大井川鉄道訪問記
第11回<1999年7月31〜8月1日>
その1
掲載 1999年8月10日


 

今回は平成11年8月1日に井川線営業運転開始40周年記念イベント参加のために行ってきました。また、その前日の7月31は、昨年夏に引き続き運転されるC11227改造SLマン列車の初日でもありました。途中、VIVA!大鉄のすぎおかさん達とも一緒になり、すっかりミニ大鉄オフとなってしまいました。
 1日目(7/31日)は大井川本線のSLマン号をメインに撮影、2日目(8/1日)は井川線の40周年イベント、3日目(8/2日)はまた大井川本線にてSL撮影という内容で、計6ページ写真40枚以上もあります。ちょっと見るのが大変かもしれませんが、しばしお付き合いくだされば幸いです。

これは1999年8月10日に掲載したものを、2000年5月のリニューアルにあわせ、写真を取り込みしなおしたり、体裁を手直ししたりしたものです。

 
1999年夏のイベント
SLマン列車
7/31〜8/22まで千頭駅で、今年もアンパンマンワールドが開催されます。それにあわせ、SLマン列車も同期間運転されます。この列車はC11227蒸気機関車を、真っ赤なSLマンに改造して客車を牽くもので、こども達に大人気です。運転時間は1001列車(金谷10:00−新金谷10:06−千頭11:17)、1004列車(千頭15:30−新金谷16:44−金谷16:49)です。乗車には通常のSL急行と同様、SL急行券(560円)が必要です。
井川線営業開始40周年記念イベント
1.8月1日に記念列車運行と記念式典があります。
千頭駅にて10時から記念列車出発式を開催
記念列車は千頭駅10:25発→接岨峡温泉駅11:35着。(新塗装の編成で運行予定)
なお記念列車は、井川発10:35発→接阻峡11:35着も運転。(井川駅で出発式開催)
接岨峡温泉駅に記念列車到着後、接岨峡やまびこ資料館にて記念式典、愛称決定表彰式、イベント等開催される予定(14時10分閉会式)
2.DB機関車が牽くトロッコ列車「かわかぜ号」が運転されます。
運転日 8月1・7・8・13〜15・21・22・28・29
運転区間 千頭〜川根両国間 (DB9機関車+スハフ1形2両にて運行)
運転時刻
 千頭発   10:50 12:10 13:30 14:00 14:34 15:20 15:50
 川根両国発 11:05 12:25 13:45 14:20 14:47 15:35 16:05


 当初の予定では31日早朝から井川線の取材をしたかったのと、夏休みの道路渋滞を考え30日の22時ごろ出発したかったのですが… 実際は7月31日午前2時頃車で家を出発しました。今までで一番遅い出発となってしまいました。(汗) 東名高速は順調に流れていて、休憩も最小限にして急ぎましたが、牧之原S.Aに着いたのは5時過となってしまいまいた。いつもはココで朝食をとるのですが、今回は時間がないのですぐに出発。
→ 新金谷駅へ行く途中、旧東海道の石畳を簡単に見ていきました。石畳は金谷駅から500m位の場所にありました。430mに渡り復元されたという石畳は、急坂で予想以上に登りにくかったです。わたしは50m位しか歩きませんでした。(^ ^;)>

 

旧東海道金谷坂の石畳
1.旧東海道金谷坂の石畳
急行券を求める家族連れ
2.SLマン急行券を求める家族連れ
← 金谷のセブンイレブンでおにぎりを調達し、新金谷駅で初電の出庫を確認しつつ食べました。まだ6時過ぎにもかかわらず、SLマン列車の急行券を求めて、次から次へと人がやってきました。しかもみんな子供連れなのには驚きました。こんな朝早くから大変ですねぇ。それだけSLマンが人気あるようで、この時点で当日券も残り少なかったようです。
 

↓ 新金谷車両区では、313Fが編成を解かれてモハ313が入場中でした。クハ513は庫脇の側線に寝ており、ともに普段確認できない連結面を拝むことができました。その隣に21001Fが、庫脇には421Fが寝ており、5月の時点で1001Fが寝ていた駐車場脇の側線には、6011FはとC11312が寝ていました。

入場中の313
3.庫内にはモハ313が入場中。
513のお尻(^ ^;)>
4.車庫脇のクハ513。
 

↓ その後、構外側線に行ってみると廃車が噂されている1001Fが寝ていました。しかも架線終端を越えた一番奥に追いやられていました。パンタグラフやライト類等は撤去されていて、車体の至るところに錆も浮き出て何とも悲惨な状況でした。

クハ2001
5.クハ2001。ライトも撤去されて…
側線末端の1001F
6.側線末端の1001F。このまま終わるのか…
→ その他部品取り用と思われるC12208は、シートの一部がずれていて車体を見ることができましたが、もうボロボロで、部品すら使えないんじゃないの?…という感じでした。また、その付近に旧型客車に使われている台車が多数放置されていました。

訂正:#11公開当初C12206と書いてありましたが、C12208が正当とのご指摘がありました。ここにお詫びして訂正いたします。(1999/08/17)

C12208
7.ボロボロのC12208

偵察はこのへんにして、1001レSLマン号を撮るため新金谷を後にしました。

 

その2へつづく…

 

 



mail

Copyright
20000517