*七城温泉ドーム*

2002.7


 狗奴国城に向かって植木ICから走っていると七城町に入った所で、
「ようこそ七城町へ」
 という標識が立っていました。その標識には天守の絵が描かれていて、なにやら期待させる物があったのですが、しばらく走るとそれは突然自分の目に飛び込んで来ました。

「これって、狗奴国城じゃないよな」
 とりあえず、狗奴国城の方に先に向かいましたが、そこから車で10分程度で到着しました。二つの施設の間は田園地帯なので、それぞれ三層と四層の建物は十分お互いに視認出来ます。
 まさか、こんなに近くに似たようなモノが建っているとは・・・
 狗奴国城から戻ってきて改めてこの物件を確認すると、
「七城温泉ドーム」
 という、公営の温泉+αの施設の模様です。駐車場は八割方埋まっていて結構な賑わいを見せています。とりあえず周辺を回って写真を撮ります。

 割と細身で上品な感じの天守です、が、鳥の糞でかなり汚れてます(掃除すれば良いのに)。カメラを持って歩いていると台風一過の晴天で汗が噴き出して来ました。とりあえず、涼もうと七城温泉ドームの中に入ってみる事にしました。
 入り口から入り靴を下駄箱に入れ、券売機で”県外者400円”のボタンを押して入場しました。怪しまれないように奥に進んでいくと、大広間の方?からカラオケ大会で盛り上がっている様子が漏れてきます。
 入り口から一番奥に天守展望台の上り口が有り、階段を登っていくと有り勝ちな日本各地のお城の写真が並んでます。外見通りフロアは狭くて三階は螺旋階段になっていて四階展望台に上ります。
 展望台の高覧には出られません(ていうか人間が出るようなスペースが無い)ので、まあ、わざわざ上る程の物でも無いですね。
 ついでなので、食堂で昼食に冷し中華を食べ、お土産コーナーで豆みそ(みそピーのピーナッツが豆になったようなもの)を買って帰りました。なお、温泉も良さげだったのですが、寛いでいる時間は無かったので今回はパスしました。

 ところで、七城温泉ドームの直ぐ側の菊地川の土手で変なものを見掛けました。

 なぜ、ここまで拘るのか不明です。因みに、この写真だと小さくて判りづらいですが、対岸側にも同様の装飾付きの施設が有ります。

あやしい城に戻る