大井川鉄道訪問記
第12回<1999年10月17日>
その1
掲載 1999年10月19日


 

今回は、住友大阪セメント(株)伊吹専用線から譲り受けた電気機関車「いぶき」が、平成11年10月上旬に大鉄入りしたというので、時間がないなか日帰りという強行軍で様子を見に訪問してきました。

これは1999年10月19日に掲載したものを、2000年5月のリニューアルにあわせ、写真を取り込みしなおしたり、体裁を手直ししたりしたものです。


 17日の深夜1時(16日25時)に車で家を出発。東名高速道路は予想以上にすいていて4時半前に牧之原S.Aに到着しました。軽く食事をとり新金谷へ向かいました。
→ 大鉄入りした「いぶき」は、新金谷駅の側線に留置されていると事前情報があったのですが、新金谷駅にその姿はありませんでした。かわりに廃車になるといわれているE103が寝ていました。
早朝の新金谷車両区
1.早朝の新金谷車両区(6:15頃)
ピカピカのオハニ367
2.ピカピカのオハニ367(家山駅6:50)
 沿線の様子を偵察するため、新金谷6:20発の1レに乗りました。16001Fだったので、座ったままでは後ろかぶりつきが出来ませんでした。(^ ^;ゞ 途中家山で金谷行き4レと交換のため5分ほど停車。
← ここ家山駅には、日本ナショナルトラスト所有の客車が3両寝ていますが、このうち老巧化が目立っていたオハニ367が、塗装し直されてピカピカになっていました。ただし、ただ上塗りしただけのようで、よく見るとあちこちクレーターのような凸凹が無数に見られました。そして、検査期限が11-11の標記。大丈夫なんでしょうか。ほかのスハフ432と433は塗装こそ色褪せているものの、検査期限はそれぞれ14-7と12-7でまだ余裕がありました。
 1レは2レと交換して6:52に家山を出発し、千頭駅に7:29頃到着しました。すると、駐車場側の側線に見慣れない電気機関車が2両見えました。「いぶき」です。いつの間にか千頭に移動していたのですね。なるほど、大鉄のE10形と形態的には似ています。色はいぶきの方が明るい茶色で、何と言っても車体が奇麗! (^ ^;ゞ
 その隣には井川線用のイベント客車が寝ていました。諸般の事情により写真のような状態です。ちなみに8月の時点では青色塗装でした。
千頭にいた「いぶき」
3.千頭にいた「いぶき」
井川線用イベント客車スハフ7
5.井川線用イベント客車スハフ7
車体側面の標記
4.車体側面の標記
いぶき502
6.いぶき502 (千頭駅)

 

 一通り「いぶき」の偵察を終えてたので、8:20発の12レで新金谷に戻りました。

 

その2へつづく…

 

 



mail

Copyright
20000517