!」
といつごろからか思い始めました。
「面白くもないだろう」
などとも思っておりました。一度もスキーをしたことがないですのにどうしてなのでしょう。「食べず嫌い」の人は本当に損をしているのです。
 前の日の晩、一次会二次会三次会と非常に(一部の人だけで)盛り上がり、数少ない男性参加者の私達の部屋が三次会の会場になってしまいました。朝起きますと予想どおりの二日酔いで、
「もうスキーなんかしないでこのまま寝てようかな」
などとも思ったのですが、同室の沖縄の人もしぶしぶ準備を始めましたので私もしぶしぶ・・・
 東山プリンスホテル新館のすぐ裏に遠くまで行くゴンドラと700メートルから800メートルぐらいしょぼいリフトがあります。当然しょぼい方へ。ドリームカムツルーのテンポのいい曲がかかっており乾いたスピーカーからの音がとてもいい感じ!!昨日のアルコール効果か従来高所恐怖症の私ですがリフトが全然恐くはないのです。リフトって乗る時は普通のリフトと同じなのですが、降りるときが違うじゃないですか?その事を知りませんでしてさっそくブー、リフトを止めてしまいました。
 私達の部屋はトリプルでして私と沖縄の人ともう一人の人は
「研修にわざわざ自分のスキー板を持ってくる方」
ですのでかっこうの「先生」もいたわけです。とりあえず先生から「重心を低く低く意識すること」と「止まり方」だけ教わりました。たったこれだけの距離を降りてきますのに一回目40分もかかってしまいました。そう歩く方がはるかに早いというほど転びまくりでございました。
 転ぶと起きあがるのに一苦労となります。やっと起きたかと思うとまた少ししてすぐ転びます。そして起きてそして転んで。もうこれの繰り返し。ホント以前誰かから「ダイエットに有効」と教えていただいたのですがこれは本当に言えてます。
 しかしせっかくの機会ですのでこれぐらいでは弱音を吐かない私達「沖縄と大阪」の人。休む間もなく2回目に挑戦しました。自分でも何故かよく分からないのですが2回目はたったの2回しか転びませんでした。
「そう重心は低く低くを意識して」
沖縄の人は相変わらず転びまくりでなかなか降りてきません。
「もしかして私って素質があるのかしら?」
などと思ってしまいますので根は単純です。
そして3回目。もちろんビュンビュンと格好良くというにはほど遠いのですが一回も転ばず下まで降りてくることができました。喜んでいましたら最後に教えていただいた止まり方じゃぜんぜんとまらない・・・もうしょうがありませんので身を呈して転んで止まりました。
 たった2時間だけのフリータイムでしたので、もっと時間が欲しいよなーなんて思いました。
「スキーもなかなか面白いじゃん!!」
自分の食べず嫌いを反省いたしました。そして気になりますのがスノーボードでございます。なんかボードの方がかっこ良さそう。今年の冬はなんか雪の山にはまりそうな予感が・・・
 
    沖縄の人から聞いたお話(12月21日更新)
 今回沖縄の人と同室になり、二次会三次会と非常に盛り上がりました。そして少し面白いお話を聞きました。昨年(98年)春の選抜高校野球で沖縄尚学が見事に沖縄代表として初の全国制覇を果たしました。あのようになりますと沖縄県の旅行業者はもう笑いが止まらないほどの大儲けだそうです。
 なぜなら皆が皆競って「甲子園観戦ツアー」に参加されるからだそうです。それも大阪便だけじゃまかないきれず、名古屋便や岡山便までが超満席になるそうです。もちろんゲームの開始に間に合わなくても誰一人として文句は言わないそうです。そんなこんなで沖縄の旅行業者は沖縄代表校が一戦でも多く勝ち残るよう祈っているそうです。でもここまで自分のふるさとを愛せる国民って他の県じゃ考えられないですよね。
 この日の宿泊はニセコ東山プリンスホテルの新館だったのですが、ここはアンヌプリよりまだ更にガチャガチャしておりました。ロビーには各ツアー会社のカウンターがズラリと並び、(いつも心配していたのですが、やっぱりあの空港へのバスに乗り間違えるお客様がいるのですね。やっぱりそうだったのか)もうにぎやかで。
 このホテルの洋食のレストランとバーはとてもロケーションが良くていいのですが、なんと言いましてもあくまで高級志向でございまして、今時にこれは、と絶句してしまいそうです。もう今はそんな時代ではないのでしょう。レストランはメインデッシュのみのオーだ制にしてその他はブッヘスタイルにしたり。バーなどはもっと哀れなモノで、飲み放題2,000円にまでおとしめられていました。でもどちらともソファやテーブルは非常にいいモノを使っていますので器は良いはずです。(バーは極力明かりを落としておりムード満点!!)
 スキー場の昼食は高くてまずいが定着しております。ここ東山プリンスはいかがなのでしょうか?でもやっぱり高いのです。一番人気のキロロとほぼ同価格帯のようです。それは格を考えますと妥当!!なところではございませんでしょう?
  
    日航アンヌプリと沖縄の男(12月18日更新)
 私が「北海道スキーの研修に行く」と言いますと、うらやましがられることがございます。これらはぜんぜんバカンスではなく通常どおりに働くより幾分マシと行った程度のものです。駆け足でホテルや施設を一日中見て回るという荒修行です。最初の頃は覚えているのですがホテルを何軒も何軒も見て回りますともう最後の方になりますとどれがどのホテルだったかなど覚えているモノではございません。
 今日もホテル日航アンヌプリを見学に連れて行かれました。なんとまあ初めて知ったのですがびっくりです。意味もなくパブリックスペースでゴロゴロしている客がいるかと思えば、はたまた階段に座り込んでレトルト食品を食べている客もいます。そしてあのスキーロッカーってなんだかとても不潔に思えまして・・・こんなのリゾートじゃない!!などと思いました。ここが初めての見学でしたのでそう思ったのですがまだここはましな方でした。
 信州などにスキーの添乗に行ったことがございます。そのようなときはあらかじめそのような宿だと分かっていたのでびっくりはそれほどでもなかったのですが、まさかリゾートでもやっぱりスキーヤーはスキーさえできたらそれでいいのかしら?
 そして少し行き過ぎじゃないと思いましたのは、このアンヌプリのメインのレストランふたつが「全席禁煙」なのです。そこまでナーバスになる必要もないんじゃないでしょうか?飛行機の中じゃないんですから。席を分ければ何の問題もないのですから。流行に乗ってるつもりなんでしょかね?こんなにお客様を大切にしないホテルはニッポンでは初めて見ました。
 でもここのレストランからゲレンデを見てビビリましたね。エッまさかここを滑るの?というほど急なゲレンデでしたので。
 先日沖縄からの参加者に声を掛け一緒にスキーをしたいと思ったと書きましたが心配は最初から無用でした。その人と同じ部屋だったのですから。やっぱり沖縄の人間は人がいいのでしょうね。この人なんて女性参加者からモテモテで。私もダイエットなんてセコイまねするよりもっと人間の中身を磨かなきゃ。などと本気で思いましたもの。この人ぜんぜん痩せてもいないのですが、男性一番人気間違えなしでした。いーよな。(こんな事ばっかり言うから研修は遊びだと言われるのでしょうか?)
 
     この年になってゲレンデがとけるほど恋したい!!(12月16日更新)
 この度某大手ツアー会社のスキー研修でこの年になりスキー初体験をさせていただきました。初滑り時期の北海道に行ってまいりました。ゲレンデと申しますとどうしてか「出会い」???そうかどうか知りませんが、出発の2日前ぐらいから頭の中で広瀬香美の歌がリフレインいたしました。まだまだ私も若い?ということではないでしょうか?
 
「慎重にネ なりすぎるとネ 運命も途方に暮れちゃうよ」
 
 そもそも私は北海道か?沖縄か?という問に対しまして常に「私は沖縄がスキ!!」と表明しておりました。まさか北海道なんて!!しかしスキーと申しますとやっぱり北海道でございます。もうこれはしようがございません。まさか沖縄でスキーはできませんので。今回の研修を主催されていますのは某大手航空会社系の旅行業社でございました。すなわち各地から、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄から参加者がいたのです。もう最初から考えておりました。「絶対沖縄の人とお友達になろう!」とどうしてかと申しますと当然沖縄の方はスキー初体験の方が来られるに違いないと・・そう思ったからです。是非とも一緒に初めてのスキーを体験しようではないですか。と。

 「私をネ 失ったらネ あなたの人生 終わりだよ」

 朝一番の飛行機で札幌千歳空港まで。良い時間帯なのですがしょせん冬の平日私の乗った便は超ガラガラでございました。客を集める努力をしていないのか、これで公共性をうたわれたらいったいだれに対して公共性なのかしら?元気のいいパーティが。台湾人の旅行者でもう雪を見れることが嬉しくてしょうがないのでしょうか?そういや台北のガイドが言っていました。台湾人から見て人気の日本の観光地は?近い九州や沖縄ではなく北海道が一番人気だそうです。そういえば、千歳空港で雪を見て感動した台湾人がうれしさのあまり雪に顔をつっこんでいたとか!!なんだか台湾人って非常にかわいいじゃん!!でも不景気なニッポンより彼らの生活はもっともっと豊かなのかもしれません。

 「コートの上から抱きしめてといて ちょっと太ったなんて聞かないで 性格変えた方がいいかもよ」

 他の空港から参加者が来るまで千歳空港で待っておりました。あまりにも暇ですので、札幌発大阪のツアーのパンフレットを見ておりました。これが誠不思議なことに全日空のスカイホリデーも日本航空のジャルストーリーも1泊2日で40,600円。おいおい話し合って旅行代金を決めたのか??それよりもっと摩訶不思議なのは大阪発札幌は10,000円台でツアーがあるのにどうして?そういうことをされるから運輸省殿から「国内航空運賃が不透明だ!!」と言われてしまうのです。いいじゃんどっちからのツアーでも20,000円ぐらいのツアーを作れば(この20,000円はあくまでも真ん中ぐらいと言う意味よ)。そういえば今回出会いました、沖縄の人も同じ事を言っておりました。(ホントだホント、ある意味で透明性だって大事なことだ!!)

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