デスクトップ(ウィンドウマネージャ)は、古いCDEの他に、GNOMEベースの
「Sun Java Desktop System」を採用している。見かけはLinuxと変わらない。
使ってみた印象では、Linuxより動作がキビキビしていて、安定しているが、
使い勝手に関しては、最近のLinuxの方が一歩上と感じた。
インストールは、Linuxをインストールした経験の人なら迷わずにできると思うが、
詳細はこちらを参照して欲しい。(^^;
今回はVMwareを使ってゲストOSとしてインストールする時のツボを紹介する。
DVD-ROM(CD-ROM)ブートすると、デバイスの自動スキャンの結果が表示される。
ここでVMwareが正しく認識されているが、
ビデオドライバ、解像度、色数とキーボードタイプが違っているので、
すかさずESCキーを押して適切に変更する。
この先でカスタムインストールを選択し、開発パッケージもインストールする。
ただし、gccなどを使う場合は、別途、Solaris Software Companion CDを
入手して、インストールする。
インストール後、再起動すると画面がVGAサイズになってしまうので、
rootでログインして、kdmconfigで"Xorg"ではなく"Xsun"を選択する。
ユーザの新規追加だが、Sun Java Desktop Systemではやり方がわからなかった
ので古いCDEを使ってloginし、管理コンソールからユーザの追加をした。
管理コンソールの1回目の起動は少し時間がかかるので我慢して待ちましょう。。
ユーザ追加のついでに、loginシェルをbshからbashに変更するといいでしょう。
ビルドの前準備としてPATHにgccなどのパスを設定する。
# .bashrc PATH=$PATH:/opt/sfw/bin:/opt/sfw/lib/bin |
Solarisではインストール先が/opt/sfwに推奨されている。
$ cd unix $ ./configure --enable-threads --prefix=/opt/sfw $ gmake # gmake install |
環境 | TkEngine値 | |
---|---|---|
EPSON Endeavor MT8000 Pentium4 3.20GHz HT (i915G内蔵グラフィックス) Memory 1024MB |
Solaris 10 (VMware) | 129 |
Turbolinux 10 (VMware) | 117 | |
Windows XP (Cygwin) | 99 | |
Windows XP | 94 |