大井川鉄道訪問記
第4回<1998年11月12日>
その1
掲載 1999年1月7日


 

1998年11月5日14時15分頃、大井川鉄道地名〜笹間渡間のトンネルにて脱線事故がありました。夏の大雨の災害の為、井川線井川〜閑蔵間が土砂崩壊のため1999年3月末まで不通になっている最中で、まさに不運としかいいようがありません。今回の脱線事故では、金谷行きの1001F+6011Fの4両編成が事故を起こしたそうで、廃車が噂されていた6010系しらさぎ号が関係しており、様子を見るべく急遽訪問してきました。

これは1999年1月7日に掲載したものを、2000年5月のリニューアルにあわせ、写真を取り込みしなおしたり、体裁を手直ししたりしたものです。

 


↓ まずビックリしたのは、新金谷に311Fがいたこと。しかもHM付です。その隣には事故車の1001Fが入庫中。

↓→ クハ511には新しそうな「千頭駅からつり橋へ」、モハ311には緑色の「金谷−千頭」のHMがついていました。今回の事故で2編成が使えなくなったため、8月にさよなら運転を行って引退した311Fが、急遽運用に入ることがあり得るということでしょうか…?(拡大したので見にくいです)

新金谷車両区に眠る311F
1.新金谷車両区に眠る311F
真新しそうなHMが…
2.真新しそうなHMが…
一見無傷に見えるしらさぎ
3.一見無傷に見えるしらさぎ
← 問題のしらさぎ号は、構外側線の入口付近に留置されていました。脱線したのはモハ1001だったようでしらさぎ号は一見無傷に見えましたが…

↓ おお!、モハ1001と連結していたと思われるクハ6061の連結器がない! よく見ると左側の連結器支持具の取付部がひしゃげています。1001Fが先に入場していることを考えると、しらさぎは扱いが低いことがわかります。このまま廃車になってしまうのでしょうか…

↓ 16000系2編成目の16002Fは、新金谷の一番奥に押し込められていました。HMはなんの表示もなかったですが、いつでも運用に入れそうに見えます。

↓→ 夏休みSLマン号になっていたC11227も元の姿に戻っていました。出庫準備中の様子。

クハ6061の連結器がない!
4.クハ6061の連結器がない!

5.まもなく運用開始か?
出庫準備中のC11227
6.出庫準備中のC11227
↓ 新金谷構外側線に行ってみると、全検切れが目前に迫りいよいよ最期の時を迎えるであろう3800系。新金谷構外側線の一番奥で静かに眠っていました。

↓→ いつの間にか旧型客車のものと思われる台車が2つ置かれていました。心皿に車体の台枠の一部らしきものが付いているので、廃車から取ったものでしょうか。どこから来た台車なんでしょう。

全検切れ目前の3826F
7.全検切れ目前の3826F
謎の台車
8.謎の台車
↓ 次に金谷〜新金谷間の大代川に行きました。大代川南側土手にススキがいっぱいあり、それに絡めて撮ってみました。ちょっとススキだらけになっちゃいましたね…(^ ^;ゞ

大代川のススキと3000系
9.大代川のススキと3000系

 

その2へつづく…

 

 



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