Elona URW」では、拡張設定でエンチャントなどの内部値を表示する機能があります。で、私は内部値を表示する設定にしているわけですが、そこで「あれ」と思ったのが属性耐性の内部値です。次の画像は、攻略Wikiにある生きている武器のエンチャントリストで効果値513となっている魔法耐性をつけた光子銃の内部値。

それは魔法への耐性を授ける [*****+] (256)

……半減してますよね? 最初はなにか間違えたかとあせりましたが、選んだ銘は合っていますし、他の属性でも同様。攻略Wikiの解析データをよくよく確認してみたところ、属性耐性によるダメージ無効化に必要な耐性値は500で、装備品による耐性の増減は効果値の半分ということでした。つまり、「URW」の内部値表示では効果値そのものではなく、耐性値を表示しているわけですね。

たぶんですが、表示される内部値と効果値が一致しないのはスキル系と属性耐性系のエンチャントだけだと思います。たとえば、次の画像は★ガロクの槌の銘番号9130『紅の完璧』でランダムアーティファクト化した長盾の内部値。

それは幻惑への耐性を授ける [*****] (245) / それは運勢を15上げる / それは攻撃された時、愛艇に切り傷のダメージを与える [*****+] (490)

武器や指輪などを含めて100回ほど叩いてみましたが、属性耐性は内部値が245、367、490、612などが出る一方、追加ダメージとその他カテゴリのエンチャントはほとんどが内部値490で、たまに735が出るという感じでした。切り傷や追加打撃のほうが属性耐性よりも明らかに出にくいので、切り傷などが出るときは常に3回、5回と重複が起こっているということはまずないでしょう。

思い返してみれば、ブラックマーケットなどを巡っていても追加ダメージなどの内部値は400以上、500以上もときおり見かけますが、属性耐性では見たことがありません。烈火エゴなどでは300以上のものをそれなりに見かけますが、解析データによるとどうやら固定エゴの場合は効果値が1.5倍されているようです。

つまり、★ガロクの槌の銘番号9130『紅の完璧』は交換したときには効果値245だと思っていたわけですが、実際には効果値490、最大ランク3の素晴らしく優秀な★ガロクの槌だったわけですね

…………。

もっとたくさん交換しておくんだったあああぁぁぁっ!!

これ以外にも属性耐性を根拠に効果値300以下だと思ってスルーしたものが他にもありそうな気が……ぐはぁっ。ま、まあ、そのうち効果値500以上のものが見つかりますよね、きっと、たぶん、おそらく……だといいなぁ。