ムイネ山

当初は手稲山で自然観察をする予定だったのですが、熊が出たとの情報で、計画を変更してムイネ山へ行ってきました。突然の変更で(今回もやはりトラブった)今回は事前学習もなにもなく、結局はお遊びとなってしまいました。行ってみたら、五月中旬というのに雪ばっかりでした。沢沿いを歩いたのですが、そこにはエゾエンゴサクもキバナノアマナもなく、ミズバショウばかり咲いてました。 

 

この花は今の時期は可憐で美しかったです。(大きくなると葉がキャベツのように大きくなりかなり見た目に図太くなってしまうのですが・・・) 沢沿いの湿地にはかえるの卵がたくさんあり、河畔林のようすを観察できました。登山道沿いは結構開けた場所で、野鳥もたくさん見れました。実際に姿は見れなかったのですが、雪の上にはウサギの糞もたくさんありました。

  

左の写真を見てください。今回の自然観察には新しく入ってきたテイさん(写真左)が一緒で、佐藤さんとはしゃいでました。右の写真は、テイさんがぶらさがっている枝をつかもうとしたところ、足がつってしまい、アキレス腱を伸ばしているところです。なかなかいい(?)姿勢ですね。

  

左の写真は昼ご飯の写真です。よく見えませんがこの日の昼食はいなり寿司と手巻き寿司とアスパラのベーコン巻きを食べました。真ん中の佐藤さんがカワイイ。右の写真を見てください。見ればわかる通り、雪は結構残ってました。これは大蛇ヶ原という湿原のところです。植物にとっては環境が悪いところなので、背丈は低く、アカエゾマツがたくさん生えていました。ここは高層湿原で雪の下にはツルコケモモや、食虫植物のモウセンゴケが眠っています。この変なポーズはジャンプして、着地したところを撮ったものです。みんなおもいおもいのポーズでおもしろいですね。

 

ムイネ小屋に向けて歩いていたら、アカエゾマツが倒れているのを見つけました。斜面では雪で倒れているものが結構あったのですが、これはかなり太い方でした。登ってみたら、結構高くて怖かった…。

このように、今回の自然観察会は遊び的な要素がかなり濃かったのですが、積雪期の湿原も見れたし、テイさんも楽しそうだったので、結果的には良かったと思います。

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