大塚典章の見た
スクールカウンセリング事例集のページ

大塚典章は、2002年3月まで、千葉県内の某中学・高校でスクールカウンセラーを勤めていました。

このページをご覧になった方々のために、「心の校医」スクールカウンセラーの活動の一端をご紹介します。

学校の先生方はもちろん、精神科医や児童相談所とも連携して活動する姿を読みとっていただければ幸いです。



事例1 境界性人格障害のケース

「対人関係がうまくいかない」との主訴でカウンセリング室に来談したが、自傷・他傷の暴力行為が冬季のみぞれ混じりの日に集中することが判り、境界性人格障害の疑いとの診断仮説のもとに学校全体での対応体勢をとった結果、暴力行為がなくなり対人関係も改善された事例の紹介。


事例2 トイレの落書事件

教員や級友から自尊心を傷つけられ自信を喪失したKが、トイレに落書きを繰り返す事件が起こった。それをやめさせるための対策としてKに自信をつけさせることとなり、一つの方策としてKの得意な物真似を文化祭の舞台で披露させ、それをきっかけとして徐々に自信を取り戻していく、Kの成長ぶりを紹介する。


事例3 過去のいじめが原因の不登校

中学2年生からいじめが原因で不登校になり、引きこもり状態で全休の高校男子Sのカウンセリング経過の報告である。不登校の生徒のカウンセリングは いかにして直接生徒に関わっていくかが問題となる。本ケースは、先ず保護者を通じカセットテープを媒介として生徒との対話を進め、「ゲームをカウンセラーとしよう」と話しかけ、生徒がカウンセリング室に来ることに成功した。


事例4 不登校・家庭内暴力

中学2年後半から家庭内暴力と不登校になった中3男子Nの事例。Nに対する両親の接し方の矛盾など両親への助言の結果、家庭内調整が進んでNの対人恐怖傾向は減少し、Nの高校受験にも間に合った事例を紹介する。


事例5 家庭内暴力・頻繁な欠席

家庭内暴力を繰り返し、また中1の弟と交互に学校を欠席していた中2男子Bについて、両親の不和の調整に伴って状況が改善された事例を紹介する。





千葉県某高校カウンセラーの相談件数
児童生徒
延べ相談件数
保護者
延べ相談件数
児童生徒と保護者
延べ相談件数
教職員
延べ相談件数
合計
延べ相談件数
いじめ00000
不登校182652978
対人関係35203067
教師生徒間の関係00011
学業・進路800311
性格・身体42703079
部活動40015
家庭の問題520714
非行等問題行動5101319
その他00000
合計117385114274




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