はじめに
この文書は、ヒガガガ本舗(higa)さん制作のRPG「魔壊屋姉妹。」を初期レベル(引継ぎなし)でクリアした記録です。攻略上のネタバレを大量に含みますので、ご注意を。
制限事項
- 引継ぎなしで「初めから」ゲームを開始する。
- 初期レベルのままクリアする。
基礎知識
攻略上、もっとも重要なのは行動順の調整です。望ましい行動順は以下のようになります。
- 式神
- 宴馬
- 沙魔
したがって、素早さの数値は以下のように調整する必要があります。
- (1) 宴馬の素早さは沙魔と同じか少し上。
- (2) 式神の素早さは宴馬と同じか少し上。
(1)は、宴馬を「水牢の鋼符」で確実に守るためです。沙魔の行動直後に宴馬のターンが来るようだと目も当てられません。素早さに差があると、戦闘が長引くにつれて行動順が開いていくので、可能なら素早さの数値を同じにしておきます。
(2)は、式神交代の際の隙と無駄をなくすためです。宴馬の行動直後に野襖のターンが来るようだと、「さよなら野襖たん」を使用したとき、一ターンのあいだ敵の攻撃が残り二人に集中して危険です。また、式神より宴馬の素早さが高いと、行動直前の式神を交代することが多くなり、手数が減ってしまいます。
第1話 「遅れて参上、天道姉妹 !!」
イベントポイント
- 郊外A
- 「水牢の鋼符」を入手。
- 郊外B
- 「ワーウルフ、チビ悪魔×2」と戦闘。宴馬と野襖だけの状態で勝利する。「雷風の轟符」を入手。幸運なことに、ドロップアイテムとして「吉備団子」も入手できた。
- 郊外C(上)
- 無視。
- 郊外C(下)
- HP/SPが全回復。「漢方ドリンク」を入手。
VS ワークイン
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 火炎の爆符
- 水牢の鋼符
- 雷風の轟符
- 天道宴馬
- 吉備団子
戦術
最初は威力の高い全体攻撃を連発し、ワーファイターを早めに排除する。ワーファイターが蘇ったときは、「雷風の轟符」などの全体攻撃か「でこピン」ですぐに始末すること。
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- 召喚中の式神に応じて取るべき行動が変わる。具体的には以下のとおり。
- 鎌鼬召喚中
- 「不動剣」か「雷風の轟符」で攻撃する。鎌鼬のSP切れが近いなら「火炎の爆符」を使用してもよい。HPの減りが大きく、鎌鼬のアクティブゲージ蓄積量が少ないなら「水牢の鋼符」。
- 野襖召喚中
- 「盾」の効果時間中は攻撃か「御守の加護」。SPが残っているなら「火炎の爆符」で消費してしまうとよい。
- 朧武者召喚中
- アクティブゲージの蓄積量やHPの残量に応じて、「御守の加護」か「水牢の鋼符」を使用。HPに余裕があり、「盾」の効果が残っているなら攻撃も可。
- 天道宴馬
- 式神を交代させるとき以外はひたすら攻撃。ワークインのHPを十分に減らしたら、「業炎闘武」→「ぶん殴る/旋風脚」でとどめ。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」。それ以外のときはひたすら待機。
- 野襖
- 「我が身は盾」→「さよなら野襖たん」。SPに余裕があるなら、「盾」の使用後に「野鉄砲」か待機で時間を潰す。
- 朧武者
- 「戦人」→「斬鉄剣/滝破斬」。
いまさら苦戦するはずもない。楽勝。
第2話 「眠りの街と天道姉妹 !!」
イベントポイント
- 遊歩道A
- 朧武者を連れていく。「炎陣の連符」を入手。
- 遊歩道C(上)
- 姉妹二人だけでいく。「芳一の札」を入手。
- 遊歩道C(下)
- 「水晶結界」を入手。
VS ナイトメア
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 雷風の轟符
- 天道宴馬
- 吉備団子
戦術
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- ひたすら「水牢の鋼符」。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整する。
- 天道宴馬
- ひたすら攻撃。
- 鎌鼬
- 適当に攻撃と回復を。
- 野襖
- 「我が身は盾」を使用したあとは「野鉄砲」で攻撃。
- 朧武者
- 「戦人」→「斬鉄剣」。
式神を回転させるまでもなく楽勝。
VS カネパンダ&ナイトメア
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 雷風の轟符
- 天道宴馬
- 吉備団子
- 芳一の札
戦術
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- ひたすら「水牢の鋼符」を使用する。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整。
- 天道宴馬
- 式神を交代させるとき以外はひたすら攻撃。カネパンダのHPを十分に減らしたら、「業炎闘武」→「ぶん殴る/旋風脚」でとどめ。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」。それ以外のときはひたすら待機。行動直後に「水牢」の保護が得られるなら、「弐・斬りつけ」を使用してもよい。
- 野襖
- 「我が身は盾」→「さよなら野襖たん」。SPに余裕があるなら、「盾」の使用後に「野鉄砲」か待機で時間を潰す。
- 朧武者
- 「戦人」→「斬鉄剣/滝破斬」。
敵の攻撃は「水牢の鋼符」でほぼ完全に封殺できる。楽勝。
第3話 「白き炎と天道姉妹 !!」
イベントポイント
- 繁華街A
- 「魔界植物、するめ×2」と戦闘。姉妹だけの状態で勝利する。しばらく粘り、ドロップアイテムとして「紺色水着」を入手。
VS ぬっぺほふ
事前準備
- 朧武者を召喚。
- 宴馬のコマンドを「旋風脚」と「業炎闘武」にしておく。
- 以下のアイテムを売却。
- 水晶結界
- 雷風の轟符
- 以下のアイテムを購入。
- 怒りの数珠×2
- 癒しの札
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 天道宴馬
- 吉備団子
- 怒りの数珠
- 芳一の札
- 野襖
- 紺色水着
- 癒しの札
- 朧武者
- 怒りの数珠
戦術
まずは「戦人/業炎闘武」→「炎陣の連符」→「滝破斬/旋風脚」で黒ノ介/白ノ助を一掃する。敵がぬっぺほふだけならほとんど危険はないので、黒ノ介/白ノ助が蘇ったらできるだけ早く葬ることが大切。特に回復技を多用する白ノ助は行動される前に排除したい。黒ノ介は単独ならさほど危険ではないので、他にやることがあるなら後回しでも可。
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- 基本的には「水牢の鋼符」をひたすら使用する。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整。「炎陣の連符」は宴馬/朧武者が「業炎闘武/戦人」を使用したあとに、敵の白炎攻撃に割りこまれるのを回避するためにも使用する。
- 天道宴馬
- 式神を交代させるとき以外はひたすら攻撃する。白ノ助が蘇ったら即座に葬ること。その場合、攻撃手段は確実に命中する「でこピン」か炎術が望ましい。ぬっぺほふのHPを十分に減らしたら、「業炎闘武」→「ぶん殴る/旋風脚」でとどめ。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」。それ以外のときはひたすら待機。行動直後に「水牢」の保護が得られるなら、「弐・斬りつけ」を使用してもよい。
- 野襖
- 「さよなら野襖たん」。SPに余裕があり、沙魔か宴馬のHPが減っているなら「手当て」を使用。
- 朧武者
- 「戦人」→「斬鉄剣/滝破斬」。ただし、黒ノ介/白ノ助が蘇り直後のときは、「戦人」を使用せずに「滝破斬」で一掃する。
特に苦労もなく勝てた。やはり「炎陣の連符」があると攻防ともに安定するなぁ、と改めて実感。
第4話 「式神×式神×天道姉妹 !!」
イベントポイント
- 大公園A
- 「鹿×2」と戦闘。鎌鼬だけの状態で勝利する。「黄昏の恩符」を入手。「反魂の鬼符」のほうがよかったと思うが、たぶん、どちらにしても使わない。
VS 日織影踏
事前準備
- 朧武者を召喚
- 宴馬のコマンドを「業炎闘武」にしておく。
- 「癒しの札」を購入。
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 黄昏の恩符
- 天道宴馬
- 吉備団子
- 怒りの数珠
- 癒しの札
- 野襖
- 紺色水着
- 癒しの札
- 朧武者
- 怒りの数珠
- 芳一の札
戦術
朧武者の「戦人」→「滝破斬」で敵の式神を殲滅しながら、日織にもダメージを与えていく。攻撃面で頼りになるのはほとんど朧武者だけなので、基本的に式神はどんどん交代させたほうがよい。
敵の式神のなかで特に危険なのはふらり火と風神、おいてけ掘の三体。こいつらが召喚されたら速やかに葬ること。式神が召喚される順番は決まっているので、風神とおいてけ掘が続けて召喚されたら、即座に「業炎闘武」→「炎陣の連符」→「旋風脚」で瞬殺できるように調整しておく。
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- 基本的には「水牢の鋼符」をひたすら使用する。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整。「炎陣の連符」は宴馬/朧武者が「業炎闘武/戦人」を使用したあとに、敵の白炎攻撃に割りこまれるのを回避するためにも使用する。ただし、「炎陣」を使用しても敵の攻撃に割りこまれそうなときは、「水牢の鋼符」を使用したほうが安全。
- 天道宴馬
- 式神を回転させながら、合間を縫って自分も攻撃。自分か沙魔のHPが減っているなら「手当て」を使用する。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」、減っていなければ「壱・転ばし」か「弐・斬りつけ」を使用する。
- 野襖
- 「さよなら野襖たん」。SPに余裕があり、沙魔か宴馬のHPが減っているなら「手当て」を使用。
- 朧武者
- 「戦人」→「滝破斬」。
ふらり火を速やかに倒せれば、あとは特に問題なし。三眼女や雷神が召喚される前に戦闘終了。
最終話 「天道姉妹 VS 災厄の魔女 !!」
VS ポチ子/ぬっぺほふ/傷パンダ
事前準備
- 「守りの数珠」を購入。
装備
- 天道沙魔
- 不動剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 黄昏の恩符
- 天道宴馬
- 吉備団子
- 怒りの数珠
- 癒しの札
- 鎌鼬
- 守りの数珠
- 野襖
- 紺色水着
- 癒しの札
- 朧武者
- 怒りの数珠
- 芳一の札
戦術
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- 基本的には「水牢の鋼符」をひたすら使用する。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整。「炎陣の連符」は宴馬/朧武者が「業炎闘武/戦人」を使用したあとに、敵の白炎攻撃に割りこまれるのを回避するためにも使用する。
- 天道宴馬
- 式神を交代させるとき以外はひたすら攻撃する。ぬっぺほふのHPを十分に減らしたら、「業炎闘武」→「旋風脚」でとどめ。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」、減っていなければ「弐・斬りつけ」を使用する。
- 野襖
- 「さよなら野襖たん」。SPに余裕があり、沙魔か宴馬のHPが減っているなら「手当て」を使用。
- 朧武者
- 「戦人」→「滝破斬」。
白炎属性の攻撃はぬっぺほふがときどき使用する程度なので、大した問題はない。楽勝。
VS ランダ
事前準備
- 宴馬のコマンドを「でこピン」と「業炎闘武」にしておく。
- 以下のアイテムを売却。
- 漢方ドリンク
- 火炎の爆符
- 怒りの数珠×2
- 「加速の数珠」を三つ購入。
装備
- 天道沙魔
- 雷鳴剣
- 炎陣の連符
- 水牢の鋼符
- 黄昏の恩符
- 天道宴馬
- 吉備団子
- 加速の数珠
- 癒しの札
- 鎌鼬
- 守りの数珠
- 野襖
- 紺色水着
- 加速の数珠
- 癒しの札
- 朧武者
- 加速の数珠
- 芳一の札
戦術
できればレヤック二体を先に一掃してしまいたいのだが、こいつらは回避率が異常に高く、「炎陣の連符」で命中率を上げても攻撃が外れることが少なくない。しかも素早さが高いので倒してもすぐ蘇り、自己修復で回復までしてしまう。こいつらを排除し続けながら戦うのはおそらく無理である。
しかたがないので、回復と「水牢の鋼符」で攻撃に耐えながら、ランダを「でこピン」で倒すことを優先する。「業炎闘武」と「戦人」は基本的に使用せず、「ぶん殴る」「旋風脚」「滝破斬」は当たればラッキー程度の気持ちで使用。白炎や風属性の攻撃が頻繁に来るとどうしようもないので、かなり運頼みになる。
ランダを無事に倒せたら、「炎陣の連符」で一気に加速して「業炎闘武」→「旋風脚」などでレヤック二体を速やかに撃破する。運悪く倒しきれなかったとしても、ランダが蘇ったときにはすぐ「でこピン」を叩きこめる状態にしておきたい。
各キャラクターの基本的な行動は以下のとおり。
- 天道沙魔
- 基本的には「水牢の鋼符」をひたすら使用する。行動順が宴馬より先になってしまった場合は「炎陣の連符」で調整。
- 天道宴馬
- HPかSPを回復するために式神を交代させるとき以外はひたすら攻撃。
- 鎌鼬
- HPが減っていたら「参・塗布」。それ以外のときはひたすら待機。ただし、蘇り直後のレラックを攻撃できるなら「弐・斬りつけ」を使用してもよい。
- 野襖
- 「さよなら野襖たん」。
- 朧武者
- 沙魔か宴馬のHPが大幅に減っているなら「呪詛払い」を使用。それ以外のときは「滝破斬」。
戦術が確定してからも二、三十回は敗北したが、なんとか勝利。
あとがき
思ったほど苦労はしませんでしたね。ランダ戦だけは運に頼らざるを得ませんでしたが、他のボスは普通に勝てましたし。やはり「水牢の鋼符」はでたらめに強いです。ドラクエでいえば、アストロンしながら攻撃できるようなものですからね(汗)。これを禁止にしたら、さすがに引継ぎなしで初期レベルクリアは無理でしょうか。