自宅に魔法店二名とメイドを雇いました。もっと早く雇えたのにすっかり忘れてたよ……。と、さっそく訪問者が。やってきた冒険者二名の所持品を確認すると……羽の生えた巻物、だと? しかも欠けていたレイチェルの絵本の1巻、大工[**]の指輪まであります。当然、すべて窃盗で頂戴しました。

さて、今回は予定どおりポート・カプールに向かいますが、自宅の保管アイテムが上限に達してしまったので、ヴェルニース地下に荷物を移すために寄り道。

ついでに雨は降っていないけど畑の様子も見に行きます。種植えと収穫はどうしようかと思ったものの、信仰ボーナスと《クミロミサイズ》のスキルブーストは、きっと雨天ボーナス並みの効果があるだろうと期待して敢行。以前よりも「象より重く育った」や「伝説的サイズ」がよく出るようになっている感じ。

あと、以前に出荷時の売却額は原価依存だろうと書いたのですが、どうもそれは間違いというか、少なくとも他にも補正がかかっているみたいです。本家と同じならグリーンピースと苺は同じ原価のはずですけど、同品質のものを同ランクの料理にして出荷しても、苺のほうが倍以上に高く売れます。また、同じ果実カテゴリのなかでも、万色フルーツとブドウは同じ原価のはずなのに、ブドウのほうが倍以上の出荷額です。果実のなかでは苺(原価260)、レモン(原価240)、ブドウ(原価220)の順に高く売れるようなので、たぶん原価も関係しているとは思うのですが……。

いずれにせよ、果物の種が十分にあれば野菜は不要、という点は変わらず……というか、その印象はむしろ強まりましたね。建設可能な畑の数はまだまだあるから当分は穴埋めに使えるでしょうけど。

とりあえず信仰値稼ぎの過程で大量にたまった果物の種を消化するべく、畑をいくつか増設します。宝石の種を植えるのは雨を待ったほうがいいかな。

[画像] レシマス周辺に広がる農場

「エリステア様、大変です! レシマスの探索を依頼した冒険者が、レシマス周辺を自分の農場に」「なんですって!?」なんてことになってやしないかと懸念される。依頼された探索任務はほとんどやってないしね……。

種植えを終えたらヴェルニースへ。とりあえずスタミナ回復用に吟遊詩人をサンドバッグに吊るそうとして……しまった、パルミアの吟遊詩人を吊るすのに使ったままだったー! あれがないとスタミナ回復が面倒です。取りに戻ろうかとも思いましたが、それはそれで面倒ですね……しかたない、当面はサンドバッグなしで済ませることにします。

自分の迂闊さを呪いながら買い物と依頼をこなしていると、突然の雷雨到来。種植えに行けということですね、わかります。

オーロラリングを持っていないのでレシマスを経由することにして、ついでに少し探索を進めるかと8階まで下りてみると『ビックダディ』に遭遇。覚悟を決めて戦いを挑みます。素材変化の巻物でいくつかの装備を強化したため、前回よりは楽になっているはず。

[画像] 『リトルシスター』さん、こんにちは

撃破。異邦の妖精さんは今回もあっという間にMPが尽きたので、主に鼓舞と回復系の杖で支援役です。早く魔力の杖が欲しいですね。『リトルシスター』はこのままアクリ・テオラに連れて行くことにして、レシマス探索はいったん切り上げ。

畑に宝石の種を植えたあと、少し迷いましたが魔法の木の種も畑パネルの外に植えておくことにしました。畑パネルに植えても強化値がついたりはしないようですし、枯れる確率が上がる以外は特にデメリットはないはず。謎の種も早く植えたいけど、栽培スキルが十分かどうか確信がない……とりあえず魔法の木がちゃんと育つかどうかを見てから考えます。

学習書と睡眠で雷雨が収まるのを待ってアクリ・テオラで『リトルシスター』を引き渡し、ポート・カプールに向けて出発。途中で攻略可能なネフィアを見かけたら、マテリアル採取のために寄り道することにします。

……うーん、手に負えるのは階層レベル1のネフィアがひとつだけですね。あまり収穫には期待できませんが、いちおう攻略しておきます。と、1階で「ボコノンの書」という見慣れない本を発見。「Me」の更新履歴を検索してみると、本家では未実装のアイテムで、読むと耐性無視の混乱、とのこと。一見、役に立ちそうにないですけど、魔力の限界を鍛えるためにMPを枯らしたり、モンスター召喚に使ったりはできるかな。

道中で襲ってきた盗賊団を返り討ちにして、無事にポート・カプールへ到着。買い物、噴水の水飲み、依頼などをこなしたあと、モンスター召喚の魔法とサモンモンスターの杖を使って、戦士ギルドの討伐ノルマをこなせるだけこなします。受注段階で出やすい敵が出るまでリロードするのが肝要(自戒)。

なんだかんだでポート・カプールには三日以上も滞在。時間のかかる収穫依頼と演奏依頼はもちろん、討伐依頼でも盗める樹木はすべて引っこ抜いてからクリアしているため、飛ぶように時間が過ぎます。まだ達成可能な依頼が残っている状態ですけど、もうバックパックにも余裕がないですし、無視して自宅に戻ることにします。

最後に品揃えが更新された店を回って買い物をしていると……。

願いの魔法書(1回) 0.3s - 14127 gp

規模30で出るの!? 目を疑いましたが白昼夢ではありません。迷わず購入。役に立つのは遠い先の話ではありますが……。

さて、戦士ギルド報酬で奇跡や神器を含む大量の武器を入手したわけですが、有益なスキルブーストとか属性追加ダメージがついていないものは、ぶっちゃけ不用です。現在の自宅に置く余裕はないですし、わざわざヴェルニース地下まで運ぶのも面倒。ということで、不用品を売却するために店を建設することにします。立地は消去法で妹の館東。レシマス周辺は畑で埋める予定ですし、残りの帰還ポイントにはまだ行っておらず、それらの周辺もおそらくは畑で埋まることになります。

店番はとりあえず黒猫さん。手持ちの交渉ブースト装備を渡して交渉レベル33、魅力35。専門の店番を雇おうかとも思いましたが、少女さんに加えて日記系と神の下僕をコンプリート、さらに乗馬用ペットと牧畜、『リトルシスター』用にいくつか枠を空けておきたい、となるとペット枠に余裕がなさそうです。そのうち交渉特化装備をアーティファクト合成で作って、店番は持ち回りにしますかね。

自宅にたまっていた不要なアーティファクトを店に搬入して、ほっと一息。まさか80個以上もあったとは……そりゃ森のほったて小屋もいっぱいになります。ヴェルニース地下にあるぶんは次の機会に。