ぱそこんトラブル日記



12月6日
かねてから部品を買い集め予定していたことを実行に移す日がやってきた。2号機を寝室に目立たないように設置するのである。ディスプレイは近くへ。本体は2m近く離れた鏡台の陰へ設置する。ケーブル類を壁際へ目立たないように通す。ネットワークのケーブルを壁のコネクタからタンスの裏からカーペットの下を通し、本体へ、余りは鏡台の後ろでとぐろを巻かせる。電源ON。ディスプレイが変だ。文字の右側に妙に長い影が表示される。やはり、ディスプレイケーブルを切り替え器を使用して2本つなぎしたのがまずいのか。が、ネットワークも動作しない。考えた末に、ディスプレイケーブルが1本でなんとかつながる位置に本体を移動させる。
ネットワークは寝室の壁のコンセント部をバラして結線を確認する。が、合っている。ルーターからルーターを置いている物置のコンセントまでのケーブルを交換する。動いた。ケーブルが実はネットワーク用ではなくてISDNのS点ケーブルだったのだった。失敗。よくみれば接続本数が少なかった。

12月5日
NT4.0を2台めの機械にインストールし直す。5.0であんなに苦労したネットワークカードも付属のドライバを使用したら一発で動作する。当たり前だけど、うれしい。
サウンドカードドライバもAOpenからダウンロードしてインストールする。鳴るようになったけど音の終わりにパリッとノイズがでる。ま、しかたないか。

12月4日
ネットワークがやっと動作する。ハードウェアウィザード(だったかな?)でリペアセットアップをしたら動作するようになった。が、日本語が表示されない。もともと、NT5.0Betaは英語版であるが、日本語が表示できると雑誌に書いてあったからインストールしてみたのだが...
確かに、フォントとIMEはCDに入っているがインストール方法がわからない。

12月1日
今日はネットワークカードを買いにショップEに行く。年末限定特価1780円のAcerNE2000互換カードを購入する。最初は価格表にNE2000互換と表示のあったSVECの2800円ISAカードを代金まで払っていたのだが、念のためAcerの箱を見るとNE2000互換と表示があったのでこちらに変更してもらう。おまけでAOpenのAW35というCrystalのチップを使用したサウンドカードが2800円だったのでつい買ってしまう。NT用のドライバがあるとは箱にもマニュアルにもなかったがなんとかなるだろうと思っての購入。
NE2000ドライバで動作させようとするが、動かず。BIOSのPnP設定をいろいろ試すが動かない。
PS/2マウスコネクタをASUS用からEPOXに変更する。ASUSは4×2段のコネクタであるがEPOXは5×1段のコネクタである。ひとつ足らないのでジャンパーに半田付けしようかと思ってジャンパーを探したら無い。CD−ROMからサウンドカードへのケーブルに5×1段のものがあったので、取り外してこれを使用する。とりあえず、EPOXのコネクタの電圧を測る。3番がVCCというのはわかったが、NCの4番以外1,2,5番ともに5Vと表示される。仕方ないので、私だったらこんなもんかなと適当に決める。動いた。1発で動いたので感激する。

11月30日
BIOSにハードディスクのローレベルフォーマットがあったのでとりあえずIDEのハードディスクをフォーマットしてから、WindowsNT5.0Beta1をインストールしてみる。
WindowsNT5.0は右ボタンメニューがマウスカーソルの先端を起点としてニュルっと表示される。
また、階層化されたメニューも右方向にニュルと表示される。リストボックスも非常にスムーズにスクロールする。
ところで、2台めに使用したCPUはクラシックPentiumの90MHzであったが、以前のMYCOMPの54ITというトライトンFXのマザーではどうしても120MHz以上では動作しなかったのに、今回のマザーでは平気で133MHZで動作する。K6−233MHzもクラシックPentiumの90MHzも速度はほとんど変わらない。やはり、体感速度はキャッシュとハードディスクによるところが大きいのか? ただ、以前のマザーよりは早いような気がする。
ネットワークカードが動かない。最初に勤務先から持って帰ったメルコLGY−ATを入れてみるがNE2000ドライバで動作しない。ま、これは当たり前でIRQとI/Oポートアドレスを設定してやらなければならない。そう思ってダウンロードしたユティリティを起動するが、カードが無いと言われてしまう。もともと怪しいから勤務先の機械から抜いてきたものなので素直にあきらめる。
今度はメインの機械で使用しているSVECのPCIネットワークカードを入れてみる。NT5.0BetaのドライバにはSVECはISAのカード用しか用意されていない。カードに付属のディスケットに入っているNT4.0ドライバを試すがダメ。しかたなく新たに購入を決意する。

11月29日
2台めの機械用のマーザーボードを購入する。EPOXのEP−5BVPXAである。私はVPXが好きなのとVIAのチップセットを使ったマザーは値段が安いので、EPOXかMYCOMPのマザーはないか?とパソコンショップPに聞いたらコレがあるというので見に行った。
最初の印象は「ナニ、コレ、チイサイ!」である。ほとんど正方形に近い。フルサイズAT、ベビーAT、3/4ATときて、ついにここまできたかという大きさである。SIMMのメモリソケットが2本、DIMMが1本しかないのが気になったが、どうせ2台目だからメモリも64M以上積む気はないので、まあいいか。
マウスは昔のIBMの機械についていたPS/2マウスを使用しようと思っていたのでASUS用のPS/2マウスコネクタを購入する。コネクタのピンを入れ替えるつもり。
家に帰ってケースにマザーを組む。そこで気がついた。メンテナンス性は最低。シリアル1のコネクタとパラレルのコネクタの位置が離れているのでどうしてもケーブルがPCIのカードの上か下をまたぐことになる。今までこんなマザーは見たことがない。会社から持って帰ったMach32とメルコLGY−ATを入れて、1台めの機械からメモリを64M抜いて、2台めに入れて。ん、入らない。メモリはすぐ下にあるシリアルのコネクタにつっかえて入れられない。仕方ない。シリアルのコネクタを1回抜いてメモリをソケットに入れ、シリアルのコネクタを挿す。さて、電源ON。が、画面は真っ暗。おかしい。1台めのビデオカードと入れ替えてみても動作ぜず。1時間後、判明。メモリがきちんと入っていなかった。メモリは非常に入れにくい。シロウト向けのマザーじゃないぞ、コレは!!。

9月30日
先日からSDRAMの2CLKと4CLKの違いについて調べているが、誰も知らない。
誰か知っている人がいたら教えてもらいたい。
FICのPA2010+のマニュアルには2or3クロックと書いてあるし、NECのSDRAMチップのスペックをホームページで見たら、
CASのレーテンシーは2or3クロックと書いてある。でも、パソコンショップの広告には2or4クロックって書いてあるし、
以前に秋葉原のパソコンショップのチェーン店に行った時に聞いたら最初のアクセスのクロック数だと言っていたような気がする。
かなり前のことなのでいいかげん忘れかけているが...そりゃ違うだろう。って言った憶えがある。
ちなみに、VIAのVPXのスペックシートによると6-1-1-1か8-1-1-1ぐらいだったような気がする。整理してなかったら紙がどこかへ行ってしまった。
SISやINTELのチップセットも似たようなものだったような...
結局、SDRAMは64Mビットチップの128M-SDRAMが安くなってから買うことにして、某ショップに12000円の32M-EDODRAMを買いに行った。
そうしたら、「これ、怪しいんですけど」と店員にいわれた。なんでも、最初動かなくてバンクを変えたら動いて、また元に戻したら動いたとのこと。
こういう場合はたいてい接触不良ではないのかと思う。
家に持って帰ってソケットに入れたらあっさり動いた。
ちなみに、チップはTIで60nsである。
パソコンショップへ行っていたらどこかのオジサンたちが「やっぱりNICは3COMでSCSIはアダプテックだな」とかいっていた。
う〜ん私としては貧乏人だから自宅や会社で使ってトラブルなく動く安いSVECのNICとテクラムDC390シリーズがお勧めだなと思う。
私のまわりでDC390Uは4台、SVECのNICは100BASEも含めて3台くらい稼動しているがトラブルが発生したものはない。

9月28日
友人がフィルムスキャナーが欲しいというので久しぶりにエプソンのFS-1200を引っ張り出し画像を取り込んでみる。
実サイズで1200×1700ぐらいTIFFファイルで5.3Mバイトくらい。結構でかいものだなと思っていたら、JPEGにして200〜300Kバイトになってしまった。
う〜ん小さいものだ。でも実際にデータをメモリ上にロードするとやっぱり元サイズになるのでちょっと注意が必要。
FS-1200の最大解像度(ソフト補完ですけど)の4800DPIで35mmフィルムをスキャンすると80MバイトのTIFFになる。JPEGにして3.5M。6500×5500ドットくらい。
最初はスワップファイルが75Mではロードできず、200Mにしてロードさせた。危険である。PSPで見ていると166Mバイトとなっている。
これはひょっとしたらUNDO用のエリアも含めているのかな。
エプソン32bitドライバとスキャナについてきたフォトエンハンサーを組み合わせるとよくハングする。
それが、CPUをオーバークロックで使用しているからなのかどうかちょっと不明。
PSP4.2と32bitドライバの組み合わせはきちんと動く。

9月22日
これからはできるだけリアルタイムで日記をつけようと思う。
が、しかし、どうせ三日坊主か??
最近、マッキントッシュを持っている友人からフリーズという言葉を聞いた。
よくよく聞いてみると、画面が止まることを指すとのこと。確かにそうかも知れないとは思う。
その後、雑誌などでも見かけるようになった。
昔は、ハング、ハングアップとかダウンとしか言わなかったと思う。
ハング、ダウンというのはプログラマ・管理者側から見た場合の話で、
フリーズというのはエンドユーザーから見た状態についてで、
パソコンも普及したんだなと感慨深い。

9月21日
PA2010+のBIOSをアップデートする。
かなり様子が違う。
SCSI起動が追加された。

9月20日
IDEのハードディスク3台で1ギガバイトずつストライプデータセットを作成する。
遅い!!
やはり、CPU使用率の高いIDEは無理がある。
チータが目の前をうろうろし始める。

9月初め頃〜9月半ば頃
客先に納めるためにペンティアムU−266マシンを購入する。
WindowsNTで使用するというので、一応NTのインストールを確認してみると途中でハングする。
SCSIカードにAHA2940を使用していたのをDC390Uに変更すると、無事インストールが完了できた。
その旨、販売店に送り返すとSCSIケーブルの異常でしたといって送ってきた。
またインストールすると途中でコケる。あてにならない販売店である。
DC390UはNTのインストールにちょっとしたコツがある。
デバイスの検索をさせないことである。NTは検索するとSYMBIOSのカードを探してくる。
確かにDC390UはSYMBIOSのチップを使用しているが、検索してきたドライバでは動作しないので、手動でデバイスを指定する必要がある。
それさえわかっていれば、安くて、素直に動作するよいカードである。以前は2940等に比較してCPUの使用率が2倍程度であったが、
最近ドライバがVer2.0になってからCPUの使用率もひと(2940)なみになってきたそうだし、私は好んで人に勧めている。


8月終わり頃
友人がアップグレードするためにK6を買ってきて、私にCPUのゲタを勝ってきてくれと頼むので、パソコンショップに行く。
FICのPA2006のキャッシュ1Mを購入するつもりであったが店員と話をすると2006はDIMMソケットはあってもバグのため、SDRAMが使用できないという。
ATマザーという制限があって悩んだ末、TX−97Eに変更する。
TX−97EはAHA2940と相性が悪いという。
友人はTekRAMのDC390Uなのでまあいいかと、ASUSのTX−97Eを買って帰る。
ゲタだといって友人に渡す。友人絶句。
1週間後、TX−97Eをケースに組み込んだが少々おかしいという。聞くと、LM78/75のCPUの温度表示および電圧表示が異常な値を示すとのこと。
さっそく販売店にもって行く。
販売店で症状を確認し、マザーを交換してもらうが変化無し。
店員に「元々この症状は以前に聞いたことがあるが、実害がないのでいいでしょう」と言われ憤慨する。
知っていて覚悟して買うのと、知らずに買うのは大違いである。と私は思う。
このときついでに山洋のCPUファンを友人に買ってもらう。やはり、よく冷える。
あきらめて帰る。
後日談として、メルコLGY−ATネットワークカードのポートアドレスとLM78のアドレスが重なっていたとのこと。
現在は快調に動いている由。


8月中頃
自宅の「ぱそこん」の構成を少々変更する。
元は
CPU
P5−90(120でドライブ)
マザー
TMC 54IT (430FX)
HDD
FB1080+FBTM2110 (すべてIDE)
ケース
ミニタワー
MEM
EDO64M
CD−ROM
4倍速ATAPI
SCSI
AHA1542
オリンパス MOS331 (230M MOドライブ)
FDD
TEAC 2モード
ビデオ
メルコ WGPVX8
ディスプレイ
IBM 8515 (15インチ 1024×768インターレスディスプレイ)
DSU内臓TA+64K-TA


今度は
CPU
K6−233(75×3.5=262.5Mでドライブ)山洋ファン
マザー
FIC PA2010+ (VIA VPX/97)
HDD
FBST6.4+FB1080+FBTM2110 (すべてIDE)
ケース
フルタワー (テクノバード TB333)
MEM
SDRAM128M(予定)
CD−ROM
24倍速ATAPI
SCSI
DC390U
オリンパス MOS331 (230M MOドライブ)
FDD
TEAC 2モード
ビデオ
メルコ WGPVX8
ディスプレイ
飯山 MT8621E
ルータ (富士通NetVehileEX3)

と、結構変わる。
が、ビデオカードとIDEが足をひっぱり、あんまり速くなったような気がしない。速くなったのはCD−ROMだけ!?
ディスプレイが変わったため、やっと2048×1536で表示できるようになった。が、めちゃ遅い!!
83.3×3.5では動作しなかった。

8月初め某日〜1週間程度
知り合いからGateway2000のP5−133マザーとCPUを譲ってもらい、勤務先のサーバーに組み込む。
これでサーバーで残っているのは、ケースとFDDとMach32だけとなる。ちなみに元はGateway2000のP5−66で、勤務先で最初に買ったPentiumマシンであった。
しばらく使用しているとハングアップするようになった。症状としてはファイルコピー中にハングするというものである。
チップセットが変わったためかと思い、OSを再インストールしてみるが症状は変わらず。
原因追求のため、パーツをひとつずつ交換してみる。
SCSIハードディスクにファイルコピー中にハングしたので、まず、SCSIカードをAHA2940からDC390Uに変更してみる。
症状変わらず。
SCSIのハードディスクがQuantumのPD1800という古いハードディスクだったのではずし、自宅用に買っていたFBST6.4のIDEを変わりにつないでみたら認識せず。
430FXのマザーはIDE6ギガHDDは無理の様子。
変わりに勤務先に故障時の代替え用にとってあったWD16000をつなぐ。
症状変わらず。
ネットワークカードをメルコLGY−ATからSVECのNE2000互換PCIカードに交換してみる。
症状回復。
交換したカードは自宅のカードだったので勤務先用にSVECの100BASEカードを買ってきて組み込む。
1件落着。