大井川鉄道訪問記
第4回<1998年11月12日>
その2
掲載 1999年1月7日


 

 

 今度は五和駅に車を停め、神尾の迎え狸を見に行くため神尾駅まで1駅電車に乗りました。神尾駅は崖と大井川に挟まれたわずかな隙間にある駅で、駅前にも何もありません。
神尾駅
10.神尾駅
神尾の迎え狸
11.神尾の迎え狸
→ 神尾から五和まで電車で戻り、また車に乗り五和〜神尾間の踏み切り附近に行ってみました。脱線事故が起きてしまったため、線路の緊急点検を行っているようです。軌間ゲージで線路幅を計り、ハンマーで連結部のボルトを叩いて点検していました。4人で行っていましたが、あの線路を歩いて見ていくのは大変ですね。
線路の安全点検
12.線路の安全点検
↓ 家山川橋梁を渡る16001Fです。家山方の木が少し紅葉していますが、大和田方の桜は枯れているといった感じでした。家山川の中州には、ピンクや白、黄色のコスモスが咲いていていました。河川工事の影響で、コスモスはこれ以外はほとんどありませんでした。
16001Fと家山川のコスモス
13.16001Fと家山川のコスモス
第一橋梁の紅葉と421F
14.第一橋梁の紅葉と421F
← 第一橋梁を渡る421F。この構図は今の時期は逆光になってしまいイマイチですね。抜里方の木が少し紅葉していました。
→ 脱線事故があったのは、笹間渡〜地名間の3つあるトンネルのうち一番地名方にあるトンネルのようです。このトンネルのみ30Km/hの臨時信号がでています。上の画像はそのトンネルを笹間渡方にぬけたところです。架線柱にぶつかったというので、おそらくこの付近に電車が止まったのでしょう。この付近には枕木やレールが置いてありました。
事故現場と思われる地点
15.事故現場と思われる地点
 事故を起こした1001Fと6011Fは、1001Fが入場していたのでこちらはまだ使うつもりでしょう。廃車が噂されている6011Fは、一見千頭方の連結器が破損しているだけのようでしたが、構外側線入口に置かれて修理は後回しになっているようでした。今後がさらに心配です。逆に引退して千頭に留置されていた311Fが通常のHMつきで新金谷にいたことから、急遽運用に入っていると予想されます。
 この日は16001F、421F、21001F、21003F、午後から421Fにかわり312Fが運用に就いていました。なお、いつも千頭に留置されている編成があるのですが、今回は何もいませんでした。電車は全て新金谷にいたようですね。だからしらさぎはあんな所に…?

 沿線の様子ですが、全体的に紅葉はほとんど見られなかったです。針葉樹が多いのか、今年の気候のせいなのか。前年を知らない大井川ビギナーのわたしには、これが普通なのか異常なのかよくわかりませんでした。
 また、日が短いですので、写真撮影は午前中が勝負です。午後になると急に赤っぽい夕陽のような感じになってきてしまいます。今の時期午後は乗り鉄タイムですね。(1998/11/12)

※2000年1月現在、しらさぎこと6010系は修理されて現役です。逆に1000系は予想以上に修理費用がかかることがわかり、修理されぬまま1999年11月に全検切れとなり事実上の廃車となりました。

 

第4回大井川訪問記

おしまい

 

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