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呆れてものもいえない・私のニューヨークを返して!!

     ちょっとおいしい話?ブランド買い付け・その後(2001年12月14日更新)
 先日
「ちょっとおいしいアルバイト?」
と紹介させていただきましたヨーロッパへブランド商品を買い付けに行く話のつづきでございます。
 参加しておりました友人が無事に帰国いたしましたので皆様にご報告させていただきます。
 正規ルートを相手にゲリラ戦で立ち向かうのはなんとも痛快ですよね。そうそうこうやって既存の枠をどんどん破壊していくことは面白いですよね。ひいては規制緩和にもつながるとゆう・・
 まずニッポンで売られているルイ・ヴィトンの製品なんてヨーロッパで売られているのに対してむちゃくちゃ高いのね。150万円のカバンが現地では50万円以下で買えたりするのだそうですので。しかもその上、旅行者には消費税が払い戻しされますのでますます価格差は広がるのです。
 それをアルバイトの数名で買って買って買いまくるのだそうです。なんとその数2週間の滞在で400点!!ルイ・ヴィトンのお店などひとりの客に買いたいだけ売ってくれない、という(信じられない話ですが)売り手市場なのだそうです。モノを売るのにパスポートチェックをすると言うのです。
 しかしゲリラ買い物軍団も負けてはおりません。パスポートコピーで売ってくれる支店(もしくは店員)にちょこちょこと名前を変えたパスポートコピーで買って買って買いまくるのです。
 滞在費や食事代やアルバイトに払うアルバイト代を差っぴきましてざっと350万の収益が出たのだそうです。ニッポンでサラリーマンをしているのがバカバカしくなりますよね。
 これを真似いたしまして専業買い付け屋になりますには情報も足りないですし、ニッポンで売るネットワークの問題もございます。なかなかこうもうまくはいかないでしょう。
 がしかしもっと個人レベルまで落としまして100万円のお買い物で150万円になればいいという計画でしたらけっこう素人でもうまくやれるのではないでしょうか?皆様の成功をお祈りいたします。もし実践された方がおられましたらまたお話をお聞かせ下さい。


     ちょっとおいしい話?買い付けツアー(2001年11月10日更新)
 今回私の元同僚が体験するアルバイトのお話です。(今私が働いている会社ではなく以前私が働いていた会社の元同僚のお話です。)
「ヨーロッパの各国に行ってブランド品をジャンジャン買いあさるだけでアルバイト代がもらえる仕事。もちろん滞在費はホテル代、食事代全部タダ」
 というおいしい(ように見える)アルバイトがあるそうです。それもanなどの市販されている求人情報誌に載っているというのですから驚きじゃないですか?
 種を明かしますとニッポンの高い物価とヨーロッパの物価の差益を稼ぐ企業があるのだそうです。たとえばルイヴィトンのカバン。ニッポンで140万円で売られているようなものが本場パリ?(いやどこのヨーロッパの都市かはわかりませんが)なんと50万ほどで売られているのだそうです。
 このカバンをニッポンで仮に100万円で売ることが出来ましたら諸経費を除きましてもゆうゆうと利益がでるのだそうです。それが100万円で簡単に売れるのだそうです。
 よくタウン情報誌にブランド品を直輸入!!なんて広告を出している会社があるでしょう?そこには毎月ヨーロッパへ買い付け!なーんてコメントがはいっていますよね。
 ああいうのが買い手です。彼らは買い付けのみを行いそういうお店に卸すのだそうです。
 タダでヨーロッパに行けるのだからオイシイバイトだと思われるかも知れません。実際に行く私の友達いわくそうでもないとのことです。
 ハードですよ。約2週間で12カ国を回ります。日中は買い物をめいっぱいしまして、夜はよなよなかった商品を日本に送るように梱包作業をさせられます。そして翌朝一番に現地の郵便局に持ち込みまた移動か買い物です。
 リスクもなくはないですね。一応立派な脱税行為ですので、いつ摘発されるかわかりません。会社が(組織が)どこまで面倒をみてくれるかも定かではないですからね。
 また採用条件にクレジットカード枠が100万円ほどある人というのがあるそうです。つまりカードで一時立替が発生するバイト?なのです。
 常識ある皆様はこの辺で少ししり込みされるかもしれませんね。
 またこのバイトいくら気に入ってまた行きたいと思いましても一度きりしか行けないバイトなのです。何度もしましてマークされたくないという理由からでしょう。
 さあてあなたならどうしますか?
 一番いいのは旅費ぐらい稼げたらよしとして自分ですることだと私は思いますが。

     テロによるキャンセルと談合(2001年10月11日更新)
 皆様こんにちは。いよいよ大方の予想どおりアメリカの報復(空爆)が始まりました。しかしこれはもうずいぶん前から言われていたことで今更驚くことでもございません。
 空爆初日の10月8日発海外旅行客は(関西空港発だけで)JTB扱いで1055名いたそうです。内当日のキャンセルは何名いたと思いますか?
 これが意外と少なくたったの?25名でした。(うち2名は私達の会社の扱いです)
 もちろんある特定の(エジプト・トルコ・アラブ首長国連合・フィリピンなど)目的地以外へのツアーは催行されますしキャンセル料も請求されます。(だって分かっていたことでしょ)
 またまたじんわりとキャンセルが出てきております。一番多い理由は
 「家族が反対するから・・・」
 ではないでしょうか。特にこの家族が・・は都会より地方都市におおい傾向ではないでしょうか?あーあ痛いなあ。
 長引くと本当に各航空会社・旅行業者倒産の危険が出てくると思います。この先いったいどうなるのでしょうか?
 話は変わりまして談合のお話です。皆様も記憶に新しいことかと思いますが大阪府での修学旅行の談合事件が大きなニュースとなりました。
 今現在はどうなっていると思いますか?
 正直に申しまして今でも談合はおこなわれていると思います。
 これは最近の話ですが、大きな団体の見積もりがありました。大手を含めて5社が一次見積もりを提出しまして私の会社は一番安い見積もりを提出したのです。
 担当者は利益率を上げることより、とにかく獲得することを重視したのでしょう。不景気ですのでこういうこともしょうがありません。
 そしてそこから安いほう上位2社で更に見積もりを再提出するルールになっているのです。
 相手の某大手旅行業者より申し出がございました。
 「無理な値下げ競争はやめて収入を分け合おう」
 ひとりあたり1,000円返すから今回は降りてくれといいたいのだそうです。ものは考えようですね。何もせずしてひとり1,000円頂くか、それともとことんたたかうか。
 もうそのようなことはしませんと誓ったはずなのにね。最後の最後まで迷いましたが今回の某大手旅行業者の実名は伏せさせていただくことにいたしました。あしからず。


     スイス航空も破綻、なぜ破綻する前に・・(2001年10月3日更新)
 皆様こんばんわ。私が先日申しておりました第2波が来ました。
「人気のスイス航空」
 が全路線運行停止に追い込まれてしまいました。
 しかしなんとも情けない、ロンドンのヒースロー空港で未払いの空港使用料の滞納が原因で飛行機を(いわゆる)差し押さえされてしまいました。
 さらに情けないことに他の空港でも同じ事をされる可能性があるので全機スイスの空港でじっとしているようです。
 さらに燃料会社が燃料の補給を拒否しているのだそうです。
 私個人的にはスイスという国を豊かな大人の国だと思っておりましたが、情けない(マイカルを思い出しました)。どうしてそれならもっと早い時期に速やかに(しいて言いますと誰にも迷惑を掛けずに)廃業しないのでしょうかね?これこそモラルの問題です。
 飛行機は公共性がある???そんな馬鹿な、私は学生のころから、たとえ養護学校であろうとも病院であろうとも独立採算を取るべきだ、というのが持論です。
 ですので航空会社がいくら暴利を計上しようがかまわないが、今回のようなことは・・・ホントどうしてここまで伸ばすのでしょうか?腹立たしい!!
 子会社のサベナベルギーも同じ事になるのでしょう。ここまでが第2波です。少なくとも第5波まではあるでしょうね。
 そうこうしておりますうちについに旅行業社の「テロ倒産」第一号が愛知県で出ました。まあテロが原因ですのであきらめもつくでしょうね。(ご愁傷様です)
 話は変わりますが、今日ね2001年の格安航空券の料金表を見ておりまして妙なことに気づきました。(これがたいしたことのない発見ですのでそう期待しないで)
 (大変サービスがいいと評判の)キャセイパシフィック航空なのですが、通常の便で「香港往復」より「シンガポール往復」のほうがわずか1000円だけですが安いのです。
 そのボトム48000円の航空券でこのようなルートが組めます。(さあeggyを売りに行きましょう!!)
 大阪⇒ホンコン⇒バンコク⇒シンガポール(最終目的地)⇒(ホンコン)⇒台北⇒大阪
 結構な大周遊でしょう。ストップオーバーチャージを入れましても53000円です。短期間であちこちの国を見たいという人にはもってこい、のルートだと思うのですが。
 皆様の大周遊ルートもまたお教えください。
 まだまだホンコン情報を募集中でーす。


          「eggy」と香港(2001年9月30日更新)
 皆様こんにちわ。先日ニッポンの物価が欧米の先進国より高いと更新させていただきました。
 確かにニッポンの物価は非常に高いのでやりきれない気がいたします。
 ただニッポンから近い国でニッポンに匹敵するぐらい物価の高い国がひとつあるのです。狭い国?ですので住宅事情など極めてよくないと有名な国(うーん国じゃないですね)があるのです。
 どこかと申しますとそれは
 「香港」
 でございます。こちら香港は今も昔もとにかく金・金・金の場所柄でございます。
 ニューヨークがビッグアップル(おお発音が良くないですね)と呼ばれ、運のいい人には食べきれないほどの甘いりんごであり、運の悪い人にはとてもじゃないですが食べきれない酸っぱいりんごなのだそうです。
 同じく香港だって、金持ちになればなにもかも思いのまま、金がないと何も出来ないニューヨークと似た、面があるのではないでしょうか?
 そういう意味で貧乏旅行者が滞在するには非常に苦しい(節約していてもすぐにお金が飛んでいく)場所であり、お金持ちの旅行者にとりましては、最高級のホテルの客室と最高級の食事を楽しめる所だともいえるのだと思います。
 さてさてもうほとんどニッポンの高い物価と変わらない香港のことです。
 ニッポンの携帯電話ってどういう流通の仕組みになっているのかはっきりとは分かりませんが一応電話機本体は激安でしょ。
 ひとまずユーザーに使っていただき(高いですよね)その中から販売店にキックバックされているようでしょ。
 そこでニッポンの「NTT DOCOMOのEGGY」なるデジカメ付通信機器が香港に比べてニッポンでは格安で売られているのだそうです。
 ここまで読まれて皆様は「悪徳社員のいつもの癖がでた」と思われたに違いありません。
 そうなのです。ニッポンでこの「EGGY」を大量に買い、香港で売りさばけば誰も彼も大金持ちになるという素敵なアイディアなのです。
 毎度馬鹿馬鹿しいことで大騒ぎ!!ですが今回は少しばかり自信があるのです。
 なぜなら頭のいい香港人がわざわざニッポンにこの「EGGY」を買い付けに来ているという確かな情報をキャッチしたからなのです。
 さあて皆様どう致しましょうか?こういうことは先に手がけたものが勝ちでございます。トライしますか?見ていますか?


        航空券が高くなる予感(2001年9月28日更新)
 皆様こんにちわ。
 アメリカ合衆国の同時多発テロ事件以降、旅客・貨物とも動きが少なくなり、さらに航空会社が掛けていた保険料の値上げなどもあり、どこの航空会社も経営難に陥っているのだそうです。
 新聞で見ただけですがデルタ航空の経営陣いわく
 「上位10社のうち3社は倒産状態じゃないか」
 などと物騒な 発言されておられました。
 ひとまず各国とも(航空の公共性を重んじて)公的資金を使った支援を柱とした救済法案が成立しているようです。
 しかしいつまでも人減らしと援助だけで経営が成り立つとも思えません。
 まず考えられますのが「減便」ですね。この方法は実はニッポン国内線でも現在おこなわれておりまして、関西から九州方面、仙台方面など全日空は子会社のエアニッポンに運行を移管いたしまして、席数を減らして値崩れを防ぐ目的はほぼ成功しているといえます。
 ですので現在1日に5便飛んでいます路線を1日3便にしてしますと、搭乗率は上がりますしかつ航空券の値崩れも防げるという一石二鳥の作戦なのです。
 援助を受ける際には「公共性」の看板を振りかざし、運行計画は「自由競争」に基づくというわけです。
 これ値上げはやむおえない展開になりそうですね。
 利用者に取りましては(減便で)不便になった挙句値上げです。まあ理由が理由ですのであまり文句も出ないでしょう。
 さてさて航空会社が大幅に損をして認められたのは周知の事実でございます。よって資金援助が与えられるのも事実です。それなら旅行業者は?
 (公共性が低いのは認めますが)そのようなお話はまだ聞いておりません。たぶんそのような話は出ても来ないでしょう。
 きついと思いますねえ。この秋から冬にかけて潰れる会社が出るのではないでしょうか?独断と偏見なので、根拠がなく申し訳ないのですが、「ア●ハセブン」なんて筆頭候補だと思いませんか?
 ホントテロは百害あって一利なし、の結果になってしまいました。もうみんな仲良くしようよ。

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      「私のニューヨークを返して」の人いわくいい対応とは(2001年9月25日更新)
 先日会社で変な気分になりました。Aさんというベテラン社員がBさんという同僚に昔こういったのだそうです。
 「休みの日であっても神聖な職場に私服で来るな!!」
 と怒ったのだそうです。
 しかし先日Bさんも日曜日に私服で来ておりまして別のCさんに
 「休みの日でもきちんとしたカッコでくるように」
 と言われておりました。
 そしてCさんは別の人にも
 「そんなカッコで来るな」
 と複数の人に言っておりました。
 そしてそして私は昨日の日曜日少しだけ会社で仕事をしたのです。そうしますとこのCさんがジャージ姿で登場しました。
 人には厳しく自分には・・・の典型ですね。
 話が横道にそれまくっているのですが、今回の「私のニューヨークを返して」です。
 「前回はオーランドで循環バスの止まらないホテルだったので文句を言ったら、すぐに循環バスの止まるホテルに換えてくれましたわよ!!」
 そんなばかな。そのようなことが当たり前だと思えることがこの人の少しおかしい所なのです。この人にかかりますとなにもかもゴネ得になってしまいます。
 なにからなにまでこの調子でございます。

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     合衆国同時多発テロに対する損害保険会社の対応(2001年9月22日更新)
 今日から一応の3連休をいただいております。若いころには休みの日にボッーとしておりますとイライラしてしまいまして、何か誰かと約束をしないといけないと思っていたのですが、今となりましては家でゴロゴロとダラダラ過ごすのが一番気持ちいいものになってしまいました。
 これって年のせいなのでしょうか?
 例によりまして古本屋で面白そうな本を買ってきました。タイトルは
 「格安世界一周お二人様ご一行」山下泰司・文  柴田靖子・絵
 となっております。読み始めたばかりなのですが、淡々と続きます。それもそうでしょう。ながーい世界一周最初からハイテンションだったら大変です。
 いつもこの手の本を読むときにその旅行の資金源に注目してしまいます。この手の貧乏旅行ではそれも重要なことなのでしょうか?書いてくれております。
 いわく
 「二人の夏冬のボーナスを二年分手をつけずにいれば、そこそこの旅になるのではないかという結論に達した。・・(略)・・予定どうり2年間でなんとか400万近くのお金は貯まった」
 のだそうです。ふーん普通の人は年間100万ぐらいのボーネスがあたりまえなのか。そう考えますと私の旅立ちはいつの日になることやら・・・
 面白そうな本です。なかなかどこにも置いていないと思いますが機会がございましたらご一読をお勧めいたします。
 さて先日の合衆国での同時多発テロでいみじくも合衆国大統領は
 「これは戦争だ!!」  と無教養な自国民をあおりました。(国民全員をひとつの箱に詰めてハイ無教養の集まりの国の国民ですという言い方は好きではないのですが)
 大統領の思惑どうりに国民は黙祷をささげ、志願兵が急増しているのだそうです。そして世論も武力行使=報復に賛成派が圧倒的に多いのだそうです。
 そんなアホな、あれはどう考えても戦争ではないでしょ。単なるテロ以外の何者でもない。と私はこのごろ強く思うのです。
 まさか本当に
 「アフガンを石器時代に戻るまで爆撃してやれ」
 という子供じみた報復はしないとは思いますが、でも心配ですね。もうこれまでの戦いですでに石器時代並みの生活しかできていないというのが私の見方です。
 大リーガーが子供相手に本気で野球はしないでしょ?(力の差を考えて)合衆国国内の良識ある方がきちんと発言されることを待ちます。
 (私個人的には証拠の公表ですね。あれだけ証拠を示せといわれているのですから全世界にそれこそ誰が見てもわかるような証拠を公表するべきだとおもうのです。)
 その点で海外旅行傷害保険は天変地異や戦争の場合保険金は支払わないと明示されております。それでは今回のテロは?
 保険会社いわく
 「戦争危険免責に該当しない」
 という判断を出しております。まあ営業面への考慮も幾分含めれているとは思いますが、あの国の国民より保険会社のほうが大人だという事です。
 また様々な反論やご意見があることかと思います。人命は尊いものです。(震災のときや小学校で児童が殺傷された時もそうでした。)まあ私のホームページなど影響力も持ちませんし。戯言と御笑下さいませ。

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       アンセットオーストラリア航空で既に旅行中だったケース(2001年9月21日更新)
 皆様、こんばんわ。
 もともと経営状態が極めて悪く、アメリカ合衆国で起きた同時多発テロでとどめをさされた感のありますアンセット航空の破綻劇ですが、もしあの9月11日直前にオーストラリア旅行に出発されたツアー客はどうなったと思いますか?
 これは十分にありえた話ですね。帰国便は?どうされたのでしょう。
 JTBのある支店の人に教えていただいたのですが
 「新たに帰国便の航空券をお客様負担で買っていただいた」
 のだそうです。
 あんまりですよね。私の浅はかな知識では
 「主催ツアー会社が責任を持って代替便を手配しなければならない」
 そうすることがツアー主催会社の責任だと思っておりました。がそうではないそうです。
 今回のケースはアンセット航空の経営破たんによる運行停止は
 「天災地変、戦乱、暴動、運送・宿泊機関等の旅行サービス提供の中止・・などの当社の関与し得ない事由が生じた場合・・旅行開始後の(ツアー会社の)解除権がある」
 のだそうです。
 旅行業者にお勤めの皆様ご存知でしたか?
 今回JTBは
 「70,000円」
 の代金で復路の他社の航空券を手配したそうです。厳しいね。ちゃんとお客様は納得して払われたのでしょうかね。(もちろん納得するはずないですが)
 (そしてJTBで70000円するなら他社はもっと高かった可能性ことも考えられますね)
  案の定
 「絶対に払わない!!」
 と現地で駄々をこねている人は大勢いたそうです。
 そして「旅行代金のうち旅行者がいまだ提供を受けていない旅行サービスに係わる部分を旅行者に払い戻します」(きっと小額でしょう)
 そうして帰国後私達のような販売店に来てまた駄々をこねる・・
 しかしめったとないようなケースですが航空会社の倒産は旅行者にとって手痛いものになりますね。これからは選んでくださいませ。
 仮にアンセットの航空券のみを買ってオーストラリアにいた人は完全に100%自腹で帰国便の航空券を買いなおさなくてはいけません。これも大変ですね。
 後で事務所に帰り大先輩にこのことを話しました。私と同じようにツアー会社が責任を持って代替便を用意すると解釈していた人が多かったのです。それならお客さんは怒って当然のような気もしました。
 がしかしせっかくハネムーンに行って座り込みをするのもどうかと思うのは私だけでしょうか?


     「私が確かめてきてあげる」(2001年9月20日更新)
 こんにちわ。相変わらず戦争が始まるのでは、という憶測に基づき海外旅行のキャンセルが相次いでおります。自衛隊員もまさか(たとえ後方支援でも)現地に派遣されることを知ってビビッておられるのではないでしょうか?
 旅行業者の担当者も売上を落としたくはないのでもしかしたらキャンセルをしにくいように
 「こちら方面は大丈夫ですよ」
 などと言うかもしれません。がもしわずかでもご不安があるようでしたら、無理をすることはないと思います。(世界中にアメリカ大使館や領事館はありますしね)
 むしろこの場面はキャンセルを言いやすい状況を作ってくれる担当者の方が後々も信用出来るのでしょう。
 アンセットの運行停止も考えますと業界ではものすごくマイナスでしょうね。私も12月にビジネスクラスの招待旅行の見積もりをもう出していましたのに全てパーです。JALは高いですからね。
 このことをお客様のオーストラリア人に言いますと。
 「アンセットはスゴクいい航空会社なんだけどなあ、ニュージーランド航空の経営がまずかったと聞いています」
 と自国の企業をかばいますので少し笑ってしまいました。私達はアンセットはすでに末期がん患者だったので集団テロがなくても遅かれ早かれ同じ事になっていたのだと笑っております。
 「私のニューヨークを返して」
 のお客様は他にもトラブルを(ほとんど自らで)引き起こしておられます。それら全部をツアー会社の対応のせいにいたしまして
 「(私が身を持って体験したツアー会社の)不備な点がちゃんと改善されているか確かめてきてあげるからもう一度(タダで)行かせろ」
 とご主張されているのだそうです。
 ツアー主催会社も多少のお金は返金するがあまりにも度の過ぎた要求はつっぱねたようですが、私達の会社の担当者が根気強く対応しておりまして・・・
 でもそれがかえってお客様をつけあがらせる原因になっているのかも・・(難しい問題だ)
 以前の担当者は
 「あれだけもめてもまた必ずくるだろうなあ」
 とため息をついておりました。
 チンタラと更新しておりますが、つづきでございます。
 追伸でございます。何度もうるさいようですが、来月マレーシアのコタキナバルに研修で行きます。ワーイワーイ。(私は恥ずかしながらマレーシアの東海岸にあると思っていましたが東マレーシアにあるそうですね)
 現地のインターネットの環境はいかがなものなのでしょうか?自分のパソコンをようやく買いましたので使えるなら持っていきたいなあと思っております。
 うまくいけば現地から更新とか、それは無理かなあ。

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        ニッポンの物価は高いなあ(2001年9月19日更新)
 皆様こんばんわ。なんだかどさくさにまぎれまして
 「私のニューヨークを返して」
 が止まってしまいました。が今日も少し違う話題でございます。
 もうずいぶん前の発表(7月中旬)ですが、内外価格差調査の結果が新聞紙上で公表されました。見てみますとニッポンはデフレだと言われながらもまだまだ他の先進国に比べますと高い物を買わされているのだなあと感じます。
 物価水準(総合)ででもニューヨークの1.22倍。パリの1.60倍になるんですもの。馬鹿らしいですね。
 もし仮にパリで今と同じ収入を得ることが出来るのでしたらその賃金の価値は1.6倍あることになるわけです。(みなさんパリに住みたくなりませんか?)
 ちなみに私の毎日の必需品?ビールは(缶ビールね)ニッポン206円に対しましてニューヨーク74円、ロンドン172円、パリ92円、香港97円なのだそうです。
 どうやら私はニッポンやロンドン向けの人間ではないようです。
 なるほど。ニッポンでの生活が不向きなのか。
 ガソリンはニューヨークがすごく安くて1リットル47円。さすがにアメリカは環境よりもまだまだ環境より消費の遅れたお国なのだ。私的には(私も車には乗るが)こういうところでもっと国費を回収するべきだと信じています。県別に人口密度の高いところの車の所有者にもっと負担を重くしていく・・・
 それぐらいの配慮がほしいですね。
 話がそれました。あとゴルフのプレイフィーニッポン14,720円(ダントツに高い!!)ニューヨーク2,802円、ロンドン3,709円、パリ3,476円、香港13,761円でした。
 ゴルフ好きの方はニッポンと香港が向かないようですね。
 本当になぜニッポンの物価ってこうも高いのでしょうね?

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   日本航空の意義(2001年9月17日更新)
 皆様こんばんわ。今回のアメリカでの多発同時テロでの航空便の混乱もようやく落ち着きを取り戻しつつあるような感じになってまいりました。
 私達旅行業社で働くものにとって喜ばしいことではございますが、飛行機がまともに飛ぶだけではいけないのです。
 旅行者が不安を持たずに「旅行に行こう」という意欲を持ってくれるまではまだまだ時間がかかりそうです。
 昨日もカウンターで聞いたのですが
 「ホノルルでウエディングをする予定でしたが、今回の事件で中止になりました。代わりにどこかウエディングを出来るところはないですか?出来るだけ早く行って挙式をしたいのです。」
 というかわいそうなカップルがご来店されました。
 今回のテロに対して武力行使=報復を容認する声が多数を占め、現在準備中のようですが、本当にそれでいいのでしょうかね?テロ行為は無差別な殺人であり憎むべきものではございますが、あまりいも大人気ない国、大統領、国民、議会だと思えてならないのです。
 このようなことを申しますとまた非難されるのかもしれません。
 しかしテロは国家の行為ではありませんし、戦争は国家の行為です。そして報復は国家の行為としてはおとなげないなあ。と私は思うのです。
 さてさて本題でございます。アメリカからの飛行機が飛び始めたのですがそれでもまだ帰国できていない、旅行者が大勢アメリカにはいます。
 昨日も何件か帰国の連絡が入りましたが、まだまだおられるのでしょう。そしてアメリカの航空会社と日本の航空会社とではその帰国便の搭乗優先順位が明らかに違うのです。
 アメリカの航空会社はFAA(アメリカ連邦航空局)の厳格な指導により当該便の予約がある方を優先して搭乗をさせます。ですのでテロ以降のフライトキャンセルで帰国できなかったお客様は新たに予約を取り直す形になります。下手しますとまだまだ足止めされる可能性があるのです。
 これに対して日本航空など日本の航空会社は戦乱時の緊急の日本人の援護という立場で(もともとは国営航空だったから当然でもあるが)一度予約を白紙にして順次日本人を搭乗させているそうです。
 おべんちゃらではなく、この対応の仕方をみまして日本航空もそれなりに(失礼)存在意義はあるのだなあ、と。見直した次第でございます。
 セキュリティの都合で搭乗者名簿を明らかにしないのはいただけませんが、たぶん同じ日出発して足止めをされていたのなら日本航空の方のほうが早く戻って来られるに違いありません。
 「私のニューヨークを返して!!」
 のお客様このごろはニューヨークがあの状態ですので路線変更いたしまして
 「私のお金を返して!!」
 と言い出したのだそうです。まだ言うか?


     担当者はつけるべき?(2001年9月15日更新)
 みなさまこんばんわ。ここのところ色々なことが起こり頭の中が混乱してまいりました。今回のアメリカでの同時多発テロの影響で大手JTBは今月12日から14日までの3日間で海外旅行のキャンセル数が9500人に達し、15億6000万円の損失額になるのだそうです。
 そして先日発表のアンセットオーストラリア航空の破綻(運行停止)も今回の同時多発テロがとどめを刺した結果のようです。
 すごいことですよね。9月が倒産月だと言われておりましたが、この余波で来月まで尾を引くのではないでしょうか?
 さて今回は「私のニューヨークを返して」を少しお休みいたしましてある旅行業者で働かれている方からメールをいただきましたのでその内容を紹介させていただくことにいたしました。
 皆様の会社ではキャンセル料が既にかかる日の電話の予約は受けられていますか?
 近頃のような不景気でありますと、受けざるえないという声も聞きます。(以前にそのようなメールを頂きました。)まあ取り込めるものは全て取り込みたいという方針なのでしょうね。
 しかし、逆にキャンセル料がかからない時期に電話予約がありましたら、いかがいたしますか?
 「**月**日までに申込金をご入金ください。もしお申込金をご入金いただけない場合は予約はキャンセルさせていただきます」
 このようにはズバリ言わなくても(どうしても)キャンセル料がかかるまでにお申込金を持っていかないといけない、というニュアンスでお客様には伝わります。
 それをお客様はこのように」受け止めるのです。
 「予約金を持っていかなければ自動的にキャンセルされるのだ」
 そしてこのお店はカウンター店で、特にお客様に担当者をつけないまわし方のお店でした。そしてなぜか、明日出発の旅行のカルテがまだ残っているのです。
 「おかしいなあ。忘れているのかな。」
 とのんきに構えていました。
 「まあ念のため」
 とお客様に確認したところ
 「何をおっしゃるんですか!!おたくさんはキャンセル料がかかる日までに申込金を持ってこなかったら、そちらでキャンセルするって言ったじゃないですか!!」
 そうなんです。明らかに旅行業者側の落ち度なのです。
 いつもはキャンセル料がかかってもお受けしていたので当然お客さんは行くものだと考え発券、チケットの準備をしていたのです。
 結局出発の前日まで誰も気がつかなかったのです。
 もちろん契約社員の女性に重い責任を持たすのは気の毒ですが、やっぱり担当者は誰々と決まっていないとねえ。このようなことが起こってしまうという例でございました。
 皆様からも「こんなトラブルがありました」を募集しております。色々とお教えくださいませ。
 先日少しだけ言っていたのですが来月、某社の研修でマレーシアはコタキナバルに行くことが決定いたしました。(そうは申しましても何が起こってもおかしくはないですし、過激派テロとか航空会社の倒産とか・・・)
 だから決定、とは言いにくいのですがひとまず決まりました。また現地の様子を更新いたしますのでご期待ください。(ところで海外でニッポンのパソコンは使えるのでしょうか?)

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           ラガーディア空港でのミーテイングミス(2001年9月13日更新)
 本当にアメリカで発生いたしました、多発テロはのおかげで踏んだりけったりでございます。これからも欠航がいつまで続くかわかりませんし、せっかくの少ない売上を全部お客様に返さなければなりません。これがもし長引きますと死活問題になるでしょうね。つぶれる旅行業者も出てくるのではないでしょうか?
 さて我らが
 「私のニューヨークを返して」
 の続きでございます。このお客様はどこに行かれましても必ずと言っていいほどトラブルを引き起こされます。国は問わず観光地で働かれている現地ガイドさんは「揉め事は起こしたくない」「クレームは自分のところで止めたい」と思われて当然です。優秀なガイドさんはそのように思われるでしょう。そのことをいいことにあちこちで言いたい放題をされてきたのだそうです。
 ですが今回はニューヨーク、今までのやわな観光地とは事情が違いすぎます。(この方はどこに行かれても自分の思うままにガイド等が動いてくれるのだと思い込んでおられるようです)今回は彼女にとっていい勉強になったはず(少しは懲りたはず)なのですが、帰国後「私のニューヨークを返して」ではしょうがありません。
 色々と普通の人なら通りすぎることをクレームの種にいたします。
 今回はまずニューヨークの空港でガイドと会うことが出来なかった(結果的には20分後に会えているのです)。とおっしゃるのです。ガイドは所定の場所にちゃんと時間どおりに来て待っていたのです。
 ただお客さんがどこで待てばいいのかわからなかった。ことが問題なのです。(ラガーディアはガイドがターミナル内に入ることができません。)
 できれば主催会社も(安いツアーだというのもわかるが)空港の見取り図を日程表に入れていただきたかった。
 この「返して」の人あたふたして緊急連絡先に連絡しまして、何故かその電話がロスに転送されるシステムになっていまして。よけいにあたふたしたと。
 こんなことだけで(他にもあるのですが)
 「もう一度行かせろ」
 というずうずうしい人だって世の中にはおられるのです。(しかし立派な精神だ)旅行業者で働くことは非常に社会勉強になります。
 しかしこの方の自らが引き起こしたトラブルはまだまだ続きます。(次回の更新をお楽しみに)


  「私のニューヨークを返して!!」どころではなくなった(2001年9月12日更新)
 ああ昨日の夜は私のニューヨークを返して、と更新しておりましたが、冗談ではなく「私の売上を返して」と言いたくなります。昨日の合衆国方面への航空便は(当然のことですが)引き返して来ました。先日は台風11号で多量の払い戻しをし、今回はテロよ。
 かわいそうに私の友人など昨日がハワイへのハネムーンの出発でした。深夜に関西空港へ帰ってきまして今日から普通に仕事をするのだそうです。やっぱり平和じゃないとね。
 しかしねえ。今回は簡単に今日明日に解決する事件だとは思えないのです。これから長引くだろうな。どうも私が社会人に成りたてのころ起こりました、
 「湾岸戦争」
 を彷彿させられますねえ。あの時は冷や飯食わされた方も大勢いたのでしょう。成り行きがどうなるのか静かに見守りたいですね。
 ニッポン国内経済への影響も懸念されますね。今日など株価が大暴落。もう一声で買いに行きましょう。
 ちなみに今回のように航空機が舞い戻ってきまして、一度
 「出国」
 したパスポート保有者が相手国に入国せずにニッポンに戻る場合は
 「VOID 出国中止のため出国証印は撤回する」
 という珍しいスタンプが押されておりました。
 ああもったいない。いったいいつまで続くのでしょうか?


        「私のニューヨークを返して!!」(2001年9月12日更新)
 たった今ニューヨークでの自爆テロのニュースが入ってまいりました。恐ろしい出来事ですね。奇遇にも私のテーマもニューヨークでございます。皆様のニューヨークの印象はいかがなものですか?
 どうしてここから入るかと申しますと旅行に行きたいとおっしゃるのならそれなりにニューヨークのことを知った上で行きたいと思っていただきたいと思えるようなクレームが来たからです。
 まあいきなり「私のニューヨークを返して」と言い出した訳でもございません。世の中には何かにつけて何かあるごとに文句を言わないと気がすまない人だって大勢いるのです。この方もその典型で最初は
 「最終の日程表が少ない」
 そのいように言われましてもそのようなものは販売店で作るのではなく、ツアー主催者が準備するものですのでどうしようもございません。そのように思っておりますと、ツアー会社にも色々と電話をかけてああだ、こうだと言いがかりをつけたのだそうです。
 最後には
 「お客さんにガイドブックを買われましたら載ってますよ・・・そのように言ってもよろしいでしょうか?」
 とツアー会社の女性スタッフから電話が入ってきました。(私のいう一般的にはそれぐらいは知った上で旅行に行ってほしいというのはこのレベルでございます)
 私達の会社の心やさしい担当者は親切にガイドブックを買って持っていってあげたのだそうです。そうしますとお客様いわく(ちなみにお客様は女性)
 「とてもわかりやすいガイドブックをありがとう。特に地図がいいわ。この下の部分も持ってきてセロファンテープは私が出すから」
 と言ってきたのです。私は転勤したてでまだ何もかも把握していなかったのですが、皆が皆あの人は少し頭がおかしいと口をそろえていいます。
 出発前からこの調子ですのでもうニューヨークで何が起きたことやら。もう本当に難儀なお方です。それでもお客様なのでしょうか?毎回旅行に行くたびに文句を言うくせにまた必ず申し込みがあるそうです。その理由がふるっておりまして、前回にお渡ししたサービス券を利用したいからなのだそうです。(ちなみにサービス券の金額はわずか旅行代金の1%です)
 今回の旅行の申し込み時にサービス券はいらないから現金で値引きしてほしいとの申し出があったのだそうです。
 そして帰国後に「私のニューヨークを返して(もう一度ただでいかせろ)」
 ですのでどうしようもございません。さーてこの方ニューヨークの何もない日をいかにして数々のトラブルを引き起こしたのでしょうか?決して本人が見ましても自分のこととは判らぬように多少の脚色をいたしまして更新してまいります。
 私の個人的な意見といたしましては
 「許されない客」
 なのですが、私の感性が偏っているのかもしれませんし、皆様のご意見もお聞かせいただけましたら非常にありがたいなあ、と思います。どうか連載終了までよろしくお付き合いくださいませ。
       

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