脅威のネクロリンカ法

邪道と言われてもしかたがないような、キャラを超パワーアップさせる技があります。
オウガファンの多くは、この方法を「ネクロリンカ法」と呼び、ある時は崇拝し、ある時は忌み嫌います。^^;
ゲームバランスを崩す数々の技の中でも、とびきり大影響を与えてしまう、この技を紹介しておきましょう。
 
まず、この技を使うためには、ある2つの魔法を持っていなければなりません。
それが技の呼び名にもなっている、暗黒魔法ネクロマンシーと、竜言語魔法リーンカーネイトです。
入手場所、使用可能クラス等は、こちらをご覧下さい。
 
 ◆ネクロマンシー
   第2章・Cルート 港町ゴリアテ (vs ダゴン戦のトロフィー)
   第2章・Lルート アルモリカ城 城門前 (vs モディリアーニ戦のトロフィー)
   第4章 死者の宮殿 最深部 (vs ニバス戦のトロフィー)
 
   魔法使用可能クラス = リッチ、プリンセス(カチュア)、うぃっち(デネブ)
   ※トレーニングでは使用できません
 
 ◆リーンカーネイト
   第4章 死者の宮殿 B50〜74F (vs ←こちらの敵ユニット戦のトロフィー)
 
   魔法使用可能クラス = ウォーロック、プリンセス(カチュア)
   ※トレーニングでも使用できます
 
 
ネクロマンシーは、戦闘で死亡したキャラを、アンデッドとして蘇生する(最大HP/MPは生前の50%)
という魔法です。
アンデッドなんて、どこにでもいるし、すぐ説得できるんだから、わざわざこの魔法を使って
ゴーストやスケルトンを作りたいと思う人は、あまりいないでしょう。
なので、この魔法を持っているだけでは、正直なところほとんど意味はありません。
 
一方、リーンカーネイトは、アンデッドを人間に転生させるという魔法です。
しかも、転生前の能力値はそのままで、レベルだけ「1」になるという優れもの。
どの辺りが優れているのかと言うのは、こちらの流れをご覧下さい。
 
 ★キャラ死亡 ⇒ ネクロマンシーでアンデッド化 ⇒ リーンカーネイトで人間化(レベル1) ⇒
   人間として一定レベルまでレベルアップ ⇒ また★から繰り返し
 
能力値は引き継ぐにも関わらず、レベルだけが1にダウンするということは、例えば、
レベル1から20までアップさせれば、そのレベルアップ分の能力値が、上乗せされていくわけです。
(元々、味方のレベルが20ぐらいですから、トレーニングすれば、簡単にレベルは上げられます)
 
これを、繰り返していけば、各能力値を限界値の999まで上げることもできます。
実際は、1度転生させただけでも、他のキャラを寄せ付けない強さのキャラになってしまいます。
何度も繰り返したキャラだと、他のキャラのATが回ってくるまでに、何回もATが回ってきますので、
それこそ、1人だけで敵キャラ全てを倒すなんてのも、楽々できてしまうわけです。
さらにスナップ剣と組み合わせると、極悪非道な剣が出来上がります。^^;
ということで、ゲームバランスを考えると、あまりお薦めはしません。
すでに何度もプレイしている人が、もう一度ストーリーだけ体感したい…なんて時にはいいかも。
 
ネクロマンシー+リーンカーネイトで、もう1つ特徴があります。
アンデッドになった時点で、ALIがC(カオス)になります。
人間に戻る時には、ALIはランダムに決定されますが、運が良ければ↓こんなことも。
ALI=Cでしかチェンジできないテラーナイトになりたいけど、このキャラのALI=L(ロウ)だしなぁ…
このまま成長させても使い道が…なんて場合、応用が利きます。 ね? ヴォルテールさん。^^;
 
ちなみに、タクティクスオウガ外伝にも、この2つの魔法は存在します。
ネクロマンシーはアンデッド化の魔法、リーンカーネイトは人間化の魔法なのですが、
レベルが「1」にならないので、ネクロリンカ法を実行することはできません。
「勲章」をコンプリートするために利用する…という用途が、ほとんどでしょうね。

 
 
 
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