大井川鉄道訪問記
第12回<1999年10月17日>
その2
掲載 1999年10月19日


 

 12レは新金谷駅に9:25頃到着しました。今日はSL急行が3往復もある当たり日。最初の1001レを撮るべく、一旦新金谷の駐車場から車を出して、金谷駅〜新金谷駅間の大代川橋梁付近に行きました。大代川の土手にはススキがいっぱいあるので、工夫次第で秋らしい写真が撮れます。下の写真はススキが感じられないので失敗ですね。(^ ^;ゞ
大代川のススキとSL列車
7.大代川のススキとSL列車 (大代川橋梁 1001レ 10:03)
E102+スハフ42304+オハ47398+オハ47380+オハ47512+スハフ42186C11227
ちなみに、この列車の電気機関車は金谷〜新金谷間のみ連結されていました。

 

 今度は新金谷車両区を見に行きました。車庫と本線に挟まれた側線には、21003Fがバラされて頭同士を向き合って留置してありました。どうやら検査入場しているようで、21003は仮台車を履いていました。(写真8) その隣にはしらさぎ6011Fが寝ていました。
新金谷車両区で検査中の21003F
8.新金谷車両区で検査中の21003F
普段見られない頭同士の並び
9.普段見られない頭同士の並び
 

 つぎに新金谷構外側線に行ってみました。ここにはいつもの貨車に挟まれて、見慣れないホキがいました。「海 ホキ986 坂祝駅常備」の標記がありましたが、坂祝の部分は黒で塗りつぶしてありました。なお、新金谷車両区の車庫内にも、これと同形と思われるホキがいました。保線作業に使うのでしょうか…

ホキ800形
10.新たに大鉄入りしたホキ800形
ホキ986の車体標記
11.坂祝駅常備の文字が…
 

 構外側線の末端に留置されている1000系ですが、さらに状態が悪化していて既に廃車体化していました。側面の車号標記部分がバーナーのようなもので切り取られており、床下機器の一部も取り外されていました。車内に至っては荒れ放題と言った感じでした。モハ1001の事故で損傷した運転台部分を覆っている青いシートが破けて、割れた前面ガラスが見えていて実に痛々しいです。

車号標記が切り取られて…
12.車号標記が切り取られて…
悲惨な状態に
13.悲惨な状態に
 

 さて、すっかりブルーな気持ちになってしまいました。気を取り直してSL急行変1003レ・101レを撮るべく移動することにしました。

 

その3へつづく…

 

 



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