できごと帳バックナンバー
2004年


2004年11月3日

記事一覧に戻る

IEAKを使ったInternet Explorerのカスタマイズ@

会社で使用されるアプリケーションを大量にアップデートする必要に迫られると言うことはよくあることだと思います。
例えば、古いバージョンのサポート期限が切れた時などです。

最も利用されているアプリケーションといえば、ブラウザやメーラーでは無いかと思います。
また、そのブラウザの中でも最も利用されているものは残念ながらInternet Explorerでしょう。(^_^;

Internet Explorer の場合、そのような大量インストール&設定に便利なIEAK(Internet Explorer Administration Kit:Internet Explorer管理者キット)というツールが公開されています。
最近、管理人の職場でもInternet Explorer5.5のサポート終了を受けてInternet Explorer6.0へのアップグレード作業を大量に行ったのですが、その時にもIEAKを活用しました。

これから何回かに分けて実際に管理人が行ったIEAKを利用したInternet Explorerカスタムパッケージの作成法や利用法を述べたいと思います。

Part1:どのように便利なのか?

まず普通にInternet Explorerをインストールする方法はといえば、Windows Updateを利用したり、MSのサイトからインストーラをダウンロードしてインストールするというところでしょうか。
1台や2台ならそれもいいでしょうが、100台ならどうでしょう?
50〜60MBもあるデータをいちいちダウンロードなんかしてられませんよね。(^_^;

また、インストールウィザードでは使用許諾書への同意など、いくつかの操作を行わなければなりませんが、これも台数が多いと大変です。
カスタムパッケージにはハンドフリーインストールというオプションが用意されており、インストーラを実行すればコンピュータの再起動まで自動的に行うことができます。

さて、インストールが終了すれば作業が終わりというわけではありません。
まず、ブラウザやメーラーに各種設定を行わなければなりません。
企業ではホームページ、プロクシ、ブックマークを統一的に設定しているケースが多いと思いますが、これらをカスタムパッケージで同時に設定することができます。

さらにInternet Explorer6.0のセキュリティ修正プログラムを適用しなければなりませんが、これもパッケージに組み込んで適用することが可能です。

次回以降、これらの機能+管理人が独自に工夫した機能を組み込んだカスタムパッケージの作成を説明していきます。o(^0^)o


2004年8月31日

記事一覧に戻る

Planex の無線LAN製品は最悪です

私のような仕事をしていると、いろんな人からおすすめのPCとか周辺機器について尋ねられます。
ネットワーク機器の推奨品を尋ねられたとき、私はPlanexを勧めてきました。
それは以前にISPのコールセンターに勤めていたときに、私に色々と教えてくれた先輩が推奨していて、私自身実際にLANボードやHUBを使用して満足していたからです。

しかし、今回私はこれを撤回します。
今まで私が推奨してきた皆さん、すいませんでした。m(__)m

Planexの無線LAN製品はサポートも含めて最悪でした。
このメーカーの製品を購入されないことをお勧めします。

これから私がそう思うようになったいきさつを述べたいと思います。

私は2004年5月22日にPlanexのGW-DS11C(IEEE802.11b対応)を購入しました。
この時点では IEEE802.11b/g対応の上位機種(GW-DS54G)が発売されていまして私も実際それをWinXPマシンで使用していましたが、この機種はWin98対応ではなかったのでWin98マシンで使用するためにGW-DS11Cを購入したのです。

そして当日早速セットアップしたのですが、問題が発生しました。

アクセスポイントは同じPlanexのBLW-04FMGを使用していまして当然WEPによる暗号化通信を利用しています。
WEPなしで接続するとつながるのですが、WEPを有効にするとつながらなくなってしまうのです。
暗号化の認証方式には「Open」と「Shared」があり、GW-DS11Cのユーティリティには自動的にそれらを選択する「Auto」の3つの選択肢があります。
通常は「Auto」でつながらなければおかしいのですが、これがつながらないのです。

ユーティリティで「Open」に変更するとつながるので、それでもいいかとも思ったのですが、PCを再起動すると何故かまた「Auto」になってしまい、つながらなくなってしまうのです。(´ヘ`;)

PlanexのサポートサイトでFaq情報を調べましたが、結局ユーザーの設置、設定の再確認をうながす内容が掲示されているだけでした。

そこで、一応Faqにあった方法を一通り試したあと、2004年5月23日にPlanexのWebのサポートフォームから上記の内容とその解決方法を問い合わせました。

下記がその問い合わせフォームに記載した内容です。

■製品型番
GW-DS11C
■シリアルナンバー
01CJ06382
■接続回線の種類
ADSL/CATVなどのブロードバンド接続
■設置環境
1.アクセスポイント、無線LANアダプタがどのように設置されているか教えてください

距離は約3メートル。アダプタ側は卓上アンテナを使用。

2.アクセスポイントの周囲の状態を教えてください

特筆項目なし。

3.アクセスポイントに接続されているネットワーク機器のメーカー名、型番を教えてください

NEC Aterm WD605CV

■ご質問内容
1.現在の状態を詳しく教えてください

御社FAQ情報 4998 と同様の現象が発生している。
具体的にはGW-DS11C Utilityの暗号化タブにある「認証モード」を「Open Authentication」に設定しても次回PCを再起動すると「Auto」に戻ってしまう。
このため、接続するにはいちいち「Open Authentication」に設定し直さなければならない。

2.画面に表示されているメッセージを具体的に教えてください

特になし。

3.おこなっていた作業内容を教えてください

FAQ情報 4998にあるようにPCIスロットの変更、ドライバ&Utilityの再インストールを行ったが改善されない。

また、FAQ情報13982を参考にしたが、記載されている「Authentication Algorithm」の項目が詳細設定にはなかった。
アクセスポイントに御社BLW-04FMGを使用している。
Macアドレスフィルタリングの無効を試みたが、「無線MACアドレスフィルタ」の項目を「無効」に設定して「設定」ボタンをクリックすると、「入力違反:MACアドレスを入力してください」とメッセージ表示されて無効にできない。
この解決法についても併せてご教示願いたい。
(WinXPのIESP1とOpera7.23で試みた)

4.弊社製品以外に利用している周辺機器があれば教えてください

Corega FEther PCI-TXM
ちなみにこれを削除しても改善されない。

5.お客様がインストールしたソフトウェアを教えてください

Microsoft Office2000
HP Deskjet 815C
ほか

しかし、1週間経過しても返事すらありませんでした。(--#)

結局11日経過した6月3日にPlanexのサポートセンターに電話で問い合わせを行いました。

その時の担当者は「水野」という方でしたが、有効な解決策は特に示されませんでした。
結局 不良品であると思われるのでリペアセンター迄製品を送付するように指示を受けましたので翌6月4日にリペアセンターに製品を送付しました。

6月8日に製品が返送されてきまして、その修理報告書には次の文言がありました。

「お預かりしました本製品ですが、動作検証をした結果、製品本体に不具合があることを確認いたしましたので、無償にて検査良好品と交換させて頂きました。
この度は、ご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。」

参照:修理報告書

実際に製品は交換されていたようですが、結果は全く変わっていませんでした。

思うに、ろくな検証もせずに単に新品と交換しただけだったのでは無かったかと思います。

再度サポートセンターに連絡し、上記水野氏にその旨伝えたところ、今度はドライバ&ユーティリティのベータ版(当時。現在は公開されていますVer.1.80)を試してほしいといわれ、試してみましたが解決しませんでした。

このことから、この機種自体が欠陥を抱えていることは明らかと思います。
また、今までの対応も不誠実(当初の問い合わせに対して10日以上放置された)であり、その場しのぎ的で姑息(動作検証もせずに単に製品を交換するだけで済まそうとした)と言わざるを得ないと思いました。

ここに至って、この製品は返品しようと考え、下記の内容のメールを水野氏宛に6月11日に送りました。

水野様

下記の新しいドライバ&ユーティリティを使用しても症状は改善しませんでした。

率直に言ってもうこの製品は返品したいと思っております。
この製品と交換に製品代金4170円と先のリペアセンターへの発送費用710円を返金頂きますようお願いいたします。

それに対して翌6月11日に以下のメールが返信されてきました。

プラネックスコミュニケーションズ(株)
サポートセンターの水野です。
平素は弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

ご迷惑をお掛けして申し訳御座いません。

返品についてですが販売店にてご相談してください。
弊社では返品についてお受けすることは出来ません。
お客様は販売店と製品の売買契約をしたことになります。

以上、申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。

初めの問い合わせを10日以上放置されたこと等から、購入日からこの日まで20日経過しており、販売店の初期不良交換期限(大体どこでも2週間くらい)を超過していました。
勝手な言い分だと思いましたが、一応販売店にお願いしてみることにしました。

販売店の方もいい迷惑だと思いますが、こちらの事情をお話ししてお願いしたら快く返金してくれました。
その際、店の責任者曰く、Planexの無線はトラブルが非常に多いということでした。

次にリペアセンターに製品を送付した際にかかった送料の返金を求めました。
以下のメールを6月13日に送りました。

水野様

製品代金の方は販売店に返金してもらいました。

リペアセンターへの発送費用710円のみ返金お願いいたします。

それに対する返信が6月14日にありました。
下記の内容です。

プラネックスコミュニケーションズ(株)
サポートセンターの水野です。
平素は弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

申し訳御座いませんが送料の返金は出来ません。
保証書にも送料は相互負担にさせていただいておりますので
お返しすることは出来ないです。

ご迷惑をお掛け申し訳御座いませんが何卒宜しくお願い致します。

リペアセンターに提出して復旧したのならともかく、同様の現象が発生する製品が送り返されてきただけなのに、あきれてしまいます。(−−#)
送料どころか、こちらが被った時間的損害、精神的苦痛を賠償してもらいたいくらいです。
ただ、このような議論をテクニカルサポートの担当者と行ってもしかたないと思い、以下のメールを6月14日に送りました。

水野様

確かに保証書には「誠に勝手ながらリペアセンターへお送り頂く際の送料はお客様の負担でお願いいたします。」と記載されていますが、それは御社の申し上であり、私が同意したわけではありません。
御社から返送されてきた修理報告書には「動作検証をした結果、製品本体に不具合があることを確認致しました」とある以上、御社には私に全く負担をかけずに製品を修理または良品と交換する責任があると思います。

よって改めて発送費用の返金を申し入れます。

また、大変失礼ではありますが、このような内容を技術サポートを担当されている貴殿と交渉することは適当では無いように思います。

渉外担当等適任者、または責任あるお立場の方と交渉させて頂きたいと思いますので、その旨お伝えいただいた上、改めてご連絡頂けますようお願いいたします。

このメールに対して返事はありませんでした。
10日待って下記のメールを6月24日に送信しました。

水野様

私が下記のメールをお送りしてから相当の日数が経過しておりますが、未だ貴社よりの連絡をいただいておりません。
速やかにご連絡頂けますよう重ねてお願い申し上げます。

また、担当が貴殿より別の方に変わられておられるのであれば、その方と直接連絡を取りますので、連絡先をお教えください。

以上、よろしくお願い致します。

このメールに対しても未だ返信はありません。
この水野氏がどういった立場の方か存じませんが(正社員なのか、派遣社員なのか、アルバイトなのか)Planexという会社は礼儀も知らないようです。

そのほかにもPlanexの無線LAN製品に対して疑問に思っていることがありますのでついでに述べます。

無線LAN機器におけるメーカー間の互換性を保証する規格にWi-Fiというものがあります。
私的にはこの規格の取得も製品選びのポイントの一つでした。

先にも述べましたが私はPlanexの無線アクセスポイントBLW-04FMGと無線LANアダプタGW-DS54Gを所有しています。
これらはいずれも「Wi-Fi取得予定」とWebに記載されています。(BLW-04FMGの方は製品パッケージにも記載されていました。)

しかし、製品発売後相当経過したにもかかわらず、未だに「取得予定」のままです。

本当に取得するつもりがあるのでしょうか?(・_・>)

何かの都合で遅れているのか、「予定は予定だから…」と言う考えでいるのか、取得の見込みもないのに「取得予定」と銘打ったのかは不明ですが、何かいい加減な感じがします。

また、この他にも頻繁に接続が寸断するという問題が多発しているようです。


2004年6月24日

記事一覧に戻る

ピボットテーブルの文字化け

Excel2002で作成したピボットテーブルが文字化けしてしまうことがあります。

参考: [XL2002]ピボットテーブルを作成するとドロップダウンリストのアイテム名が文字化けする

詳細は上のリンクを参考にしてもらえばいいんですが、気をつけなければならないのは、最新の Microsoft Jet 4.0 Service Pack を適用してもすでに作成してあるピボットテーブルの文字化けは直らないということです。

この場合はやむを得ないので、Excel2002で新規ブックを作成し、古いブックのデータをコピー(シートコピー不可)するなどしてピボットテーブルを作成し直してください。

会社などには担当者が替わっても延々使用され続けている、やたら古いブックが存在したりしますので、ご注意を。(^_^;


 


つまらない記事ですが、お読みいただき本当にありがとうございます。
もしよろしければ、掲示板にひとこと書いていって下さるとうれしいです。

ツッコミや追加の質問なども歓迎します。

ここをクリック
トップページへ

お気楽 ひまひまつぶしへ

Office Okimoto 掲示板へ


(c) 2001-2004Office Okimoto All Rights Reserved.