大井川鉄道訪問記
第9回<1999年4月9・10日>
その1
掲載 1999年4月23日


 

大井川沿線には桜の木がたくさんあります。春になると満開の桜の中を、SLや個性あふれる電車達が走ります。家山駅から大和田駅の間は、桜並木が続いていて大変奇麗で、とくに家山桜はその規模も沿線一で、花見客で大変賑わいます。3月3・4日の週末は満開で、天気もよかったことから大変な人出だったそうです。SLも3日が4往復、4日も3往復と走り、桜とSLを撮ろうと各撮影地は大変な事になっていたようです。
 わたしは3・4日は都合で行けなかったので、9・10日と行ってきました。満開の時期を過ぎて一部葉桜も見られましたが、撮影には最後のチャンスと言ったところで、桜吹雪の中を電車が走る奇麗な光景を見ることが出来ました。(桜吹雪はビデオには映っていましたが、写真には上手く写らないんですね。腕の問題でしょうけど…) ちなみに、11日の日曜までは桜祭りでSL101レ・102レは「さくら」のHM付きで運転されました。

これは1999年4月23日に掲載したものを、2000年5月のリニューアルにあわせ、写真を取り込みしなおしたり、体裁を手直ししたりしたものです。

 


 9日早朝、いつものようにに車で新金谷入りしました。

 まだ6時前だったため、まず新金谷の車両区脇に行ってみました。車両区の側道脇の線路には312Fと421Fが寝ていました。そして構外側線入口のカーブには313Fと貨車4両(cワフ1+cトキ228+cトキ226+cワフ4)が寝ていました。車両区が手狭で、313Fはこんな所に追いやられてしまったようです。

構外側線入口の313Fと貨車
1.構外側線入口の313Fと貨車
 

 次に構外側線の奥の方を見に行きました。ここには杉岡さんの大鉄談話室で話題になっていた、E101が仮台車を履いて寝ていました。検査標記は「11-3」までになっていて、廃車?かと思わせて実は動輪を修理のために外注しているそうです。
 それにしても、この車体にこの小さい仮台車。すぐにコケそうで近寄れないです?!。(^ ^;ゞ

構外側線のE101
2.構外側線のE101
ちょっと小さいぞ仮台車
3.E101の仮台車
→ 今度は五和〜神尾間の、国道脇を走っていた線路が道路から離れていった付近に行ってみました。踏切付近に満開を過ぎた桜が1本。すぐ金谷行き2レが来る時間(6:36)なので待っていると、なんと来たのはしらさぎでした。最近は予備車扱いで、寝てばっかりと聞いていたのでラッキーでした。
しらさぎ君登場
4.しらさぎくん登場
 

 次は神尾の桜を見に行きました。途中、国道から神尾に向かう側道で金谷行き4レを撮影(7:02)。来たのは21003Fで、緑色の車体は景色に溶け込んでしまいました。すでに葉桜になっているものもあり、あまり「桜」は感じられない写真になってしまいました。

神尾桜の俯瞰…?
5.神尾の桜とズームカー
 神尾駅にも降りてみました。線路と大井川の間には桜が咲き乱れていていました。散りはじめていて、程良い風で桜吹雪となり奇麗でした。ただ、川沿いの絶壁に咲いているので、いい構図が見つかりませんでした。ここで千頭行き3レ(6011F,7:16)と、金谷行き6レ(16002F,7:24)を撮りました。
→桜がいっぱい咲いている…という雰囲気はわかりますでしょうか。こんな写真しか撮れなかった。(T_T)
神尾の桜と16002F
6.神尾の桜と16002F(雰囲気だけ…)

 

その2へつづく…

 

 



mail

Copyright
20000517