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開催報告 イラク派兵阻止! 改憲阻止! に向けて熱烈に討論 「アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊の派遣絶対阻止! ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会」(なかのZERO大ホール)に1000人が参加しました。
土屋公献共同代表の主催者あいさつに始まり、森井眞共同代表の「問題提起」の熱弁やパネルディスカッションでの活発な討論など、たいへん充実した集会になりました。 参加者からは、「土屋さんの主催者あいさつ、森井さんの問題提起の格調高い、そして正確な言葉による、精神・意志に感動しました」(72才・男性)、「これからの日々をまた戦っていこうという、そういう活力みたいなものを頂きました」(大学一年・女性)、「一番心に残ったのは水岡先生が言っておられた、私たち反対勢力の質を高め力を増大していかなければならない時に来ていると言うことです。今一度、誰が戦争をしかけ、誰のための戦争で、どういう悪の根源があるのかをしっかり見抜いていかなければなりません」(初めて参加した大学一年生)といった感想が寄せられました。 小泉政権は、10月17日に来日したブッシュ大統領にたいして、15億ドル(1650億円)もの資金援助と年内の自衛隊のイラク派遣を約束しました。「侵略者アメリカは出ていけ!」を叫んで抵抗し闘うイラク民衆を支配し抑圧するために、米英軍政の一翼を担おうというのです。私たちは、アメリカの侵略戦争の加担者として、憲法第9条を最後的に踏みにじって自衛隊を戦場に派遣することを絶対に許すことはできません。 アメリカの占領・支配に反対してたたかうイラクの民衆をはじめとする全世界の人々と連帯して、「アメリカの軍事支配・占領反対!自衛隊のイラク派遣絶対阻止!」のために、ともにたたかいましょう。また、小泉政権が公言する憲法改悪を許さない闘いを、広範な共同の闘いとして創りだすために、さまざまの人々・諸団体と力を合わせようではありませんか。 「自衛隊のイラク派遣阻止! 改憲阻止!」のためにともに頑張りましょう。 2003年10月20日
集会アピール ―「アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊の派遣絶対阻止! ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会」で採択された集会アピール― 本日、「ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会」につどった私たちは声を大にして訴えます。 10月17日の日米首脳会談においてアメリカのブッシュ大統領と日本の小泉首相がイラクへの自衛隊派遣と日本の戦費拠出について合意を交わそうとしていることを、私たちは絶対に許すことはできません。 「侵略者は出てゆけ!」「イラク人の手で政府をつくろう!」― こうしたイラク民衆の叫びを、軍事占領の破綻をのりきるために、狂気のごとく軍靴と銃弾で押しつぶしているブッシュ帝国の暴虐を徹底的に糾弾しよう! イラクの、そして全世界民衆の怒りに包まれているブッシュにたいして、小泉首相が〃忠犬ポチ公〃よろしく巨額の戦費負担を約束し、さらには陸・海・空自衛隊のべ1000名の部隊の派遣を誓約しようとしていることを、私たち日本の労働者・学生・市民は絶対に許してはならない。 私たちは、アメリカによるイラク・中東の植民地化に抗してたたかうイスラム民衆と連帯して、日本の地からいまこそ〈アメリカのイラク占領反対・日本の派兵阻止〉の声を大きくとどろかせよう! そして、全世界の労働者・学生・市民の力でブッシュ帝国の世界制覇の野望をうち破ろうではありませんか! さらには、「2005年11月には自民党の改憲案を打ち出す」と豪語する小泉改憲推進内閣による憲法改悪と教育基本法改悪を絶対に阻止しよう! 権力者がふたたび侵略戦争の道へと私たち労働者や学生・市民をひきずりこむことを、いかにして食い止めるのか。私たち労働者・学生・市民の闘いは、まさにいま正念場に立たされています。〈憲法改悪反対! 教育基本法の改悪阻止!〉 民族排外主義の鼓吹に抗して、日本・韓国・朝鮮の民衆の連帯を打ち固めよう! いまこそ、〈憲法改悪阻止!〉を高く掲げ、広大な共同の戦線を構築しようではありませんか! 2003年10月12日 「ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会」参加者一同
参加呼びかけ 私たち報復戦争に反対する会は、来る10月12日に「ブッシュ帝国の暴虐に怒りを!10・12大集会」を開催することにいたしました。この集会に参加されることを呼びかけます。 アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊の派遣絶対阻止! ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会 に参加しよう 報復戦争に反対する会(共同代表:弓削達、森井眞、土屋公献、池田龍雄) アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊のイラク派遣を絶対に阻止しよう! 「侵略者アメリカは出ていけ!」――米英軍の軍事占領・支配にたいするイラク民衆の怒りはいま極点に達しています。多くの人々が虫けらのように殺され、8割をこえる人が仕事を奪われ、食料・水道・電気・ガソリンなどのライフラインを破壊され、クラスター爆弾(すでに1000人をこえる子供たちの命が奪われている)や劣化ウラン弾の被爆におびえる日々を、人々は強要されているのです。 燃えあがる反米・反占領の闘いに追いつめられて、ブッシュ政権は、軍事占領・支配が維持しえない状況に追いこまれ、いま国連安保理事会に多国籍軍の派遣を求めて泣きついています。政権内のネオコン(新保守主義)派どもは、「米国は植民地を持った経験がなく、イラクで間違いを犯したし、今後も犯すだろう」「もっと兵を、もっと金を、もっと人員を」などと恥も外聞もなく言い出すにいたっているのです。そもそもブッシュ政権が「戦争の大義」としていた「大量破壊兵器が存在する証拠」はすべて嘘でしかなかったことが隠しようもなく露わになり、ブレアとともに国内外の指弾にさらされているのです。「ブッシュ帝国」のイラク軍事占領を許すな! イラクへの自衛隊の派遣に尻込みする日本の小泉政権にたいして、ブッシュ政権は、「逃げるな! お茶会に行くんじゃないんだ」(アーミテージ国務副長官)と脅しをかけ、軍事支配の一翼を早急に担わせようと躍起になっています。小泉は、これに応えて自衛隊派遣のために現地調査団を今週中にも派遣するために準備を急いでいます。イラクの民衆にたいして暴虐のかぎりを尽くしている米軍政に参加するための自衛隊派遣を、絶対に阻止しようでありませんか。憲法第9条を最後的に蹂躙する戦場への自衛隊の派遣を許さないためにともにたたかおうではありませんか。 アメリカによるイラク・中東の植民地化に反対して闘うイスラムの民衆と連帯しよう! アメリカによるイラク・中東の植民地化に反対する闘いは、中東の各地とイスラム諸国において急速に盛りあがっています。パレスチナにおいては、イスラエル政府が停戦協定を破ってヨルダン川西岸地区とガザ地区に再侵攻し、連日ハマス幹部らを狙った暗殺攻撃をおこなっています。こうした人民大虐殺(ジェノサイド)攻撃に抗して、パレスチナ人民は不屈の闘いをくりひろげています。アフガニスタンでも、米軍とカルザイの政府軍にたいする反米の闘いは、パクティカ州などの南部地域を中心にますます高揚しています。 「ブッシュ帝国」の暴虐とたたかうイスラムの民衆と連帯し全世界の人々と連帯して、私たちは、日本の地で反戦・平和の闘いを大きく創り出していこうではありませんか。 憲法改悪絶対反対! 教育基本法改悪阻止! 民族排外主義反対! 日・韓・朝の民衆の連帯を強めよう! 小泉は、自民党結成50年の2005年11月に向けて自民党としての改憲案をまとめるよう山崎幹事長に指示しました。これを受けて山崎は国民投票法案を来年通常国会に提出することを決めました。小泉政権は、ついに公然と憲法改悪とりわけ第九条の改悪に着手したのです。この悪逆な野望をうち砕くために私たちは「憲法改悪絶対反対」の一大共同行動を創り出すために奮闘しよう。また教育基本法の改悪を阻止するために頑張ろうではありませんか。 この小泉政権は今、万景峰号への異常な検査を強行するなどのあからさまな北朝鮮敵視政策をとっています。また朝鮮総連や朝銀の施設への銃撃事件もくりかえされています。政府はマスコミを使い、「拉致問題」を利用して、反北朝鮮の民族排外主義を執拗に煽りたてています。このような小泉政府の敵視政策に反対し、日本・韓国・朝鮮の民衆の連帯を強めようではありませんか。 全世界の労働者・学生・市民の力でブッシュ帝国の世界制覇の野望をうち破れ! 「比類のない圧倒的な軍事力」が万能であるとの幻想にとりつかれ、みずからに敵対する勢力を「テロリスト」と烙印して次々と軍事的に打倒する――先制攻撃理論と単独行動主義をむきだしにして中東をはじめとする全世界を制覇しようとするブッシュ帝国。このアメリカの野望を、イラクをはじめとするイスラム民衆の闘いと連帯しつつ、世界の労働者・学生・市民の連帯した力によって断固としてうち破ろうではありませんか。 「アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊の派遣絶対阻止! ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会」を以下の要項で開催します。すべての皆さんが、この集会に参加されることを呼びかけます。 (2003年9月4日) 集会要項 <集会名称> アメリカのイラク軍事占領・支配反対! 自衛隊の派遣絶対阻止! ブッシュ帝国の暴虐に怒りを! 10・12大集会 <スローガン> ・アメリカによるイラク・中東の植民地化に反対して闘うイスラム民衆と連帯しよう! ・憲法改悪絶対反対! 教育基本法改悪阻止! ・民族排外主義反対! 日・韓・朝の民衆の連帯を強めよう! ・全世界の労働者・学生・市民の力でブッシュ帝国の世界制覇の野望をうち破れ! <日時> 10月12日(日) ・開場――12:00 ・開会――13:00 <場所> なかのZERO大ホール(JR中野駅南口下車徒歩5分) <プログラム>(予定) 主催者あいさつ――土屋公献 共同代表 イラク現地報告――ジャーナリスト 問題提起――森井眞 共同代表 寸劇 パネルディスカッション――水岡不二雄さん(一橋大学大学院教授)ほか 連帯アピール――玉田雅也さん(全国港湾事務局次長) 伊藤成彦さん(中央大学名誉教授) 呼びかけ:報復戦争に反対する会 共同代表 弓削 達(東京大学・フェリス女学院大学名誉教授) 森井 眞(元明治学院大学学長) 土屋公献(弁護士・元日弁連会長) 池田龍雄(画家) |