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03年2・2緊急集会 アピール

2003年2月2日
アメリカのイラク軍事侵略絶対反対! 日本の参戦を許すな!

2・2緊急集会

 2月2日、機械工具会館で、「アメリカのイラク軍事侵略絶対反対! 日本の参戦を許すな! 2・2緊急集会」を120名で開催しました。

アピール

アメリカのイラク軍事侵略絶対反対! 日本の参戦を許すな!
2・2緊急集会アピール
 私たちは訴えます
 アメリカ大統領ブッシュは、1月28日の一般教書演説で、「フセインが武装解除に応じないなら、連合を率いて武装解除する」「われわれは他の国の決定には依存しない」と言い放ちました。これは事実上の戦争宣言です。フランス・ロシア・中国などの諸政府が「拒否権」を行使することもなく屈服することを見込んで、米英だけでもイラクへの侵略を強行することを決断し内外に宣言したのです。この2月中にも総攻撃を開始しようとしています。
 
弓削先生は喝破されました。「略奪し、殺戮し、強盗することによって荒涼たる世界をつくり、それを『平和』」と言いくるめるブッシュ、と。森井先生は怒りを込めて弾劾されました。石油利権を略奪するために「キリスト教」で自己正当化する恥知らずなブッシュ、と。アメリカ経済のデフレの深刻化を戦争による軍需産業と石油産業の活性化によってのりきろうとするブッシュ政権。「比類なき軍事力」を物神崇拝し国連をみずからの世界支配の道具にして他国の国家主権を軍事的に蹂躙し支配しようとするブッシュ政権。私たちは、国連での各国政府の取引に望みを託すわけにはいきません。さし迫るイラクの人々への暴虐を阻止するために、反戦・平和を求める全世界の人々と手をたずさえて行動しようではありませんか。アメリカとイスラエルの政府の暴虐に屈することなく抵抗し闘いつづける中東イスラム諸国の人民と連帯して闘おうではありませんか
 
小泉政権は、このアメリカのイラク侵略戦争に加担し支援することを表明しています。しかも小泉政権は「日本人拉致問題」「北朝鮮核開発問題」を活用して「北朝鮮の脅威」を大々的に煽りたてています。「テロ国家=北朝鮮」にたいしてはブッシュと同じ「力の政策」をとるべきだとしながら、今国会で有事法を制定することに躍起になっています。平和憲法を否定し戦争のできる国家にするために民族排外主義で国民を洗脳しようとしています。これにたいして真正面から反論し批判する声はどこからも聞こえてきません。このことは極めて危険で危機的なことではないでしょうか。
 池田氏が「『支那』『朝鮮』などに対する謂われなき偏見と蔑視」と「『愛国心』を植えつけられ、挙げ句の果て『鬼畜米英』との戦争に消耗品の如くに投げ込まれ」た体験を痛恨の思いで語っておられるように私たち日本人は、かつて「排外主義」と「国家主義」を植えつけられてアジア諸国への侵略戦争に投げ込まれた過去をもっています。土屋氏は「身を以て臨みし戦忘れねば その愚かさと惨さ伝へん」と歌っています
 
私たちは絶対に同じ過ちをくりかえしてはならない。
 
すべてのみなさん。「アメリカのイラク侵略戦争反対! 日本の参戦阻止!」のために、アジアの・そして世界の人々と連帯し力を合わせてともに頑張ろう。

2003年2月2日

「アメリカのイラク軍事侵略絶対反対! 日本の参戦を許すな! 2・2緊急集会」
参加者一同