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アメリカン・ビューティー

humanity

そうだな、私の記憶にはないかな。

一人の人間が時に美しく、時に醜く描かれている、そんな映画。それが主要人物の殆どで。
そんな映画今まで観たことあったかしら。私の数少ない経験ではないのでは。たいていは、誰かが美しくって誰かが醜い。そうした「役割」がきちんと用意されている。けれどこの映画には。

本当の意味での「人間らしい」、そんな姿を映した映画だと。それは決して慈善行為といった意味ではなく。

誰にでも、いい所と悪い所がある。それは人間だから。
そうやって昔親から言われたことがあります。そういえば小学校の先生にも言われたかな。つまり、美しい所と醜い所。人間だからその二つの要素は誰にでも持ち合わせているもの。それがこの映画ではきちんと描写されている。それをテーマにしたのかな?わからないけれど。

ここまで一人の人間をぎゅっと抱き締めたいほど美しく愛おしく、同じ一人の人物を殺したいほど醜く描写した映画はあったかしら。

これが初めて。



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