日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2005年6月

夏には心機一転(その前に梅雨入り...)

6月20日(月)

牧野修傀儡后(くぐつごう)』を読了しました。昨日から車中で読み続けていたものです。周囲ののどかな風景とはうって変わって都会的な雰囲気の似合うSFでした。−−20年前の壊滅的な隕石落下により、大阪は異形の街と化した。落下地点から半径6キロは危険指定地域とされていたが…。奇怪なドラッグや謎の奇病がもたらす恐怖と崩壊を描く、漆黒のテクノゴシック。  テクノゴシック?? 何となくこういうのがそうなのか,といった感じですね。耽美的というかグロテスクというか,何となく意味が分かるような分からないような。でも,全身タイツ?の怪人集団が「イーッ」とか叫んで襲ってくるシーンとかは,笑っていいのかどうなのかちょっと戸惑いました。ラストも何だかわけが分からないまま終わるし,全体的に暗いイメージの作品でもあるんですが,読後感は叙情的な印象もあります。SFとミステリーってやはり似ていると思うのは,一度使った(流布した)ネタ(トリックとか)は,よっぽどうまくアレンジしない限りは,古くさくなっていくということ。だからこそ新しく出てくる作品は複雑で難解なものになっていくんですね。本格ミステリとかの場合だったら,その性質上,明快な解決(結論)をつけざるをえない面もあるんだけど,SFだったらわけの分からないままでもいいのかなあと。まあ「わけが分からない」と「面白くない」はまったく別なんで,もちろん。満足度7/10点。

島田荘司ロシア幽霊軍艦事件』を読みました。−−箱根・芦ノ湖に、突如浮かび上がった巨大軍艦。一枚の古い写真から未曾有の歴史が甦る−。歴史の闇を御手洗潔が照射する、名探偵御手洗潔シリーズ長編ミステリー。  歴史本格ミステリーというか,まあミステリー部分は少ないような気もするけれどね。基になるネタは,前半で明らかになるし目次にも出てるので書いちゃうと,「アナスタシア王女の謎」ってやつ。昔,『世界の奇譚』という本に載っていて印象に残った話の一つですね(他にはハイチの黒人王国,パルミラの王女ゼノビアの話などが載っていた記憶あり)。タイトルにある“幽霊軍艦”については,いまいち盛り上がらないというか,付け足しみたいな感じですね。話自体も読んで楽しいものでもないし,暗さや残酷さが美しさに硝化されるわけでもないし,島田荘司の社会派的な面が出たとでもいうのでしょうか。読みごたえはあったけれど,その主要部分は“アナスタシア王女の謎”というテーマに寄り掛かっている感じもします。トータルで6.5点,ミステリー部分だけなら...といったところ。

6月19日(日 in 四国

昨晩は飲み過ぎたので,起きたのは10時過ぎ。帰りは高松発21:25の寝台特急を予約してあるので,それまで四国内をいろいろ観光してきました。まずはせっかく松山に来たのだからということで,日本三古温の一つである道後温泉に(ちなみに他の2つは先週行った白浜温泉と兵庫県の有馬温泉)。松山の観光名所というとまずはここなんですよね。他には松山城と八十八カ所巡りの寺や正岡子規関係のものがいくつかあるぐらい。本館で300円払ってゆっくり汗を流しました。学生時代は銭湯中心であまり温泉には行かなかったのですが,卒業してからは松山に来るたび寄っているような気がします。昼間なのでわりとすいていました。

松山の中心商店街である大街道で,少しだけ買い物。東京にも支店がある明屋(はるや)書店で立ち読みしてたら,だいぶ時間がなくなりました。松山市内での移動には市内電車(路面電車)を使いました。快適そうな新型車両も走っていましたが,僕が乗ったのは3回とも古いやつでした。労研饅頭(ろうけんまんとう)を買って食べた後,JRの駅に戻り,特急を乗り継いで香川県の琴平へ。

四国に6年半も住んでいたとはいえ,金刀比羅宮(“こんぴらさま”)に来たのは初めてです。意外とこういうのって,わりと近く(それでも電車で2時間以上かかるけど)に住んでいても行かないもんですよね。金刀比羅宮は日本一長い石段があるので有名。本宮に参拝するには785段,奥宮まではの1368段を登らなくてはいけません。さっそく気合いを入れて登り始めましたが,けっこうきつかったです。最初のうちは石段の数を数えながら登っていたんですが,途中から分からなくなりました。本宮まで参拝して,奥宮のほうは道が悪そうだということもあり,断念しました。ちょっと年ですかねぇ。そんなはずはないと思いたいですが...。ちなみに“こんぴらさま”は船(航行)の神様だそうです。石段の途中に船の科学館とかいうものがあったりで,なんでこんな山の中(実際はそれほど標高が高くないらしい)に?と思いましたが,そういうわけだったのね。絵馬も船や海関係の物が多く奉納されてました。

金刀比羅宮の石段

本宮から街を見おろす

琴電琴平駅

高松城跡(高松築港駅となり)

次は琴平電鉄に1時間ほど揺られて高松へ向かいます。もっと山の中だと思っていたのですが,ここら辺はけっこう平地なようで,線路もまっすぐな部分がかなり多かったです。本を読みながらのんびりとした時間を過ごしました。高松に着いた時には,もう暗くなり始めていました。琴電のターミナル・高松築港駅の隣には高松城跡があります。残念ながら既に門が閉まっており,中には入れませんでした。

高松駅に来たのは,十数年ぶりです。前に来た時とは見違えるほど,きれいな駅になっていました。寝台特急・サンライズ瀬戸の出発までしばらく時間があるので,高松駅の構内で讃岐うどんを食べました。僕が大学生になったのは瀬戸大橋の完成直前だったため,当時はまだ宇高連絡船という国鉄の連絡船(フェリー?)が運行していました。この船の上で食べるうどんがとてもおいしかったことを思い出します。その後あれ以上のうどんを食べたことがないと言えるくらいです。船のデッキの上という爽快感がやっぱり重要だったのでしょうね。駅で売っていたうどんは,当時の船の上で食べたうどんに比べてはやはり物足りないですが,それでも満足です。

6月18日(土 東京→松山

大学院時代の同級生の結婚披露パーティがあったため,松山に行って来ました。着いてから,出席届の葉書がちゃんと届いていないことが判明。でもまあ,なんとか出席してきました。出し物も意表を突かれる大変な物(すごすぎて写真を載せられないのが残念ですね)があったり,二次会も盛り上がってとても楽しめました。二次会では,後輩の女の子に「学会の時に声をかけたのに無視された」と怒られました(笑)が,そんなことあったっけ? まあ,一時期,昔の知り合いにあまり会いたくない時期とかもあったので,そういう時期だったらあり得たかもしれません。ごめんなさい。当時の知り合いの近況をいろいろ聞くこともできました。誰々はもう4人子供がいるとか...まあ,もう卒業してから11年も立ちましたからね。ホテルに戻ってからも1時頃まで話をしてました。

それはともかく,改めて,おめでとうございます。

鳥飼否宇昆虫探偵』を読みました。−−クマバチ探偵シロコパκ氏が推理し、オオクロアリ・カンポノタス刑事が捜査、そしてゴキブリ・ペリプラ葉古が犯虫(はんにん)を追う! 昆虫界の怪事件に三匹が挑む、諧謔と蘊蓄に満ちた異色の本格推理小説。  昆虫オタク本格(←何でも名前付けりゃいいってもんでもないけれど 笑)の短編集です。主人公は元人間でゴキブリのペリプラ葉古。ある朝起きたら突然ゴキブリになっていたという,どこかで聞いたような出だしから始まる本作ですが,本人は昆虫オタクなんでとてもうれしそう。昆虫に関するうんちくが満載ですが,単なる知識の羅列というだけではなく,各編とも昆虫世界の論理と人間世界の論理の食い違いがトリックとなっています。ペリプラ葉古も,つい人間世界の論理で口をはさんではへこまされたりします。それはそうと,本作中での名探偵役はいったい誰だったんでしょう? それは読んでのお楽しみ...かな? 満足度6.5/10点。

6月17日(金)

ヒラメやカレイの類を黒い水槽で飼育すると,腹側が黒くなってしまうそうです。白い水槽で飼うと... という研究もなされているようですね。

世界地図ソフトでイタリアの州を作成。そんなことより,今日は早く寝ないと。また明日も飛行機乗り損なうようでは,いけませんね。(←子供かい!!)

6月16日(木)

石崎幸二長く短い呪文』を読了しました。−−自分にかけられた呪いを解くため少女が帰った先は、その一族だけが住む孤島。かつて姉を交通事故に追いやり、今度は妹の双子にまで伸びる魔手の正体とは? 周到な伏線が破天荒な推理へスパークする。  いまいち。確かに‘意表を突かれる展開’ではあるんですが,どちらかというと短編(中編)向きのネタじゃないかな。ああいうオチに持って行くにはもうちょっと前半に緊迫感があってもいいのに,何かもの足りない。あまり感想として書きたいことも浮かばないし,1年後にはどんな話だったか忘れていそうな気もします。もう一工夫あればだいぶ違った感想になったのかもしれませんが。満足度5.5/10点。

6月15日(水)

ラスボラ・スポロセリカがいつの間にか,1尾だけになっていました。病気の1尾が死んだのは,死骸を除去したこともあり分かっているのですが,もう1尾はどうしてしまったのか。まさか水換え時に間違えて捨てたとか,石の隙間に入って出られなくなったとか... 最近はちょっと水換えなどもいい加減になっているので,気をつけましょう。

6月14日(火)

口琴講座の2日目。竹製の口琴(300円)を購入しましたが,少し遅刻してしまったので,どこの地方の口琴だかは聞きそびれてしまいました。今回は「アワワワワ」を練習。「だいぶよくなりました」と言われたので,うれしかったです。でも口琴で会話というのは難しい。というか,教室だと緊張するのか何かダメですね。家に帰ってから復讐してみるとちゃんとうまくいく(ような気がする)のにー!

石崎幸二『長く短い呪文』を読み始めました。まだ半分ほどですが,前半のミステリーネタの駄洒落がきついです。『バルーン・タウン』を読んだ直後だからかもしれないけれど。ちょっと腰が引けて(くだけて?)しまって,盛り上がらないです。本当に‘想像を絶する真相’(裏表紙より)が控えているのでしょうね! 裏切らないでよ。

6月13日(月)

今日はライブ(菊池成孔sax,vo &大友良英g)に行ってきました。新宿ピットイン40周年企画として今年は毎月行われている3days(今月は菊池成孔days)の中日です。本当は昨夜の菊池成孔&南博pにも行く予定だったのですが,チケットをとった後でダブルブッキング(?!)に気が付きました(チケットを譲ったM君によると静かでロマンチックな感じでよかったとのこと)。そんなわけで今日こそはと気合いを入れて聴きに行きました。若い人がほとんどで,立ち見もたくさん出てました。ライブは組み合わせからして,もうちょっとノイジーというかフリージャズっぽくなるかなとも思ったのですが,スタートからわりと静かでロマンティックな感じの演奏が続きます。で,時々ギュッと濃縮したようなノイズチック(←どういうのまでをノイズと呼んでいいのかイマイチまだ理解できてないので,とりあえずこんな表現で...)な演奏を交えて魅せてくれます。菊池さんのサックスは何というのか,一見シンプルな演奏に聞こえるわりになぜかとても派手な印象(こういうのを色気があるというのですか?)で,とてもよい感じですね。まあ,ここら辺のところはウェブ上にいろいろ出てると思うので,別に僕がいろいろ書くこともないか。

今日のライブのMCは,各ステージ最後の曲の前にまとめて行う形になりました。昨晩の南さんとのMCもとても面白かったらしいですが,この日の大友さんとのMCも面白くて,会場内はみな爆笑でした。印象に残ったのは「昨日やった南さんは雄のほうの先輩で,夜の遊び方とか女の子の捨て方とかそんなことばかり教わったんだけれど,大友さんにはノイズの出し方とかノイズの止め方とか教わった」とか,「今日はこれまでせっかく“かっこいい”で進めてきたのに,今のMCで“面白い”になってしまった。せっかくおいしい料理を食べたのに最後にデザートが出てきて台無しに。印象が“プリン”しか残ってないみたいな」とかそんな感じ。まあ,そんな雰囲気で,とても楽しいライブでした。

松尾由美バルーン・タウンの手毬唄』を読みました。−−人工子宮全盛の時代、自然な出産を望む妊婦たちが暮らす特別区(通称:バルーン・タウン)で事件が起きた。忘れられた手毬唄に沿って起きる奇怪な事件の真相とは? 名作古典のパロディ満載の本格ミステリ連作。  妊婦探偵・暮林美央シリーズの第3短編集。といっても,美央さんは出産を終えて子育て中なので,‘妊婦’探偵としては引退した形なのですが,あのずうずうしいというか,灰汁の強い性格は変わってないようです。当時の事件を回想したり,伝説の探偵としてバルーン・タウン(ちなみに“バルーン”は“風船”の意味ですね)に乗り込んだり。全編,ほのぼの系の本格ミステリー作家らしい,穏健かつ知的なユーモアで彩られたパロディになってます。微妙な照れみたいな物が感じられて(気のせいかもしれないけど),少しだけニヤニヤしてしまいます。まあ,最近の若手,例えば佐藤友哉とかと比べてしまうと,鼻につく部分もないかわりに,物足りなさも少し感じるかもしれませんね。でもそんなことはどうでもよくて,満足度は7/10点。
 ちなみに収録作は「バルーン・タウンの手毬唄」「幻の妊婦」「読書するコップの謎」「九ヶ月では遅すぎる」の4編。どっかで聴いたようなタイトルばかりですが...。元ネタは,推理小説マニアの人なら,わかりますよね。と言いつつ,僕は3話目(「読書…」)がよく分かっていなかったりー。タイトルからしてエラリー・クイーンの短編じゃないかと思うのですが,クイーンも呼んだのは昔なので,もう覚えてないっす。他はそれぞれ横溝正史・アイリッシュ(=ウールリッチ)・ケメルマンの代表作ですよね。

そう言えば,西尾維新ネコソギラジカル 中』を読んだのを忘れていました。6月7日の日記に追加。

6月12日(日)

Tさんに案内していただき,京都大学付属白浜水族館や南方熊楠記念館などをまわってきました。白浜水族館は無脊椎動物のコレクションが多いので有名。普通の水族館ではそれほど多くは見られないイソギンチャクなりナマコなりカニなり貝なりが,ごちゃごちゃと何十種類も展示してあります。その代わり,ちょっと地味ですけどね。もちろん,普通の魚もいろいろ飼育・展示されています。淡水魚水槽がなかったの少し残念ですが(昔はあったそうです)。水槽内の石とか砂とかに小さなイソギンチャクやゴカイやヨコエビなどがたくさんくっついているのも面白かった。捕食者となる魚が入っていないと,すぐそういった生物が付着して大変らしいです。

南方熊楠記念館は水族館のすぐ近くにあります。南方熊楠は明治時代の日本を代表する‘博物学者’兼‘民俗学者’で,和歌山県を代表する有名人。昔,少年ジャンプに熊楠の少年時代を扱ったマンガの連載があったんだよね(すぐ終わったけれど……)。若い頃にアメリカ〜イギリスを渡り歩き,独力で(っていう言い方は不適当かもしれないが)世界的にも有名な博物学者になったらしい。有名な科学雑誌「Nature」(今でもここに論文を載せることができれば一流学者と呼ばれる)に最初に論文を書いた日本人でもあります(ここら辺,ちょっとうろ覚え)。記念館には熊楠が採集した粘菌の標本や,民俗学者としての投稿論文の原稿(なぜか葉書3枚にぎっしり)などが展示してありました。それにしても博物学と民俗学という異なるジャンル(何となく共通点もありそうだけど)で有名というのはすごいですね。

白浜水族館(中の写真はありません)
こちらが南方熊楠記念館
記念館屋上より田辺湾を眺める
ちょうど紫陽花が満開

帰りは念のため,1時間半も前から空港に待機。

空港および機中にて,青井夏海の短編集『赤ちゃんをさがせ』を読みました。−−自宅出産専門の助産婦コンビが向かう先は、おかしな事情を抱えた家庭ばかり。謎の裏には意外な真実。人の心の不思議を解き明かしながらも、どことなくユーモラスな、愛と騒動と名探偵の推理の物語。  東京創元社お得意の「日常の謎」ミステリーの1冊です。といっても,殺人などが起きないという意味であって,それほど‘日常的’な状況ばかりでもないんですけどね。助産婦(今だと助産士)というのも,僕などにはとりあえず縁がないこともあって,そういう意味ではいろいろと新鮮で面白かったですが,ミステリーとしては‘まあまあ’というところでしょうか。ちょっと気になったのは名探偵役(しかも安楽椅子探偵)の明楽先生の推理が自信ありすぎではないかということ。万が一にも間違ってる場合だってあり得るんだから。勝手な推理をしゃべって去っていく‘隅の老人’ならいざ知らず,西澤保彦のタック(匠千秋)だってわざわざ「これは僕の勝手な推理だけど」って断っているじゃないですか。まあ,細かいところが気にならなければ,キャラクターのたち具合もまあまあなので,シリーズ物としては次作がまた読みたくなります。満足度6.5/10点。

無事に飛行機に乗って帰ってこれました。昨夜は「さて寝よう」と思った途端に,僕が泊まっていた部屋が三次会の会場になってしまい,寝不足でとっても眠かったです。夕飯用に買った‘サンマ寿司’がおいしそうですが,明日のお昼まで我慢しましょう。

6月11日(土)

和歌山県白浜町で開催された『ゴリ研究会』に参加してきました。就職してからなかなか機会がなく,4年ぶりの参加です。久しぶりに学生時代の野望?を思い出し,質問したり議論したり,堪能することができました。懇親会もその後の二次会なども盛り上がったし。ゴリの世界もいろいろと大変なようです(ここでは特に内容を紹介しませんが)。E大関係者が最近少ないけどどうしたの,などと質問を受けましたが,僕もその端くれとはいえ,僕に訊かれても困るんだけどね。

それはそうと,いつの間に羽田空港の日本航空乗り場は移転してたのでしょうか? 羽田発9:10の飛行機に乗る予定だったのですが,どこに行っていいのか分からずすっかり乗りそこねてしまいました(何と言っても一日二往復しか飛んでないから)。そういえばウェブで予約をとった時に乗り場がどうと書いてあったような,などと思い出しましたが完全に後の祭り。おかげで一番聴きたかった発表を聴くことができませんでした。Tさん,誘っていただいたのにすみません。慌てて新幹線に乗らず,羽田から関空に飛べば何とか間に合ったのですが。注意力と判断力の劣化に,我ながら戦々恐々とする毎日。うわー!


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