第2編 祝・プロ野球開幕!!(第3節終了時点)

 

◎セントラル・リーグ

 中日ドラゴンズの開幕11連勝により、ただ今セ・リーグは、ドラゴンズの一人勝ち状態となっています。いったいどうしちゃったのでしょうか?誰がこんな展開を予想したでしょう?ドラゴンズファンでさえ予想してなかったのではないでしょうか?いったい何処のどいつがこんなに調子ずかしたのでしょうか?ま、チーム防御率が1点台でチーム打率が3割だったらこの成績はうなずけるんですよ。でもね、打線がここまで打つとは。関川が4割,ゴメス・山崎・井上・中村が3割。酷評された福留君まで2割7分。これで李と立浪まで当たり出したらどうなるんだ。投手も投手で先発6本柱だぁ。贅沢な。しかも昨年10勝をあげた門倉、中継ぎで頑張った日笠・山田洋・遠藤・大塔。1軍にいてもおかしくない投手が4枚ほど。そしてエース今中が2軍スタート。贅沢極まりない話だ。この快進撃はいつまで続くのでしょうか、5月頃までいっちゃいそうでそうなったらドラゴンズの大独走状態。優勝もほぼ決まり?昨年の日本ハムの例があるように長いペナントレース何が起こるか分からないといいますからゆっくりじっくり観戦して行きましょう。まだまだ残り100試合余り、横浜・巨人の巻き返しがあるのか、それともヤクルト・広島の反撃があるのか、阪神の大逆転があるのか、乞う御期待。

 では、各チームのとりあえずの感想を。(成績は、第3節終了時点。)

 横浜ベイスターズ(4勝7敗)…開幕6連敗と最悪のスタートとなりましたが、そのあと4連勝し、なんとかそこそこの星勘定までに持ってきました。これまでの戦い振りで感じたことは、昨年の優勝で選手達が余裕の持ちすぎてるきらいがあるのと違いますか?もう少し謙虚な気持ちでプレーすることを望みます。試合展開がとっても大雑把。権藤さん、選手を信頼して自主性を重んじるのは分かりますが,選手を過大評価しすぎてませんか?投手陣は、思っていたより好調で抑えの佐々木も万全のようなのでBクラスには、まず落ちないでしょう。

 読売ジャイアンツ(4勝7敗)…戦前に不安視された、中継投手陣が早くも崩壊の危機。元気なのが,上原・清水・高橋の3人じゃあちょいと苦しいでしょうネ。このままもたもたしていたら挽回の余地なしですよ長嶋監督。潜在能力はピカイチなのに結局過去の教訓が全然生かされていない。長嶋ジャイアンツ集大成のシーズンと謳われていながら最下位の目すらありますよ。プロ野球解説者の皆さんの大多数は、結構楽観的ですけどジャイアンツの病巣は、根が深いと思われますが如何なものでしょうか。

 ヤクルトスワローズ(6勝6敗)…池山・スミス・高橋智の大爆発で好スタートを切った若松スワローズ、一躍セ・リーグの台風の目の存在に。高津の復調とハッカミーが使えるめどがたったのはなにより。ただ、全体的に選手層が薄いのとスミス・高橋智が1年を通して活躍できるのか問題である。

 広島カープ(6勝6敗)…5割の星を残しているのが不思議なくらい。この1年は苦しい戦いになりそうな達川監督。でもこのチームは、目先の勝ち負けよりも将来のビジョンを持って臨んでいるふしが見え隠れしている。野手の先発メンバーは一流なんだけれどもそのほとんどが故障持ちだけにやりくりが、大変そうで気の毒千万。

 阪神タイガース(4勝9敗)…笛吹けど踊らず。投手陣はそこそこ踏ん張っているのにいかんせん打てない、野村監督心中お察し致します。だけんども、田中秀太・浜中・坪井・今岡・福原の粋にいい若虎たちの活躍には、好々爺っぽくてナイスな感じです。ただ今タイガースは改造中、暖かく見守っていきましょう。目指せ5割!目指せ最下位脱出!!

 中日ドラゴンズ(12勝1敗)…ワッハッハッの11連勝。何を隠そう小生は20数年来のドラゴンズファン。こんな気持ちのいいこと初めてだ。打撃面の好調がクローズアップされているが、チームに勢いを与えたのは開幕1・2戦の接戦をものにした正津・落合・前田・宣のリリーフ陣。ほんとっいい仕事してますネェ。岩瀬・福留の両ルーキーも頑張っているのでこのまま何事もなくシーズンを終わるのを祈るのみです。

 

◎パシフィック・リーグ

淒〜い、凄い凄い凄い!!155k/hだぁ、凄すぎるよ松坂くん、プロ初登板初先発初勝利の衝撃デビュー。とんでもないピッチャーが現れたもんだ。

 それにしてもパ・リーグは、混戦になりましたねェ。首位から最下位まで3ゲーム。何処かがいったんは飛び出すかなと思っていたので開幕当初からこんな混戦になるとは。こうなってしまえば抜け出そうとするよりまず5割をキープ。優勝争いから落ちこぼれないというのが大事と思われます。早くもサバイバルレースと化した'99ペナントレース何処のチームが落ちていき何処が生き残るか乞う御期待。

 んでもって各チームの短評です。(成績は第3節終了時点)

 近鉄バファローズ(8勝5敗)…大村・クラーク・ローズ・中村紀・磯辺・吉岡が元気元気、打線のポイントは2番打者。武藤でいくのか高須でいくのか早く固定できるようにネ、佐々木監督。投手は小池が大ブレイクの予感、昨年の不調が教訓となっての活躍振り。最多勝の最有力候補。大塚の故障により抑え投手がちと心配。

 日本ハムファイターズ(7勝6敗)…昨シーズン後半の大ブレーキの後遺症もなく好スタート、それさえなければ戦力的には充分に優勝を狙える位置にあるのでレギュラークラスの故障による戦線離脱さえなければよい結果は得られるでしょう。小笠原くんに注目。

 西武ライオンズ(7勝6敗)…3年連続ペナント制覇を目指すレオ軍団。今年も優勝できれば常勝チームの出来あがり。高木大の故障出遅れと、スカを引いた外国人選手といった問題はあるものの致命傷とまではいかないでしょう。各選手センスは抜群なんだけど、こと爆発力がないだけに優勝するには昨シーズンのように苦しんで苦しんで這いつくばってのゴールインしかないでしょう。松坂大輔&中嶋聡の新黄金バッテリーは大注目。

 ロッテマリーンズ(6勝7敗)…あまり注目されていなかったブレイディーとボ−リック、これは今年のヒット作。けっこう活躍するんじゃあない?そしたら打線は破壊力が出てくるので面白い存在になってきました。後は投手陣の整備如何では優勝の目もあるんじゃないでしょうか山本巧児新監督。注目は3拍子揃ったブレイディー。

 ダイエーホ−クス(6勝7敗)…こんなものかといってしまえば失礼になるけどこんなものではないでしょうか?昨シーズンの横浜のように打って打って打ちまくっての打線におんぶにだっこ状態にならないかぎり優勝はないと思うんですけど如何なものでしょうか王監督。でも山田勉は良いかいものでしたネ。アトランタ五輪4番バッターだった松中が今年ブレイクのヨ・カ・ン?

 オリックスブルウェーブ(5勝8敗)…ほんとっダメですねェ、イチロー1人だけだもん。投手陣の再整備が必至、そんなことができなっかったら、さあ大変最下位候補の最有力候補。これは、性根を入れ替えなきゃダメっすよ仰木監督。

 

以上、第3節終了時までまとめてみましたが如何なものでしたか?皆様の異論、反論、励ましのお便りお待ち申し上げております。それでは皆様ごきげんようさようなら。(4月19日)

 

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