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新一筆啓上

     それにしましてもヒドイ客もいるもんだ(2000年11月27日更新)
 私もスーパーの中の店でシフトなどございますと週末などはカウンターに出たりしております。私の場合はだいたいですが年間1人の割合でぶちきれるほどあつかましいお客様と出会う勘定になっております。まあ私が大人げないのかもしれませんし、逆におとなしすぎるのかもしれません。
 しかし今日新入社員の後輩がカウンターでもめていた客は(お、と、様はこいつらには不要です)相当に悪質な人達でした。
 ことのはじまりはもちろん?こちら側の手配ミスです。(トホホホ)
 九州に帰省するたった一枚の(でも11人もいる)フェリーの切符でした。その人達(お客)はなんとまだくそ暑い7月の時に何と年末年始のフェリーの予約を取って欲しいと店頭にお見えになられたのです。
 フェリーの予約の開始は通常2ヶ月前からでして予約を取りました。(彼、新入社員の不幸はそこから始まったのです)彼T君はなんと1日間違えて予約を取ってしまったのです。
 もちろん1月3日の九州発のフェリーはもう既に満席です。
 気付いてからすぐにその客共(いえいえお客様に)に連絡をしたのですが、彼T君は一泊分の宿泊代金を持つことを無理矢理約束させられてしまいました。
 それから連日その客共は集団で店に押し掛けまして
「観光の費用を持て!!」(単なる帰省のくせに!!)
とか
「態度がわるい!!」
とか無理難題をほざいたあげく恐喝まがいのことをおっしゃるのです。
 育ちが悪いとまたその友人達もタチの悪い人ばかりになるのでしょう。イロイロと入れ知恵されまして、彼らの要求はエスカレートするばかりなのです。
 どうしようもないのでしょうかねえ。そもそも手配ミスをしたのは私達の会社側なのですが。
 私といたしましてはなんとしても1月3日のフェリーを取るので無理な要求は断るべきだと思いまして、彼T君もお客様にその旨を伝えたのですが・・・
 勝手に
「猶予は12月10日だ」
と決められてしまいました。うっうっ悔しい。
 マリンエクスプレスの関係者がもしおられましたらどうかお助けを・・・


     ホントになさけなか!!(2000年11月26日更新)
 私達の会社は常に人手不足になっております。年がら年中求人広告を出しておりますのになかなか入ってこないのです。ようやく新人が来てくれたと、喜んでおりますと一週間ぐらいで
「もう辞めます」
と言い出したり・・・
 またまた新入社員が入ってまいりました。最初の内はカウンターに出られませんので事務的なお仕事からはじめていただきます。そして彼女に聞かれました。
「これは何という意味ですか?」
それは他の人にたのまれましたオーストラリアの入国記録カードでした。表紙の質問事項に英語で質問されている項目がございます。それを訳しますと・・・
 それがわからないのですねえ。なんしか答えは
「NO」
なのです。その言葉の意味が分からないのにいつもいつも
「NO」
にチェックしていたのです。
 新入社員の人は私の事をどう思われましたかねえ?少し心配です。ホントに情けなか。

 
     やっぱりオーストラリア人はアホじゃ!!(2000年11月25日更新)
 以前も一度少しだけ登場いたしましたオーストラリア人のお客様のお話です。この人年齢は私より若いのですがだいぶん太り気味なのです。(このことにつきまして私も大きな顔を出来ないのですが)その上髪の毛も日に日に薄くなりつつあります。
 この方明るいしサービス精神は旺盛ですし、まあ典型的なオーストラリア人だと言えるのでしょう。
 いい年しまして「カラオケ」などという日本独自の文化がお好きなようです。
「どういう歌を歌われるのですか?」
などと聞いてみるモンではございません。なんと
「しんごママの歌」
なのだそうです。
 決して彼は悪人ではございません。仕事だって出来ますし、気は良いヤツなのです。(仕事はデザイン関係でアジア地区の責任者です)しかしどこの国によりによってあの歌を愛唱する人がおるのでしょうか?
 良い機会ですので
「どんな音楽を聴いているのですか?」
と訊ねてみますと
「AC/DCとか好きだけど・・・」
とのことです。どうもその辺がニッポン人と感性が違う気がするのです。(もちろんそれは悪いことではないのです)
 彼の奥様はニッポン人です。彼女はごくごくノーマルな日本人ですのにねえ。
 一言で言いますと「幼い感性」と「平和ボケ」のままみんなが大人になってしまう国なのでしょう。


        直江津の女子高生のスカート(2000年11月22日更新)
 日本海に面します北国は今頃の寒い時期になりますと、雨がたくさん降ります。1日お日さんが出たかと思いますと、3日ぐらい雨の日が続くのです。冷たい雨が降りますのでそこに住んでいる人は気も滅入るでしょう。
 もっと寒くなりますと雪が降り積もり一段と気持がめいります。しかし地球の温暖化の影響か?ここ15年ぐらいで積雪量は相当減っているそうです。
 これからお参りをしないといけないという責任感からか往路はワンカップ2杯にとどまりました。お酒といいますと、米所新潟県の日本酒はおいしいと誉れ高いのですが、私の友人に日本酒マニアがおりまして。彼いわく
「食べる米と日本酒を作る米は全く別のモノで、実は新潟の酒用の米は兵庫県から仕入れている」
のだそうです。この話は本当なのでしょうか?
 直江津駅に着きまして早速酒屋に飛び込みました。(私は一体何をしにいったのでしょう)
「雪中梅」
というお酒を買ってみました。確かこのお酒漫画「あぶさん」に出てきたお酒に違いないと。そのお酒1本だけでは売ってもらえず
「鮎正宗」
というお酒と抱き合わせにされてしまいました。少し鮎正宗がかわいそうですね。
「雪中梅は大阪では10,000円で売れるに違いない」
などとバカげなことを考えてしまいました。
 直江津駅は北陸本世尾炉混んでPろますと線と信越本線の合流する場所ですので、もう少しにぎやかな活気がありましてもおかしくはないのですが、人はまばらでして、何故か女子高生のスカートが短いモノですので
「直江津の女子高生の標準スカートの長さは短いのじゃのう」
などと感心しておりました。最後に普通のスカートの長さのあかぬけない女子高校生を見まして、少しホッとしてしまいました、私でした。
     身内の不幸で新潟日帰りワンカップ6本の旅(2000年11月21日更新)
 先日11月2日の日に私の弟の娘が誕生いたしました。ついに私の両親はおじいちゃんとおばあちゃんになってしまったのです。生命の誕生を祝っておりましたら先日11月19日に祖母が亡くなりました。まったく人の命というヤツは儚くて短いモノでして来る人がいれば去りゆく人だっていてあたりまえなのです。ただその儚いものの為に嫌でも一生懸命に生きるのが悲しいかな人間様なのでしょう。
 なんだかいきなり新興宗教の勧誘ビラのようになってしまいました。わたくしは久しぶりの休日をゆっくりと過ごす予定にしておりましたが急遽本日新潟まで祖母とのお別れに行ってまいりました。今考えますともし本日が休日でなければ新潟にはとうていいける状態じゃなかったのだと思います。
 朝8:12分大阪発の雷鳥に乗りました。意識しませんと気付かないことなのですが北陸本線の金沢以遠は便が全然ないんですねえ。しかも古い車両で編成されているようです。私はこれをのがすと日帰りが出来なくなるのでまたしても朝早起きいたしまして列車に乗り込みました。
 指定席はすいていますのに自由席は混んでいるのですよ。(そういう私も自由席でしたが)ビジネスマンが多くて出張なら指定でもいいのになあ、などと考えてしまいました。その500円を節約してしまうのでしょうね。またこの雷鳥の客、新幹線の客に比べますとマナーが非常に悪いのです。携帯電話で話すのもやかましいですし、そもそもここで話して何が悪いのだ、という態度ですので睡眠大作戦は失敗に終わってしまいました。
 しかし家から片道約6時間もかけまして、新潟滞在時間はたったの2時間半、まったく疲れに行ったようなモノです。
 しかしこの祖母にとりまして私は初孫でして大変かわいがっていただきました。昔の写真を見ておりますと、私はまるで捨て犬のようにキッコーマンの段ボールに入れられておりまして・・・当時はニッポンもまだ貧しい時代だったのかもしれません。
 またまた中途半端なところですが、明日につづく、です。


      旅行会社のバカらしいお仕事・その2(2000年11月16日更新)
 先日、私達の営業所に近くの中学生が社会見学で2名手伝いにまいりました。もちろん中学生が旅行代理店の仕事など手伝えも出来るはずなく永遠とパンフレットにハンコを押していただいておりました。このハンコ押しだって立派なお仕事になるわけでして、こんなことなら毎週社会見学に招待するのもいいのかもしれません。(けちな経営者は喜ぶ人件費無料です)
 そもそもそのようにいちいち細かいお金をしみったれているようでは何をやりましても小さいお金しか儲からないのでしょう。
 何だか暗い下川裕次の旅行記のようになってしまいました。
 バカらしいお仕事ですが、この話も思い出深いモノです。
 それは
「東京ディズニーランドのパレードの席取り」
のお仕事です。
 夜のパレードは20:00から始まるのですが私は15:00ぐらいからパレードを見る一等地にビニールシートを引いて1人でじっとしているのです。そりゃあもう、人々の視線は非常に冷たいモノですよ!!「ジロジロ」と「こいつは何?」というように見られまして・・・
 周りはすごい人の波になっているにもかかわらず、そこだけポツンとだれもいない空間が出来るのです。そこにスーツを着た私がひとり座っている・・虚しいお仕事です。(またまた下川裕次になってしまいました。)
 さてさて近頃の私は愚痴が多くなり、それは良くないことだとわかっております。そこで非常に明るい企画を考え中です。近々更新いたしますので乞う、ご期待!!

 
     旅行会社のバカらしいお仕事・その1(2000年11月09日更新)
 旅行会社のお仕事と申しますとそれはそれは楽しい仕事ばかりと思われて期待に胸をふくらませ志望されるのでしょう。しかししかしその現実とは・・・
 私の体験しましたこのお仕事のバカらしい仕事集を、ご披露させていただきたいと思います。
 まず最初に古ーいお話から。
 私達は関連会社の新しいお船をお披露目する、仕事をしておりました。来賓は1000人も来る巨大なパーティです。私は2日間船底でせっせとせっせと記念品を袋に詰める仕事をしておりました。最後にはもう神経が麻痺してきまして。船底は寒いモノですし結構単純作業を続けるにはつらい環境なのです。
 このような事をみてみましても、コンピューターで席の管理をしたりしている割にはその発展途上国のような人手を活用したお仕事が非常に多いのです。(これをさせられた夢見る新入社員はどう思うでしょう?)
 そのようなバカらしいお仕事を具体的にご紹介していきます。
 それでも旅行のお仕事をしたいのだ!!とおっしゃる若人がおられましたらそれはそれでものすごいことだなあ−と、あくまでも私は私のお仕事を他人事のように・・・淡々とその2以降を更新いたしますので、乞うご期待。

  
     小学生の修学旅行に行ってきました(2000年10月28日更新)
 私にとり小学生の修学旅行は初めての体験です。しかも退職した同僚から引き継いだ仕事なので戸惑いの連続でした。
 しかし今時の小学生は茶髪でねえ。(小学生低学年ならば親の趣味なのでしょうが)口だけ達者なのです。
 私のイメージといたしまして、今時の子供は人とコミュニケーションを取るのが苦手だと・・そうのよなマスコミにも書かれております。そしてすぐに切れると・・最初に結論を述べますと、そうでもないようです。実は自分を取り巻く環境を冷静に冷ややかな目で見ているのではないでしょうか。
 ですので大人顔負けの言葉を口に出したりします。
修学旅行では男子生徒のみ入浴時の写真を取るでしょう。ガキどもは言うのです。
「ちゃんとモザイクを入れとってな」
生意気なもんでしょ。
 私の言葉尻だってちゃんと捕らえておりました。
「頼りないなあ、さっき先生に聞かれたとき、「〜と思います」というてたもん」
子供のくせによくよく日本語をしってんじゃん。
 昼間はまあ口は達者だが素直なところもあるなあ、などと思っていたのですがそれはとんでもなく甘い見方でした。夜になるとどうしてこんなにしつこいのか、あきれ果てるほどに寝ないのです。いや寝て下さいとはいいません自分の部屋にいなさい、ということでも部屋の外に出たがるのです。
 私が現在33才ですのでだいたい私と同年代の人が彼らの両親なのでしょう。
「三つ子の魂100まで」
と考えますとそうは簡単に親にはなれないと思うのですが。


        代筆(2000年10月20日更新)
 私はそんなに自慢になる話じゃないのですが、今までたった一度もビサの申請などで代筆をしたことがありませんでした。それは出来る限りルールを守ろうと・・という訳でもなかったはずですが、どこかで学生時代韓国の領事館で見た光景を思い出すからかも知れません。
 それは恐ろしい光景で領事館のスタッフが旅行代理店のスタッフに非常に怒ってパスポートの束を叩き返す場面でした。(大声を張り上げてね)想像ですが全員の申請書のサインが代筆だったのではないでしょうか?全部がパスポートと同じ大きさで同じ文字なら上からなぞって別の人がサインを書き込んだとしか思えないデスモノね。
 旅行業界でサインの代筆など日常茶飯事で慣れてしまうとどうってことないと思います。
 私もついにここに来て代筆をせざるおえなくなり、先日ついに代筆をしてしまいました。人に聞きますと
「何にも気にしなくていいですよ。大丈夫!!」
といいますが、少しだけ気にかかりました。(まあ結果は当然問題はなかったのですが)
 よくないことです。皆様は真似をなさらないで下さいね。
 気になるのですが日本人は
「印鑑」
を使い契約書などを作成いたしますのでどうもサインに対する認識が甘いというか、いいかげんというか・・よく見かけますのが
「だんなのクレジットカードを奥様が持ってきて平気でだんなのサインをする」
これは本当に多いことです。(まあ日本人の夫婦は一心同体ということかもしれませんが)
 これは海外でしますとおそらく(たとえハワイの免税店であろうとも)断られるんじゃないかなあと思うのですが。


      間際の海外出張でここのとこ毎日がてんやわんや!!(2000年10月16日更新)
 もう3日前にスケジュールを作れないのでしょうかね?間際に出張の手配でこの頃それで手一杯といった感じです。それでなくても企業の動く時期?ですし、修学旅行もひかえております。もう本当に切れそう・・もうちょっとでいいので・・
 先日報告いたしました
「中国ヴィサ」
に始まり、
「10月に入ってパンパンの香港のホテル」
「バリ島人気でほぼ毎日満席のジャカルタ」
「観光客で結構混んでいるソウルとタイペイ」
 もう少し手際よく出張の段取りを出来ないのでしょうかねえ。またタチの悪いことにこういう下手に海外に慣れた方々は
「不可能はない」
ぐらいに自分本位ですので・・・
 どうも昔「ビジネスクラス」の航空券を持って出張に行っていたときと全く同じ感覚でいるようですね。
 今月に入り気になっていることなのですが
「香港のホテルとランドオペレーター」
以前にあれほど
「日本人料金」
で叩かれ泣いてすがったはずなのですが。どうして同一サービス同一料金が出来ないのでしょう?ニッポンのさびれた温泉旅館じゃあるまいに・・・


      マル●ク??はこわい??(2000年10月13日更新)
 いきなり、
「こっちだってお宅に差し押さえできるモノがあるかどうかぐらいは知っているんですよ!!差し押さえ差し押さえと言いますが当社は単に金利のご入金をお願いしているだけなのです!!」
 そうです。ちょっとこの会社に立ち寄りますとくたびれた感じの30代前半と思える女性社員がこう受話器に向かってお怒りなのです。その年齢(私と同じ30代前半だと見ましたが)ならそう目くじらをたてずにもっと色気というか、艶があってもいいですのに。さみしいなぁ。
 やっぱしょせん金貸しは金貸しなのでしょう。そういいながらもわたくしはその方々に
「切符の配達からでもいいから・・・」
などと言い、コビを売らなくてはならないのです。(あくまでも職業などで人様を差別する気は全くございませんが)(そうです、どのようなお仕事も非常に尊いのです。ジョークよ、ジョーク!!)
 なんだか私は
「乞食に物乞いをしているような」
錯覚におちいり
「自虐性」
豊かな私のマゾ心を楽しませてくれるのです。
 昨日の
「中華人民共和国のヴィサの件」
ですが、本日私が
「宅配小僧」
になりまして5分の壁を破りました。実はねえ。昨日電車の乗り換えや、電車のどの位置に乗ればロスが出ないかを下見したのです。ぎりぎり2−3分前にゴールインいたしました。前出のご職業に比べますと実にすがすがしいお仕事でしょ?でもその報酬は
「雲泥の差」
なのです。ばかばかしくてやってられなくもなったりいたします。


    昨日文句を言ったから???(2000年10月12日更新)
 世間的に視ましても人気抜群の中華人民共和国??なんと言いましても
「儒教」
の教えなのか?目上の人を敬う、良い習慣があるそうです。
 そのせいなのでしょうか?これはあくまでも噂でして・・・文章に信憑性は初めからございません。
 私のお客様は10月18日にビジネスで中国に出発されます。運の悪いことにその方のパスポートが仕上がるのが10月13日です。14日(土曜日)と15日(日曜日)は初めから領事館はお休みでしょ。運の悪いことに17日(火曜日)は本国から(あくまでも噂ですが)中華人民共和国のお偉い方がこちらにこられるそうです。
 たったそれだけのことなのですが、17日は領事館は休館に。そして前後の16日(月曜日)と18日(水曜日)は
「即日ビサ」
を発給できないと・・・急に通達?を出されたのです。もう手はないですよね!!
 まさか私が昨日文句を言ったからこうなった訳じゃないのは当たり前なのですが、いったいなんという国なのでしょう!!
 やりきれませんねぇ。
 ですので私は冒頭で
「儒教の教え」
云々と文句をいいたくもなったのです。(でも実際は単に官僚が自分より上級の官僚にコビを売っているだけだ!!)そもそもその上級の官僚が来日すると言う話はあくまでも(そうホントあくまでもウワサ・・ですが)噂なのですが。
 さて皆様にクイズです!!
 「私はこのピンチをいかにして乗り越えたのでしょうか?」(ヒントです:ちなみに入国地は北京・上海ではありません・広州です−−−よけい難しくなったでしょ!?)
答えは明日、何とか危機を乗り越えられましたらご報告いたします。

 
    私の周りだけ??中国ヴィサが多くて・・(2000年10月11日更新)
 中国は未だにヴィサの必要なめんどくさい数少ない国です。通常ヴィサを取る場合「キチンと」時間さえ余裕がありましたら、かなり効率のいい収益につながるのですが、そのなずなのですが。まあ今は観光のお客さんよりビジネスのお客さんが多いということもございまして本当に
「間際」
になって
「中国に仕事で行く!!」
と言い出すのです。
 どうも少しばかり旅慣れた(??)商社マンくずれのような方々は
「ゴネれば不可能はない!!」
などと勘違いされている方もおられるようです。
 どのようにごねましても
「その国の領事様」
がご不在ですとヴィサが出せない非常に堅い国だってあるのですから。
 しかもニッポンの土日祭日とプラス自国の祝祭日までしっかりとお休みになられますので・・・効率良く稼げるのはずのヴィサに右往左往しなければなりません。
 しかし中国へのビジネス客は相当増えておりますよね。航空券も値崩れすることなく
「良い値」
が崩れる気配はございません。全日空も下手な見栄やメンツ・プライドで遠くに飛ばすことより、近くて固い中国線の充実を選んだのでしょう。非常に賢い選択です。空いた機材を夜間グアムへ飛ばすという芸当だってできますし。
 でもあれだけこぞって中国へビジネスをしに行きましてメリットってあるのでしょうかね?

 
     ポルトゲスの大逆襲!!(2000年10月8日更新)
 私の妹のところに来ております、ポルトガル人と話をしておりますと時として
「日本とポルトガルの違い」
についての話となります。ばかばかしい話なのですがポルトガル人がニッポンの習慣でつらいと感じたことは?ナント
「ランチタイムが45分しかないこと」
だそうです。
 ポルトガルではランチタイムは90分が標準だそうでして、ゆっくり飲んで食べて話してリラックスするのだそうです。我々ニッポンではどうも
「ハヤメシ・ハヤグソも芸のうち」
ですのでねえ。
 もうこのようなお互いの国の習慣のお話になりますと、良い悪いの話ではなくなってくるのですが、しかし違う文化や習慣の方と話をするのは楽しいモノです。この楽しさを自分のモノにするには
「国際結婚」
が一番てっとり早いのでしょう。
 いずれにせよ、それは習慣ですので文句の付けようがないのですが、ヤハメシ?の私といたしましては
「お役所的に」
ダラダラと昼休みを取る気にはなれません。
 ポルトガルとは話が違うのですが、あのモーレツに働きそうな韓国人なのですが、私にお客様に韓国の方がおられます。すごい生活にゆとりがあるんだから。(まあその方もエリート筋なのですが)ナント半年に一度3週間の休みが取れるんですモノ。うらやましいでしょ。昼食90分より半年に一度の3週間連休のほうに私は惹かれてしまいます。
 

     ポルトゲスがやってくる!!(2000年10月7日更新)
 先日から妹の知人のポルトガル人の兄弟が私の家に遊びにきております。
 皆様の
「ポルトガル」
のイメージはどのようなものですか?私は正直に言いまして
「陽の沈んだ国」
だと思っておりました。まあそうでもないようです。
 妹は妹でこの日に備えまして英会話のお勉強をしていたようです。そして私にここのモノをのけろとか、ここを掃除しろとか・・えらく今回のポルトガル人への対応は気を使っているようでした。
 夜の遅くまで彼らポルトガル人と話したことをまとめたいと思っております。
 その彼ポルトガル人(現在27才だ)の給料は?(オイオイいきなりその話かよう!!)
「月収=日本円に直して128,000円」
だそうです。安いなあ、と思われますか?そうです、確かに私達日本人の給料からみるとやすいもんでしょ。
 彼は彼で月収128,000円なのですがいわゆる
「エリート層」
の人なのです。
 これも聞いた話ですが
「ポルトガルの物価はニッポンの1/4」
なのだそうです。そうそう彼のサラリーはポルトガルでは40万〜50万の値打ちはあるのだそうです。
 話を聞いておりますとこれまたバカらしくなってしまいますよね。
 何か手に技を付けましてポルトガルででも働こうかしら!!


     パチンコ屋の客!!(2000年10月6日更新)
 今日は同僚から頼まれましたパチンコ屋に航空券の配達に行ってまいりました。
 パチンコ屋の事務所に入ったのは初めての経験です。なんかホール中のビデオが写っておりお客さんは監視されているのです。ホワイトボードに目を移しますと支払の期日が書かれているようでした。その中に
「顧問料」
とか書かれておりまして、その
「顧問料」
とはいったいなんぞや!!などと思ってしまいました。
 しかし悪趣味な男性がいれば悪趣味な女性もいるのですねぇ。この男以前どこかに旅行に行ったときに引っかけた女を大阪に呼ぶつもりのようでした。呼ぶヤツも呼ぶヤツなら来るヤツも来るヤツだと・・・
 しかもこのオッサン悪趣味(推定年齢45才)なのです。呼んだ女は何歳だと思います?
 それが・・・
「20才」
 ああ、もったいない。
 やっぱり世の中お金さえあればなんでも出来る世の中なのでしょうか?
 ここで私達の出来ることと言いますと、せいぜい
「パチンコはもうしないぞ!!」
と決心するぐらいのモノです。
 そのオッサン私に
「このお金送っといて・・」
ですと・・ある意味で真面目に働くのがバカらしい・・・

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やっぱりセンスが必要だ。(2000年10月5日更新)
 すっかり秋っぽくなってまいりました。いつも同じことを言って恐縮なのですが時の経つのは早いモノです。
 さて秋の人事異動で私達の営業所に相当経験をお持ちの大ベテランの社員が転勤してまいりました。やっぱり最初は気を使い、その方のお話を聞いていたのですが・・
 なんと言いましても旅行業に従事するには
「経験」
より
「センス」
が大切ですねえ。
 その方非常につまらないことにわざわざ足を止め、時間をとられるのです。今するべきことが見えていないのでしょうね。私などその方に勝手に社用車に乗られたあげく
「非常に汚いので、今すぐ掃除をしよう!!」
と言われましてこけてしまいました。もちろん私にとりましてはまだ比較的きれいな方だったのです。しかし仕事の最中に社用車の掃除ねえ。
 やっぱりこのおじさんはセンスがないのでしょう。
 しかしこんな人私達の業界に限らずどこの会社にもおられまして、まだそんなことを知らない人の良い新入社員がエジキになったりするんでしょうね。ホントかわいそう・・・


     今日10月1日は超割の発売日!!(2000年10月1日更新)
 全日空の割引航空券の目玉(えらい小さな目玉ですが)超割の売り出しが本日でした。けっこうお客さんはお得な航空券だと思っておられるようでして、売れていたみたいです。
 ご存じの方には申し訳ないのですが、この航空券の説明をいたしますと、12月1日〜12月10日までの航空券が全日空は全区間1万円均一で売り出されているのです。売り出し日に制限がありまして本日10月1日〜10月10日までに予約を入れないといけないという制約が付いております。あとキャンセル料が50%と高額なのです。
 これを有効に使えるほど休みを取れる人はどれぐらいいるのでしょうか?あまりいい趣味の航空券ではないと思うのです。
 しかし先日耳にしましたルートはなかなかセンスのいいモノでしたのでご紹介いたします。これを言ってきましたのは30才ぐらいの会社員風の方でこの方は「大阪〜沖縄〜札幌〜大阪」とおっしゃるのです。さすが・・・この日本の一番南から一番北まで周遊?するコースが30,000円で組めるのか?と少し目から鱗です。しかしねえ着るモノが大変20度強は温度が違う場所を数日間で旅行しようというのですから。
 しかしこの沖縄〜札幌〜沖縄の往復はさすがにこの期間は混み合うのでしょうね。
 皆様のこの
「超割利用法」
面白いプランがありましたらお教え下さいませ。
 さて関係のないお話ですが明日10月2日は私の33才のお誕生日でございます。ますます墓場が近くなるようでお誕生日を喜ぶ年ではないのですが・・・


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     今密かに新しいネットビジネスを考えておりまして(2000年9月30日更新)
 今私は密かにネットビジネスを考えているのです。アイデァを横取りされるのは悲しいことですが、それよりも皆様のご意見とご協力をいただけることを信じまして皆様にご相談をしたいのです。
 コンセプト:国内の旅館ホテル業の集客を支援するホームページを作りを代行いたします。まだまだ旅館ホテル業からユーザーの流れをつかめていないところが多々あると思いますのでその辺も含めまして・・
 まず旅館ホテル業のホームページを作成代行いたします。定額制の場合年間5万円ほど。成果配分制の場合おひとりの集客につき500−1,000円ほどの手数料をいただく形にしたいと思います。
 その辺で一言で「どのようなホームページを作るのか」=「旅館ホテル業の欲しい日にお客様を集めることの出来るホームページを作ること」だと思うのです。
 旅館ホテル業のメリットといたしましては成果配分制の場合全く初期投資を必要とせず、今のお客様プラスアルファーの集客が見込めるということです。
 そして以下のようなことの出来るメンバーを募りたいと思います。
 ●まず私達のグループのホームページを無料で作ってくれる人。私にはその技術がありませんので今風のホームページ作りの出来る、比較的時間のある人。
 ●旅館ホテル業様に私達のグループの存在を知っていただく営業活動の出来る人、別に手段は訪問じゃなくて良いのです。いい方法がありましたらお教え下さい。
 ●旅館ホテル業に取材下見撮影に行ける人。何らかの旅館ホテル業もしくは旅行業の経験がある方の方がベターですね。
 ●旅館ホテル業のホームページを作ることの出来る人。
 ざっとこのような才能ある方々の協力が必要となりますが、ご協力いただける方々メールにてご連絡ご協力下さいませ。
 どうかよろしくお願いいたします。(ギャラのことなどは話し合いましょう)


       近畿日本ツーリストの韓国ツアーが・・・(2000年9月26日更新)
 せっかくデータのお遊びを始めたところなのですが、少し???な話題がございますので先にそちらを更新したいと思います。しかし私達の業界は面白い業界?ですね。人様を笑わせるには事欠かない・・・。
 さてこの度の近ツーからの
「重要」
な通達なのですが。
 近ツーの海外ブランドは?などとクイズをしている場合ではございません。「ホリディ」の韓国の現地をコントロールしています、現地の業者
「ソウル東方観光株式会社」
がいきなり閉業(この閉業は近ツーの表現です)したそうです。ですので9月21日以降のツアーの実施(これも近ツーの表現です)が不可能となり、ツアーの催行を中止にされたそうです。
 タダでは済まされないですよね。予約をされていた方々は。そして旅行代金の返却とおわび料として旅行代金の半額をあわせてご返金してくれるのだそうです。すなわち旅行に行けない代わりに旅行代金の1.5倍のお金を返そうと、いうことなのだそうです。
 今時1.5倍になる投資もないですよねえ。儲かりました。
 しかしそのツアーを予約されていた方の中にはもしかしたら
「戦後50年振りの再会の旅行」
だってあったかもしれませんし、1.5倍の返金よりも大事な旅行があったのかもしれません。(あくまで可能性のお話ですので)
 このお話を聞きまして私はあの業界最悪の悪夢中の悪夢
「フランスのワールドカップ」
のことを思い出しました。
 近ツーいわく相手先の
「閉業」
らしいのですが、ツアーを主催(この主催の責任は重いのです)している会社が現地のそのような(閉業ですか?)極めて重要な事柄(あっ、あのプロ野球球団の中で最も品のないワンマンオーナーの口癖が出てしまいました)を間際まで(本当に間際まで)把握出来なかったことの責任が相当に重かったと思うのです!!
 と思わず柄にもなく大声を出してしまいました。(声は出してはいないのですが・そして(   )の多い文ですみません。)
 さてさて今のところは1.5倍の返金で切り抜けていますがこの先の10月のツアーはどう対処されるのか(見物な)近ツーの韓国ツアーです。


       データより・1(2000年9月25日更新)
 今日は9月の25日です。何の日でしょう?大方の方がそうだと思うのですが今日は給料日です。私も例に漏れず銀行の長蛇の列に並びました。
 そういうお話が本題ではないのですが、給料日は嬉しいモノですね。
 さてさて、日本旅行業協会のまとめたデータによりますと海外旅行者数は(ここ5年間)圧倒的に男性が多いのです。どこまでを圧倒的と言っていいのかは色々な考え方があるとは思いますが。
 このことは意外な事だと思いませんか?
 三流のテレビドラマに取り上げられました
「成田離婚」
なんかの原因だってやっぱり男性が慣れていないせいでもあると考えますものねえ。
 しかし確かに昨年で(99年)男性8,705千人。女性7,652千人と男性の渡航者数が100万人以上も多いと数字は出ているのです。
 しかしこれを年代別に見てみますと面白いことになります。どういう訳か10代と20代だけ男性の渡航者数より女性の渡航者数の方が多くなっているのです。
 ちなみに昨年の全渡航者16,358千人の内約25%を占める4,069千人が20代の渡航者なのです。この内男性は1,485千人しかいませんのでやっぱり「慣れ」では女性優位なのでしょう。ホント20代の男性の方々ももっともっと海外に遊びに行きましょう。そしてカジノをしましょう。そして勝ちましょう!!(???)(どうもアレ以来カジノが頭から離れないのです、すみません)
 それでは昨年、最も前年度比が高かった年代はどの年代だと思いますか?それがまた意外なことに・・・(つづく)


     全日空のアプリがだんだん薄くなっていく(2000年9月2日更新)
 アプリとはアプリケーションカードのことでございます。あの旅行代理店に置かれています、「氏名」とか「便名」とかを記入するいわゆる航空券の申込書のことです。以前は全日空が一番しっかりした用紙を使用していたのですがここ数年で何段階かに分けて薄く薄くなりました。今では他の航空会社を圧倒して一番のペラペラさを誇っております。
 念の為なのですが決して薄いのがいけないということではないのですよ!!
 まあ最大の理由は環境問題に真剣に取り組んでいる企業だと宣伝することだと思うのですが、単に経費削減のためだったりするかもしれません。皆様も航空券を買われるときに意識して見てみて下さい、ホント相当薄くなっておりますので。
 現在以前はそうとうに世間を騒がせました「超割」=バーゲン型運賃の売り出し中なのですが、本日1日でたった一件しかございませんでした。(超割=あのどこへ飛んでも1万円の航空券です)お客様も様子を理解いたしますと冷たいモノでしていつまでも昔の話題で盛り上がることはできないのでしょう。
 さあ各航空会社は次はどのような航空券を作りだしてくれるのでしょうか?
 全日空の国内旅行を作ります子会社「スカイホリデー」の商品で先日大爆笑ミスをおかしてしまいました。そのお客様は女優の「石田 某」に雰囲気がとっても似ているのです。私はその方の本当の名前「田中**」という名前で予約は取らずになぜかしら「石田**」という名前で予約を取得してしまいました。
 あとで気付いたのですが(国内線ですので絶対に本名じゃないと搭乗できないこともないのですが)お客様に自分の名前を間違った航空券を持たされるほど旗の立つことはないでしょう?
 なんとか「石田」の航空券を「田中」の航空券に変更しなくてはなりません。普通一文字や二文字の場合は何の問題もなくちょいちょいと直してくれるのですがこの石田を田中に変更するのは非常に問題ということになってしまったのです。
 この時点であきらめてしまうバカはおりませんが、スカイホリデーの営業担当者にこの「女優の面影に戸惑わせられた旨」説明いたしますとこれが予想以上にオオウケいたしまして、拍子抜けするほど簡単に変更をしていただきました。
 これで何もかもメデタシメデタシというお話です。皆様もタレントに少しでも似たお客様の氏名を入力するときはお気をつけ下さいませ。

     いよいよオーストラリアだ!!(2000年9月1日更新)
 今月の3日からわずか5日間だけではございますがオーストラリアに研修行ってまいります。イータスカードも取得いたしましたし、妹様からハンティングのボストンバッグも借りましたし、あとはそのカバンの中に荷物をつめるだけとなっております。
 しかし何故なのでしょうか?全然ワクワクとはしないのです。頭の中に音楽が流れてもきません。気分が盛り上がっては来ないのです。昨年の秋に東北へ行った時もこんな感じだったような・・・
 「なぜ?」
と考えてみますと思い当たることがございました。それは私がまったくオーストラリアに興味がないということなのです。コアラがいようが、ハネムーナーがたくさん行こうが、海がきれいだろうが、プライベートではたぶん一生行くこともない地なのでしょう。
 なんと申しましょうか。ベトナム以来「できあがった国」=「先進国」には興味が持てなくなったのかも知れません。ですので現時点では将来いつか仕事に役立つのであまり気は進まないが行こうか。と非常にネガティブな私です。
 牧場に行ってバーベキューを食べて何が嬉しいのでしょうね?
 どうも私はずいぶんと変わっていてワーキングホリデーなんかでオーストラリアに行く若者とは頭の中の造りが違うのでしょう。(若くないのも理由かな?)
 まだ忘れていることもありました。フィルムも買わないと。えっ「楽しそうですか?」いえ全然です。
 皆様には申し訳ないのですが4日〜6日までの私のホームページの更新は休みとなります。毎度のことですが皆様の「喜怒哀楽」を掲示板に書き込んでいただけましたらすごくうれしいのですが。


     UCカードがお買い得!!(2000年8月31日更新)
 私のホームページに急にペタペタと広告が貼り付けられ始めましたので
「ついに気でも狂ったか?」
と思われていることでしょう。以前から興味はあったのですが、その術を知りませんでしたので出来なかったのです。
 以前にも言いましたがパッケージツアーを販売したときの旅行代理店の収入はだいたい10%です。これより高いモノもあればもっと率の低い商品だってあるのです。(大手同士の販売はこれにもう少しプラスアルファが付くのですが)ですのでまずパッケージツアーの10%の値引きはありえないということを言いたいわけです。
 この真下に
「UCカード」
の広告がございます。(UCと言う言葉は個人的には好きな言葉じゃないのですが!!)これがけっこうなスグレモノでして10万円以上の支払をカードでしますと10,000円のギフト券がもれなくもらえるという・・・もしカードご利用額がちょうど10万円でしたら、実質は10%の値引きと同じことでしょ?(当然初年度年会費は無料です。)その後もカードを持ち続けるかどうかはあなたしだいということです。
 興味のある方は一度のぞいてみて下さい。


ここをクリックしてください。

 

      気になる(2000年8月28日更新)
 カウンターのお客様に世界を股に掛けてお仕事(デザイン関係だ)されているオーストラリア人の男性がおります。本日この方に
「来週オーストラリアに行くのよ!!」
と言いますと、ご丁寧にオススメのレストランを5軒ばかり紙に書いてくれました。
 オーストラリア人はおしなべて素直な方が多く幼い感じがいたします。まあ悪い言葉で言いますとノー天気なわけです。私の渡豪はそんなに時間に余裕のあるものではないのですが!!
 彼は日本語を非常に上手に話します。(奥様は日本人です)しかしどうしても気になる言葉があるのです。それは何かを言う前に
「正直言って・・・・」
とつけるのです。奥様の影響なのでしょうね。そういう私も無意識の内によく使っているらしいのですがこの言葉はいらない、というか付けることによって言った人の値打ちが下がるような気がするのです。皆様もそう思いませんか?
 外国人のあんちゃんやオネーチャンには正しい日本語を教えましょう。
 逆に正しくないから楽しいこともあります。それはね、地方の方言を外国人に
「これがニッポン語」
として教えることです。嫁の来手がいないような地方の街には何故か外国人ホステスのパブがありますよね?見事なモノですよ。皆が皆その地の言葉をニッポン語だと思いこんでしゃべられておりますので恐れ入ります。でもこれは悪いことじゃないでしょ?

 
     お金の価値のわかるお客様がやる気につながる・・・(2000年8月27日更新)
 私の半顧客(こんな言葉あるのでしょうか?)に超有名レストランのオーナー氏がおります。正直いいまして頭脳的なところは副社長の奥様にあるのですが。その金持ちさも半端じゃないのです。
「ちょっと疲れたから」
と市内のシティーホテルのスイートに連泊されたりするのです。
 それでも全部自分たちだけで得たお金ですので、そこら辺の公務員の人が9、500円の宿泊に対して4,500円の互助券を持ってこられるのとはワケが違うのです。そもそも互助券の財源は私達の尊い税金ですのでね。
 しかしそれほど羽振りよく使われるお金なんですが、このオーナー氏のすごいところはお金の値打ちをちゃんとご存じなのです。いつだったかとても高い
「タラサ志摩のスイート」
をオススメいたしましてえらいクレームを頂戴してしまいました。
 またオーナー氏自らが元シェフだけありましてその食べ物への執着は手に負えないところがあるほどです。
 いつもご利用いただいておりますのでたまには私も彼のお店を覗くのですがいつもいつも満席です。それも高いと評判のお店がです。並んでまで食事をする趣味はございませんので正直に言いますと私は未だ一度として席につけていないのです。でもあの人ならすごくおいしい料理を出しているに違いないと、想像ばかりが大きくなるのです。
 私が旅行のことで彼の社長室を訪ねますと必ず「店長」が私にコーヒーを持ってくるのですよ。彼のサービス業への理想の高さが分かるようでまたまた安易にホテルを薦められないなあ、と思うのです。

 
     そもそも慰安旅行とは(2000年8月26日更新)
 会社で慰安旅行に行くという習慣は諸外国にはあるのでしょうか?あったといたしましても少数派であり、やはり日本独自の習慣と言えるのでしょう。日本という国は大昔の
「高度成長期」
からいくらかの挫折はありましたが大方順調な右肩上がりの成長を続けていたでしょう?当時の
「人材の確保のための手段」
として慰安旅行があったのでしょう。そういえば求人広告に
「慰安旅行あり」
だとか
「社内旅行は海外」
なんて昔は書かれていましたよね。
(そういえばバスガイドさんも3年ほど勤めますとご褒美にハワイ旅行じゃないですか)
 しかし今となりましては無理に人材を確保する必要性も薄れてきたのです。いつでも雇えていつでも解雇できる便利な
「人材派遣屋」
もありますしね。その結果企業の慰安旅行は激減していくと・・・今までどうりの営業姿勢では旅行業者も必ず頭打ちの時が来る気がしてならないのです。いやもう来ているのかもしれません。
 そう考えますと最初から企業の顧客開拓にはさほど力を入れていない
「HIS社」
などは先見の明があったのでしょうね。
 私が幼かったころよくよく思い出してみますとまだ不便でしたし、まだまだ発展の途上だったのでしょう。さてこれからニッポンはどこへ行くのでしょうか?


     企業の慰安旅行はなくなってしまうのでしょうか?(2000年8月25日更新)
 現在
「石を投げれば旅行のセールスマンに当たる」
とは言われてはおりませんが、業者は山ほどありますし業界は非常に厳しい会社が多くなっております。もちろん景気の良かったころに比べますと多少は減少しているのですが。
 これだけ多くの旅行業者が乱立して日夜足の引っ張り合い=安売り競争が繰り広げられているのです。
 例えばA社のセールスマンがある病院の仕事をしていたといたします。もう決まりかけであろうが決まった後であろうがお構いなしにB社のセールスマンも来ます。そして
「当社はA社とまったく同じモノを5%引いてさせていただきます」
と出来ようが出来まいが言います。
そしてその結果A社は5%以上安く旅行代金を下げざるえません。
 ここで値引き合戦が終われば良いのですが再度出し直しになりますとお互いに意地になっていますので、もう何振りかまわずになり・・・
 このようなことがくり返されまして、旅行代金はたたかれてしまうのです。獲得できなかった業者は単に手間をかけただけ・・・になってしまうのです。このようなことだけが理由ではないのですが旅行業界は「収益率のひくーい構造」ができあがっているのです。
 ですので毎日バッタの大群に襲われたかの如くバタバタと忙しいのですが、結局疲れ果てているだけで、個人的にはノルマを達成できずに会社にはお金が残らない。そんでもってボーナスの時期には(他の仕事に比べて)恥ずかしくて話に加われない・・・(特にJTB以外の大手には天文学的な赤字を出している会社だってありますよ)
 こんなんなのでなかなかオススメはできないなー、と思うのです。
 これからもう少し厳しくなりそうなのは何故か?と申しますと
「一番儲かるはずの企業の慰安旅行がなくなるのではないか?」
という危惧を抱いているからなのです。つづきは次回につづく


     情けない・・自己嫌悪(2000年8月23日)
 今日は情けないミスで表面上は落ち込んでおります。(と言いながらも今日も端麗生で盛り上がっているのですが)本当に情けない限りです。
 この夏休みけっこうどこもかしこも混み合っております。
「もうワシは安売りはせん!!どこも満席なら言ってこい!!」
というスタンスの小さなツアー会社だってありますし、予約の確保が優先の場合は頼らずにはいられません。案の上予約はすんなりと取れました。この弱小G社との取引は当然オンラインされてはいませんので電話でのやりとりになります。
 「TOMOMI様」
というお名前を聞きまして・・・大方女性のお名前ですよね。しかし昔紙幣になられた方のように男性のお名前が
「TOMOMI様」であったとしましても全然おかしくはないのです。そうですこの方「男性」だったのです。
 はっきりと覚えております。電話でたしかに
「ミスターです」
と私は申しました。
 しかし
「確認書にはMSの文字が・・・」
それを私は気づきもせずに・・あーあ情けない。
 どうなるのかは明日のお楽しみです。ちなみに出発は8月28日です。
 まったく自己嫌悪にはまりまして出て来れません。


     成田空港と関西空港のお盆帰国ラッシュ日が違うのは?(2000年8月22日更新)
 まさか一番込み合いあうお盆に海外旅行に行く人ってどのような方々なのでしょうか?現地も日本人だらけでしょうし、飛行機だって空港だって込み合います。そして一番の違いは旅行代金が普段の2〜3倍になっていることです。
 またそういう方々に限ってまだ物心もついていない幼いお子様を連れていったりして。こういう人達は家族サービスだってお仕事のひとつとお考えなのでしょう。
 とまあ、貧乏人のひがみをダラダラと述べてしまいました。
 今年のお盆の帰国ラッシュのニュースを見ておりまして気になることがございました。帰国ラッシュ日が成田空港と関西空港とで異なっているのです。成田空港は8月20日の日曜日でした。8月12日からの9連休が夏休みの相場だったのでしょうか?まあニッポン人的感覚から申しますと大型連休になるのでしょう。
 これに比べまして我らが関西空港の帰国ラッシュは8月16日でした。関東の企業に比べまして夏休みが4日も短い!!寂しい限りですよね。関西経済はまだ長ーいトンネルの中なのでしょうか?
 しかし同じ国内でこれほどまで経済格差がついちゃっていいのでしょうか?
 冒頭でお盆などピーク期の旅行代金は高いぞ!!と申したのですが、いつもそれとは対照的な、ど平日のパンフレットを各社比較してツアーを探して来られるOLさん何かを見てますと非常に親しみを抱きますよね。(もちろんお盆のお客様の方が儲かるのですが)
「この方、良い奥さんになれるよ」
などとよけいなことを思ったりもいたします。


     農業こそがこれからのビジネスだ(2000年8月19日更新)
 昔々雪国へ「雪かき」を体験しに行くツアーがあったじゃないですか。
 私の後輩に家が兼業農家の人がおりまして、彼は毎朝自分の家の田んぼに水を引くことが日課だとのことです。また仕事が休みの日には草むしりなどもしているそうです。
 私のように土を知らない人間から見ますとそのような生活にとても憧れてしまうのです。
 近郊農家は儲かる!!という私の偏見に反し
「その苦労の割には儲からない」
のが実状のようです。
 以前ある評論家が
「近郊農家の土地を強制的に国が買い上げて土地の有効活用をすれば景気が良くなる。」
などというワケの分からない論陣を張っておりましたが、そのような土のある暮らしこそがいいのではないでしょうか?
 先日彼を含めた同僚数人と飲んでおりましたら、
「今度**君の家に農業をしに行こう!!」
と盛り上がってしまいました。ほうらね。みんなが農業をしたがっているでしょ?
 そういうワケで今度農業体験ツアーを組むことになりました。あくまで趣味のお話でしてね。本職でお米を一粒でも多く収穫をあげようというお百姓さんがきいたらホンマ怒るで!!
 その日以来まだ見ぬ後輩の田んぼを想像して、だんだん勝手にイメージを作ってしまっているのです。
 たぶんその田んぼの側には沢があってあふれ出す水がとてもきれいで冷たくて、そして小川が流れていてまたそこで魚釣りなどできて、そしてその小川でビールを冷やして・・・と。


     青春18きっぷ(2000年8月18日更新)
 皆様はJRの
「青春18きっぷ」
をご存じでしょうか?
 私達のお店ではほとんど取扱がないのですが、今静かなブームだそうです。あの1日普通電車や快速電車乗り放題の切符です。
 私がまだ学生のころには1枚2,000円で学生生協でばら売りされており非常に便利なものでした。
「秋田県へお経のアルバイトに行くときも使いました」
「下宿の京都から実家の大阪へも往復の電車代は2,000円位はしましたし」
「釜山からフェリーで下関に着いてからの帰り道や」
「意味もなく京都から山陰線で舞鶴まで行きそのまま日本海を北上して敦賀から京都まで帰ってきました」
「最近昔の友人に会いに高松に行くときも使いました」
 まあ色々と活用させていただいているわけです。
 現在は少し値段も上がり、かつバラバラにできないデメリットもあるわけですが人気のようです。
 鉄道マニア(マニアではなく愛好家と呼べ!!とおっしゃる作家先生もおられるそうですが)の間ではどこかのわずかな区間を新幹線や特急を使ってどこまでいけるか???などというテーマもあるそうです。
 私の会社にもマニアの方がおられまして、彼は今時の磁気の入った切符が嫌いだそうでわざわざ地方に住む友人にお金を送り切符を買ってもらっているそうです。
 私もどういうワケか近頃
「青春18きっぷ」
を使ってのんびりとローカル線を往くのもいいのではないかと・・・


     やっぱりおかしい羽田空港の地方便着地料の値下げ(2000年8月15日更新)
 皆様こんにちわ。今までの一筆啓上も一つのファイルに入れてしまいますと文字が増えすぎて更新の書き込みにえらい時間がかかっておりました。ということに先日気が付きました。そして別のファイルに「新一筆啓上」を更新させていただくことになりました。内容はいつものようにダラダラと更新いたしましてさほど変わりませんので今後ともどうかお願いいたします。
 それとお気付きだとは思いますが広告がバーンと入っております。私のホームページから資料請求していただくだけで(契約の有無は問いません)何らかの還元があるというシステムになっておりますのでご利用下さいませ。(しつこく電話がかかってきたらごめんなさい)
 はてさて前置きが長くなってしまいました。
 運輸省は今年の4月にわざわざ法改正までして
「空の自由化」
(いわゆるまがいもののオープンスカイ)を実践すると始めたところです。幅運賃制を用いて各航空会社が自由に運賃を設定できるようになったのです。それに加えまして利益のでない路線は自由に撤退してもかまわなくなったはずなのです。
 今回の報道では幹線以外の地方路線(ちなみに幹線は札幌、大阪、福岡、那覇)の羽田空港の着地料を2/3に値下げして利益のでにくい地方路線を維持しようという考えのようです。(ここでも都市と地方のバランスのひずみがうかがえますね)
 早速ですが運輸省は4月の法改正でも実質的な値上げの片棒をかつぎまして、今回はまたしても
「大手航空会社へのさらなる実質的援助」
だとしか言いようがございません。
 大手航空会社だって大人なのですから
「援助交際」(天下りを相当うけいれてんのよ)
ははっきりと断ってもいいはずなのですが、もうお上から利益を誘導してもらうのが当たり前だと思われてるので楽な方に楽な方にころがっていくのでしょう。
 もっと本質的なところは不毛な争いはせずいわゆるコンピューターでの発券のみ(公示運賃のみと言った方がいいのでしょうか)で利益を出したいと思っているのでしょう。
 自由化!自由化!と言葉は非常に良い言葉なのですが今のニッポンでは絶対に自由化などあり得ないことなのでしょう。表向きはそうなっていましても必ずお役人が裏で調整しますのがニッポンの資本主義なのでしょう。
 それなら今までの地方路線は不当なほど安い運賃が設定されていたということなのでしょうか?それこそ需要と供給のバランスの問題だと思うのですが。

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