しばらくすると、アプト区間誕生のきっかけになった長島ダムが見えてきます。いまだに建設中ですが、いつ完成するのかな? ダムの脇には、水没する旧線のトンネルがぽっかり口を開けています。列車はトンネルをぬけて長島ダム駅に12:44頃到着。
(そういえば、レインボーブリッジの写真が1枚もなかった…汗)
接岨峡温泉駅には14:03頃到着。若返りの湯で知られる温泉地で、ここで多くの人が降りてしまいました。千頭行き204レと交換。「千頭14:50発SL急行にご乗車のお客様、ここで千頭行きに乗り換えませんと、SL急行に間に合いません。」 接岨峡温泉を出発すると、さらに険しい条件下を走ります。ほとんどがトンネルと橋梁になっています。途中にある尾盛駅はいまは無人で、沿線にはなにもなく駅に通ずる道もない! 陸の孤島の駅です。尾盛〜関蔵間には私鉄で最高の高さを誇る関の沢橋梁があります。水面からの高さは約100m! 列車はゆっくり鉄橋を渡ります。
その4へつづく…