薔薇の名前 特別版
ワーナーさん酷すぎます
やっとDVDになり本当に喜んでいました。 しかしがっかりでした。あらすじは皆さんのものを参考にしていただくとして、では何ががっかりだったのかを書きます。 まず翻訳が公開当時と変わっていて、当時の訳で観た者にとっては歴史の重み、設定や背景の深さが感じられませんでした。 例えばドルチーノ派のサルバトーレが叫んだ言葉はそのままの音をカタカナにしてますが何のことやら。 日本語で「悔い改めろ」と意訳して欲しかったです。 そして決定的なことは最後の一節がなかったこと。 薔薇は神が名づけた名なり 汝の薔薇は名もなき薔薇(今回作品中になかったのだから記載しても問題ないでしょう) これがなければこの作品のタイトルがなぜ薔薇の名前なのかわからないし、 原作者がこの作品にこの題名をつけたということは何を描きたかったのか、またそれを考えるキッカケがなくなってしまいます。 翻訳の件は英語で聞けばいいのかもしれませんが(難解!)、この最後一節が表示もされないのは大問題だと思います。 |