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インテリア
とても懐かしい感じがするインパネです。
エクステリア同様、この年代を象徴するかのような角ばったデザインです。

このDXグレード車には、快適装備は一切装備されません。今時の競技ベース車も顔負けの装備内容。
オート、電動、パワー・・・の付く装備類は装備されず、5速目のギアもありません・・・。
何も付いていないのですが、なぜか運転していて楽しい車です。
廉価グレード車なので装備の差はエクステリア以上に激しいのですが、最近の車のように使わない
スイッチ類をめくら板で塞ぐ事をあまり行っていないので
(パネルや部品ごと、DX専用品になっている。)
上級グレードとの差を痛感する事はあまりないです。
(でも説明書を読んでいると、かなり痛感します。)

なにも付いてこない我がカローラですが、当時のカローラ自体には実に様々な装備が用意されていました。
エクステリアコーナーでも触れた電動リモコンのフェンダーミラーや、サンルーフ
(ムーンルーフ)
ナビコン
(目的地方位指示計)なんてのも付いていました。シートにはランバーサポートや上下位置調節機構。
計器類ではリアの灯火類の断線警告灯に、パネル照明の照度調節機能なんかも装備されていました。
僕のカローラにも付いていればなぁと思う反面、何もないので装備類の故障のリスクに襲われないのが
救いだなとも思っています。

室内の広さは、やはり最近のカローラより狭いです。大体プラッツと同じくらいでしょうか。
ピラー類が細く、ガラスの面積が多いので結構開放感があります。

ちなみにこの車、なんとエアコンがありません・・・。
元々は札幌にあった車なので、あまり必要なかったのかも知れません。
しかしここは、暑さで有名な名古屋です。
購入時は春だったので、重要性をあまり感じませんでしたが、徐々に夏が近づくにつれ暑さに耐えれなく
なったので、後から純正のエアコンユニットを移植しています。
「ステアリング」(写真上:交換前 写真下:交換後)
とても細いステアリング。
巻かれている革のカバーがとても渋いです。
※現在はナルディ製 クラシック ウッド(360mm) へ交換。

パワーステアリング未装着車のため、駐車場ではかなり辛いです。
しかしながら、振動等がダイレクトに伝わるので
路面の状態を把握することができます。
「ダッシュマット」
ダッシュボードの保護を考えてダッシュマットを装着しました。
70カローラ専用設計でジャストフィットです。
※アールエム・オージー・ショップにて購入しました。
「キーシリンダー」
キーシリンダーの上にボタンが付いています。
最近はキーをACC位置からLOCK位置に回す時にキーを押し込みながら
回す車が多いですが、この車はボタンを押す事でLOCK位置に入れます。
上級グレードではキー照明が装備されます。
ちなみにキー抜き忘れのブザーもありません。
「非常点滅等スイッチ」
ハザードボタンはハンドルコラム上にあります。
押しにくい位置にありますが、当時はハザードを点ける機会がほとんど
無かったのでしかたのない所です。
説明書にも「故障時以外に使用すると他車の誤解を招き危険です」と
記載されています。
『サンキューハザード』なんて文化が無かった時代ですからね・・・。
「ライトスイッチ」
機能的には今の車と変わりません。
とても細いですが、根本には鉄柱が入っているので強度的には大丈夫そう。
ちなみにライト消し忘れのブザーはありません。
「ワイパースイッチ」
DXグレード車には間欠モードがありません・・・。
その代わりにミスト機能があるので助かります。
「メーターパネル」
左上にあるパネルの位置には本来、時計が装備されます。
MTなのにタコメーターがありませんので、変速は音と勘で行います。
上級グレードでは多少デザインが異なります。
「速度計」
100Kmから黄色表示になる速度計。
100Kmを超えると警告音が鳴り響きます。
撮影時の総走行距離は1561Km。
「センターパネル・CDチューナー」(写真上:交換前 写真下:交換後)
一番上の左側スイッチがリアの熱線スイッチ。
その右は見慣れないパーキングランプスイッチ。
(※パーキングランプについての説明はページ下部参照)
その下にはなんとも懐かしいデザインのAMラジオ。
ラジオがエアコンパネルより上にあるのは、当時としては珍しいです。


さすがにAMオンリーでは辛いので、CDチューナーを取付ました。
なるべく後付け感をなくしたかったので、ナカミチ製 CD-500を選択。
これでカローラでもMP3が聞けます。
「空調パネル」
購入当時はエアコンレスでしたが、後日純正エアコンを移植しました。
「カセットステレオ・1DIN小物入れ」(写真上:交換前 写真下:交換後)
おそらく純正オプションと思われる、カセットステレオ。
ちなみに壊れています・・・。


カセットステレオは故障していたので、取り外し。
変わりに小物入れを装備。
カップホルダーも付いていて、なかなか便利です。
「ETC車載器」(写真上:アンテナ 写真下:本体)
何かと有料道路を利用する事が多いので装着しました。
アンテナ分離型 Panasonic製 CY-ET908KDです。

セットアップ済のものを通販にて購入。
オーディオ周りの配線から電源を分岐し、
小物入れ裏に元々開いている穴を利用して配線、装着しました。
純正とまではいかないものの、結構スッキリ装着できました。
※自分でつけたETCで初めてゲートを通過するときは、緊張しました。
「シガーライター・チョークレバー」
見慣れたシガーライター(普段は変わりに電圧計を装着)と
見慣れないチョークレバー。
「吹き出し口」
両サイドのダクトからは、外気が直接入ってきます。
下にあるレバーは外気の導入を切り替えるレバー。
「速度警告ブザー用の穴」
時速100Kmを超えると(正確には105Kmあたり)『キンコン♪キンコン♪』と
耳障りなベルが鳴ります。
非常に耳障りなので、かなりの抑止効果があります。
「フォグランプスイッチ」
手前に引くと点灯します。
「スピーカー」
スピーカーはドアではなく、足元に設置されます。
また、助手席側ではなく運転席側に発炎筒が装着されます。
使用期限が切れていたので、後日新品に交換しました。

それにしても、この位置にスピーカーが装備されている車を
昔どこかで見たような・・・。
「トランクオープナー」
フューエルリッドオープナーが装備されないので
足元にはトランクオープナーしかありません。
さらに間違える可能性がないためか、表示すらされていません。
「4速マニュアルシフト」
エンジン縦置きのFR車なので、
ギアボックスから直接生えたシフトを操作するのでダイレクト感があります。
しかも、コクッ・コクッっと以外な程気持ちよくシフトが決まります。
直接床から生えていますが、
上級グレードではセンターコンソールが装備されます。

現在はNARDI製 プレステージ マホガニー ダークウッド(写真下)へ
交換しています。
 
 「シフトパターン」
シフトノブを交換した事で
シフトパターン表示が別途必要となったのですが、
4速のシフトパターンステッカーがなかなか見つからず、
仕方なくテプラで自作しました。
 
「注意書き」
運転席ドアの内側に注意書きが貼ってあります。
現代のようにエアバック等の警告ではなく、運行前点検について
記載されています。
「ドアロック」
集中ドアロックは装備されないので、多人数乗車時は面倒です。
最近では同乗者からの理解も得て(?)降りる時は自ら施錠してくれます。
※最近はキーレス車ばかりですからね・・・。
「ドア換気孔」
換気性能向上のために、左右フロントドアに換気孔を設定。
室内の空気はドア内部をとおり、外へ排出されます。
逆止弁つきなので外気の逆流もありません。
とカタログには書かれていますが、
実際には若干逆流している気がします・・・。
「ドア内張り」
上の写真はカローラ運転席側・後席の内張りで
下の写真はカローラ・バンの同じく運転席側・後席の写真。
なんとなく部品が似ているような・・・。
「室内灯用スイッチ」
ドアの開閉の感知、室内灯のON・OFFを行うスイッチは
なぜかこの位置(Aピラー)にあります。
大抵はドアキャッチャーの位置(Bピラー・Cピラーの位置)にあります。

この位置にあると、半ドアでも室内灯が消えます・・・。
(ドア警告灯はDXグレードには装備されず)
「ドアリフレクター」
スズキジムニーの純正販売店オプションのドアリフレクターです。
ただのシールですので、スペースさえあればどんな車でも付きます。
「フロントシート」(写真上:交換前 写真下:交換後)
非常にチープなシートが取り付けられています。
ジムニーのシートに慣れた同乗者達から、かなりの不満を頂きます。
購入時は前オーナーが取り付けたと思われるカバーとビニールが被って
いましたが、市販のカバーに交換しました。
一見ハイバックシートに見えますが、ヘッドレスト別体シートです。

純正だと長距離移動時にちょっと辛いので、思い切って装着しました。
RECARO社製 LX-VSです。
当初は運転席側のみだったのですが、勢い余って助手席も交換。
しかも助手席側にはオプションのアームレスト装着。
※取付けは自ら行ったのですが、非常に疲れました・・・。

純正っぽく見せるために、色を合わせてみました。
疲れ知らずで乗り心地は非常に良いです。
ただし、夏場は熱がこもりやすいです・・・。

ちなみにこのシート表皮色は、
購入当時は純正でラインアップされていました。
「リアシート」
クッション部分がバネ式なので非常に違和感があり、
フロント同様に不満が上がります・・・。
またリアのシートベルトは3点式ではなく、2点式です。
「本革製 ドリンクホルダー」
カローラは収納が少ない(特に後席)ので装着しました。
ドリンクだけではなく、ちょっとした小物をいれるのにも便利です。
「リア足元」
後輪駆動なので、動力を後輪に伝えるためのプロペラシャフトが
床下を貫通する為に足元が膨らんでいます。
数値上では5名乗車が可能ですが、実際リアに3人はキツイです。
「後席用 吹き出し口」
運転席と助手席の下側に、後席用のヒーターの吹き出し口があります。
寒冷地仕様車ならではの装備。
「アシストグリップ」
上写真:助手席のアシストグリップ
下写真:後席の写真。
ご覧のように助手席しかアシストグリップが装備されません。
まぁ、使わないですけど・・・。

また天井は基材PEフォーム、ルーフサイレンサーなどの吸音効果の
高い素材を使用した多重構造とし精粛性を向上させた吸音天井です。
「室内灯」
市販のキットを使ってLED化しています。
また残光機能付きなので最近の車ようにゆっくりと消えます。
「リアウインドウ」
スモークフィルムを施工しています。
ご覧のように、継ぎ目のない一枚貼りで仕上げてもらいました。
「ハンドルロック」
ジムニー時代に使用していたものです。
カローラのシートベルトでも使用できます。
「脱出用ハンマー」
こちらもジムニー時代に使用していたもの。
運転席脇の隙間にスッポリ収まりました。
「書類」
新車時の保証書に整備手帳。
説明書も揃っています。
「車内小物」
グローブボックスの中に入っていました。
エアゲージにスペアのヒューズに電球。そして赤旗。
「車検証」
ご覧になれますでしょうか。
平成17年4月27日 走行距離1,400Km。
「プラモデル」
友達が見つけて買ってきてくれました。
グレードは1600GTですが、DXとほとんど変わらないので満足度高いです。

パーキングランプとは
古い国産車には、パーキングランプというものがついています。
これは夜間の駐停車時に後続車等に自車の存在を知らせるために使うものです。
役目としては、今でいうハザードランプと同じな訳です。
カローラにもハザードランプは付いていますが、当時のハザードランプは故障などの非常時に
使うものとして用意されています。
またカローラはキーOFF状態でもスモールランプが点灯できるので、それで代用可能なのですが
ランプの点灯状態が違います
(おそらくバッテリー保護のため)
ちなみに輸入車やスバル車には、今でもパーキングランプが付いているみたいです。
(輸入車は片方のみを点灯させるモデルが多いみたいです。)
「パーキングランプスイッチ」
センターパネルに装備されるPマークスイッチ。
「パーキングランプ点灯状態」
下の写真(スモールランプ点灯時)と比べると両サイドのランプしか
点灯していません。
フロント側はスモールランプ点灯時と変わらず。
「スモールランプ点灯状態」
スモールランプ点灯時は中央寄りのランプとナンバー灯も点灯します。




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