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天と地と 天ノ盤

黒と赤。

壮大な合戦模様、特に劇場未公開シーンを含めた戦闘シーンは圧巻です。上杉軍(黒)vs武田軍(赤)の色のメリハリが、非常に戦闘シーンを判り易く見せてくれます。実際に敵味方がここまで区別できるような鎧兜ではないでしょうが、映画としてみるなら映像的にも美しく見応えがあります。赤黒入り混じる中での謙信(人馬共に)の白色は、特に目立っており凛として見えました。しかし合戦シーンを除いては半端に人間模様が描かれており、短い時間がネックとなり時間軸が飛びまくっていました。特に合戦までの経緯などを中途半端に描いている為、返って意味不明であり作品を難しくしている感じがします。個人的には「川中島の戦い」のみを集中して描いて欲しかったです。とはいえ日本の四季「春の桜吹雪」「夏の壮大な雲」「秋の夕暮れ」「冬の雪景色」が美しく織り込まれており、静と動(四季と合戦)を上手く対比させようという意図は感じました。ただ色々と詰込もうとし過ぎて、中途半端になってしまった感は否めませんが...。本作のメインである合戦シーンは(各武将の判別が難しかったですが)、大迫力で見応え充分だと思います。また音楽は良くも悪くも小室色が強く出ていました。


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