ここで、DB列車のフォトランを撮影。鉄橋上で停止位置を変えて停車。DB列車は一旦関蔵駅まで行き、機廻しをして再度鉄橋上をフォトラン。写真の出来は…やっぱだめだなぁ。
今回が井川線乗車は初めてだったのですが、幸運にも復旧イベントに参加させていただき、しかも普段乗れない、DB機関車牽引によるスハフ1形客車にも乗車することが出来ました。今回乗車した客車は2両しか残っていない古い車輛だったわけですが、それを考えても21世紀目前にまだこんな鉄道が存在しているんだ…と、とても感動しました。まぁ、普段はもう少しましな客車がDD機関車に牽かれて走ってるんですけど。 とにかく今回も大変貴重な体験をすることが出来ました。coriさんはじめ企画進行された皆様、大鉄関係者の皆様、一緒に参加した皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。なお、大鉄関係者の皆様には、災害復旧をお喜び申し上げるとともに、井川線40周年のこの年を迎え、更なる発展をお祈り申し上げます。
第8回大井川訪問記
おしまい
<参考>復旧記念式典での社長のご挨拶 只今紹介がありました、大井川鉄道社長の山下でございます。 本日は生憎のお天気になりましたけれども、どうも井川線の開通記念式典に皆様ご観衆下さいまして、大変ありがとうございます。いま大井川鉄道につきましては、大変皆様方からいろいろご支援を頂いておりますことを、この場を借りましてお礼申し上げる次第でございます。この井川線のほうが昨年の10月中旬でございますけど、この井川の駅の手前で土砂崩壊の災害がございまして、一部区間不通になっておった訳でございます。それから鋭意復旧の工事をやっておりまして、多少早く開通の運びとなったわけでございます。この開通にあたりまして、線路の上にシェルター・覆いを設けまして、線路を覆っています。そのような訳で、この場所はよく土砂崩壊が起こる場所であったわけでございますけども、今回と同じような土砂崩壊が起こりましても、今度は安全な対応になっておる訳でございます。この様に早く開通できましたことも、ひとえに工事の関係の皆様のご努力も、また地元井川の皆様方の暖かいご支援の賜物でございまして、この場を借りて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 このような訳で開通する訳でありますけども、実は昨年の10月中旬から不通になりまして、この井川線をはじめ、また大井川鉄道の本線といたしましても、秋のお客様の大変多い期間の間、大変お客様の来ていただくお客様が減ってしまいまして、復旧工事費を含めまして大変な損失であった訳でございます。また、地元の井川の皆様方、また沿線の皆様方にも大変ご迷惑をかけてしまったような訳でございます。これから全面開通ということになります。また、春の行楽シーズンも近づいてきております。私ども大井川鉄道といたしましても、いろいろ工夫を凝らしてお客様に沢山来ていただくように、努力して参るつもりでございます。 またこの8月1日は、井川線が正式に地方鉄道として営業を開始致しましてから、40周年になる訳でございます。そのような訳で、いろいろイベントを予定しております。どうか皆様方、この井川線をどうか可愛がっていただきまして、末永く存続できるようにひとつご支援の程をお願いしたいと思っております。どうかひとつ宜しくお願いします。本日は大変雨の中で申し訳ありませんけども、ささやかなイベントでございますけども、時間の許します限りどうかごゆっくりとお過ごしいただければ幸いでございます。どうもありがとうございました。 ※撮影したビデオより書き出しました。