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マレーシア体調不良旅行    

      今年の年末年始国内旅行は爆発的に混んでいる(2001年12月26日更新)
 皆様こんばんは。先日ペットと泊まれる宿を探す術がないと私は申しましたがJTBの端末機はすごいですねえ。私が調べ方を知らないだけでちゃんと検索できるのだそうです。さすがさすが。
 JTBの話のついでですが例の悪評高い「新特約店制度」実際はどうなのでしょうかね?あれをそのまま実行されることはほとんどないようですね。まあ見てみぬ振りでなんとかなるのでしょう。
 そもそも発想に多大なる無理があるのでしょうね。売る側といたしましてはコミッションがわずかでも増えますし、ほとんど今までどうりに出来そうですから騒いだだけ損というやつですか。
 しかし実績のあまりない業者なんかが新ルールを100%押し付けられたままですと危ないでしょうね。
 さて先日は国内旅行も言うほどは増えていないと私の感想を述べましたが、ここ間際になりましてお正月の旅行はグンと増えましたねえ。
 例年であれば大晦日と元旦ぐらいしか満館にならないようなしょぼい旅館・温泉地まで12月29日〜1月4日ぐらいまで相当混んでいるようですね。
 否定的なことばかり申してよくないのでしょうが、大丈夫ですかね。今まで暇だった旅館がキチンと満館が続いても対応できるのでしょうか?ここでごった返してお客様を満足させられないと(残念ですが)また以前とおんなじになりますからねえ。
 (そうは言いましてもテロの影響でニッポンの良さを見直そうとおっしゃる常識的な声が増えているのも確かな話です)
 何度も申しますが旅館ホテルの経営は「夢」を売る商売ですからねえ。経営者はまあ金持ちの道楽ぐらいの気持ちでしていただきたいものです。採算性を重視しちゃいますと本当に面白くないですからね。


          ひさびさカウンター(2001年12月23日更新)
 しかし不景気とは恐ろしいものですね。私の友人で朝日住建に就職した人がおります。入社がバブル絶頂期でしてね。1年目のボーナスが100万円!!慰安旅行はハワイだったそうです。
 さて坂は急であればあるほど転落も早いものだそうでして、翌年の彼のボーナスは約1カ月、慰安旅行はなし・・・だったのだそうです。短い間でしたがいい夢を見れたのでしょう。
 そんな彼も2年目3年目とさらに苦境が続きまして、週に何度か系列のパチンコ屋の手伝いをしに行っていたのだそうです。私ならそんなことは決してしないでしょう。とっとと会社辞めてしまうだろうなあ。と思っておりました。
 しかし今の私が彼とまったく同じ立場にたってしまっております。ほとんど無償で(あくまでほとんどですよ、金額を言うと皆様にバカにされるのが目に見えております)休日にカウンターを手伝いに行っているのです。まあ奉仕の心がないととてもじゃないですが出来ないことです。
 文句を言いながらもカウンターは楽しいものです。(そういう事にしておきましょう)しかし思うことがあるのです。カウンターにはカウンターのリズムがございまして定期的にやっておりますとそのカウンターのリズムに慣れるのですが、久々にカウンターに出ますとそのリズムを忘れてしまうのでしょうね、非常にきついのです。
 まず来店されるお客様はバラバラです。買い物のついでに航空券を買いに来られる方もおられましたら本当の冷やかしもいます。
 また営業でしたらあまり使わないパンフレットの表記のややこしさ。そして営業でしたら「帰って調べておきます」で済むこともカウンターでは逃げ場がないのです。本当に久々はつらいですよね。
 今日などは来店客の数は多くはないのですが、どうも眼がまわってしまいました。
まず
「ペットを連れて行けるホテルを教えて欲しい」
という若い夫婦。(なんで若い夫婦がわざわざペットを連れて旅行なんかするんじゃい!!では済まされません)JTBが「いっしょにいこうよ。」なるパンフレットを出しておりますのでそれを出しますとお客様いわく
「そのパンフレットは見ました。僕達は伊豆方面に行きたいのです」
ううそうかよ。伊豆方面かよ。とほほ。
 伊豆方面のペット情報など全然ありません。(しかしさすがJTBこの手の商品はこれから需要が増えるでしょうね)
 そうです。これがつらいのです。即返事をしないといけない。これなら僕が対応するより2年目の女の子の方が良い対応をしているのかもしれないですね。
 次のお客さんは誠にノーマルでして、すごく若い夫婦(どちらも21歳)で来月頭から北海道スキーに行く予定でしたが奥様が妊娠してしまいスキーやスノボーどころではないので観光のコースに変更して欲しいとのこと。ちゃんと取り消し料も理解していただいているし、あの若さで常識があるのです。そういう人ですとこちら側と致しましても何とかしてあげたいと、ツアー会社に(某JAL系)事情を話しましたが対応してくれましたお姉さんは連れなく「出来ません」の一言。
 まあこの場合のキャンセル料は仕方ないか。
 次は強欲なばあさん風で
「ある会社から、沖縄2日間で13名の見積もりをもらっているが、みんながテロの影響でもっと安くなっているというので計算して欲しい」
とご来店。
(それはみんながじゃなくてあんたが思っているだけだろう)いやいやそんなこと思ってはいけません。いやこれをがんばれば自分の数字に反映されるのであればもっともっとがんばったのかもしれない・・・が私はほとんど無償のボランティア・・・とほほ。
 そのせいではないと思いますが、こちらが口を開くと強欲風も口を開く、こちらが意見を言おうとしますと強欲風が自分の主張をする。きっとこうやって人のいう事をちゃんと聞かない人は人生トータルでかなり損をされているのだろうなあ、と思わず自分を慰めます。
 まだ続きましてお次の方は
「年末に温水プールとスケート場のあるところへ行きたい」
とおっしゃるのです。
 同業者の皆様、このように言われましたらどのように対応なさいますか?僕は思わず「うーん」と声を発しましてどうしようか?と真剣に考えてしまいました。
 思い浮かびましたのが兵庫県のグリーンピア三木なのですが当然の如く、満館でした。またしても「うーん」とうなっておりますとお客様が
「宝塚にありますよ!!」
と教えてくれました。なーんだ知っているのなら最初から教えてくれよう。と思いましたが、よく考えますと私がお客様より知らないだけで威張って言うべきことではございません。なんか本当に今日は呼吸が合わないなあ。つらいつらい。
 そのようなことを繰り返しておりますとアッという間に閉店の時間がやってきます。
 しかしお客様のニーズも本当に多様化してるよなあ。ちかれた。


     パッケージツアーは玉子丼だ(2001年12月21日更新)
 今日などは同僚が
「某社(地元の中小企業)に今年入った人のボーナスが29万円だったらしい」
と言っておりました。4月に入社しておりますと今回の冬のボーナスは100%出ておりますので29万円が少ないのか多いのかどうなのでしょう?決して多いとは言えないのが一般的な話ですよね。
 しかしテロ以降の一月半、ほとんど仕事のなかった私達からみますと・・・
 「おおおおお29万かーーー。しかも一年目で」
とうらやましがるのでございます。まったくもって(ひとりの一大人として極めて情けない思いがいたします)
 旅行業者の経営陣も是非共がんばっていただきたい。いつも私達を情けないと思わせないで欲しいですね。私達がいくらがんばりましても会社の経営にはタッチできないのですから・・
 しかし成人した大人として本当に情けない・・としか言い様がございません。
 さて先日申しました朝日新聞の紙面を埋めるためだけに書かれた記事のお話の続きでございます。
 旅行代金の明細につきまして読者からの「質問」がございましていつのまにか主催旅行の内訳のお話にはなしはすりかえられておりました。
 それはそれでこの程度の取材ではしょうがないのでしょう。記者自らが勉強不足であると自分のことを表しているだけの話です。
 この記事で一番面白いのがJTB担当者の釈明でございます。これは使えますよ。ご参考にして下さい。
「ツアーを玉子丼に例えますと、玉子やご飯、調理料などを細かく個別に明細で示して欲しいと飲食店に求めても無理なのと同じ。大量仕入れを繰り返していると計算できない」
さすがは天下のJTBですねえ。実に切り返しがきれいでございます。また時にはまれにカウンターで「このツアーの詳細は?」などとおっしゃるお客様がおられますよね。その場合このようにこたえますとまあ大方の人が納得されるでしょう。
 また最後に取材内容を聞きました質問者の女性は
「どうしても丼勘定が気になっていた。明細を出すのが難しいのはわかりました」
 どうも答えをある方向に持っていきたいのがみえみえですよね。しかしだから=「どんぶり勘定」とはねえ。


     互助券のお話(2001年12月20日更新)
 先日朝日新聞の無責任な記事に対しまして私の意見を述べさせていただき次回はJTBのコメントが非常にいい感じですのでそのことについて更新させていただくと言っておりましたが、本日またまた(私たちにとり)重大なニュースが入ってきましたのでそのことにつきまして話を進めさせていただきたいと思います。
 本日その1通のファックスは近畿日本ツーリスト株式会社から送られてまいりました。
 タイトルは
「各種互助会等発行の宿泊補助券の取扱中止について」
でございます。
 まずこの各種互助会等発行の宿泊補助券とはなんぞや?ですよね。各種というぐらいですので多数種類がございます。私が重要だと思いますのは
「大阪府教職員互助組合」

「大阪府市町村職員互助会」
の発行する宿泊互助券ですね。この2種類は学校の先生や公務員様が旅行に行く際にそれらの互助会(その財源は元々は私達の税金です)が補助金を出すというシステムです。
 公務員様などは旅行に行くたびに補助がでているのです。本当にうらやましいお話です。そしてこれらの互助会は使える旅行業者を指定しております。このことがそもそもの諸悪の根源なのですが、JTBや近ツーでは利用できますが小さな旅行業者では使えなくなっているのです。
 このルールがあるからそもそもは良くないのです。
 ちなみに大阪府以外の県では(岡山の話ですが)
「納税している地元の業者を指定するべきだ」
という誠正論がとおり改正されているという話です。
 しかしこの互助券を利用できるか出来ないかは大きな問題でして、もし利用できないのであればお役所の仕事は皆目取れなくなるでしょう。
 ですのでどこの中小業者も大手とのパイプを使い手間はかかりますがなんとかこれらの互助券を換金する方法を持っていたのです。
 そこでいきなり近ツーの
「取扱中止宣言」
です。これにならいJTBも使わせないと言い出しますとそりゃもうえらいことになります。要は役所や学校の旅行のお仕事は大手しかできなくなってしまいますよね。
 先日外務省に某ホテルとが水増し請求をして裏金作りに荷担していたと非難されましたが営業職を経験された方なら必ずご承知いただけると思いますが、
「あのホテルの行為は当たり前のこと」
でしょう?違いますかね。売上があがるお話なのにまさか
「私は不正は絶対いたしません」
とは言い言わないでしょう?
 旅行業界の互助券もこれと理屈は似ているのです。不正と知りながらも受けつづけます、そしてなんとか引き受けました互助券を換金する手段を考えます。まあ不正が不正を生み出しているとも言えるでしょう。
 たとえば某市では「大阪府市町村職員互助会」の互助券の管理がとてもずさんでしてその気になれば欲しいだけ手にはいるのです。そしてこの互助券本人1泊につき3000円のギフト券と同じように旅行業者のカウンターで使えるのです。それならご本人様が海外旅行に行く際にそれを使わせろ!(本当は海外旅行の際には利用できないのです)なんていうのはもう日常茶飯事でございます。(単純にソウルの3日間で6000円安くなります。
 それを受け取りました旅行業者は何とかその互助券を換金するためにいけないと知りつつ不正をして現金化を図るのです。
 どうかんがえましても旅行業者が悪いのだと言い切れませんよね。時々びっくりしますのが5000円のビジネスホテルに対しまして3000円分持ってこられますので実際に公務員様は2000円しか自分の懐はいためていないのです。
 信じられないはなしでしょう?こんなことばっかりしてるから赤字国債ばっかり発行しないとダメなのだ。いい加減にしていただきたいものですね。
 近ツーの言い回しが言い訳めいていて面白いのです。
 「今までは対客サービスのためルールを拡大解釈して一部取扱をしておりましたが・・・」
などと言うのです。ホントよく言うよね。
 


     朝日新聞の見識の低さには驚き(2001年12月18日更新)
 少し前のお話です。天下?の朝日新聞に
「もう少し責任を持って取材をするべし」
と素人の私が思う記事が堂々と載っておりました。
 何事も権威をかさにきて、さもあたりまえというような掲載の仕方は世間に誤った知識を植え付けてしまうのでございまして、まあ私が丁寧に訂正をして差し上げようかと、一種の思いやりでございます。
 この記事はいわゆる読者の疑問を担当記者が調査して疑問に答えるコーナーのようです。記事は2001年12月8日のものです。
 どうなっているの?質問者いわく
「4年前、研修旅行で英国に行きました。研修内容を企画し、日本の旅行会社に航空機運賃やホテル代などの明細を求めたのですが、合計金額しか示されませんでした。それで、留学あっせん・海外研修を手がけるロンドンの会社に同じ企画を依頼したら、少し高くなりましたが、明細が示されました。明細がないと、間違えがあっても指摘することができません。どうして日本の旅行会社は明細を示さないのでしょうか?」(質問者:箕面市の無職の女性 61才)
 上記は原文のままでございます。
 リポートしているのは「高橋 孝二」という人。この方手を抜かれたのかとんでもない方向の記事にされております。あまりにも笑える(まさか新聞がこのような無教養でいいのか?)ので笑い話にしてみたいと思います。またこの高橋何某も問題ですが当然チェック機能が新聞社にはあって当たり前ですので、この人だけを責めるわけにもいきません。
 まず、近ツーの企画室に電話で聞かれております。(新聞社ともあろうものが電話の取材だけでこんな無責任な記事を組み立てるのです。)
 近ツーいわく
「手配旅行は明細を示せるが、主催旅行は無理」(原文のまま)
 このあと文字数かせぎ?とも思える「主催旅行と手配旅行の違い」を長々と説明されております。
 少し待っていただきたい。先の箕面市の女性(質問者)は何も主催旅行うんぬんは一切おっしゃっておられない、(しかも文面から見ますと明らかに英国への旅行は手配旅行のように思えますが)それをこの高橋という方、主催旅行は「絡む値引き」「いわばどんぶり・・・」
 と物知り顔でうんぬんかんぬんおっしゃっておられます。
 どうして一流新聞社の記者の方が旅行業法を読むこともなくこのような「無責任な」記事を書かれるのだろうか?
 主催旅行の内訳は
「出せない」
のではなく
「出す必要がない」
のが本当ではないのか?
 またこの後のJTBなどのコメントが入り(このコメントが非常にさえててセールストークに使えるのよ、次回その辺をご説明いたします)そして締めくくりが
「旅行会社は明細を示す努力をするべきだ。」
とおっしゃっておられます。−−−だから主催旅行は示す必要がないのですって(笑)本当に少しは勉強していただきたい。(笑)
 旅行会社ではなくキチンと書くなら「旅行業者」ですし、まだ言うなら日本航空の成田発ニューヨーク行き直行便のエコノミークラスは正規料金が片道23万8800円。とおっしゃっておりますがそういうなら、正規運賃は日本航空でなくても同額ですし、「正規料金」ではなく「正規運賃」といわなければならないですよね。
 ううこんな見識の低さで記者になれるのなら僕も記者になりたい!!
 先ほども申しましたがこの後のJTBのコメントがいいのです。使えます。次回更新させていただきます。 
   
     ついに10万アクセス達成!!ありがとうございます(2001年12月15日更新)
 皆様、来る日も来る日も私のホームページにご来場いただき誠にありがとうございます。おかげ様で本日12月15日ついに10万アクセスを突破いたしました。地味さが売りの私のホームページにとりましてここに至りましたのは本当に懲りもせずおこしいただきました皆様のおかげでございます。
 私といたしましてはよりいっそう新しい情報を皆様にご提供できますように精進したいと決意した次第でございます。(なんだか政治家の演説のようになってしまいました)
 さて先日14日の新聞に出ておりました「伊丹空港」のお話です。簡単に申しますと
「国土交通省なる省庁が大阪=伊丹空港発のジェット機の便数を来春から更に増やしたい旨を大阪国際空港騒音対策協議会(11市協議会)に打診した」
のだそうです。利便性の高い伊丹の方に人気が集中して更なる増便が必要なのだそうです。
 なんだか寂しいのがあれだけ無理やり二期工事にこぎつけた関西空港の存在ですよね。国際線も各国の航空会社が多く?退く中、国内線もほとんどの全日空線が子会社のエアニッポンに運行を移管してしまい輸送量が落ちています。九州の鹿児島・宮崎・熊本・大分なんかエアニッポンのちいさーな飛行機が飛んでおります。
 あれだけ大騒ぎして開港いたしました意義ってあるのでしょうかね?しかもなお今現在もひとり相撲を取りつづけているのですから救い様がございません。
 まああえて公金を大量につぎ込みましたのでなんとか(かなり苦しいですが)前向きに考えますと、こういう時こそ先の「国土交通省」なるお役所が関西空港に便を誘致できるような政策を打ち出すべきなのではないでしょうか?(基本的には規制はないほうがいいと思うのですが・・・)
 関西空港に誘致するわけでもなく航空会社の要望どうりに伊丹の枠の拡大ではどうしようもありません。
 何そう難しいことではございません。夜間の市内へのアクセスの充実をはかり深夜便を誘致いたします。(もちろん深夜の発着料は大幅値下げをします)もともとない発着料が入るわけですから必ず収入は増えます。幸いにして島ですので、カジノも免税店も作りましょう。
 ホントもう少し工夫しようとして欲しいね。
 
 
      ボーナスとはなんぞや?(2001年12月9日更新)
 このところお休みの日でも外出するのが億劫になりまして家でビデオなんかを見て過ごしたりすることに新しい楽しみを見出しております。そもそも私はテレビもビデオも今まで見ない人間でしたので免疫のない子供のようなものでして、いちいち声を出してしまい家族からはうるさい!!と怒られてしまいます。
 映画と言うのはけっこうお国柄が出ますよね。たまたま最近見ましたアメリカ映画は「グリーンマイル」と「シックス・センス」です。私的にはああいうの何でもかんでも超能力で問題を解決してしまうのはいかがかなあと思います。リアルさに欠けてしまいますよね。
 あとイタリアのポルノ映画「郵便屋」も見ました。どうも過激さが足りない・・あれじゃニッポン人の感覚とほぼ同じなのです。どうも期待はずれだなあ。いやポルノなんてどこでも万国共通なのかもしれませんね。映画を見ていますとその国のことが微妙に分った気分になったりしますので勉強になりますね。(もちろん世界ウルルン滞在記のようなテレビ番組もです)
 さて本題です。ご同業の皆様、今年の冬のボーナスはいかがでしょうか?厳しい年越しになりますよね。もうボーナスは生活給だ、と認められなくても文句を言えない雰囲気もございますものね。しかし以前(まだボーナスは生活給だと思っていた頃)のツケもございますし。そのへん他の会社の対応が少し気になっております。
 もしよろしければ掲示板でお教えください。
 私は昨年はすごく強気でいられたのですが、今年はもう今からギブアップ状態です。まあテロのせいで数字が悪いことの言い訳ができてほっとしている面も実はあるのです。
 また今年も日本航空のワールド オブ ビューティーのカレンダーを顧客に配る時期になってしまいました。あのカレンダーを毎年配っておりますと、しまいにお客さんの方から
「早く来年のカレンダーを持ってきてー」
と催促されることがあるのです。それは違うやろう、と言う反発の気も起こりますねえ。あれ一部もそうそう安くはないですし、もらって当たり前という態度に腹が立つのです。
 しかし今回のカレンダーに日本女性が宮城県の松島をバックに着物で出ております。他の国、韓国や中国も確かに民族衣装で登場しておりますが、それらとニッポンにおける着物とはまた存在が違うと思いますよね。
 これを見ましてまたニッポンのことを良く知らない外国人の方はニッポンではまだ着物を着て、刀を腰にさしていると思われるのでは?
 どうもこの「〜のように見せたい」という点ではあの天下のNHKと似ていますよね。まあそれが日本航空らしいといえば、らしいのですが。
 他の白人の国、今年はアメリカ、ハワイ、オーストラリア、スコットランドなどなどなのですが白人のモデルを使いますとどこの国の女性もほとんど同じに見えてしまいますよね。もう少しその国のカラーを出せないのでしょうかね。
 唯一スペインのモデルは非常にスペインらしいお顔をされていますが・・・
 
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     消費者の眼からみた問題点(2001年12月9日更新)
 先日私のホームページの掲示板にとある学生さんから書き込みをいただきました。いわく
「卒業論文で旅行業界のことをまとめたら、先生から面白くない!!消費者の眼から見た問題点を書くようにと言われた」
のだそうです。面白いテーマだと思い私はその学生さんに
「掲示板に何か書き込みから」
と約束したにもかかわらず全然出来ておらず約束が果たせていない状態でございます。誠に申し訳ないです。
 皆様も何か心あたりがございましたら
「消費者から見た問題点」
を書き込みお願いいたします。(お礼だけ言われて何も出来ていない、うう心苦しい)
 しかしこの書き直しを命じた教授、厳しいですよね。適当に書かせて適当に認めて卒業させるのが当たり前だと思っておりました。
 本当に参考にならなくてごめんなさい。
 今日はパンフレットの表記の問題です。(当たり前すぎて申し訳ない)
 今手元にたまたまあるパンフレットはLOOK JTB SLIMの
「行きどき 買いどきフリー大連3日間/自由行動プラン/Yクラス/おとなおひとり様の代金 34,800円〜107、800円」
というものです。
 表紙にこれだけキチンと書かれていますと分りよいですよね。もっとも安い旅行代金だけでなく同じコースのもっとも高い旅行代金も記されていますし、自由行動プランとも記されております。
 これが10年前ですと平気でこんなものが店頭に並んでいたでしょう。
「大連3日間スペシャルプライス29,800円!!お買い得!!」
そして実態は29,800円の設定の出発日は仕入れが出来ていなくて売り切れとか、(要はアドバルーンだった)スペシャルプライス=特価こういう表現もパンフレットを作り不特定多数のお客さんを募集しているにもかかわらず、超安いという表現は使わなくなっています。対価はあくまでも対価だということです。現在は
「お値打ち価格」
とかそのような控えめな表現がとられております。
 旅行業法は消費者を守るためのものではなく、やっぱり旅行業者を守るためのものだと言われつづけてはおりますが、少しづつ改善されてもいるのです。
 まだ記憶に新しい大阪府で起きました修学旅行の大手同士の談合ですが、これはなくならないですね。修学旅行ではないですが先日入札の少し大きな仕事で同僚が
「某大手旅行業者」
とバッティングいたしまして、先方の某大手から談合を持ちかけられましたもの。手口といたしましてはどちらも高めに見積もりを出しまして決定を頂いた業者が「ひとり当たりいくらか(まあ2000円とか)」を後で返す方法から、今年獲得した業者が来年はわざと負けるとか(気が遠くなりますね)・・・
 不思議なことにいつも口火は大手から切りますね。中小から先に談合を持ちかけたなんて話は聞いたことがないですからね。


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     年末年始カレンダーの盲点(2001年12月9日更新)
 年末年始には、ちょっと近くの温泉でゆっくりしたいわー、とおっしゃる方もおられるでしょう。ニッポンの旅館はとても不思議ですよね。
 何が不思議なのかと申しますと普段の日はグループでしたら1泊2食=10,000円で泊まれる旅館だといたしましても年末年始などのほおっておいても満館になる日はそれが1泊2食=30,000円になったりいたします。
 このような不透明な値付け
「稼げるときに稼がねば損」
的な浅はかな発想で持って経営されているので、年々安くなりつつある海外旅行に客をとられているのに実態を理解しようという気はないようです。
 細かい話ですが原価計算をしてみましょう。1泊2食10,000円といたします。内部屋代を50%取る旅館なら(まあどんぶり勘定でしょうが)夕食と朝食の伝票が5,000円ですね。さらに伝票の35%が原価でしたらえーといくらでしょう?食材の仕入れ値は1,750円になります。
 1泊2食30,000円の場合は部屋代を15,000円で計算しますので、残り15,000円の35%=食材は5,250円になります。
 (本当はこの他にサービス料も計上いたしますので計算方法はもう少し複雑になります)
 さてありえないでしょうがこの規則は守られているとしましょう。それならば布団や浴衣のクリーニング代、アメニティの仕入れ料金など固定された部屋のクリーニング経費は一定ですので、そこまで含めますと全体の原価率は単価が下がれば下がるほど上がる計算になります。(ややこしい言い回しになってしまいました)
 さらに先ほど料理の原価計算が守られていることはありえないと申しましたが、その根拠は料理人はたとえ5,000円の伝票が来ましても決して原価率35%の1,750円の食材ででは作らないでしょう。どうしてかと申しますと職人としてのプライドやらで一様形は整えるはずだからです。
 さてそれではどうするでしょうか?全期間の原価率が35%を上回りますと経営者からクレームも出るでしょうから、単価の高いピーク期の伝票15,000円の原価で調整しようとするのが当然の考えでしょう。
 その結果あってはならないのですが、単価の高いお客さんの原価率は高ければ高いほど低くなるわけです。
 ご理解いただけますでしょうか?要は大晦日や元旦の日の宿泊はバカらしいという事です。
 旅行の仕事で単価の高いものを売ることは非常に大切なことでございます。単価の高いものというより、よりいいもの(言い方を変えますと高級なもの)でもってお客様により高い満足感を持っていただきましてひとつのお仕事になるのです。
 その方程式と一番相反するのがニッポンの旅館になるのです。(もちろん全部が全部ではございません)
 さて今年の年末年始のカレンダーを見ておりますと12月30日の日曜日がほとんどの旅館で平日料金です。(JTBのエースはこの30日色をつけた料金でやっているみたいですが)でもほとんどの人がすでにお正月休みでしょう?
 12月31日〜1月2日に30,000円の旅館をお考えでしたら、12月30日に30,000円の本当にいい旅館に行かれる方が何倍も満足出来ること間違えなしでございます。


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   親子4人のハワイ旅行が11万円より(2001年12月8日更新)
 さてさてアメリカ合衆国で同時多発テロが起こりましてから海外旅行者数が激減しておりました。10月の前年度比など50%台と旅行業界史上初の落ち込みなのだそうです。
 そういう風に新聞に書かれておりましてもそれは過去の話でございまして極端に申しますと9月に受注できなかったので10月は落ち込んでしまったのです。今12月にはもう来年の話をしておりますので、そうそう悪い時期も長引かないとご同業の皆様も実感されていることかと思います。
 こと業務渡航(海外出張)に関しましてはほぼ完全に元の数に戻っているのではないでしょうか?テロ以降物や人がアメリカから離れていますよね。その分中国大陸がすごく近くなったような錯覚を覚えます。
 もしかしますと今回のテロで一番得をした(変な言い方ですみません)のは中国の企業ではないでしょうか?
 そんな中どうしてもお客さんを集める出口の見えないディストネーションがございます。
「ハワイ」
であり
「グアム」
なのですがその実態は惨憺たるものでございます。
 お正月のハワイと言いますと行くことがひとつのステイタスなどと言われておりまして毎年相当込み合っておりました。が今年は各社ほとんどまだ十分に席が残っております。細かいことを申しますと例年はエキストラフライト(臨時便)が出ましても埋まりますのに今年は定期便さえもまだまだ空席が(どの日も)残っているようです。
 例に出して申し訳ないのですが12月30日31日などの旅行代金がピークになる日で306,000円でパッケージを出しておりましたルックワールド(日通旅行)値下げいたしましてナント208,000円へと98,000円もの大幅値下げを打ち出しました。(そこまでするか)(ちなみに日旅のメディア商品もすごく安かった)
 残念ながらそれでも売れない・・・のです。どうしたのでしょうか?
 来週でしょうか?日本旅行業協会からなんと500名強もの(旅行業界人が)人数がハワイへ無料招待されているそうで、本当にそこまでしないといけないのかなあ?(いけないのでしょうね)
 先日JTB系の出しました
「ニューヨーク5日間20,000円」
に比べますとインパクトに欠けますがハワイも激安ツアーが続出しております。先出のルックワールドでボトムの代金ですが(もちろんホテルも最低ランクです)大人49,800円 幼児5,200円=「大人2名と幼児2名で110,000円」なんてツアーも出現いたしました。
 ハワイに行くなら今が行き時かもしれませんね。
 またアメリカ合衆国はタリバン政権に武力でもって勝利いたしましたし、賞金首=オサマ・ビンラディーン氏をも袋のネズミ状態に追い込みました。(こうなることは誰の目からも明らかでしたが)が経済的な復興の出口も見えておりません。失業率も上がりましたし、まだ上がるでしょう。ハワイなどの観光地には閑古鳥が鳴きまして先にも申しましたがモノも人もどんどん離れていきます。
 戦争なんてそんなものです。儲かったのはミサイルや鉄砲の弾を作っている会社だけでございます。勝ってメンツは保てましたが組織の大きさを比較いたしますと負けたのかも知れません。



     さんざんな休日(2001年12月2日更新)
 普通の人たちは毎週土日と休みますよね。また土曜日と日曜日とお仕事されたといたしましても別の曜日に週2日ほど休みますよね。それが普通です。
 昨日の土曜日私は休みでした。ついていないことに土日と慰安旅行に行く会社がありましたので見送りに行きました。ついておりません。がまあここまでなら辛抱もできます。
 朝8時にお見送りに行きました。(私の家と職場はあまり近くありません)
 本当にここまでなら「ついてないなあ」で済ませられるのです。
 前日の金曜日16:30頃にその不幸の電話が入りました。某有名ホテルのクーポン会社からです。
 「申し訳ないのですが、ゴールドコーストのホテルがオーバーブッキングしておりましてまだ客室が確保できておりません」
 そんなアホナ・・。
 もっと早く連絡を欲しいよなあ。出発は明日(土曜日)だと言うのに。私は全て仕事の済んだお客様ともう一度会い、謝り、事情を説明して、妥協案を話し、なんとか理解していただかないといけなくなってしまったのです。(電話で済ませられない感じでした)
 時間は13:00に事務所にいるとのことでした。9:00に見送りを済ませています、さあてどうやって時間を潰そうか、家に一度帰ると少したってまた出直ししてこないといけないし・・
 そのお客様はオーストラリア人でしてオーストアリアでオーストラリア人が予約をするよりニッポンの旅行業者で予約を取るほうが安いのだといいますので、これは非常にいい話です。
 がしかし彼らアングロサクソンはいわゆる契約の理念がしっかりしておりまして、約束を守れないときには怒る(激怒する)のが常というものです。私は私であなたの仲間(同国人)がそもそもオーバーブックするからこんなことになったんだ!!と居直るつもりで挑みますと案外うまくいくものです。
 うまく折れていただきましたので大事に至らなかったのですが、ついていない休日となりました。そして本日日曜日は店舗のお手伝い当番ですので仕事です。
 そうなりますと2週間ぶっつづけて
「ゆっくりと朝寝坊できる休日」
がないのです。とほほほ・・。こんなことでは健康な人だって体をおかしくしますよね。それなら私のような不健康な人はいったいどうなるのでしょう。ああ変な頭痛がする。  

     久しぶりのカウンターだ(2001年11月25日更新)
 さて一体どこの誰が言い出したことかわかりませんが、庶民の味方「発泡酒」の酒税が改定されるのだとか。なぜにいつもいちばん簡単な方法で税金を集めようとするのでしょうか?もう少し工夫できないものなのでしょうか?もうこうなればアルコールをボイコットする準備もある私です。
 体の調子でしょうね。以前ほどアルコールを欲しがらない体になってしまったようです。異変ですね。
 そもそも私は時間の節約のために会社からの帰り道に発泡酒を飲みまして、帰宅後自分のしたいことに時間を使うタイプでして。(晩酌の時間がもったいなくてね)
 日々今日も咲け咲け、明日も咲け。状態でございました。(そういえばもっと積極的な方は時間の節約のために会社でもうすでに晩酌タイムに入っている人もいるなあ)
 がもうこの頃飲めないですねえ。
 電車の中でアルコールを飲むことは普通先進国(アメリカやカナダ)ではしてはいけないことだそうですね。どうしても飲みたければ紙で缶をくるんで飲め、ということらしいです。細かいこといいますよね。飲む人も私のようにキチンと
「時間の有効活用のためだ!!」
と言えなければなりません。
 さて本日日曜日は店のお手伝いの日でございました。カウンターも久しぶりにしますと大変ですね。まずパンフレットになじみがないので時間がかかります。運の悪いことにスキーのパンフレットを見ることじたい久しぶりです。
 通常今日のように連休中は多くの人がお出かけになられており店はすごく暇です。お正月もそう、お盆もそう、連休も暇なのです。こんな時におちおち店におりますと、手配ミスなどへのクレームの電話を取る羽目になるのが関の山でございます。
 それがどういう風の吹き回しか?今日は意外と忙しかったのです。どうなっているのでしょう。もしかしますと「業界の復活」なのかも知れませんね。
 ハワイへのハネムーナーだって来店されましたしねえ。
「安くなってるのと違うの?」「割引してよ」
 としつこいので困りましたが。今ハワイへはノースウエストと日本航空とどれぐらいの差でしょうかね?航空会社を指定するのに5000円〜10000円ぐらいでしょうかね。さすがにこのハワイへ行くハネムーナーも日本航空がいいと、いや日本航空で行きたいと、おっしゃっておりました。
 もしかしますと他の外国のキャリアに比べますと日本航空が一番客離れしていないのかもしれませんね。減便しましても文句はでないですし、人員削減をするにはいい口実ですし、と言いたくなるほど込み合っていますし、値崩れもしていないように見えますのでね。
 この後すぐ1月の連休(12日出発の3日間)の北海道スキーのお客様がご来店。こんなに良い日程で3万円台のツアーを見つけてくるのでパンフレットを観察する視線は熱いですね。ちなみに同じ日の出発で阪急あらうんどツアーは7万円代後半、この差は何?とこっちが聞きたくなるぐらいです。
 案の上、この激安ツアーは売り切れでした。(こう言うのって最初から仕入れが出来ていないこともあるのです。どうせ出ないツアーなので値付けはどうでもいいのです)
 しょうがないので時間帯の悪い便で予約の形を整えます。たった3日しかないので滞在時間はどんどん短くなりますが、まあそれでも北海道に行きたいのでしょ。
 そして先ほどのお客様同様
「いくらか値引きして」
とおっしゃったのです。 
 今時は旅行代理店の旅行代金も交渉制になったのでしょうか?いやまさか電気製品を買うわけではないのに。
 しかし相変わらずスキー専門の業者は見にくいパンフレットを作りますねえ。


     テロ騒ぎ終焉の予感(2001年11月23日更新)
 先日更新いたしましたJTBの代理店制度についての供述にクレームがつきました。この頃思いますねえ。色々な枠組みの中で仕事をしましてがっぽりと源泉徴収されまして、みんな幸せなのでしょうか?
 のびのびと旅行の仕事を自分のペースでやり、税金はほとんど払わない諸先輩を見ていますとこれからはゲリラ商の時代かなあと思います。
 いくらきれい事を言いましても我々の納めた税金はあのお役所でチンタラと働いていますお役人様の給料になるのです。馬鹿馬鹿しいなあ。
 さて世間を騒がせておりましたビンラディーン氏率いるテロ集団なのですが、米軍などの何振りかまわぬ空爆の成果がありましてそろそろ終焉を迎えそうな予感でございます。(私は当初から力の違いを言っておりました)そもそもアメリカのような大国が自然環境の厳しい発展途上国に対して
「原始時代まで戻してやれ」
というような野蛮な攻撃は仕掛けるべきではなかったのです。それは例えますとあのランディ・ジョンソン投手が石橋貴明に向かって本気でボールを投げるのと似たようなものでしょう?(もちろんジョンソン投手はそのようなアホなことはしないが)
 先週の初めに(ラディーン氏の影響力のありそうな)トルコ・エジプトフィリピンへの渡航自粛勧告が解け注意勧告に変わりましたものね。そして12月からパッケージツアーも再開されまししね。
 これは旅行業界にとり非常にいいニュースです。(そう思った矢先の関西発のフィリピン航空の減便はこたえますが)
 あっそれと気合の入った安いツアーを見つけましたよ。主催は「JTB旅物語」でラスベガス7日間⇒39、800円(だったと思います)エアカナダかノースウエストか選べます。それとシンガポール航空で行くシンガポール4日間⇒29、800円。すごいでしょ。(ちなみにどちらも利用ホテルはよくありません)
 


     JTBの特約店制度が変わる(2001年11月18日更新)
 もう旅行業界の方ならお耳にされていると思います。
 ええ私の働いている会社はJTBの特約店でございます。いままではボカシ続けていましたが正直に申しますとそうなのです。
 今までは特約店社員も色が違うのですがJTBの社章とJTBのロゴ入り名刺を持ちニセモノJTBなのです。しかし私の友人の女性がある結婚式で京阪津ツーリストの方から名刺をもらいその京阪津ツーリストの方から
「JTBみたいなモノだよ」
というアバウトな説明を受けたのだそうです。やっぱりJTBのロゴはナンパに有効なのと同じようにセールス活動にも有効なものなのです。(女の娘のいる店に飲みに行くとき社章も有効ですね)
 その存在は給与などの待遇は全然違いますが前の京阪津ツーリストの方の説明が最も言い当ててまして、そうJTBみたいなモノなのです。
 そして今回決まりました来年度からのJTBの特約店制度は
「一切の自社券を発行する特約店にはJTBの看板、名刺、社章を使用させない」
のだそうです。このルールは一方的にJTBにとって有利な取り決めをJTBが決めたとしかいい様がないですね。(フェアに言いますとそのかわりコミッションも少しだけ(1%)上がるのだそうです。)
 深く読みますとこれから始まります業界の再編(日旅と近ツーの合併)をにらんだ特約店の再編成だと思うのです。があんまりです。だってJTBと契約している特約店はあの看板を上げるために多額の費用を使っているのですよ。それを今更急にさげろだなんて無茶でしょ。(まあひとつの方法として全てJTBの言いなりになるという方法もございますが)
 また噂に聞こえてくるのですが取扱高の多い会社にはちゃんとその抜け穴も用意されているのだとか?本当にえげつない会社ですね。
 まだまだ色んなことのある黒ーい会社です。(妬みととるのであればあなたのご意見を是非共掲示板へご記入いただきたいです)

 
     海外へのツアーが前代未聞の安さに(2001年11月17日更新)
 今回も全然マレーシアと関係のないお話になってしまいます。この様にしましてどこのページも元々ありましたテーマからかけ離れ、終いには私の愚痴日記のような感じになってしまいます。新規で例えばマレーシアと検索をしましてこのページが出てきましても全然関係のないことしか書かれていないというわけです。
 そういいながらも私のホームページも約3年程前からゆっくりとのんびりと更新し始めまして(最初からしますと考えられないですが)100000アクセス達成が見えてまいりました。これもひとえに愛想をつかすことなく日々訪れてくれます皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。
 2001年に突入いたしまして私達の旅行業界は未曾有の混乱に巻き込まれてしまいました。もちろん原因はアメリカでの同時多発テロにあるわけですがこのままちんたらと海外旅行が手控えられますともっと規模の大きな旅行業者の倒産だって十分にありえます。
 そういう状況の中、なんとか海外旅行に眼を向けてもらおうと安易な方法なのですが激安商品が出てまいりました。もう言うまでもなく先日から新聞紙上を賑わしております「ニューヨーク5日間20000円」などの目玉商品から、JTB旅物語・阪急交通社のトラピックスなどのメディア商品、その他たくさんの激安商品が出てきております。
 それでも売れないそうですね。(例のニューヨーク20000円は多くの人が集まったそうですが)
 さてさて長々と業界は不景気だと書きつづけてまいりました。私が何を申し上げたいのかといいますと、今こそチャンスです。グアム・ハワイアメリカのメインランド・カナダ等など(そしてなぜか好調と報道されてます韓国・香港などもだ)大幅に値下げされております。
 関西空港で働いている友人の友人いわく
「客より警備などで働いている人の方が多い状態」
なのだそうですので。助けて下さい。


     マレー鉄道の民営化失敗(2001年11月11日更新)
 世間ではマイカル社の経営破たんで連鎖的に倒産した中小企業が結構あったりいたします。また関係のない会社がマイカルと取引がある会社から債権の回収を出来なかったケースもあるでしょう。
 そして海外の格付け会社は1997年からマイカルを投資に不適格と診断しているにもかかわらず2000年に2回の個人向け社債を発行したみずほインベスターズ証券の責任も重いですよね。私の友人で買った人がいました。それもあの一瞬でただの紙切れになってしまいました。
 ところがです。当のマイカルは依然としてなんら変わらず営業しておりますし、なんと社員には冬のボーナスまで(わずかながら)出るというのですから、いったいこの世の中どうなっているのでしょうか?大きな矛盾を感じると言わざるえません。
 さて前置きが長くなってしまいました。バックパッカーにとりまして親しみのあるマレー鉄道はマレーシアの国営鉄道なのです。しかし一時今日本で取り組もうとしていますような「民営化」をしたそうなのです。
 それが哀れなことに一年も持たずして経営破たんへ。そして元の国営のさやに戻ったのだそうです。改善すべき点はたくさんありますね。あれだけ快適な鉄道ですから。
 まず酒類の車内販売(笑)その国の宗教と観光に来るお客様とはあまり関係のないことです。(もう既に販売されていたらすみません)
 本当に快適ですし安全です。マレー鉄道の旅はお奨めでございます。
 先日元社団法人で現在株式会社の添乗に行ってまいりました。今「構造改革・民営化」などと言いまして首相が取り組んでおります。
 そして特殊法人どもは既得権は死んでも離さないといわんばかりに時間稼ぎをしております。みっともないこと甚だしいのでございますが、今回添乗で学びましたことは仮に小泉首相が特殊法人を解体したところで、民営化された企業はそのまま
「親方日の丸」
の精神から何一つ変わることなく相変わらずちんたらと仕事をするのだという事です。
 あーあ。馬鹿らしくてやってられない!


     9分の2の確率(2001年11月2日更新)
 いったい何が9分の2の確率かと申しますと・・・
今回のマレーシア研修は主催会社と協力会社のスタッフも含めまして9名しか参加者がおりませんでした。何故か?と申しますと旅行業者のスタッフがテロが原因で一度申しこんだ研修をキャンセルされたのだそうです。
 難しい問題です。自分の口ではお客様にキャンセル料はかかるのだと説明するのですがそのご本人様が研修(いわゆるお仕事を)キャンセルなさる。まるで税務署職員が脱税しているような錯覚を覚える。
 某T社など、ちょうど10月1日が人事異動の日なので、会社ぐるみで口裏を合わすという・・・「移動がありまして行けなくなりました・・」なのだそうです。
 かくして私達9名はどこに行きましても
「このような時期によくぞ、来てくれました」
 と熱烈歓迎を受けるのです。
 さて今回の9名の参加者のうち煙草を吸う人はたったの2名しかいませんでした。何事も問題は先送りの国ニッポンのなおかつインテリジェントに欠ける旅行業界人で、この割合なのです。(もちろん2名の内ひとりは私です)
 健康のためです。煙草は控えましょう。それは判っているのですがなかなか止められません。
 もっと税金を高くして一般的なサラリーマンには買えないぐらい高いモノにするとか。
 私の高血圧症はただ単に煙草を止めるだけで元の血圧に戻る人がたくさんいると言うのですから、もう売らないでおいて欲しいね。
 私は父の健康マニアの血を引いたのか少しだけ健康になりたいと言う欲求を持ち始めました。やっぱり健康は何にも代えがたい有難いものなのです。
 本日、要ダイエット、高血圧症、アルコール依存症、などなどの多くの生活習慣病を少しづつ解決するべくしてスポーツクラブ「エグザス」に入会いたしました。
 これも病ですね。おかしいですよ。自らが取りすぎたエネルギーを燃焼するために運動をするのです。あのルームランナーね。床が動くの。あれで走っていますと家で飼っているハムスターを思い出しました。ただただエネルギーを燃焼するためだけに景色も変わらないのに走り続けるのです。虚しいですね。
 私達はハムスターと同じなのです。


     体力の衰え(2001年10月22日更新)
 みなさまこんばんは。私はここのところものすごく衰えたなあと思うことがございます。何が原因なのか自分でも良くわからないのですが酒量が激減してしまいました。以前なら二日酔いもしばしばだったのですが今では二日酔いになるほど飲めなくなってしまったのです。
 2年ほど前でしたらほとんど毎晩500mlの発泡酒を5本飲むことが日課になっておりました。それが今となりましてはどうでしょう。せいぜい350ml缶を4本ほど飲みますともう欲しくなくなるのです。
 どこか悪いのでしょうか?
 ところで皆様コタキナバルはどこにあるか?ご存知ですか?恥ずかしながら(しかし正直に申しますと)私はついこの前まで「マレーシアの東海岸」(ペナンの反対側)にあると思っておりました。第二次世界大戦中に日本軍が上陸したコタバルという場所があるのですが名前が似ておりますのでまあ、近くだろうなあと思っていたのです。
 とんでもないことですね。コタキナバルは東マレーシアにあります。ようはボルネオ島なのです。(インドネシアやブルネイの島ですね)某社のパンフレットにはボルネオ島と書かれていますが、やはり「コタキナバル」という地名で売り出すべきでしょうね。と私は思います。
 コタキナバルは小さな街でしてね。水上生活者がまだたくさんいるのです。ハネムーナーが水上コテージを好みますので水上生活も悪くないのでしょう。
 定番(いや意識はされていないでしょうが)どうり小さな子供が素っ裸で水遊びをしたり、両親の手伝いをしたりしています。
 また子供がかわいくてね。
 いつもいう事ですのでもう耳にタコ状態でしょうけど、ニッポン人の豊かさなんて本当にむなしいものだなあと、思わずにはいられないのです。
 どうでもいいことですがサバ州は自治色の強い州でして、一応のパスポートコントロールがございます。ですので国内線に乗られる際にもパスポートは手荷物に。


          コタキナバルの結婚事情(2001年10月21日更新)
 コタキナバルのリゾートホテル「NEXUS」には本当にお世話になりました。泊めていただきその上、飲み放題付の豪華中華料理の夕食までご招待していただいたのです。(ハード面は本当に申し分ございません、ただ少し郊外にあるということが・・)
 まだまだここらへんのリゾートホテルのニッポン人客の割合は驚くぐらいに低くて、もっとも低いホテルでは10%を切っているのだそうです。(どうりで目障りな身分不相応な買い物族がいないはずだ)
 欧米とは言わず、「ヨーロッパ」の客人は毎日ただただのんびりと寝そべり、読書をしたりしまして2週間ぐらいゆっくりとリゾートライフを満喫するのだそうです。彼らはまったくオプションにも参加することなくダラダラと過ごすのだそうです。
 私も自分が遊びに来たのでしたら何事にも参加せずにダラダラと過ごすのがベストだと思います。それとガールフレンドとナニして楽しくぐらいでしょう。
 しかし悲しいかな今回は一応?研修でございましてすさましいスケジュールを組んでしまいました。午前中だけで
「マングローブボートライド」
「ジャングルトレッキング」
「足つぼマッサージ」
を一気に体験してしまったのです。(まるで食べ放題のレストランで食べなきゃソンソンと言わんあかりです)
 この時の「ジャングルトレッキング」のガイドがまだ高校生ぐらいの若者でしてねえ。気の毒に彼は日頃蛇の飼育を担当していて蛇にかまれた手で眼を拭いて眼が痛い痛いと言いながらガイドをしてくれたのです。
 そして彼いわく
ガイド:「お客さんは独身かい?」
私:「そうだよ」
ガイド:「コタキナバルでは結婚するときに新婦の家に、水牛2頭と6000マレーシアリンギットを持っていかないといけないんだ。」
 この若いガイドは客にコタキナバルの風習を伝えようとしてこんな話をしてくれたのでしょうね。
 なるほど6000マレーシアリンギットは18万円か、そう高くはないなあ、などと考えてからでも水牛はいくらぐらいするのかなあ?よく考えるまでもなくこちらのほうが意外と高価なものなのかも知れませんね。
 私はうかつにも短パンでジャングルトレキングに参加してしまったため悲惨な目にあってしまいました。そうです蚊がぶんぶんいますので立ち止まりますと蚊との戦いでございまして両足真っ赤に膨れ上がってしまいました。しかし山の中の蚊は逃げないですねえ。ほとんどの蚊の息の根を止めてやりました。


     リゾートとインターネット(2001年10月20日更新)
 現在、私達のとりましてメールチェックは毎日の(いや毎時と言ってもいいでしょう)日課になりつつあります。まさかこれほど便利になるとは5年前に予想した人はいなかったのでないでしょうか?
 今回コタキナバルのリゾートホテルの日本人スタッフにこのように言われました。
「リゾートに来てインターネットを使う人はそうそういないでしょう・・」
まるでそういう人は野暮なのだと言わんばかりです。
 今の私にはそうとは思えないのですねえ。私のようなアンチコンピューターな人でも必ず毎日メールチェックをせずにはいられないのです。もっと若い層なんて普及率はほぼ100%じゃないでしょうかね。
 ですのでリゾートホテルも当たり前のように日本語対応できるパソコンを置くべきだと思うのです。残念ながらマレーシアへの出張中に日本語に対応できるパソコンには1回も出会いませんでした。
 そして私は今回の出張で初めて知ったのです。
 「世の中に日本語に対応できないパソコンがある」
ということを。情けない。日本語対応にすることなどそうそうコストがかかることとは思えないしねえ。なんせ私のパソコンでさえ日本語には(当然)ちゃんと対応していますのでねえ。
 私の希望としては
「リゾートにパソコンさえあれば5日間の旅行が7日間にできる」
とホテル側が自覚して欲しいということなのです。どうしてこんな簡単なことがわからないのかなあ???
 本日ふとコタキナバルのホテルの宿泊料金を調べてみました。私達のお世話になりました「郊外型リゾート」の「NEXUS(ネクサス)」で10600円(JCHホテルクーポンで)なのです。これはすごいお買い得料金だと思いますねえ。マレーシアのリゾートホテルで飛びぬけて高いのはランカウィのダタイだけですからね。
 ちなみにクアラルンプールのリッツカールトンも似たようなお値段ですからね。
 これからは休養はマレーシアの一流ホテルで取るのがトレンディーではないでしょうか?お値段は二流でもその他はことごとく一流ですからね。

    ニッポン人のポン引き(2001年10月17日更新)
 クアラルンプールの街中繁華街で
「EXECUTIVE HEALTH CLUB」
なる怪しげな手作り名刺を配っている怪しげなニッポン人がいました。(と言いましても私が直接名刺を受け取ったわけではございません)参考までに申しますとその名刺には
「中川博史」
と書かれ手書きで下に
「若い女の子揃えてお待ちしてます。気軽にお電話下さい」
と書かれております。
 私達のグループの複数の人がこの名刺を受け取りました。
 異国で地を這うように生きて行くことは大変でしょうし、その何でもしてやろうという姿勢は悪くないと思います。がしかしこの名刺を受け取った複数の人間の話を聞きますとこの「中川博史」君?は関東方面の訛りがあり、非常に不愉快な口のききかたをするそうです。
 複数の人が無視いたしますと、捨て台詞を関東訛りで話すので非常に不愉快だったと証言しております。
 やれやれ彼は今でも元気なのでしょうか?でも今後も彼にあいましたら無視してあげたほうが彼のためにもいいのでしょう。


      ガイドの言葉(2001年10月16日更新)
 東南アジアの都市へのツアーでは多くは現地のお土産屋がコースに入っております。今時のお客様はどうせろくなものを売っていないと知りつつ、怒り出さないのは現地のガイドの力量によるところが大きいと思っております。
 クアラルンプールの当たりましたガイドもとても優秀で好人物でした。彼は明らかに分る嘘をついたりします。まあそれも悪気があるものではないですのでそれらを紹介させていただきたいと思います。
 ☆「マレーシアの物価はニッポンの3分の1です」
 短い時間の滞在でしたがどう考えてもこれは嘘です。そこまで安くはないでしょう。これはマレーシアもおかげさんでそこそこ豊かになりましたがまだまだニッポンに比べますと貧しいのです、という社交辞令でしょうね。
 ものにもよりますが実情は半額からそれ以上でしょうね。私が昔滞在したような1泊600円程度の旅社(貧乏人用宿)など軒並み閉めていましたのでね。貧乏旅行もそこそこお金を持たないと厳しいでしょうね。
 ★「マハティール首相の目標は全商品マレーシア産のものにしたい」
 何から何まで全て国産品にしたいという彼の考え方は有名ですよね。その代表が自家用車で有名な「プロトン サガ」でしょうね。エンブレムが国旗と一緒(笑)。そういうせっかくの思想に反してどういう訳か国民は外国製品を欲しがる・・ものなのです。そこのところはシンガポールと(私にとり業界人が「シンガ」と呼ぶのが大変耳障りに聞こえます)同じように関税率を引き上げ対応しているようです。
 特に車に限って言いますと、シンガポールは国内の車の数を制限するためですが、マレーシアは「プロトン サガ」を売るがためにでしょう。
 ☆「私は土日も関係なく普段一生懸命に仕事をします。その代わり毎年必ず1ヶ月の連休を取り、各国を旅行します。」
 これは誠にうらやましい話です。毎日働くことを除きますと実に西洋の先進国の人の考え方と同じですね。同じ先進国でもヨーロッパは1ヶ月、北米は2週間程度なのだそうです。それでは我々ニッポン人は???
 ★「マレーシアではアフガン関係の出来事でデモをしている人などいません、安全です。」
 またまた見え透いた嘘をおっしゃいます。私が出発した日の朝刊にクアラルンプールでアメリカ大使館を取り囲むデモが起きたことが書かれておりました。彼らガイドにとってやっぱり観光客が減るのが一番困るのでしょうね。しかし新聞報道も各社見比べますと違うのですね。一番少ないので1000人程度のデモと表記されておりますが、多い表記で3000人でした。開きがありますよね。まあどちらにしましても規模の小さなデモ行進だったようです。
 ☆「(ガイドさんは中華系でした、すなわち非イスラム教徒です。)イスラム教徒はお酒を飲まない、賭け事しない、すなわちお金の使い道がないのです。しょうがないので余ったお金で高級なアクセサリーを買ったり、車を買ったりします。」
 なあるほど言えてますね。この辺は宗教的にストイックになるメリットにもあるわけです。お金の使い道がないなんて素敵な人生だと思いませんか?私はお金に困って苦しむよりずっと良いことだと思いますが。
 ★「マレーシア・クアラルンプール周辺では家は200万円から300万円で買えます。」
 この辺の物価はガイドさんのおっしゃるとうり日本の3分の1の物価ですね。いやそれ以下でしょう。ニッポンでセコセコと働くのが嫌になりますね。マレーシアで家を持つなんていかがですか?  

 

      マレーシア航空のマイレージプログラム(2001年10月15日更新)
 皆様の中には年に何度か海外旅行をされる方なら各航空会社のマイレージプログラムにご関心をお持ちになれれておられると思います。
 マレーシアのフラッグキャリア・マレーシア航空は独自の日本地区利用者へのマイレージプログラムは持っておりません。ですのでマレーシア航空のホームページを見たといたしましても何も出ていないでしょう。
 ですが今進めております「KLMオランダ航空」との業務提携にさきがけましてノースウエスト航空とKLMオランダ航空との共同プログラム「ワールドパークス」にマイルが加算されます。(もうご存知の方も多いと思いますが)ワールドパークスを貯められている方から見ますと使えば有利な航空会社になるのではないでしょうか?
 私の今回の航空券もマイル加算されるのか?確認しましたところ「買った航空券でないのでダメ」とのことでした。残念です。(どこまでも厚かましいのが我々の特徴です)
 昔山口瞳の著書で読んだ話なのですが、
 「足を組む男はセックスが弱い」
 というくだりがございました。山口瞳いわく、心あたりがあるとおっしゃっておられました。
 さて今日はコタキナバルから車で3時間ほどの場所にございます「ポーリン温泉」なるところに行きました。道中バスの窓の外に同じ色の高床式の新しい住居が等間隔で並んで建てられておりました。(こんなところまで大変お行儀のいい国なのです)
 さぞかし風とうりよく、快適だろうな、などと思っているうちに昨日の二次会の疲れが出たのか眠ってしまいました。
 ポーリン温泉の上はハイキングコースになっております。カメラの持ち込み料5マレーシアドルで自然環境を維持しているそうです。先に5ドルを出してしまったがために先頭から2番目の位置で山を登ることになってしまいました。日頃からの運動不足で息が切れてしまい。ハアハアゼイゼイとなってしまいます。
 こんなこと、こじつけかもしれませんが男も女も山登りの強い人はセックスも強いのではないかと・・・変な連想をしてしまいました。
 私の後ろを追い上げて来る女性は本当に坂道に強いのです。どんどん追い上げてきます。まさか実態は知らないのですが。(当たり前か)
 簡単なハイキングコースの折り返し地点に(昔はバードウォチングに使われたそうです)つり橋がかかっております。私は病気の数々を保有しておりますが、それらとは関係なく先天性の高所恐怖症も患っておりまして、もはや団体行動にさえも支障をきたすなあと・・ため息でございます。
 このつり橋の怖かったこと!!ついでに申しますと私ほど怖がっていた人は他におりませんでした。多感なお年頃なのでございます。
 つり橋のお後はスパでございます。日本人の持つ温泉のイメージとかけ離れていますねえ。私にとりましてはなんだかんだと申しましてもつり橋の方が印象に残りました。
 今日もコタキナバルのホテルを1軒見学いたしました。
 シャングリラグループの「Rasa Ria Resort」なのですが、昨日あれほど「ネキサス」を誉めたばかりでその舌も乾かぬうちになんなんですが、こちらのホテルも素晴らしいですね。
 ネキサスの方が新しい分だけバスルームなどは良く(広く)、客室もやや広いのですがホテルをトータルで見ますと五分五分ではないでしょうか?
 サバ州の観光局の方々とこのラサリアの日本人スタッフと夕食を取りました。いえ正確に申しますと夕食に招待されました。こちらのホテルの日本人スタッフは(女性)若い(とても)そして美しいのです。
 彼女から聞いた話ですが自動車運転免許がだいたい30、000円で取得できるのだそうです。マレーシアの交通ルールはほぼ日本と同じです。運転免許合宿ツアーなど組んだら面白いかもしれませんね。(組めるはずないか)
 あと彼女のように海外のホテルで働きたいがどのように職探しをしたらいいのか分からないとおっしゃる方は多いでしょう。
 彼女に聞いてみますとニッポンのホテル専門学校の卒業生でそのようなルートで就職するケースが多いのだそうです。ホテルとの契約は最初1〜2年契約ですのであとは(再契約できるか否かは)その方の実力次第のようです。
 週に1回休みがあり、マレーシアの祝日と有給を消化するさいに(これは絶対に消化しないといけないそうです。)ニッポンに里帰りするのだそうです。
 仕事は見た目よりシビアだとおっしゃっておりました。職探し中の皆様のいかがですか?


       クアラルンプール市内視察?そしてコタキナバルへ(2001年10月14日更新)
 先日他の旅行業社で働いている人に聞いた話ですが、アメリカの空爆開始以降にキャンセルの申し出をおっしゃったお客様のお話です。
 キャンセル料はもうその時期になりますと、渡航自粛勧告の出ているトルコやアラブ首長国連合などツアーキャンセルのになった国以外へのツアーは通常どうりかかっております。
 同時多発テロからはや1ヶ月過ぎておりますし、アメリカの報復は誰にでも予想ができたからです。
 このお客様の言い方が面白いですね。
 「今の状況を考えたら当然キャンセルするが、状況が状況なのでキャンセル料は払いません」
 とおっしゃるのです。どういうことなのでしょう?。要はキャンセル料が惜しいだけです。しかし本当に状況が状況でしてこの方のように断固としてキャンセル料を払わないとおっしゃる方もおられるのでしょう。
 聞いた話によりますと、店単位で収受をあきらめ免除してしまうケースがあるようです。(何という話だ!!)
 昨日、年はとりたくないと申しましたが実は私は歯槽膿漏気味でもございまして、そして何故かいびきもやかましいようです。まったく年はとりたくないものです。
 特にいびきの方は同室の方に誠に申し訳ないなあと思いまして・・・本当にすみません。
 本日は軽ーくクアラルンプール市内を観光いたしまして午後にコタキナバルへと向かう予定です。
 マレーシアは暑いと皆が思っていますよね。現地の人も暑さにほとほとまいっているようです。が今年のニッポンの夏に比べますとかなり過ごし易いと思います。
 クアラルンプールのモスクに行きました。気持ちのいい風がふきましてここなら気分も落ち着くだろうなと思いました。本当はイスラム教徒は礼拝をしにではなくて気分を落ち着かせにモスクを訪れているのかもしれません。
 女性観光客は(もちろん私達のグループも)スカーフと上着(?)の無料貸し出しがございましてそれを身に付けないと入れないようになっております。
 皆うれしそう?笑顔でつけておりますが(もちろん白人の観光客も)今の現状を考えますと複雑な気分になります。
 今世界中から「不可解」だとされ、あるところでは無差別リンチ事件にまでなっているイスラム教なのですが、元々は素朴なものであったと思います。
 例えば一夫多妻制は戦争のたびに未亡人が増えるのを救済するためにあるのでしょうし、アルコールを飲まないのも砂漠は昼と夜の温度差が大きいのでアルコールを飲みますと人間の体温の調整が難しくなり死亡するのを防ぐためですし、豚を食べないのは豚コレラを防ぐためでしょう。
 このように生きるための知恵がいかされている素朴な宗教だったと思うのです。
 それがこのような事態になりますと・・・
 今日のコタキナバルのホテルは
 「ネキサス・リゾート」
 という超豪華なリゾートホテルです。チェックインいたしましてそのハード面のレベルの高さに驚きました。またまた敷地面積が広いにもかかわらず施設の手入れが行き届いております。
 ここはすごいわー。と絶句でございます。その理由の一つはそのリゾートホテルとしてのその完成度の高さへの驚きです。そしてもうひとつの理由は何故にマレーシアのこのような片田舎にこの施設を作る必要性があったのかという疑問も感じたからです。
 百聞は一見にしかず、でございます。皆様ご家族でそして彼氏と彼女と是非共このすばらしいリゾートで休暇をお過ごしくださいませ。そうしますとたぶん私と同じように素晴らしいと思うのとその反面何故に???と思っていただけることだと思います。
 それとかなりの熱烈歓迎をしていただきましたので、このことを言おうかどうか迷ったのですが、ここの日本人担当者(かなり年配の女性だ)この方が少しでしゃばりではないかと、この人ひとりで(私の)このホテルのイメージを相当にダウンさせられてしまいました。
 本当に男性も女性も年を重ねるごと悪い意味で頑固になってしまうようです。私は決してこのようにはなりたくないなあと思いました。
 お酒が入ってからの雑談ですので、間違えがあるかもしれません。夕食時に聞きました業界の裏話です。
 アンセットオーストラリア航空は資金が回らなくなり運行停止になるずいぶん前から、オーストラリア当局から整備の面で問題があるので、運行を停止するように求められていたのだそうです。ただそのことが公にはならず(利用者はその程度の情報をさえも得ることができず)結果的にあのような旅行者に多大なる迷惑をかける結果になってしまったのだそうです。無責任なお話です。
 あと先日経営破たんいたしました、スイス航空ですがあれは半分は計画倒産であると言うのです。サベナベルギー航空の支援から手を引きたかったこと、あまりに高くなりすぎた人件費を減らすために一度倒産させる必要があったというのです。どうもこれは本当のような・・そうでないような。
 明日はキナバル山へトレッキングに行く予定です。ちゃんとみんなについていけるでしょうか。少し不安です。


     関西発 ペナン経由 クアラルンプール行き(2001年10月13日更新)
 やっぱり年はとりたくないものです。私など数年前から「高血圧症」と診断されて以来薬を飲んでいるのですが時々突然変な頭痛に襲われます。
 この頭痛が出ますとなかなか神経集中ができなくなります。先ほどは年のせいと申しましたが私の日頃の生活態度に問題があるのは明らかで、そろそろ禁煙をしたり、禁酒をしたり、スポーツクラブに通うとか対策を考えないといけません。
 さてマレーシアに出張に出掛ける日、この朝も軽い頭痛がでました。(嫌だなあ)
 集合時間よりずいぶん早く空港に着きましてホテル日航関西空港で朝食をとりました。2200円の税別なのですが、これほど料金と見合わないホテルの朝食も珍しい・・まあ空港の前という場所代なのでしょうか。本当に粗末なものでした。
 我らが関西空港はやはりテロの影響で人がまばらで閑散としたものです。チェックインも荷物検査も出国手続きもあっという間に済んでしまいました。機械がしますので分かりませんがセキュリティーチェックはいつもと同じで厳しいとは感じませんでした。(これで大丈夫かしら?)
 空港から間違えましても
 「ハイジャックに遭った」
 などとメールを打ってはいけません。えらいことになってしまいます。気をつけましょう。
 トイレに行きますとアラブ系の青年がいました。おお、テロリストか?などと連想してしまってから、大いに反省いたしました。そういえばそのようなアラブ系の人への偏見によりカリフォルニアでは1日に10件ほどのアラブ系住民へのリンチ事件が起こっていると新聞に書かれていました。
 アメリカ人ってどこまでアホなのでしょうか?(それと一緒になりたくはないものです。)
 どこの航空会社もテロ事件以降乗客が減っているそうでして(当たり前ですが)今日のマレーシア航空は100席ほどの空席があるそうです。
 飛行機に乗りますとアルコールに意地汚くなるのが従来の私ですがどうも「頭痛」のせいで気合が入りません。頼むタイミングを逃しましてもうそれっきりです。
 体がビールを欲していないようなのです。やっぱりどこか悪いのでしょう。
 機内サービスだとか機内食だとか、いい悪いとビジネス雑誌や旅行雑誌がランクをつけたりいたしますが今の私にとりまして、どこの飛行機に乗りましてもまったく同じものでただただ苦痛なだけでございます。
 さてペナンに到着いたしました。煙草。煙草。体調が悪いのなら煙草を吸わなければいいのですが、そうもいかないようです。ターミナルの端の端(あきらめた頃に)にガラス張りの嫌がらせのような喫煙ルームがございました。
 なんだかそこに入るだけで病気になりそうな空気の悪ーい部屋でした。
 いよいよクアラルンプールに到着です。ここの空港は大きく広い!!のです。しかも国内線乗り継ぎとクアラルンプールで降りる人とで入国審査を受ける場所が違い私の知っている空港の中では最も迷える空港という感じでした。その上旧スバン空港もまだ国内線の乗り継ぎに使われておりますので、旅行者にとりましては本当にややこしいと思います。
 空港の近くのレストランで夕食です。外国人向けのレストランでしてお味の方は・・・毎回このようなところで食事しておりますとマレーシアに対しまして良い印象を持てずに帰国するのではないかと心配してしまいました。
 私達のホテルはにぎやかな場所にあります。「ロイヤルパークホテル」土曜日という事もあり、もう人、人、人・・・。おしゃれした若者で夜の遅くまで街は賑わうのです。
 この国が今騒がれているタリバンと同じ宗教の国かと・・・そして数年前に通貨危機に陥った国かと目を疑うほどです。
 おしゃれなオープンカフェで若いカップルが携帯電話をテーブルに置き、楽しそうにお話しているのです。本当に良い感じの若者の街です。彼女と遊びに行っても違和感がない感じがしますねね。
 マレーシア人のガイドと雑談をしていたのですが、
 「イスラムテロリストは絶対にマレーシアを襲わない」
 と言っておりました。その理由は私の予想どうりで同じ宗教を持つ仲間だからだそうです。
 しかしあの同時多発テロの翌日にあの(クアラルンプールの)世界一高いツインタワーに爆弾をしかけたというイタズラ電話が警察に入り大混乱したのだそうです。
 どこの国にでもそのような輩はいるのでしょう。(しかしあのイスラムのモスクをモチーフにしたツインタワーは絶対に大丈夫だと思います)
 夜中にセブンイレブンにビールを買いに出掛けました。サンミゲルの缶ビールが5.4マレーシアドル(日本円で約165円)です。うう安くはないなあ。これなら普段ニッポンで飲んでいる発泡酒の方がだいぶん安い計算になります。
 この国では15万円ぐらい収入がないと住めないなあという印象です。そんな仕事ありますか?


           いよいよマレーシアへ・明日出発(2001年10月12日更新)
 いよいよ明日からマレーシアへ出張です。元々飛行機は嫌いなのですし、あのニューヨークの映像を思い出しますと少し怖いのですが、でもテロ集団も同じ宗教の国のフラッグキャリアぐらいは区別がつくでしょう。とまあ楽観しております
 それに私の家族は薄情ですので決して
 「行くな!!」
 とも申しません。
 今回は先月買いましたノート型パソコンと先日買いました変圧器を持って行きますので退屈はしないでしょう。バンバンとネタを探してまいります。
 皆様ご存知でしたか?マレーシアの首都クアラルンプールにも高ーい、ツインタワービルがあることを。うう嫌なことを思い出してしまいました。
 マレーシア人は一般的に努力家で親切ですので、この国は誰にでも旅行のしやすい国です。皮肉にもその人々の親切さ、勤勉さは私が思うに十二分にイスラム教のエッセンスにより引き出されているもののように思えます。
 片方のイスラム教は「奉仕の精神」で旅行者に親切で、片方のイスラム教は無差別テロを起こす。なんというギャップなのでしょうか?
 しかしよくよく考えますとあの「命を賭けたテロ」だって兵士からみますと立派な(神への)奉仕なのです。
 所変われば品変わるとはよく言ったもので砂漠の宗教が緑豊かな亜熱帯地区にきますとそれは非常に穏やかな(いい意味で軟弱な)ものに変形してしまったようです。
 そしてニッポンにお住まいの皆様もお気をつけ下さい。奥尻島の大地震も阪神淡路大震災もすべて私が海外旅行に行っているうちに起きました。皆様くれぐれも大地震に遭われないように・・・。
 今回もクアラルンプール1泊、コタキナバル2泊、機中1泊の短い出張です。
 事前に知っていたらいいという情報をお持ちの方々、どうかアドバイスのほどを。それでは皆様、行ってまいります。

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