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亀井高秀 最新刊・アニメDVD/ビデオ |
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American Folk Blues Festival 1962-1966 Vol.1 噂に違わぬ傑作。私の宝物。 ・David Bowieの“Lets Dance“の中で、‘・・・dance to the bluesと歌われているのだが、長い間、どのようにbluesで踊るのだろうと思っていた(私は元々ロックファンである)。その疑問は本DVDのHootnBlues“で氷解した。正に「百聞は一見にしかず」である。 ・出演者は T-Bone Walker、John Lee Hooker、Muddy Watersなど一流で、かつ演奏も一級である(ビッグネームが必ずしも名演を繰り広げるとは限らないので、この区別は重要である)。しかも40年ほど前のものにもかかわらず、映像の状態まで良いのである。 ・今となってはやや不思議なことに、ブルースは、英国のロックバンドが賞賛する以前は、米国では人気が低かったらしい(白人はもちろん、黒人にとっても)。このフェスティバル(1962年に始まっている。なんと、Rolling Stonesのレコードデビュー(63年)以前である)では、欧州の白人が聴衆なのだが、いかに彼らの異文化を受け入れる能力が高いかの傍証となっていて、文化史の一側面としても非常に興味深い。なお、このフェスティバルのプロモーターは当時30代の2人のドイツ人であって、米国人ではない(但し、Willie Dixonはブルースマンたちのマネジャー的な役割を担った)。 ・このフェスティバルの背景、出演者(と共演者)について解説した小冊子も付いている。素材よし、DVD作成者の工夫・情熱・誠意よし。素晴らしい仕事である。音楽DVD(音楽に限らないが)の模範である。なお、私はめったに5つ星は付けない、評点の辛い男であることを強調しておく。 (付記)私が本DVDを知るきっかけとなった、山本おさむ氏の漫画「Hey!! ブルースマン」(講談社)もお勧めしておく。 |