新歓 野幌森林公園

新歓の一環として、野幌森林公園に行ってきました。今回は自然観察と言うよりも、新入生に自然保護研究会の雰囲気をつかんでもらうためのものだったので、それほど調査は行いませんでした。そんな中で発見した身近な自然についてお知らせします。特にこの野幌森林公園は北大からすぐに行けるところにあるので、興味を持たれた方はぜひ行ってみるといいと思います。

…………。いきなり入り口でたくさんのこんなカエルたちが出迎えてくれました。ちょうど恋の季節だったようで、オス蛙がメス蛙を追いまわしていました。しかし、このカエルたちがいた狭い池ではオスのカエルが圧倒的に多かったようで、オスがオスに抱き着いている光景も多々見られました(笑)。

  

さて、いきなりここで問題です。右の写真は何の花でしょう?(ヒント:北大生なら絶対にこの名前を聞いたことがあります)正解者には豪華なプレゼントが用意されています。では正解は自保研の例会にて…って言うのはうそで、答えはエンレイソウです。実際見てみるとなかなかかわいい花なのですが、実は毒を持っているという怖い一面もあります。左の写真はフクジュソウです。こちらの花にも実は毒があります。両方とも春先には北大構内でも見られます。

 

左の写真は桂の木です。桂の木は、ちょっとわかりづらいかもしれませんが、何本も幹が根の付近から生えているのが特徴です。右の写真は何の木かよく覚えていないのですが、こけが面白いつき方をしていたのをよく覚えています。こけのついているほうはこけがたくさんついているために、触ってみるとまるでじゅうたんのようになっているのですが、反対側は全くこけがついていませんでした。理由は当然日光のあたる量の違いですが、頭でわかっていても、実際に見てみるととても驚きます。

今回の自然観察会は雪解け直後だったので、木はまだ芽吹いてはいなかったですが、フクジュソウなどが咲いていて、春の訪れを感じることができました。上でも書きましたが、ここは街の近くにありながら自然を手軽に感じることができる場所です。皆さんもぜひ一度行ってみてください。

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