大井川鉄道訪問記
第10回<1999年5月22・23日>
その1
掲載 1999年6月6日


 

平成11年5月22・23日に行われた、VIVA!大鉄の杉岡さん主催による第3回大鉄オフに参加訪問してきました。今回のオフ会1日目は、3月に災害復旧した井川線にも足を伸ばしました。
 1日目(22日)は井川線乗車の「乗り鉄」、2日目(23日)は大井川本線の「撮り鉄」という内容で、この訪問記も1日目はビデオ画像主体の井川線乗車レポート風で4ページ、2日目は写真作品を含む訪問記2ページで構成され、計6ページにも渡る大変なものになってしまいました。ちょっと見るのが大変かもしれませんが、しばしお付き合いくだされば幸いです。

これは1999年6月6日に掲載したものを、2000年5月のリニューアルにあわせ、写真を取り込みしなおしたり、体裁を手直ししたりしたものです。

 


 22日に日付が変わった頃、いつものように車で家を出発しました。途中東名高速は順調に流れていましたが、わたしは手強い睡魔と格闘しながら、なんとか6時前に新金谷入りしました。(←よく無事にたどり着いたものだ…汗)
 とりあえず新金谷車両区を偵察。駐車場側の側線には、相変わらず1001Fがパンタグラフをとられた状態で留置されていました。
 構外側線入り口のカーブには、313Fが留置されていました。車両区構内が手狭なうえ、1001Fが仮死状態のため、ここまで留置線として使われているようです。車庫脇には21001Fが試運転のHMを付けて留置されていました。塗装し直されたわけでもなく、一見すると何の変化も感じられないのですが…何のための試運転だったのでしょう。車庫内にはしらさぎと421Fが仲良く添い寝。洗車機の所には、E101が修繕の終わった奇麗な台車を履いて寝ていました。でも奇麗になったのは台車だけで、車体はだいぶ傷んでいるようでした。
 そういえば、オハ47398が塗装し直されて、オハ33469のような少し明るい茶色になっていました。
構内で仮死状態の1001Fと旧型客車
1.構内で仮死状態の1001Fと旧型客車
車庫脇の21001F
2.車庫脇の21001F。庫内には421Fと6011Fが
ピカピカのオハ47398
3.ピカピカのオハ47398
 

 当初はこの後、9時のオフ会集合までに、車で沿線の様子や車輛運用を調べておこうと思っていました。しかし、睡魔との戦いに疲れたわたしは、新金谷7:04発3レの21003F車内で、揺られながら寝ていました…。下泉(7:46)で一旦下車し、8:06発10レの金谷行きで集合地金谷へ向かいました。10レは16002Fだったので乗り心地が良く、気付くと金谷に着いてました。既にホームには杉岡さん達が来ており、わたしはねむねむ顔でのご挨拶。(^ ^;ゞ

 東海道線のダイヤが乱れていたようで、2人まだ来ていないとの事。わたしたちが乗る予定の、9:10発千頭行きの発車時間が迫ります。主催の杉岡さんも不安のご様子。(←写真は杉岡さんとは関係ありません) 9:03に東海道線の列車が到着。なんとかギリギリに間に合い、千頭行きに乗り込みました。電車はスグに発車。時間がなかったため、参加者の自己紹介は後ほど…ということに。とりあえず名刺代わり?に、自作の列車運行図表を皆さんへ。喜んでいただけたようで嬉しかったです。(←訂正:接岨峡温泉の岨が阻になってました。パソコンの変換ソフトでは接阻峡になってしまうんですね…気がつかなかったです。m(_ _)m)
503レスジで来た試運転列車。クハ603ほか
4.503レスジで来た試運転列車。クハ603ほか

 

202レ千頭行き
5.202レ千頭行き。

 

 10:18頃千頭に到着。(←え、もう?!)駅前の広場で参加者の自己紹介。そして、すぐ近くの橋で井川線を撮影するため移動。ところが、橋に着く前に踏切が鳴り出してしまい、道路脇から撮影。千頭から季節スジで試運転列車が来ました。新塗装車でもなく、何の試運転だったのでしょうか。
 この列車と隣の川根両国で交換して、すぐに千頭行き202レが来るので、急いで橋の上に移動。みんなは千頭方向を見て撮っていたのに、わたしだけ川根両国方を撮影。(^ ^;)> 構図なんてあったものじゃないですが、とりあえず撮れました。

 千頭駅に戻り、SL資料館を見学。ここに入ったのは初めてでしたが…、こじんまりとした部屋に、写真や書物、部品等が所狭しと並べられていました。部品が無造作に並べられている様子は、某ショップを思い出してしまいました。(←最近行ってないな…(爆))鉄道模型もあり、本物のマスコンで操作できるようで、これに熱中していた方もおりました。(^_^)

 その後、駅前の食堂でちょっと早い昼食。急に11人も来たので、お店の人は大忙しでした。

 さて昼食も終わり、千頭駅井川線ホームへ行きました。わたしたちが乗車する井川行き203レとなる202レが、10:35に入線してきました。DD206+スハフ6+スロフ304+クハ604の編成で、客車は3両だけ。土曜日でけっこう乗客がいたうえ、井川線は軽便鉄道並のミニ列車なので、すぐにほぼ満員になってしまいました。
 ちなみに、井川線は営業運転40周年を記念して、現在車輛の新塗装化を進めており、わたしたちの列車を牽くDD206も新塗装になっていました。わたしたちはスロフ304に乗車。11:55に軽快なホーンを発し千頭駅を後にしました。
新塗装化されたDD206
6.新塗装化されたDD206。
井川線新塗装客車スロフ310
ちなみに客車の新塗装はコレ(1999/05/23)



 
 
 




 


 
 
 


 
 
 




 


 
 
 










 
 
アプト区間










 
 




































 
 


 
 
 


 
 
 


 
 
 
 



 

























 

その2へつづく…

 

 



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