はじめに

この文書は、White Flameさん制作のビジュアルノベル「時流」の感想です。未プレイの方に配慮して、私がネタバレになりそうだと判断した文章はコメントアウトしてあります。コメントアウトされた文章はソースを表示すれば読むことができるので、ネタバレを気にしない方はどうぞ。

感想

熱いバトルあり、笑えるコメディあり、交渉戦あり、サービスシーンあり、ちょっと泣ける場面あり……と盛りだくさんな内容で、かなり楽しめました。ただ、いろいろと謎が提示されるわりには、真相が明かされたときの驚きとかカタルシスに欠けるんですよね。あと、終盤なんですけど、なんか盛り上がりの配分を間違えている気がします。

グラフィックの水準はかなり高いと思います。ただ、テキストには「ベッド」と書いてあるのに、背景画像では「畳の上に敷布団」、といった描写の食い違いが少し目立ったかも。

音楽は強く印象に残るほどではなかったものの、各場面によく合っていると感じました。ところどころ、演出として効果的とは思えない部分でBGMが流れないことがあって、ちょっと首を傾げましたけど。

最後に細かい部分で気になった点をいくつか:

「時流」の基本データ

タイトル
時流 -tokinagare-
対応OS
Windows 98/98SE/Me/2000/XP
ジャンル
ビジュアルノベル
価格
無料
ファイルサイズ(展開前)
118,393,308 Bytes
制作
White Flame
制作ツール
吉里吉里2/KAG3
ダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se400322.html